映画第12作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:30 UTC 版)
本作の悪役であるハリソン中佐のテロにより、ロンドンの地下施設が爆破され艦隊本部も襲撃されたのち、クリンゴンの母星で彼を逮捕した際に明らかになった中佐の正体「カーン」なる人物について、若きスポックはスポック・プライムに問い合わせる。スポック・プライムは、カーン・ノニエン・シンはエンタープライズが遭遇した最強・最悪の脅威であり、その打倒に犠牲を払ったと忠告する。その後カーンはアレキサンダー・マーカス提督の宇宙戦艦を乗っ取り、その攻撃でメインコアが停止したエンタープライズは地球へと墜落する。カークが放射能が充満した機関室に突入してメインコアを修復して船を救ったものの、(かつてのスポック・プライムのように)被曝したカークは命を落としてしまう。あまりの仕打ちに激情に駆られたスポックはヴァルカンの掟も冷静さもかなぐり捨て、指揮まで放棄して単身カーンを追跡。危うく返り討ちにされかけるが、間一髪でウフーラに救われる。この事件の後、カーンの血清で蘇ったカーク艦長の許、エンタープライズ副長として前例のない5年間の宇宙探査に出発する。
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