ばいきんまん
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ばいきんまん(ラテン文字表記:Baikin-man[1]、Baikinman[2][3][4])は、アンパンマン・シリーズに主要なメンバーとして登場する架空のキャラクター[5]。
注釈
- ^ 本編中ではばいきんまんは角のことを「耳」とも発言している。
- ^ 2018年6月28日放送の『スッキリ』内のコーナー『クイズッス』では、ゲスト出演のばいきんまんがこの理由をクイズとして出題。正解は「バイキンメカを徹夜で造っているから」というものだった。
- ^ アニメ初期では悪いことをしている最中に、赤い目になることがあった。
- ^ 主にどんぶりまんトリオの頭の中身等の食べ物を巻き取るが、過去にはそれ以外の用途にも使われた。初期には辛い物が当たって舌先が分かれる描写もあった。
- ^ 現在の翅が小さい理由に関しては、バイキンUFOに乗り続けているうちに退化したためとされている。しかし退化した状態でも問題無く翅を使って飛行できている。
- ^ ただし、映画『ブラックノーズと魔法の歌』ではアンパンマンを応援するためにカーナや町の人々と共に嫌々『アンパンマンのマーチ』を歌っている。
- ^ ただし、TV第193話A『アンパンマンとドレミファ号』ではドレミファ号から流れる『勇気りんりん』(歌なし)を「賑やかな音楽は」と言って嫌っていなかった。
- ^ テーマソングの一つ、『ハ行で笑うばいきんまん』でも、それを歌っている。
- ^ TV第152話B『かまめしどんとバケルくん』、映画版『よみがえれ バナナ島』など。
- ^ ただし、過去にアンパンマンの顔の一部を口にしたり、おやつにあんパンを食べようとしたエピソードがある[18]。
- ^ テレビアニメ版初期の頃はアンパンマンやゲストキャラクター(浄化作用のある物質をモチーフにしたキャラクター(シャボンダマン、トータ、タワシくん、スポンジマンなど)やばいきんまんに厳しくするキャラクター(てんどん母さんなど))などに浄化作用のある物質に当たって体が小さくなったりするエピソードが多数存在したが、近年[いつ?]ではその頻度が少なくなった。
- ^ 基本的に小さくなっても1体のままだが、TV第92話B『アンパンマンとせんたくカメさん』では複数他に分裂された。
- ^ 『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』エンディング終盤のエピローグでは、ローラの雨によってかびるんるんと共に体色が白くなり、ドキンちゃんに別人扱いされてバイキン城に入れてもらえなかった。この後はバイキン城の復元マシンを使用して元の姿に戻っているようである。
- ^ TV第11話A『アンパンマンとイタイノトンデケダケ』で「泳げない」と言っている。
- ^ TV第239話A『ジャムおじさんとありがとうの日』では、アンパンマン号を乗っ取ったものの、運転方法が分からず直進させるのが関の山だった。
- ^ 変装時は「わがはい(我輩)」も使う。初期では「おれ(俺)」や「おいら」の時もあった。まれに「ぼく(僕)」「ぼくちゃん」とも言う。
- ^ ジャムおじさんに対してもかつては「ジャム」と呼び捨てにしていた。メロンパンナに対しては普段呼び捨てだが「ちゃん」付けで呼ぶこともある。
- ^ アニメ放送開始当時放送されていた日本テレビ系の音楽番組『歌のトップテン』にて、レポーターの吉村明宏が同番組司会の和田アキ子のような口調で「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」と言いながら登場していたが、ばいきんまんの方が元祖である。
- ^ 「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」の台詞はばいきんまんを象徴するセリフだが、ばいきんまん専用というわけではなく、ばいきんまんと同行しているドキンちゃんのほか、「バイキン色」で塗られたハートマークが付いたブロックが入ったつみきまんや、ばいきんまんからセリフを覚えたおくらちゃんも発言したこともあった。
- ^ 中尾も「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」の台詞は自身のアドリブではなく、初めから台本に書かれていたと発言している[37]。
- ^ 「(さようならという意味の)バイバイ」と「バイキン」をかけた挨拶。なお、2回に亘って敗れるパターンの場合、最初は「覚えてろ〜!」で、2回目が「バ〜イバ〜イキ〜ン!」となる。
- ^ 『ルビーの願い』ではばいきんまんの妄想シーン、『ブルブルの宝探し大冒険!』ではばいきんまんの夢の中の出来事のシーンであるため。
- ^ 「出たな」の部分は「来たな」「現れたな」になることもある。
- ^ 当初この回は最終回のエピソードとして放送される予定だった[要出典]。
- ^ ばいきんまんが優勢のまま物語が終わるのはTV第476話B「ばいきんまんとワッフルちゃん」など、戦いが皆無な話。ほか。
