本作で初登場する妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:21 UTC 版)
「妖怪ウォッチの派生作品の登場キャラクター」の記事における「本作で初登場する妖怪」の解説
ライトサイドとシャドウサイドで名称が異なる妖怪は「ライトサイド / シャドウサイド」の順に名前を表記する。 蛇王カイラ(じゃおうカイラ) 声 - 福山潤 イザナ族 / 王族(バスターズ2・ぷにぷに)。見た目は人間に近い姿を持つ妖怪。妖怪と人間の血を引く。エンマ大王とは長年にわたってライバル関係にある。 『鬼王の復活』ではエンマ大王を罠にはめ、ウーラと共に七賢者を抱き込みエンマ大王から大王の座を奪う。妖魔界を手に入れたことを機に、「鬼まろ」の力をも利用して人間界への進出を企てたが、後に改心してエンマ大王と融合し闇エンマに変身する。映画ラストで、旅に出たエンマから妖魔界の王の座を任された。 後日譚であるテレビアニメ版『シャドウサイド』では、フクロウに海ヘ落とされたトウマを助け、妖聖剣が他に全部で5本存在すること、そして裏で操っているのが酒呑童子であることを告げた。最終決戦で空亡ウイルスに取り込まれて真魔となるが、エンマによって空亡ウイルスを除去され正気を取り戻した。 ゲーム版『4』ではフウくん / 風神、ライちゃん / 雷神を従え、未来世界の妖魔界の王となっている。闇エンマ(やみエンマ) エンマ大王と蛇王カイラが合体した姿。 ウーラ 声 - 緒方賢一 蛇王カイラの参謀。 カイラがエンマから大王の座を受け継いでからも、引き続き参謀を務める。 ゲーム版『4』では登場しない。 空亡(そらなき) 声 - 村上裕哉→内田直哉 真魔 / 怪魔(ぷにぷに)。 邪悪の化身と呼ばれる存在で、妖怪などに取り憑いて姿形を変化させると共に闇の感情を暴走させる。分身体は「空亡ウィルス」と呼ばれる。破天・空亡(はてん・そらなき) 声 - 内田直哉 空亡の第二形態。朱夏の生まれ変わりであるナツメを取り込んだ事により進化した。 魔天・空亡(まてん・そらなき) 声 - 内田直哉 空亡のもう一つの形態。『4』、『4++』のラストボス。姿は人間にかなり近い姿である。アニメには登場していない。 空天(くうてん) 声 - 内田直哉 鬼族。 神話の時代に朱夏に仕えていた。しかし、謀略によって投獄され、朱夏に真相を伝えられない無念と自らを陥れた者に対する恨みから空亡になった。その犯人の正体はシルエットのみで不明。 剣武魔神(けんぶまじん) 幻魔よりもさらに上位に位置する妖怪。普段はそれぞれの武器に封印されている。トウマの召喚時に憑依することで力を発揮する。不動明王(ふどうみょうおう) 声 - 津田健次郎 王族。 その力を恐れた妖魔界の最高賢者により「妖聖剣 フドウ雷鳴剣」に封印されている。妖怪ウォッチオーガに妖聖剣を挿すことで憑依させる事ができる。 漫画版では人や妖怪の邪心を祓う能力を持つ。『妖怪ウォッチ!』では妖魔一武道会でコマ母ちゃんの対戦相手として登場した。不動明王・邪(ふどうみょうおう・じゃ) 声 - 津田健次郎 不動明王がフクロウに憑依した際の姿。 不動明王・天(ふどうみょうおう・てん) 声 - 津田健次郎 パワーアップした不動明王。高い攻撃力を持つが、女郎蜘蛛には通用しなかった。 不動明王ボーイ(ふどうみょうおうボーイ) 声 - 大河元気 ゴーリキ族。妖力を吸収された不動明王が幼い少年のようになった姿。一人称は「オレさま」。 戦闘力こそ不動明王・天を上回るが、ワガママな性格でチョコボーやスナック菓子が好き。眠くなるとすぐ昼寝してしまう。命名はウィスパー(初めは「不動明王ジュニア」と考案したが、ジュニアが嫌がった)。 不動明王・界(ふどうみょうおう・かい) 声 - 津田健次郎 空亡との最終決戦で、不動明王ボーイがチョコボーを大量摂取して力を取り戻した姿。 