ハハコグサ属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:25 UTC 版)
ウィキスピーシーズにハハコグサ属に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、ハハコグサ属に関連するカテゴリがあります。 ハハコグサ属(ハハコグサぞく、学名: Gnaphalium)は、キク科の属の一つ。世界中に100種ほどが知られ、日本ではハハコグサ、チチコグサ、アキノハハコグサなど5種ほど、それに若干の新しい帰化種が加わる。属の学名グナファリウムは、軟毛に由来するフェルトを意味する。英語名のエバーラスティングは、丈夫なラシャ布を表す語である。チチコグサとハハコグサは姿が似ているが、チチコグサの花色は褐色、ハハコグサは黄色であるので区別ができる。 ハハコグサ Gnaphalium affine アイセイタカハハコグサ Gnaphalium affineluteoalbum タイワンハハコグサ Gnaphalium formosanum アキノハハコグサ Gnaphalium hypoleucum - ハハコグサに似るが、夏以降に花をつけることと、ハハコグサの花茎が先端近くでだけ分枝するのに対して、アキノハハコグサでは中程からもよく分枝する点で区別される。本州から九州の山地に生える。アキノハハコグサモドキ Gnaphalium hypoleucum var. amoyense ニイタカチチコグサ Gnaphalium involucratum チチコグサ Gnaphalium japonicum - ハハコグサに似るが、花の色が褐色。 セイタカハハコグサ Gnaphalium luteoalbum ヒメチチコグサ Gnaphalium uliginosum なお、ウスベニチチコグサ属(学名: Gamochaeta)をハハコグサ属に含めることもある。 ホソバノチチコグサモドキ Gamochaeta calviceps ウラジロチチコグサ Gamochaeta coarctata チチコグサモドキ Gamochaeta pensylvanica ウスベニチチコグサ Gamochaeta purpurea
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