- ^ これに関して作者のやなせたかしは「疑わないことがアンパンマン世界での一つの約束」と語っている。また、ばいきんまんもアンパンマンの変装に引っかかったり、ドキンちゃんの変装に気づかない時もある。
- ^ その状態になったアンパンマンは「よく食べる子だな、いつもよりずっと顔がかけちゃった」とあきれていた。
- ^ なお、それ以前のエピソードであるTV第460話B「アンパンマンとバイキンチーズ」が存在するがそちらはかびるんるんが犬の着ぐるみの中に集団で入り込んで変装した姿で全くの別物である。そちらについてはアンパンマンの登場人物一覧#バイキンチーズを参照。
- ^ テレビアニメ版初期の頃は原曲(歌入り、歌なしのどちらか)で流れていたが、1993年以降はBGMにアレンジしたものに変わった
出典
- ^ 八重咲町 アンパンマン像・バイキンマン像(地図 - Google マップ)
- ^ 神戸市 バイキンマン像(地図 - Google マップ)
- ^ 神戸市 ドキンちゃん像(地図 - Google マップ)
- ^ 仙台市 ばいきんまんの像(地図 - Google マップ)
- ^ アンパンマン像・バイキンマン像(地図 - Google マップ)
- ^ 後免町 ばいきんまん像(地図 - Google マップ)
- ^ 後免町 ドキンちゃん像(地図 - Google マップ)
- ^ はりまや町 ばいきんまん像(地図 - Google マップ)
- ^ IMDb.
- ^ DVD『Soreike! Anpanman Daisuki Character Series Baikinman Baikinman To Baikinjou』DVD (2011).
- ^ CD "Animation - Soreike!Anpanman Genki Hyaku Bai Songs Baikinman" (2014).
- ^ fandam.
- ^ a b c d e f 朝日新聞社『朝日新聞』夕刊、2018年8月4日. “ばいきんまん”. コトバンク. 2020年7月18日閲覧。
- ^ friend, (2020).
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- ^ a b TV第2話A『アンパンマンとばいきんまん』
- ^ 『アンパンマン大研究』 (1998), 裏扉.
- ^ 『アンパンマン伝説』 (1997), p. 15.
- ^ TV第364話『でんでん一座とだいこん役者』
- ^ TV第176話A『アンパンマンとミニアンパンマン』、TV第198話B『こむすびまんとブラックおむすびまん』等
- ^ TV第15話B『アンパンマンとへどろまん』等
- ^ TV第21話A『アンパンマンとバイキンロボット』等
- ^ TV第187話B『アンパンマンとニンジンさん』
- ^ TV第1206話A『アンパンマンとカラコちゃん』。
- ^ TV第8話B『アンパンマンとかいじゅうアンコラ』
- ^ TV第1221話A『ホラーマンととうふくん』
- ^ TV第1011話A『こむすびまんと鉄火のコマキちゃん』
- ^ TV第428話B『ばいきんまんとプリンちゃん』
- ^ TV第6話B『アンパンマンとみるくぼうや』、TV第216話B『ちゅうしゃき先生とバイキンマスク』等
- ^ TV第108話A『アンパンマンとチョコレートパンマン』、TV第140話B『アンパンマンとムシバキンマン』等
- ^ TV第221話B『アンパンマンとやさしいばいきんまん』
- ^ TV第200話『メロンパンナちゃん誕生』
- ^ TV第617話B『ばいきんまんとみみせんせい』等
- ^ TV第4話A『アンパンマンとらくがきこぞう』、TV第250話『消えたジャムおじさん』、映画『怪傑ナガネギマンとドレミ姫』等
- ^ TV第97話A『アンパンマンとピーナッツブラザーズ』、TV第305話『ゴミラとバイキンゴミラ』等
- ^ TV第80話A『アンパンマンとセニョール・マカロニーノ』
- ^ TV第272話A『アンパンマンとホネホネザウルス』
- ^ 『それいけ!アンパンマン いっしょにおべんきょう 2 アイスだ!すいかだ!うきうき海水浴!』DVD (2004).
- ^ TV第27話A『アンパンマンとおかしのくに』等
- ^ TV第746話A『はしれ! ホラーマン』等
- ^ 「永丘昭典監督が語る、アニメ「アンパンマン」が平成の約30年で「変わった」ことと「変わらない」こと」『J-CASTニュース』ジェイ・キャスト、2019年1月6日。2019年3月13日閲覧。
- ^ 『人生なんて夢だけど』 (2005), pp. 207–209.
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- ^ 映画『人魚姫のなみだ』
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- ^ おみくじ | アンパンマン Archived 2013年11月28日, at the Wayback Machine.