阿修羅(あしゅら) 声 - 矢部雅史 剣武魔神の一体である妖怪。 「アシュラ豪炎丸」を保有する。 白虎(びゃっこ) 声 - 八代拓 イサマシ族(ぷにぷに)。剣武魔神の一体である妖怪。 「ビャッコ大霊槍」を保有する。剣舞魔神の中では最年少。 玄武(げんぶ) 声 - 高橋英則 ニョロロン族(ぷにぷに)。剣武魔神の一体である妖怪。 あらゆる物を斬ることができる「ゲンブ法典斧」を保有する。 朱雀(すざく) 声 - 堀江瞬 フシギ族(ぷにぷに)。剣武魔神の一体である妖怪。アキノリに幻獣を召喚できる「妖怪ウォッチアニマス」を渡した。 かつて彼らの上位に属する幻王をうっかり「幻王ちゃん」と呼んでしまったことで怒りに触れ、鳥型の幻獣のまま戻れないでいたが、妖聖剣の一つ、スザク蒼天斬をアキノリが引き抜いたことで剣武魔神の姿に戻ることができた。 アキノリの召喚時は幻獣、トウマの召喚時は剣武魔神の姿で現れる。 洞潔(どうけつ) 声 - 森川智之 鬼族 / ゴーケツ族(ぷにぷに)。酒呑童子の配下。 さくら元町では島之内厳流としてナツメのクラスの担任教師を勤める一方、ハルヤに付き従う。妖聖剣の一つ、アシュラ豪炎丸を所持している。アヤメに取り憑いていた“姫”に不信感を抱いていた。 空亡ウイルスに憑かれた人々からナツメを守ったが、自身が空亡に支配されてしまい、ナツメを守るために駆けつけた酒呑童子と激闘を繰り広げる。やがて戦いの際に意識を取り戻し自分達鬼族の悲願の成就を空亡に邪魔させてはならず、そのためにも非情に徹するよう酒呑童子に諭し、アシュラ豪炎丸を託す。覚悟を決めた酒呑童子が振りかざしたアシュラ豪炎丸の一撃によって倒れた。そして戦いの際の無礼な言動や、姫の前で冷静さを失い寄行に走りがちだった酒呑童子の過ちを諭すことを躊躇っていたことを謝罪した後、自らの命を捧げることができて本望だと言い残し、最期は鬼桜と共に炎へ消えていった。 ゲーム『4』ではアニメ同様に消滅するが、クリア後にあるクエストを達成すると復活し、ハルヤ達の元に戻ってくる。 幻魔(げんま) 妖怪の上位に属する存在。 妖怪ウォッチオーガの能力で憑依させることができる。4体はいずれも歴史・伝説上の人物がモチーフ。義経 声 - 代永翼 フシギ族(ぷにぷに)。頭脳明晰で、状況分析を得意とする。 弁慶 声 - 斉藤次郎 ゴーケツ族(ぷにぷに)。防御力に優れ、力技を得意とする。 五右衛門 声 - 三宅健太 イサマシ族(ぷにぷに)。攻撃力に優れ、剣術を得意とする。 お松 声 - 伊藤静 ポカポカ族(ぷにぷに)。幻魔の紅一点。癒しの力を持ち、カオデカ鬼と化した人間を元に戻した。 鬼まろ(おにまろ) 怪魔。数千年に一度、忽然と発生し妖魔界はおろか人間界をも含めた地球全体を滅ぼそうとする「妖怪ウイルス」。 人間の悪意を苗床として無限に増殖する特性を持つ。鬼まろリーダー 声 - 下山吉光 怪魔。鬼まろを統率するリーダー的存在。人の中にある悪意を見抜く力がある。 より良い「器」を求め、トウマに近づいた。 オグ・トグ・モグ 声 - 藤原夏海(オグ)、佐藤はな(トグ)、佐藤恵(モグ) 怪魔。下っぱ鬼まろ。 鬼まろリーダーの指示により、トウマを闇に陥れようとする。途中で鬼まろリーダーがトウマを処刑しようとした際にトウマを庇うが、逆に自分達が殺されそうになりトウマに助けられた。他の鬼まろが羅仙に吸収された際もなぜかこの3匹は吸収されなかった。最後は瀕死状態に陥ったトウマの体内に入り、蘇生させる。その後はトウマの体内で鬼王・羅仙の欠片である迦毘羅と戦っていた。異変に気付いてトウマの体内に入り込んだナツメらの助力もあって迦毘羅が倒されると、トウマの体外に出られるようになり、妖怪探偵団にアークを渡した。その後は、時々トウマたちの元に現れており、友達として仲良く暮らしている。 アークは「オグトグモグ」という名称で、3体で1セット扱いになっている。