森永製菓
(MORINAGA から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 16:16 UTC 版)
森永製菓株式会社(もりながせいか、英: Morinaga & Co., Ltd.)は、東京都港区に本社を置く日本の大手菓子製造業者。森永乳業とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成している。コーポレートメッセージは「おいしく たのしく すこやかに」。
注釈
- ^ 森永乳業も同型のロゴを使用していたが、こちらは「社」であった。
- ^ a b エンゼルマークの変更直後もしばらく旧ロゴと併用しており、新エンゼルマークと旧ロゴの組み合わせで製造された商品も存在した。新旧エンゼルマークの商品が混在して菓子店やスーパーなどの売場に陳列されることもあった。
- ^ 「商品開発に予算をつぎ込んだ結果、十分なCM費用が取れず」の触れ込みで、あえて静止画像で制作したCMが話題を呼ぶ。
- ^ 静岡地区において試験販売されたが、売れ行きが目標に到達せず、本発売は中止された
- ^ 当時、フジテレビ「クイズ・ドレミファドン!」の残念賞として「ぬかよろこび」が登場したことがある。
- ^ a b おまけ部分は玩具メーカーであるバンダイが製造。
- ^ a b キン肉マンの好物に森永ココアなどがある。
- ^ 1973年放映のチョコベーのCM「田舎編」は1991年、ACC創立30周年記念「昭和のCM100選」に選ばれている。
- ^ a b 1974年(三波伸介・芳村真理・朝丘雪路司会時代(朝丘は途中降板))から一貫して提供を続けた(ただし井上順・芳村司会時代に一時提供中止、月曜10時最終期から復帰しDELUXE最初期まで「ご声援ありがとうございます」バージョンを放送した)。森永のほか資生堂、ダイハツ工業など複数社提供。
- ^ この当時、店頭から森永製品が一時撤去されたほか、テレビCMの放送も自粛。主要な生産ラインが止まってしまい、再開した後もかつての4枚入りハイクラウンなどは復刻できなくなるなどの影響が出た。
- ^ 2008年より福岡・佐賀地区限定で放送されていた「森永ミルクキャラメル」のCMは、2009年より全国放送されている(6月10日のミルクキャラメルの日にちなみ放映開始された)。
- ^ CMによっては、通常より高いシグナル音が鳴っていた。一番高いシグナル音は「ミラクルアルファ(ベンガル、綾田俊樹出演)」のCMで、通常の約1.4倍速のシグナル音。逆に一番低いシグナル音は「チョコベー」のCMで、通常の約0.63倍速のシグナル音。速さは2つのCMとも同じである。
- ^ 通常はエンゼルの頭の上にある輪がついているが、CMによっては輪がついてないものがあった。また大抵のエンゼルは白色が多いが、CMによっては黒、赤、青などのエンゼルが見られた。白だとエンゼルの顔が一部見えづらくなっていたが、色がつくとエンゼルの顔が見えやすくなっていた。
- ^ 2003年に5社共同(森永、永谷園、金鳥、ツムラ、ミスタードーナツ)によるルーレットCMが放送され、話題を呼んだ。浅野は同業者江崎グリコの「オトナグリコ」CM「25年後の磯野家」では磯野カツオ役を演じた。
- ^ 同業者であるロッテのCMにも出演している(ロッテはJOCオフィシャルパートナーである)。
- ^ 2009年、CanCamの専属モデル4名(高橋メアリージュン、峰えりか、舞川あいく、近藤しづか)で結成されたユニット。
- ^ 実父は元森永製菓社員(現在は飲食店自営)で、山瀬自身もデビュー当初「チョコボール」のCMで田中星児と共演した。
- ^ 『新しいカギ』から移動。
- ^ 1950~60年代に大相撲が民放で中継された事があり、森永が単独スポンサーを務めた。
- ^ a b c 同業者の江崎グリコもスポンサー。
- ^ a b 後に同業者のロッテと交代。
- ^ 1987年にテレビ東京系でリメイク作品が放送されたが、リメイク版は提供せず。
- ^ 12時台後半を提供。1984年10月の放送3年目突入直後に一時提供中止、1985年から復帰ししばらく「ご声援ありがとうございます」バージョンを放送した。
- ^ このほか、製菓競合各社(江崎グリコ、ロッテ、明治製菓)もスポンサーだった。
- ^ 当時は『よろしくメカドック』『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』。この間、一部地域でローカルセールスに降格した。
- ^ 『MUSIC HAMMER』(ローカルセールス、一部地域は別番組)を編成の為。
- ^ 現在は関西テレビ制作。
- ^ 1983年4月より土曜18:30枠に移動、そのまま提供継続。放映当時「未来警察ウラシマンウエハースチョコ」が発売されていた。
- ^ サントリー一社提供のスポーツ情報番組(スポーツ天国 → スポーツ特Q)編成の為。