- ^ 『アンパンマン大図鑑』 2013, p. 149
- ^ バップ公式サイトの「アンパンマン・特集ページ」を参照。
- ^ a b CD『それいけ!アンパンマン げんき100ばいソングス ばいきんまん』 2014
- ^ a b CD『それいけ!アンパンマン大全集 もっともっとアンパンマンソングス (1)』 2004
- ^ a b CD『それいけ!アンパンマン大全集 ばいきんまんとなかまたち』 2002
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ばいきんまん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:20 UTC 版)
『それいけ!アンパンマン』でのばいきんまんが喜びを表す時に使う「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」やアンパンマンを皮肉る時に発する「出たな、お邪魔虫!」などの台詞は中尾のアドリブという噂があったが、本人が著書で否定している。 ばいきんまんの絵を初めて見たとき、『トッポ・ジージョ』のトッポ・ジージョや『にこにこぷん』のぽろり・カジリアッチIII世などのねずみのキャラクターを演じていたため、「また、ねずみかと思った」と感想を述べている。 ばいきんまんの独特なだみ声は、元々は遊び半分から作り出した声であり、喉への負担が大きい。『アンパンマン』放送開始当初の中尾は『にこにこぷん』でぽろり、終了後の『ドレミファ・どーなっつ!』でれっしーも演じていた。このために「視聴者が重なる子供向け番組で、同じ声で一方が主役で一方が悪役だと、子どもに混乱や悪影響を与えるのでは」と考え、声質が重ならないようだみ声を作ったという話を語ったこともある。オーディションでは「普通の声で演じても面白くない」「他の作品と差別化しよう」と考え、更に潰した声で臨んでいた。 中尾は「(『アンパンマン』の放送が)スタート直後は、まさかこんな長寿番組になるとは思わなかった」と回顧している。ところがばいきんまんの声は非常に好評となり、加えて番組が放送30年を超えるロングランとなったため、その発声の維持に苦戦することになった。特に、舞台公演期間とアフレコが重なった時の労力は半端ではないという。ばいきんまんがメインの話など、台詞の多い回では滝のように汗を流しながら演じることもあり、その姿を見ていた共演の山寺宏一は「あの姿見たらマジにならずにはいられないと触発される」と語っている。『アンパンマン』放送30周年を記念した戸田恵子(アンパンマン役)との対談では「ここまで続くのならもっと楽な声にしておくんだった(笑)」「(今は慣れたが、当時は)『何でこんな大変な声を作ってしまったんだろう』と毎回のように思っていた」と振り返っている。 ドキンちゃん役であった鶴ひろみが2017年に死去した時には「30年間の相方」と語り、2018年に行われた「鶴ひろみを送る会」では、中尾は鶴に「ドキンちゃん、バイバイキーン」とメッセージを送った。
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「ばいきんまん」を含む「中尾隆聖」の記事については、「中尾隆聖」の概要を参照ください。
ばいきんまん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:45 UTC 版)
「アンパンマンの登場人物一覧」の記事における「ばいきんまん」の解説
赤ばいきんまん(あかばいきんまん) 声 - 鈴木勝美 性別 - 男 / 初登場回 - TV第201話B「アンパンマンと3ばいばいきんまん」 ばいきんまんが開発した、身体を増やす薬を飲んで白ばいきんまんと共に生まれた、赤い鼻のばいきんまん。気が早く、ケンカっぱやい。白ばいきんまんと共にアンパンマンを困惑させ、あと一歩のところまで追いつめたが、薬の効果が切れ一人に戻ってしまった。 白ばいきんまん(しろばいきんまん) 声 - 梁田清之 性別 - 男 / 初登場回 - TV第201話B「アンパンマンと3ばいばいきんまん」 身体を増やす薬で、赤ばいきんまんと共に生まれた、白い鼻のばいきんまん。のんき者でほとんど寝ている。赤ばいきんまんと共にアンパンマンを困惑させ、あと一歩のところまで追いつめたが、薬の効果が切れ、一人に戻る時の爆発でばいきんまんはバイキン城まで吹き飛ばされた。 ゴールドばいきんまん 声 - 中尾隆聖 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1455話A「プリンちゃんといずみのせい」 ばいきんまんがプリンちゃんとエクレアさんから逃げる時に誤っていずみのせいの泉に落ちてしまい、プリンちゃんとエクレアさんが正直に言ったことで金色になったもう一人のばいきんまん(本物のばいきんまんは返してもらった)。本物とは正反対に優しい性格で、プリンちゃん達とも仲良く遊んだ。最後は本物のばいきんまんによって無理やり泉に返された。
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