モグのみ、話す時語尾の最後に「イェーイ」と付ける。 漫画版ではトウマに命を分け与える展開がないため、事件終結後もトウマの心の中に住み着いている。 カオデカ鬼 鬼まろに取り憑かれた人間が変貌した姿。増幅した悪意に振り回されて暴走する。 鬼王・羅仙(おにおう・らせん) 声 - 石塚運昇 怪魔。鬼まろが集めた悪意の力によって永い封印が解かれ復活した、最凶最悪の「鬼王」。 ナツメや鬼太郎達によって負傷し、最後はトウマの一撃で消滅した。迦毘羅(かびら) 声 - 佐藤健輔 トウマの体内に残留していた鬼王・羅仙の欠片から生まれた妖怪。 トウマの体に深刻なダメージを与えていたが、ナツメ達の尽力により追い出され、トウマに憑依した剣武魔神・朱雀に倒される。 フクロウ 声 - 佐藤健輔 ウワノソラ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。ハルヤに付き従う、着物姿に顔を仮面(御札)で覆った妖怪。人間や妖怪の悪意を増幅させる妖毒が塗られた「兆しの矢」を所持している。 姫を探す目的でターゲットに吹き矢を当てるが、技量は低くターゲットとは別の人物・妖怪に矢が当たってしまうことも多い。 アニメ版第14話で、ハルヤから無能扱いされた汚名をそそごうとフドウ雷鳴剣を使い不動明王を憑依させるが敗北。 ゲーム『4』では、イナホとUSAピョンをさらい、真魔化して戦いの後消滅しかけるが、ウォッチ使いとなったフミちゃんに救われ、カイラのもとで空亡の事件の調査員となる。『4++』では、特定クエストをクリアすることで仲間にすることができる。真魔軍神フクロウ(しんまぐんじんフクロウ) 声 - 佐藤健輔 空亡の力で「真魔」と呼ばれる存在が憑依し、異様な怪物のような姿になったフクロウ。 アニメ版では、トウマに憑依した不動明王・天に倒され消滅する。 バンチョー / 亡霊番長(ぼうれいばんちょう) 声 - 奈良徹 オマモリ族 / ゴーケツ族(ぷにぷに)。いじめっ子を成敗する妖怪。 生前はケースケの友人ケンジで、いじめられていたケースケを助けて「男は勇気だ」と誓い合ったが、その後に交通事故で亡くなり妖怪となる。 アニメ版ではライトサイドは未登場。 チャーリー / ゴーストサイクル 声 - 矢部雅史 ツクモノ族。ライトサイドは自転車の姿をした妖怪。 元は普通の自転車であったが持ち主に放棄される。シャドウサイド時にケースケを含む人間たちを襲い、タイヤのアザをつけていた。口癖は「ごめんなチャリ」。ライトサイドではとぼけた所があり、召喚時も普通に召喚されず、自分が自転車であるにも関わらず自転車に乗って来た事がある。 ジュニア / バーニングドラゴン / ブリザードウルフ 声 - 小桜エツコ / 佐藤健輔(バーニングドラゴン) ウワノソラ族 / プリチー族(ぷにぷに)。猫のような右耳を持つ赤い球状の妖怪。妖怪探偵団のマスコット的存在。片言で話し、一人称は「ジーたん」、口癖は「〜だぜ」。アキノリを「デブ」、ミッチーを「筋肉」と呼び、やや毒舌な所がある。 ジバニャンがミホを守るために戦った際に抜けた体毛が集合し誕生した。不動明王ボーイからは「チョコボー先輩」と呼ばれる。体をゴム風船のように膨らまし、お手本があればどんな姿にも化けることができる。 バーニングドラゴンはカードゲーム「電光石火時代」に登場するモンスターに変身した姿。アニメ第3話で描写された妖怪アーク(玩具も同様)ではこの姿がシャドウサイドとして扱われている。レッドヘッド 声 - 伊瀬茉莉也 ジュニアが人間に擬態した時の姿で、外見は赤い帽子とパーカーを身につけた少年。 かつてはこの姿で人々にカードゲーム勝負を挑んでいた。妖怪探偵団の仲間になった後も、作戦状況に応じてこの姿になる。 普段のジュニアは片言だが、この姿では普通に話す。 