- ^ 2007年・2008年に行われたココア製品による当アニメタイアップの目覚まし時計プレゼントキャンペーンの際、提供クレジットに森永ココアと表記された。スポンサーの関係を生かし、第一期ではまる子たちが劇中の社会科見学で森永の工場を訪れている。
- ^ 『白鳥麗子でございます!』(第2シリーズ)〜『時をかける少女』
- ^ 1994年10月『若者のすべて』から1996年3月『古畑任三郎(第2シーズン)』まで提供。
- ^ a b c d e f g h 同業者ではないが、協賛スポンサーである玩具メーカーバンダイが食玩菓子を発売している。
- ^ 『ハチミツとクローバー』や『働きマン』などでウイダーinゼリーが登場することがある。
- ^ 同業者の明治製菓(現:明治)もスポンサー。
- ^ 現在はテレビ朝日系で中継。
- ^ 提供クレジットは、他のスポンサーはカラー表示であるのに対し、当社のみ白色表示となっている。
- ^ 古くは「太陽戦隊サンバルカン」や「超電子バイオマン」(サンバルカンやバイオマンの商品も発売していたが途中で中止に)。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」以降、ほぼ全作品で提供していた。2006年にスーパー戦隊30周年を記念して「スーパー戦隊ウェハースチョコ」が発売された。同業者のトップ製菓、フルタ製菓がスポンサーになることがある(土曜18時枠時代は東鳩製菓(現:東ハト)も提供していた)。HHでも放送される場合がある。
- ^ その前後は主に同業者のカバヤ食品がスポンサーであったが『クラッシュギアシリーズ』にて一時期復帰。
- ^ 『勇者エクスカイザー』から『勇者指令ダグオン』までヒッチハイクのCMが流されていた。1990年2月から1994年9月までは同製品の各CMが15秒ずつ流れていたが、同年10月から1997年1月までは同社製品の30秒ずつの各CMが放送されていた。それまでは『鎧伝サムライトルーパー』にて、同社が提供していた時期もあった。
- ^ 『機動戦士Vガンダム』以降、ただしMBS・TBS系『機動戦士ガンダム00』は除く。
- ^ 最終シリーズ『セーラースターズ』まで一貫して提供。当時、セーラームーン関連の商品も発売された。
- ^ 同業者のフルタ製菓がスポンサーになることがある。
- ^ 2010年(平成22年)3月31日放送のゴールデン3時間スペシャルで当社が紹介され、チョコボールの工程や「おもちゃのカンヅメ」の歴史などについて紹介した。
- ^ 本放送の提供筆頭スポンサー。2001年3月の最終回放送を以って提供スポンサー枠を降板したが、2003年の『冒険遊記プラスターワールド』からは半年間、パーティシペーション扱いだったが、同年10月より提供スポンサー枠に復帰。以後、『アクアキッズ』から『陰陽大戦記』までは提供スポンサー枠として参加している。
- ^ 2003年5月提供スポンサー担当。
- ^ 「牛乳で飲むココア・麦芽パウダー入り」の『妖怪ウォッチ』版が発売されている。
- ^ 1951年の民放ラジオ放送開始と共に開始された森永最初の提供番組。毎週金曜19時30分 - 20時まで30分間、ラジオ東京、中部日本放送 (現:CBCラジオ)、新日本放送(NJB 現:MBSラジオ)など全国で放送された。この番組は『バンダ海の無人島』『アラビアン・ナイト』などといった童話を読み聞かせで放送する番組だった。
- ^ MBSラジオ、ラジオ関西、CBCラジオなどへもネット。
- ^ a b c 東海ラジオなど一部地域へもネット。
- ^ a b 東海ラジオ(「ここがSF一丁目」内)など一部地域へもネットされていた。
- ^ 同番組のパーソナリティである近藤光史が2009年、MBSラジオ限定の森永ミルクキャラメルのラジオCMに出演していた。
- ^ 2011年5月の技量審査場所は除外。
- ^ 2009年6月、同フェスティバルとのコラボレーションによりポテロングのロックフェス仕様パッケージ「ポテロングZ」の新フレーバー「ロックな黒胡椒味」の2品が発売された。
- ^ タイトルは『a-nation(西暦)powered by ウイダーinゼリー』
出典
- ^ 四半期報告書(第171期第2四半期)
- ^ “幕末の偉人像お目見え、佐賀 県にゆかりの25人”. 西日本新聞 (2018年3月3日). 2021年9月8日閲覧。
- ^ 森永製菓・乳業統合へ 18年4月メド持ち株会社 2017年2月24日、日経電子版
- ^ 森永製菓株式会社との経営統合に向けた検討終了についてのお知らせ (PDF) 森永乳業公式 2017年3月30日
- ^ 「本日の一部報道」について 森永製菓 2019年7月16日
