相利共生の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 02:00 UTC 版)
両者が互いに利益を得る形の共生では共進化の関係が見られやすい。たとえばヤドカリとその貝殻上に生息するイソギンチャクやヒドロ虫(イガグリガイなど)、スナギンチャク(ヤツマタスナギンチャクなど)の例がある。ヤドカリの側は殻の上にこれらの刺胞動物が生息することで敵の攻撃を受けにくくなる。刺胞動物は移動手段を得られる。しかも、ヤドカリは宿替え後その刺胞動物を新しい貝殻上に移動させることもある。
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