寸胴丸(ずんどうまる) / 死霊の毒々鍋(しりょうのどくどくなべ) 声 - 村上裕哉 ツクモノ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。「もったいない男」と噂され、食べ物を残した人間の食欲を奪う。 元はラーメン店の寸胴鍋が妖怪化した。ライトサイドは股間にヤカンの付いたマッチョマンの姿で、ミッチーと意気投合する。実は女性に弱く甘い。 ジンタ / ジンゲキ 声 - 佐藤健輔 ツクモノ族。50年を経て意志を持った「妖怪系人体模型」。 シャドウサイドになると巨大化した不気味な風貌になり、無性に暴れ回る性格になる。マナミに祖母の真千子のことを話してもらわれるまで「なぜ自分は人間ではないのだろう」とコンプレックスを抱いていた。 ラッキー / ドッグマン 声 - 佐々健太 モノノケ族。ライトサイドは犬の姿をした妖怪。 生前はお笑い芸人の内田に拾われた犬で、一緒にお笑い(ツッコミ)をしたい一心で事件を引き起こしていた。 パックン / ガブリエル 声 - 遠藤綾 オンネン族 / プリチー族(ぷにぷに)。ライトサイドは植木鉢の付いたハエトリグサの妖怪。 元は花屋で売られていた食虫植物。花屋の従業員のアズサがビルの崩壊に巻き込まれる未来を察知し、彼女を助けるために「顔さけ女」としてアズサや妖怪探偵団の前に現れた。事件解決後、アズサの花屋で植物の水やりをしている。 見た目に反して怪力である。 ロボニャンOO(ロボニャンダブルオー) 声 - 永田亮子(オーちゃん)、坂東尚樹(ロボニャンOO) ツクモノ族 / ゴーケツ族(ぷにぷに)。元はロボット掃除機「オールマイティーくん」で、ミサキの家族が中古で購入し「オーちゃん」と名付ける。 前の持ち主の家が火事になり、そこで命を落とした消防士が掃除機と一体化しロボ妖怪となった。名前は「ニャン」が付くものの、猫の要素は皆無。 ライトサイド時は人型ロボット風の姿で敵をスキャンし攻撃パターンを先読みしつつ完璧な攻撃を繰り出す。自らトランスフォームしシャドウサイド化が可能。 ホンマグロ大将 / マグロドン 声 - 坂東尚樹 オマモリ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。巨大な「空飛ぶ人食いマグロ」と呼ばれる妖怪。 人々を丸呑みにして魚市場の倉庫へ連れ去ったり、体当たりで妖怪探偵団を苦しめた。 生前は寿司職人で、跡継ぎ息子のノボルに漬けマグロのレシピを教えるための行動であった。 マッシュバーバー / 切裂きジョーカー 声 - 矢部雅史 オンネン族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。ライトサイドはボウリングのピンのような体型にマッシュルームカットが特徴の妖怪。 生前はコウという名前の腕利きの美容師で、マッシュルームカットの素晴らしさを広めようと目指していたが、その美容師の世界大会へ出発する矢先で交通事故により亡くなった。シャドウサイドは不気味なピエロのような姿で鋭い2本の鎌を持ち、夜道を歩く女性を襲いマッシュルームカットにしてしまう。 死神 声 - 長谷川芳明 死亡予定のある人間の魂を回収する任務を持つ妖怪。数体おりドクロを擬人化したような顔をしている。 ミホの魂を回収するために彼女の魂を奪おうと付け回していたが、死神ボスから勘違いの連絡を聞き謝罪したが、ミホを見守ったジバニャンに吹っ飛ばされてしまった。 死神ボス 声 - 佐々健太 死神達の上司。 ミホの死亡予定が勘違い(実際はミズホという名前の133歳の老女の予定だった)だったと気づき、死神に連絡した。 窯元熱(かまもとあつし) / 窯ドウ魔(かまどうま) 声 - 矢部雅史 オンネン族。美少女連続失踪事件を起こしたとされる妖怪。 生前は焼き物をする陶芸家の家で育った元陶芸職人で、アイドルグループ「瀬戸焼46」のプロデューサーに転職。