- ^ a b 森永長壹郎「同志社英学校と森永西洋菓子製造所 : 創始者たちの帰国より死に至るまで」『新島研究』第103巻、同志社大学同志社社史資料センター、2012年2月、27-47頁、CRID 1390009224913853696、doi:10.14988/pa.2017.0000013039、ISSN 0287-5020、NAID 110009559006。
- ^ in(イン)のど飴(G167)
- ^ ウイダーinゼリーから「ウイダー」が消えた日(東洋経済オンライン、2018年7月3日)
- ^ “にがいのにがいの飛んでけー 薬を飲むためのチョコ開発”. 朝日新聞 (2015年11月13日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ 森永チューインガムさや紙(包装紙)9種25枚 昭和36〜40年 古書 古群洞、2016年10月31日配信、2022年7月20日閲覧
- ^ スパークコーラ コーラ白書、2022年7月20日閲覧
- ^ a b 萬象アカネ@レトロ [@bansho_akane] (2020年11月13日). "劇中に登場する『スパーク・ショー』は森永製菓が提供した実際の番組で、同名のコーラに因んだもの。当時の缶はプルタブ式でも無く、注ぎ穴と空気穴の二箇所を専用のオープナーで穴を開ける方式だった。". X(旧Twitter)より2022年7月20日閲覧。
- ^ 「産業の岡崎」岡崎市、1953年4月10日、34-35頁。
- ^ 【森永製菓 チョコモナカジャンボ】板チョコをイメージした形のチョコモナカ誕生(男の浪漫伝説 Vol.77)| ドリームメール
- ^ 中国新会社設立に関するお知らせ(PDFファイル)- 森永製菓株式会社、2010年12月14日(12月19日閲覧)
- ^ 東北地方太平洋沖地震の影響に関するお知らせ - 森永製菓株式会社、2011年3月22日
- ^ 高崎第二工場建設に関するお知らせ 森永製菓株式会社、2012年11月1日 (PDF)
- ^ 【訃報】高木貞男氏(元森永製菓会長) SankeiBiz 2012年5月29日閲覧
- ^ 高木貞男「お別れ会」のご案内 森永製菓株式会社、2012年6月14日(6月15日閲覧) (PDF)
- ^ “29日の金曜日は何の日?森永製菓の申請で「筋肉を考える日」が誕生”. ウォーカープラス. KADOKAWA. (2017年10月6日) 2019年8月27日閲覧。
- ^ 高崎第3工場建設・2018中期経営計画生産再構築に関するお知らせ森永製菓 2018年6月14日
- ^ 国内における生産拠点の再編について 森永製菓 2018年9月28日
- ^ 森永製菓、「チョコフレーク」の生産終了 日本経済新聞 2018年9月28日
- ^ “森永製菓株式会社に対する勧告について”. 公正取引委員会. 2019年8月14日閲覧。
- ^ クイズ!森永120 森永製菓株式会社
- ^ a b 完全子会社との吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ森永製菓 2019年11月8日
- ^ “横浜・鶴見に森永製菓「エンゼルミュージアム」1月開設”. 神奈川新聞 (2021年12月6日). 2021年12月7日閲覧。
- ^ 『(開示事項の経過)本店移転に関するお知らせ』(プレスリリース)森永製菓株式会社、2024年2月8日 。2024年3月5日閲覧。
- ^ 2015年 - 2016年の「チョコモナカジャンボ」のcmで上戸彩と出演。 その後関ジャニ∞が同製品のCMに起用されたためメンバーとして出演している。
- ^ Carpenters – The Essential Collection (1965 - 1997) (2002, CD) - Discogs
- ^ 甦える童謡歌手大全集 - コロムビアミュージックショップ、2010年9月3日閲覧
- ^ コマソン〈黄金時代〉〜懐しのTV-CM大全集(1954〜1961) - Amazon.co.jp
- ^ 心と耳にのこるCMのうた - キングレコードによる紹介。2010年9月3日閲覧
- ^ 「第71期ALSOK杯王将戦」 inゼリー(森永製菓)の協賛が決定(2022年1月6日)
- ^ 「防災対策分かりやすく 「しおり」作成 県、森永製菓と共同で」【東京新聞】2012年9月8日付
- ^ 多種多様なロングセラー・・・ 定番を進化させる独自戦略 - テレビ東京 2021年9月2日
- ^ a b 浅田を支えた「チーム真央」 - MSN産経ニュース、2010年2月26日
- ^ “森永製菓株式会社に対する勧告について”. 公正取引委員会 平成31年4月23日. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “森永製菓に下請法違反勧告 公取委、不当に代金減額”. 千葉日報 2019年4月23日 17:01. 2020年8月15日閲覧。
- MORINAGAのページへのリンク