ばいきんまんの手下たち
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「アンパンマンの登場人物一覧」の記事における「ばいきんまんの手下たち」の解説
かびるんるん 声 - 柳沢三千代、萩原えみこ、津久井教生、佐久間レイ、山寺宏一 他(TV・映画版)、郷里大輔、梁田清之(映画・カレーパンマンとSLマン - アンパンマンとゆかいな仲間たち)、山岡三子(映画・虹のピラミッド)、相橋愛子、川名真知子(映画・つきことしらたま)、金田朋子(映画・妖精リンリンのひみつ)、坂本千夏(映画・とばせ! 希望のハンカチ) 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第2話A「アンパンマンとばいきんまん」 ばいきんまんの最も代表的な手下。常に集団で行動しており、バイキン城のどこにでも現れる。アニメ初期のころはパン工場やごみ捨て場などから現れ、ばいきんまんの指示とは無関係に自由に動いている。「カビたち」と呼ばれることもあった。総数については、ばいきんまんも把握できていないほど多い。増殖する原理は不明。話す言葉は「カビー」のみ。初期の頃は、ばいきんまんを「親分」と呼びながら会話しているシーンがあった。基本的な体色は、朱色・黄色・青(初期のころは青が大半であった)であるが、例外として、白 や、黒 のかびるんるんもいる。 主に雑用、諜報活動や不衛生行為を行い、アンパンマンなどにカビを生やして力を奪うことができる。巨大なバイキンメカを作るときは、ばいきんまんと共に作製に従事する。ホラーマンと同様、バイキン城で食事を作ることもある。バイキンメカを操縦、またはメカから射出されてアンパンマンを攻撃したり、複数のかびるんるんが合体して巨大化することや、集団で集まって大きな手や骸骨、ハンマーなどを形成して攻撃することができる。剣術にも長けており、ばいきんまんと同様に変装もできる。バイキンメカの錆を落とすことができる。初期は、ばいきんまんの手の大きさくらいだったが、後にばいきんまんの頭と同じくらいの大きさになっている。不潔な場所を好み、綺麗な環境に暮らすことはできない。ばいきんまんと同様食いしん坊で(とりわけ甘いものが大好物な様子)、殺菌作用があるものや、カレーパンマンのカレーやトンガラシのトンガラ飴などの辛い物や熱い物が苦手。また、実際のカビと同様、乾燥した空気も苦手。 基本的には皆ばいきんまんには忠実で主人として慕っている。一度、ばいきんまんがご飯をくれないことに怒って喧嘩し家出したことがあるが、メカかびるんるんが暴走したときにばいきんまんを助けようとしたことで仲直りした。ほかにもばいきんまんとはおやつを取り合ったりすることもあるが、無事に帰ってきた時には涙して抱き合う など、固い主従関係で結ばれている。ホラーマンと同様、ばいきんまんとドキンちゃんの喧嘩の巻き添えを喰らうことがある。映画版では、ばいきんまんの新曲の挿入シーンやバイキンメカの開発、バイキンメカの攻撃技のサポートや小型メカに乗っての登場が多い。映画の黒幕に関連しているものに変装していることもある。 ちくりん 声 - 神代知衣 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第22話A「アンパンマンとちくりん」 ばいきんまんの手下で、サボテンの怪物。頭や手足に生えたトゲで刺され毒を注入されると誰でも眠ってしまう。かびるんるんと同じく複数の仲間達がいるが、初登場時やブラックちくりんの話では一匹のみ登場することもある。出番は少ないが、アンパンマンの仲間のゲストキャラクター達が大勢で出てくる時、その中に紛れ込んでいることがある。 べろべろまん 声 - 佐久間レイ、山寺宏一 他 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第23話B「アンパンマンとソフトクリームマン」 ばいきんまんの手下。青い手に顔と足が付いたような外見をしている。口から出したままの舌で何でもべろべろと舐めて、バイキンをばらまき、舐められた人はべとべとになる。かびるんるんと同様に大勢の仲間達がいて、諜報活動や不衛生行為をする。甘い物が大好きで、ドキンちゃんと共に甘いものが食べたくて騒いだことがある。アイスマントリオ(ソフトクリームマン・アイスキャンディーマン・フラッペちゃん)や、キャンディ姫、カカオくんなどのお菓子のキャラクターが登場する時によく姿を見せる。また、かびるんるんと一緒に登場して、悪さをすることもある。かびるんるん、やみるんるんと比べると登場頻度は少ない。また、かびるんるん同様、合体して巨大化することもできる。巨大べろべろまん 性別 - 不明 / 初登場回 TV版「キャンディ姫とハロウィンマン」 複数のべろべろまんが合体して巨大化した姿。ハロウィンのお菓子を奪おうとするが、アンパンマンとハロウィンマン、キャンディ姫に倒される。 たこるんるん 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第53話A「アンパンマンとイルカの星」 ばいきんまんの手下。かびるんるんに似ているが、蛸のような口と手足が特徴。集団で海に来たアンパンマン達に吸い付いて力を奪う。 やみるんるん 声 - 佐久間レイ、山寺宏一 他 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第108話B「アンパンマンとぎんいろまん」 ばいきんまんの手下。集団で空を真っ暗な闇で覆い尽くす。体は丸く色は黒。目の色は、黄緑とオレンジである(初期は赤や黄色もいた)。かびるんるんと同じような手足と触角がある。眩しい光が苦手。もともとは宇宙生物で、ばいきんまん以外にもハテナ姫などの主人に仕えているときもある。1999年(平成11年)以後、登場頻度が極端に増えて準レギュラーキャラクターとなり、映画にもよく登場する。ぎんいろまん、キララちゃん、がいとうさんなどの光や灯りに関連したキャラクターが出るときや、ロールパンナなどをブラック化する時などでよく登場する。SLマンの火室に侵入し力を奪うこともできる。かびるんるんやべろべろまんと同様に諜報活動や不衛生行為や悪さをする。また、2000年代になってから、ばいきんまんと喧嘩やもめ事などをしたり、お菓子の取り合いなどをしたり、仲良くするシーンがしばしば見られる。ばいきんまんは、バイキンUFOからかびるんるんと間違えてやみるんるんを出したことがある ムシバキン 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第207話A「はみがきまんとアンコラ」 ばいきんまんの手下。紫、黄色、緑の仲間がたくさんいる。ばいきんまんの作ったあんこの中にいて、持っている槍でアンコラの歯を虫歯にした。ムシバキンマンとは無関係。ばいきんまんと同じく綺麗な物が大嫌いで、はみがきまんに磨かれると消滅し、アンコラの口の中にいたムシバキンはアンパンマンとはみがきまんの2人で1体も残らず消滅できた。 毒きのこ(どくきのこ) 性別 - 不明 / 初登場回 - TV第240話「バイキンサーカスとブラックピエロ」 べたべたまん 性別 - 不明 / 初登場回 - 2012年TVスペシャル「ドレミファ島のクリスマス」 ばいきんまんの手下。噛んだガムのようにべたべたとしている。集団でくっ付いたり、離れなくなったりする。また、べたべたと何にでもとりついて物を汚す。相手を動けなくしたり、物の品質を悪化させる能力を持つ。剥がそうとするとものすごい形相になる。
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