しかし、ニャーKB48の台頭でグループを解散され、絶望し消息不明になった後、妖怪になった。 新たにアイドルグループをスカウトしようと企み、ナツメを含む5人の少女を人形に変えて操った。シャドウサイドは巨大なカマドウマの姿になり、口から紫色の炎を吐いて攻撃する。敗北後、元「瀬戸焼46」メンバーだった3人の女性から感謝の言葉を聞き、さらに今回の被害者の少女からも改めて自分をプロデュースして欲しいと言われ改心し、必ず輝かせて見せると決意する。 イカリン / ゲソドリル 声 - 布施川一寛 オマモリ族 / ニョロロン族(ぷにぷに)。 生前は普通のイカであったが、海辺で2人組の男にいじめられ、動けなくなった時に男の子に助けられたが、彼はブイの近くで潮に流されてしまい行方不明になった(後に両親に無事救出された)。残ったイカは体が乾き死んで妖怪になった。 シャドウサイド時にブイの近くで泳いで来た人間を海の中へ引きずり込み、潮に流されないように海の外へ返していた。 「プンプン」が口癖でいつも怒っている態度を見せるが、ナツメやアヤメからは可愛いと言われる。 イナリ / たたりギツネ 声 - 日野未歩 モノノケ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。キュウビに憧れている桃色の狐の妖怪。 仕えていた稲荷神社に長年油揚げをお供えしてくれた豆腐屋の女性に恩返しをしたいと願ったが、神社の外に出られなかったため、思い詰めた末シャドウサイドとなり、コックリさんをやっていた人間たちを襲い体を借りようとした。事件を解決した後、神社と共に消滅してしまうが、豆腐屋の女性に狛狐の像を触れ、「これからも私と一緒にいてほしい」と言われ、復活して彼女の手伝いをすることになった。 シブメン犬 / メンクイーター 声 - 坂東尚樹 モノノケ族。若い頃はイケメン犬だったが、年を取ったことで若さを恨むようになった。 妖力で作った画像加工アプリを使って男性の顔をイケメンにした上で、顔を吸収して自分が若返るように企んでいた。ライトサイドの姿はトレンチコートと帽子を被った渋い犬人間の妖怪。アヤメの発言で自信を取り戻す。 セミコロン / セミロング 声 - 坂東尚樹 オマモリ族。 生前は普通のセミで、土の中で過ごした幼虫時代に親友がいたが、一足先に地上へ出てしまった彼の後を追い探し回っている間に死んで妖怪になった。シャドウサイド時にどうしても親友に会いたい気持ちが伝わり、子供たちが知らずに親友を採ってしまわないよう、タンクを含めて5人の子供たちをさらって穴の中へ入れていた。 フィルムリン / エイガリアン 声 - 高橋英則 ツクモノ族。シャドウサイドは下半身がフィルムになったエイリアンの姿、ライトサイドは頭の上に青い炎が付いたフィルムの妖怪。 元は前山田という映画監督が作成したパニックホラー映画のフィルムであったが、上映したホラー映画は刺激が強過ぎて観客からは酷評され、監督と作品を愛した人の思いから妖怪となった。大勢の観客に監督の映画を見せるため、あるはずの無い0番スクリーンを作って観客を誘い込み、逃げ出さないよう映画の中の世界へ入れて閉じ込めていた。 レオン / Dr.カメレオン 声 - 徳本恭敏 オンネン族。シャドウサイドは医者の格好をした巨大なカメレオンの妖怪。ライトサイドは眼鏡とヒゲの付いた小柄なカメレオンの風貌。相手の外見や特性をコピーする能力を持つ。 生前はカメレオンのようにどんな役でも演じられる俳優だったが、イケメン俳優と対峙する悪役ばかり演じさせられた恨みを持ちながら死亡したことで妖怪化した。城山ケンなど複数の俳優のイケメンオーラを吸収し、休業に追い込んでいたが、アヤメが見せた自分の追悼映像で憎悪していたイケメン俳優達が自分の演技力を尊敬していたことを知り改心、奪ったイケメンオーラを解放した。 花ちゃん / お花さん 声 - 佐藤はな ツクモノ族 / ブキミー族(ぷにぷに)。 