映画第2作・プリンセス編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:08 UTC 版)
「コンフィデンスマンJP」の記事における「映画第2作・プリンセス編」の解説
★は主要ゲスト・「オサカナ」 コックリ 演 - 関水渚 ダー子の新たな子猫。結婚詐欺師・ウメの娘で、母の死後は身寄りがいないことからたらい回しにされた挙句、ヤマンバにこき使われていた。本名は「こころ」だが、人に言われたことをこくりこくりとなんでも頷くことから「コックリ」と呼ばれる。引っ込み思案ではあるが意志は強く観察力も鋭い。だが詐欺師には不向きなほど優しく欲が無い。 ダー子によりヤマンバのもとから解放された後、大金を騙し取るため「ミシェル・フウ」に成りすまし、母親に扮したダー子と共にフウ家に潜入。本物と受け入れられ4ヶ月にわたる勉強とレッスンの受け正式にフウ家の新当主となり、引継の式典ではクリストファーを爆弾で殺そうとしたテロリストが過去に街で会った人であることを知り冷静に説得する度胸の高さを見せる。その後、トニーの計らいで改めて真相を隠した上で当主として受け入れられ、ダー子達と離れ新たな道を歩み始めた。 「英雄編」にも登場。 レイモンド・フウ★ 演 - 北大路欣也 "総資産10兆円"とも言われるフウ家の当主で世界有数の大富豪。現役時代は極めて強引な買収を重ねており、テロ予告も日常茶飯事。自身の遺産を全て隠し子の「ミシェル・フウ」に相続するという遺言を残し他界する。 実はそもそも「ミシェル・フウ」などという人間は存在しておらず、本編よりも2年前(ロマンス編)にダー子たちが食事をとっていた所にたまたまレイモンドがおり、後継者不足に困る店主に提案した「遺産の相続先に仮想の人間を指定し、それを狙った詐欺師から後継者に相応しい人間を育てさせる」という計画をそのまま参考にしていた。つまり、今回の全ての起因は本人は知らずともダー子にあった。 ブリジット・フウ 演 - ビビアン・スー フウ家の長女。傲慢かつわがままな性格。これまで3人の美男と結婚するも、その性格が災いし3人とも捨てた。相続人が自分ではないことが気に入らなく、コックリに様々な嫌がらせをする。わずかではあるが日本語も話すことができる。 だが、本当は「煌びやかで派手な生き方」よりも「小さな幸せを望む」性格であり、ユージーンからの絵も友人たちの前では捨てるよう命令するが本当は大切にとっておくなど想いを捨てきれずにいた。 式典後、スタァからトニーに託されたレイモンドの手紙の内容を聞き、フウ家の呪縛から解放されたことでユージーンと交際を始める。 クリストファー・フウ 演 - 古川雄大 フウ家の長男。冷酷無比な性格。父のレイモンドよりも多くの資産を手に入れようと常にビジネスで自分を売り込んでいる。「財産を持っていかれるから」との理由で重度の女性不信。コックリがフウ家に訪れてからはブリジット同様、コックリに様々な嫌がらせをしており、ダー子が当主の座と引き換えに金銭を要求した際には小銭2枚を投げつけている。 だが、本当は幼い頃から昆虫博士を目指していたものの、フウ家の方針により昆虫博士の道を捨て経営の道に進まざるを得なかった。それでも自身の部屋には多数の標本や昆虫図鑑を飾るなど知識と情熱は捨てきれずにいた。 式典後、スタァからトニーに託されたレイモンドの手紙の内容を聞き、フウ家の呪縛から解放されたことで自由に昆虫採集を始め、再び夢を追いかけ始める。 アンドリュー・フウ 演 - 白浜亜嵐 フウ家の次男。自由奔放な性格。その性格が災いし、遊び呆けたことでビジネスから追放される。 女性と遊び呆けてるような印象を持たれるが、実際は同性愛者であり、見栄の張り合いであるパーティーもあまり好きなタイプではなかった。 実は日本に来た際にフウ家と手を組み世界進出を目論む赤星に弱みを握られたことでラインがつながっており、自身もビジネスから追放されたがミシェルが死亡すれば遺産が3分割されることから赤星にミシェル(コックリ)の殺害を依頼。だが、途中で怖気づき中止を進言するも赤星から無視。さらにテロリストに襲われ命の危機に晒されるが、コックリの説得により救われる。 式典後、スタァからトニーに託されたレイモンドの手紙の内容を聞き、フウ家の呪縛から解放されたことでボーイフレンドとも公に交流を始めることができた。 トニー・ティン 演 - 柴田恭兵 フウ家の執事。フウ家を陰で支えており、どんなことが起きてもフウ家のために最善を尽くす。常にペーパーナイフを所持しており、万が一の場合にはそれを使用することも躊躇わない。 様々な工作の結果、コックリとダー子が「ミシェル・フウとその母」と信じ2人にプリンセスレッスンを受けさせるが、その後の調査とスタァから受け取った手紙によってコックリが偽物であることを知ってしまう。だが、「フウ家のために何をするのが最善か」という思案の末、この事実を隠蔽した上でレイモンドの手紙を兄弟に聞かせ、3人の仲を解きほぐすと共に、コックリを正式に「ミシェル・フウ」とすることを決意。最後はフウ家の全てを解決してくれたダー子達に敬礼をしコックリと共に別れを告げた。 ヤマンバ 演 - 濱田マリ 中年の女詐欺師。性格は横暴で、引き取ったコックリを学校にも通わせずに虐待し、自分の仕事を手伝わせていた。 「英雄編」では名前のみ登場。ボクちゃん曰く逮捕されたとのこと。 ユージーン 演 - 濱田岳 売れない画家。ブリジットのことが好きでよく絵を送ってくるが表面上は全く相手にされていない。しかし、ミシェルの当主就任後、ブリジットと交際を始めることができた。 ホテル支配人 演 - 滝藤賢一 ランカウイ島で行われたパーティー会場のホテル支配人。途中、娘へのプレゼントとしてミシェル(コックリ)にサインをお願いしていた。 式典でのテロ騒ぎにより一連の責任を取らされオーナーから解雇されるが、コックリが当主就任後最初の仕事としてランカウイ島のホテルを買収。再び支配人として雇用されることができた。 ダー子とコックリを助けた男 演 - GACKT 計画の破綻からSPの目を盗み脱走をしたダー子とコックリに街で出会い、テーブルの下に隠れさせ追手のSPに嘘をつき匿った。 元某国大統領夫人 演 - デヴィ・スカルノ 式典に来ていた元大統領夫人。パーティー中、ブローチを落としてしまい五十嵐にブローチ探しをお願いする。
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