ロマンスとは? わかりやすく解説

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romance

別表記:ロマンス

「romance」とは・「romance」の意味

「romance」は、英語で恋愛愛情意味する言葉である。また、動詞としては、恋愛関係を築くことや、誰か愛情を示すことを表す。さらに、形容詞romantic」は、恋愛関連するものや、感傷的な雰囲気を持つものを指す。

「romance」の発音・読み方

「romance」の発音は、/rəˈmæns/(ロマンス)と読む。アクセントは、二つ目音節に置く。

「romance」の語源・由来

「romance」の語源は、中世ラテン語の「romanicus」であり、ローマ言語や文化関連する意味を持っていた。その後フランス語経て英語に取り入れられ恋愛愛情意味する言葉として使われるようになった

「romance」と「love」の違い

「romance」と「love」は、どちらも恋愛愛情関連する言葉であるが、ニュアンス違いがある。「romance」は、恋愛魅力感傷的な雰囲気強調するのに対し「love」は、深い愛情や絆を表す。

「romance」を含む英熟語・英語表現

「no romance」とは

「no romance」とは、恋愛関係がないことや、恋愛要素欠けている状況を指す。意味としては、「恋愛がない」ということである。

「romance」に関連する用語の解説

「romance(音楽用語)」とは

音楽用語としての「romance」は、感傷的なメロディを持つ楽曲ジャンルを指す。主に19世紀ロマン派音楽において、独奏楽器歌曲形式用いられた。

「romantic」とは

romantic」は、形容詞であり、「romance」に関連するものや、感傷的な雰囲気を持つものを指す。また、ロマン派」や「ロマン主義」といった文学芸術潮流関連する意味も持つ。

「romance」の使い方・例文

1. Their romance started when they were in high school.(彼らの恋愛高校時代始まった。)
2. He tried to romance her with flowers and chocolates.(彼は花やチョコレートで彼女に愛情示そうとした。)
3. The romantic atmosphere of the restaurant was perfect for their date.(そのレストラン感傷的な雰囲気は、彼らのデートにぴったりだった。)
4. The novel is a historical romance set in the 18th century.(その小説18世紀舞台にした歴史恋愛物語である。)
5. The movie is a romantic comedy about two people who fall in love unexpectedly.(その映画は、予期せぬ恋に落ちる2人描いたロマンティック・コメディである。)
6. She prefers romance novels to mystery novels.(彼女はミステリー小説よりも恋愛小説を好む。)
7. The couple enjoyed a romantic getaway to Paris.(そのカップルは、パリへロマンチックな小旅行楽しんだ。)
8. The song has a beautiful romantic melody.(その曲は美しロマンティックなメロディがある。)
9. Their office romance was a secret to everyone.(彼らのオフィス恋愛誰にも秘密だった。)
10. The romantic era of literature and art was characterized by its emphasis on emotion and individualism.(文学芸術ロマン主義時代は、感情個人主義重きを置くことで特徴づけられる。)

ロマンス【romance】


ロマンス

英語表記/番号出版情報
アラン:ロマンスRomance作曲年1932年 
シマノフスカ, マリア・アガタ:ロマンスRomance出版年1820年  初版出版地/出版社Leipzig 
バックス:ロマンスA Romance作曲年1918年  出版年1919年  初版出版地/出版社: Ascherberg 
ソーゲロマンス ハ長調Romance en ut作曲年1929年  出版年1930年  初版出版地/出版社: Rouart-Lerolle 
ベネットロマンス ロ短調Romance in B minor作曲年1836年 
ロジェ=デュカス:ロマンスRomance作曲年1923年  出版年1923年  初版出版地/出版社: Durand 
フィールドロマンス 変ホ長調Romance in E flat major H.30出版年1816年  初版出版地/出版社Leipzig 
セーヴェルーロマンス ハ短調Romance in C minor
ペインロマンス ハ短調Romance in C minor Op.12作曲年: c1868年  出版年1869年  初版出版地/出版社Boston 
ペインロマンス 変ニ長調Romance in D flat major Op.39作曲年: c1882年  出版年1883年  初版出版地/出版社Boston 
チェルニーツェルニー):ロマンスRomance Op.70
シャミナード:ロマンスRomance Op.137
オベール, ルイ:ロマンスRomance Op.2作曲年1897年  出版年1897年  初版出版地/出版社: Durand  献呈先: DÉD à Mme Cabanette
シラス:ロマンスRomance Op.64
シラス:ロマンスRomance
シラスロマンス ヘ長調Romanze, F-dur
メリカント, オスカル:ロマンスRomance Op.12
ラフマニノフロマンス ヘ短調Romance作曲年1890年 
ラフマニノフロマンス イ短調Romance作曲年: 1888-90年 
リスト:ロマンスRomance S.169 R.66a作曲年1848年  出版年1849年 
タイユフェール:ロマンスRomance作曲年1913年  初版出版地/出版社: Ed. Max Eschig 
フィビヒフィビフ):ロマンスRomance Op.10作曲年1879年 
ローゼンハイン:ロマンスRomanze出版年1874年  献呈先: Bernard Cossmann
ナープラヴニーク:ロマンスRomance Op.51-1
ラフマニノフロマンス ト長調ピアノ連弾のための)Romance作曲年: 1894頃年 
ヴォーン・ウィリアムズ:ロマンスRomance作曲年1951年 
武満 徹:ロマンス作曲年1949年 
諸井 三郎:ロマンス作曲年1930年 
シュミット, フランツ:ロマンスRomanze作曲年1922年 