かつては日本人形だったが、重要文化財として飾られるようになり、子供達と遊びたい心が妖怪となった。遊園地・ハナハナファミリーランドのキャラクター「ハナぽんちょ」の着ぐるみに乗り移るものの、風貌が当時の客に気味悪がられお蔵入りとなった。それ以来自ら作った異空間の部屋に子供達を誘い込んでいた。妖怪探偵団の作戦により、ハナぽんちょは「キモかわキャラ」として人気を得て復活を果たした。 ミツマタミヅチ 声 - 佐藤健輔 ウスラカゲ族(ぷにぷに)。外見はミツマタノヅチとそっくりで水色の体。 妖魔界ではミツマタノヅチと共に「ミツマタブラザーズ」として悪事(ピンポンダッシュや壁への落書き)を行っていたが、ミツマタノヅチが人型のミッチーとなったことを裏切りと思い、人間界でナツメをさらいミッチーをおびき出した。 巨大化の能力がある。ミッチー達に敗れ和解した。 セバスちゃん / セバスさん 声 - 相川奈都姫 オンネン族。 人間の頃は秘書を務め、ボスの「病気を治してほしい」という願いを叶えてあげたかった思いから妖怪になった。スマートフォンのAIアシスタント機能・セバスを「セバスさん」と呼んだ人に取り憑き、その人の命令を無理にでも実行させようとする。「元町タワーから飛んでみたい」と命令したケースケたちが取り憑かれ、タワーから落とされそうになる。ウィスパーに説得されて改心し、病院や街中で困っている人々を陰で手助けするようになった。 爺たん(じいたん) / サタンクロース 声 - 上田燿司 オマモリ族。 人間だった時、孫へのクリスマスプレゼントに用意したロボットの玩具が「これじゃない!」と泣かれ、寿命が来ても後悔の念から妖怪となった。 空亡ウイルスに感染してシャドウサイドとなった後は、クリスマス前に現れて子供をプレゼントの箱に入れて連れ去ってしまう。 安全坊や(あんぜんぼうや) / ニタニタさん 声 - 布施川一寛 ツクモノ族 / ブキミー族(ぷにぷに)。 元は飛び出し坊や看板。道路上の自転車事故を見ているだけで何もできずにいる所を空亡ウイルスに感染した。 シャドウサイドでは手に持った標識の図を実体化させて攻撃する。改心後は「仮面チャリダー」に扮したミッチーと協力し、整備不良の自転車に声かけをした。 モミー / 人吊りモミの木(ひとつりモミのき) 声 - 高橋伸也 オンネン族。 生前は山奥に生えていたモミの木で、セーラという少女に気に入られていた。成長してさくら元町に引っ越したセーラを探す内に空亡ウイルスに感染した。シャドウサイドではセーラが作った歌で人を誘い込み、近づいた人間を体内の空間で強制的に歌わせていた。 取り込まれた人間の顔が体の飾りに反映される。 超吉(ちょうきち) / 闇吉(やみきち) 声 - 浜添伸也 オマモリ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。福助人形のような妖怪。シャドウサイドでは「大凶」のくじを貼った相手をくじに変化させ、自分の背後に結びつけてしまう能力を持つが、稀に「大吉」が出て相手にとって幸運が起きる。 かつては若い頃のおばば(光江)に惚れていた人間の男性だったが、別の男性に告白されているのを見て失恋したと思い込みショックで妖怪になった(その男性は光江に振られたことを知らなかった)。 妖怪化した後は他人の幸福を妬むようになり、各地の神社で「超吉」のくじを作り、引いた人間をあえて幸福にした後でくじを「大凶」に変えて不幸に落とすようになった。 ウマタロー / ウマヅラー 声 - 丹羽正人 ウワノソラ族 / ウスラカゲ族(ぷにぷに)。駄菓子「うまジャム」に描かれたマスコットキャラクターが妖怪化した。 うまジャム製造の後継者がいなくなり、生産中止になると自分の存在も忘れ去られるという思いから、うまジャムを買った子供達の前に現れ「食べちゃダメ」と襲うようになった。 