映画第1作・ロマンス編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:08 UTC 版)
「コンフィデンスマンJP」の記事における「映画第1作・ロマンス編」の解説
★は主要ゲスト・「オサカナ」 ラン・リウ★ 演 - 竹内結子 香港の大財閥「射手座集団(サジタリウス・グループ)」総帥。香港マフィアの女帝で、その冷酷さから「氷姫」という異名を持つ。8年前に父が総帥を引退し、ランが後を継いだ。以来業績を伸ばし続けているが、裏社会を使って脅迫、暴力、買収は日常茶飯事であるため評判は最悪。また、司法や警察もお金で手懐けている。従業員に対する不当なリストラを行って、鉢巻ら市民の怒りを買い、集団デモにまで発展させた。メディア嫌いで人前にはほとんど顔を出さない。幻の宝石「パープルダイヤ」を所有している。 実は本物のランではなく、正体はダー子の知己であるコンフィデンスウーマン。かつてダー子を完膚なきまでに騙し抜き、身も心も奪った存在としてダー子から「スタア」と呼ばれていた。個人的な呼び方らしく、詐欺師業界での通り名として使われているかは不明。ダー子が赤星とジェシーを釣り上げるにあたり、彼らが食いつくエサとして都合が良かったためランに成りすましていた。 尚、本物のラン・リウは普段は街の掃除係や、飲食店従業員として街に溶け込んでおり、大きい眼帯の下にはパープルダイヤが埋め込まれている。 「プリンセス編」では冒頭にてダー子と組んだ仕事を失敗したことから彼女と仲違いしたが、かつて世話になったウメへの義理から、陰でフウ一族相手の仕事を手伝っていた。 「英雄編」では名前のみ登場。ボクちゃん曰く警察からの手を恐れて行方をくらましている。 ジェシー★ 演 - 三浦春馬 天才恋愛詐欺師。以前ダー子と組んだことがあるが、標的の女性を身も心も弄び大金を巻き上げるやり口を嫌う彼女とはすぐに決裂している。 パープルダイヤを騙し取るためダー子たちに先んじてランのもとに潜り込んでいたが、仕事が進まないためダー子を引き抜いてランを騙してダイヤを奪う。その後依頼人である赤星の存在とスパイとしてモナコを潜り込ませていたことを明かし、ダー子たちを赤星に引き渡そうとするが、ラン率いる香港警察に包囲されそうになったため赤星と共にヘリで逃亡する。 しかし、実は彼と赤星こそが今回の「オサカナ」であり、仔猫の鈴木をカモにされたことに怒ったダー子によって標的に。ラン・リウがパープルダイヤを持ち出す状況を創り出すために、彼女と本当は未だ愛し合っている(という設定の)元夫と駆け落ちさせつつも、土壇場で彼を30億で買収して修羅場を誘発してラン・リウからダイヤをかすめ取るという計画だった。しかし、その元夫もダー子の仕込みであり、まんまと騙し返されて赤星に多額の損失を出してしまい、粛清を恐れて逃亡した。 このエピソードは、視聴者に近い目線であるモナコを通じてジェシーを騙すという構成のため、冒頭とエピローグを除いた内容のほぼすべてが偽物という壮大なものとなっている。 「プリンセス編」では仕事のサポートをさせようと目論んだダー子に誘導される形でパーティーに呼び出され、同じ会場にいた赤星に見つかることを恐れ渋々協力した。 「英雄編」では名前のみ登場。ボクちゃん曰く警察からの手を恐れて行方をくらましている。 高松千鶴(たかまつ ちづる) 演 - 山口紗弥加 ランの幼少期の家庭教師。ランの過去を調べに来たボクちゃんとモナコに情報を提供するが、いち早く存在を突き止めていたジェシーにも同様の話をしていた。 終盤にて、上記の設定は嘘であり、スタァの仔猫の一人であることが明かされる。 宝石研磨職人 演 - 小栗旬 香港の偽宝石造りの名人。ランに売り込む模造宝石の製作をダー子に依頼される。 なお、メインの仕事は偽の「パープルダイヤ」制作であり、このときダー子の注文で細かい細工を施している。「プリンセス編」でもこの細工が登場しているので密かに関与していたと思われる。
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