シューマン, クララ:ロマンス イ短調

英語表記/番号出版情報
シューマン, クララ:ロマンス イ短調Romanze作曲年1853年  出版年1986年 

作品解説

執筆者: PTNA編集部

作品21のロマンスと同じ頃、ロマンスの4曲目として盲目友人ロザーリエ・レーザーのために作曲された。なぜこの曲だけが、他のロマンスと共にとめられ作品番号与えられることがなかったのかは分かっていない。そして、他の3曲に遅れること約100年。ようやく1986年ヘンレ社から初め出版された。
透き通るような美しさをもつロマンスだが、どことなく寂しげでもある。左手の3連符半音階的に動くイ長調中間部明るさ中でもふとした瞬間陰り見せるところは、いかにもクララらしい。


チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調

英語表記/番号出版情報
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調Romance  Op.5作曲年1868年  出版年1868年  初版出版地/出版社: Jurgenson 

作品解説

2007年12月 執筆者: 和田 真由子

チャイコフスキーピアノ曲はあまり知られていないが、その作品の数は非常に多く、現在残されているものだけでも百曲にも及ぶ。作曲家として、また音楽院教官として活動はじめた頃、とりわけ1867年から1872年にかけて、チャイコフスキー多くピアノの小品次々作曲している。その中の一曲が《ロマンス ヘ短調》作品5である。1868年作曲されチャイコフスキー想いをよせていたメゾ・ソプラノ歌手デジレー・アルトーに献呈された。演奏所時間は約5分。
ヘ短調、4分の4拍子アンダンテ・カンタービレ歌われる悩ましげ旋律は、ポリフォニック発展をみせている。彼女を求めてやまないチャイコフスキー熱い想い感じられる中間部は、アレグロ・エネルジーコ。力強く情熱的に横の流れ中心になっている第1、第3部とは対照的に、縦のリズミカルな刻みが曲をひきしめている。和音内声響き充実させて奏する


シューマン, クララ:ロマンス ロ短調

英語表記/番号出版情報
シューマン, クララ:ロマンス ロ短調Romanze作曲年: 1855?年  出版年1976年  初版出版地/出版社: Müller 

作品解説

執筆者: PTNA編集部

ウィーン楽友協会にある自筆譜には、「1855年クリスマスと書かれているものの、おそらく1855年ブラームス誕生日のために書かれたものと思われる。曲の最後には「愛の想いをこめて!クララ」という言葉添えられている。彼女の日記には、この曲をブラームスのために、彼がローベルト入院しているエンデニッヒを訪問していた1855年4月2日作曲したこと、そして「私はそれを書いた時、とても悲しい気分だった。」ことが記されている。


ロマンス


ロマンス

作者磯崎なお

収載図書決戦は日曜日
出版社青磁ビブロス
刊行年月1995.12
シリーズ名ビーボーイノベルズ


ロマンス


ロマンス

作者小池真理子

収載図書奇妙な恋の物語
出版社光文社
刊行年月1998.3
シリーズ名光文社文庫

収載図書薔薇
出版社早川書房
刊行年月1999.9

収載図書迷宮
出版社祥伝社
刊行年月2002.6
シリーズ名祥伝社文庫

収載図書薔薇
出版社早川書房
刊行年月2003.10
シリーズ名ハヤカワ文庫JA


ロマンス

名前 RomanceRomans

ロマンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/22 14:58 UTC 版)

ロマンスromance)は、本来は「ローマ的」という意味の語。

中世ヨーロッパでは、正式な古典文化を意味する「ラテン」に対し、俗ラテン的という意味で「民衆のもの」という意味合いがあり、そこから以下のような意味が派生した[1]

音楽

クラシックの楽曲についてはロマンス (音楽) を参照。

アルバム

楽曲

アーティスト

ドラマ・映画・演劇

雑誌・漫画・戯曲・小説

人名

地名

脚注

関連項目

外部リンク


ロマンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 22:46 UTC 版)

タイの映画」の記事における「ロマンス」の解説

ハリウッド影響受けて成立西洋風でお洒落な浮気っぽい青年ではない男性と、お金持ち風貌若い女性(必ずしもお金持ちとは限らない)の恋愛話。身分違い出身違いなどで恋にジレンマ抱えている。シチュエーション現実社会実状大きく乖離しているのが特徴マンネリ化しすぎたため、現在ではあまり見られないが、『メナムの残照』などの様恋愛要素がある映画には大きく影響している。近年作品では、意図的にこのプロット利用した『アイアン・プッシーの冒険』などがある。

※この「ロマンス」の解説は、「タイの映画」の解説の一部です。
「ロマンス」を含む「タイの映画」の記事については、「タイの映画」の概要を参照ください。

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「ロマンス」の例文・使い方・用例・文例

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