シールド・オブ・ブライトネス / ダークネス 声 - 中博史 ツクモノ族 / ゴーケツ族(ぷにぷに)。 元々は中世で「キング・ブライトネス」という王が愛用していた盾だが、王も騎士団も守れなかった無念から妖怪化した。電子ゲームで敗北した人間の無念を晴らそうと、敗北した人間をゲーム「VR戦記」の世界に取り込み騎士団員にした。 うさ吉(うさきち) / バニートラップ 声 - 後藤ヒロキ モノノケ族 / イサマシ族(ぷにぷに)。黒いウサギの妖怪。 生前は普通のウサギだったが、自分を車から助けて死亡したペットショップの店長の思いを受けて妖怪化し、他のウサギを助けるために食べ物を持つ人間を驚かせて餌を集めていた。 相手を自然を再現した異空間に誘い込み、幻影を見せて罠にかける戦法を得意とする。 チヨコ / ジョゴラ 声 - 塙真奈美 オンネン族。 バレンタインデーに少女から少年に受け取ってもらえたものの、そのまま放置され傷んでしまったチョコレートが妖怪化した。バレンタインデーに恨みを持ち、チョコを作るパティシエを襲う。実はチョコの受け渡しをした2人はその後結婚し、現在では老夫婦となっていることを知り改心する。 瓜坊(うりぼう) / 猪笹王(いのささおう) モノノケ族。山の守護者である猪の妖怪。 普段はその身分を隠し、ライトサイドの姿で遊んでいる。ゲーム版『4』ではアキノリに妖怪ウォッチアニマスを渡す。 缶太郎(かんたろう) / ジハン鬼(じはんき) ツクモノ族。捨てられた空き缶が妖怪化した。 キュンシー / ズッキュンシー オンネン族。キョンシーの女の子妖怪。 とりつかれると好きな人の行動にトキめき続け、やがてキュン死してしまう。フクロウに好意を抱いている。語尾は「なの」。 ハレ女 / 雨女(あめおんな) オンネン族。晴れ男と雨女の子供の女の子妖怪。天気を晴れと雨とに自在に変えることができる。 気分によって姿が変化する。 フウくん / 風神(ふうじん) オマモリ族。風を操る妖怪。 好奇心旺盛でいつも遊び相手を探している。蛇王カイラの側近。 ライちゃん / 雷神(らいじん) オマモリ族。雷を操る妖怪。 普段は省エネとしてライトサイドの姿をしている。フウくん同様蛇王カイラの側近。 チョッキー / 死ヲマネキ ゴーリキ族。右腕の大きなハサミで攻撃するカニ妖怪。 きぼりっクマ / 鬼熊 ツクモノ族。 木彫りの熊に魂が宿り、子供に広い世界を見せるためにケースを飛び出した。 はむはむ / あぶらハム モノノケ族。脂っこい食べ物が好きなハムスター妖怪。 とりつかれるとコッテリした食べ物ばかり食べたくなる。 かくれん坊 / いないいない婆 オンネン族。かくれんぼする相手を探している男の子の妖怪。 誘いを断った人間はシャドウサイドの「いないいない婆」にこの世から隠されてしまう。 ダニエル / ビッグダニー ゴーリキ族。 布団乾燥機のダニ退治モードで力尽きたダニが妖怪化した。相手の妖気を吸い取り巨大化する。 いたしかたなし / ヤムヲエン ゴーリキ族。一流の腕前を持つ侍妖怪。 用心棒の依頼が後を絶たないが、本人はやりたくないらしい。 紗夜 / 魔剣姫 ゴーリキ族。 剣の道を歩み続けた負けず嫌いな妖怪。免許皆伝級の腕前を持つ。 ドヤぽん / どうだぬき モノノケ族。 大したことのない話をドヤ顔で武勇伝のように語るタヌキ妖怪。 けずりん / ジンコツけずり ツクモノ族。使われなくなった鉛筆削りが妖怪化した。 シャドウサイドになると人骨まで削ってしまう。語尾は「ガリィ」。 ダメボーイ / 絶対ガードマン ウワノソラ族。交通整理や警備を得意とするガードマン妖怪。 ルール違反に厳しい。 べっちゃん / ぬったりべっちゃ ウワノソラ族。全身が粘液になっている妖怪。 遊び相手になってあげると幸運が訪れると言われている。
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