ウーラ
ウフーラ
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ウフーラ (Uhura) は、アメリカのSF作品『スタートレック』シリーズ、主にテレビドラマ『宇宙大作戦』(TOS) 及び『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』(SNW)の登場人物である。宇宙パトロール船USSエンタープライズ号通信士官。
プロフィール
2239年、地球のUnited States of Africa(アフリカ連合と訳されることがある)ケニア生まれの地球人女性。宇宙艦隊士官。
SNW開始時には士官候補生、後に少尉。TOSでは大尉[1]、後に少佐。後には大佐まで上る。
キャラクター
歌が得意で、作中でも歌うシーンが多かった。これは幼い頃からのニコルズの才能で、日本語吹き替え版でもニコルズの歌が流れた。
『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』(SNW)では彼女の背景が描かれる。ケニア出身で両親が教えるナイロビ大学入学予定であったが、事故で両親と兄に死なれて祖母に育てられる。宇宙艦隊に勤務経験のある祖母の影響で艦隊参加を決める。エンタープライズ初登場時には37言語を話す。
歴代シリーズでの活躍
TOSの他、劇場版では第1作から第6作までと第11作から第13作に登場した。2022年に配信開始された『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』では士官候補生として登場する[2]。
ネーミング
日本語吹き替えでの名前はウラ。ウーラと呼ばれることもある。ウフーラという名は、スワヒリ語で「自由」を意味する uhuru から来ている。「宇宙大作戦」脚本の段階では名前が無かったためニシェル・ニコルズ自ら提案し、プロデューサーのジーン・ロッデンベリーが同意して決定した[3]。当初ファースト・ネームは決められていなかったが、後にジーン・ロッデンベリーの提案により、Nyota ナヨタ(スワヒリ語で「星」)ナヨタ ウフーラとなった。映画第11作では、Nyotaというファースト・ネームが初めて映像作品の中で使われた。
演じた俳優と声優
俳優
- ニシェル・ニコルズ
- 『宇宙大作戦』~映画第6作
- ニコルズは『宇宙大作戦』の主要キャラクター唯一のアフリカ系かつ女性の俳優であり、アフリカ系俳優がテレビドラマにレギュラー出演することや、異人種間でのラブシーンが演じられたのは、いずれもアメリカのドラマ界では初めてであった。スタートレックのファンだったキング牧師は、「ウフーラは黒人の子供たちにとって目標である」と語った。後に『新スタートレック』でガイナンを演じたウーピー・ゴールドバーグも、ニコルズが演じるウフーラを見て女優を志した[4]。黒人女性として初めてスペースシャトルで宇宙に行ったメイ・ジェミソンもまた、ウフーラの活躍を見てその職業を志した人物の一人である[5][6][7]。NASAはのちにニコルズをアフリカ系アメリカ人勧誘プログラムとしてイメージキャラクターに採用している。後にジャミソンは『新スタートレック』にカメオ出演しており、実際の宇宙飛行士がスタートレックシリーズに出演したのは初めてであった。
- ゾーイ・サルダナ
- 映画第11作~第13作
- Celia Rose Gooding
- スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド
日本語版吹き替え
- 松島みのり
- 『宇宙大作戦』、『ディープ・スペース・ナイン』、映画第1作(新録版)
- 川島千代子
- 映画第1作(テレビ朝日版)、映画第2作(日本テレビ版)
- 横尾まり
- 映画第3作(日本テレビ版)
- さとうあい
- 映画第4作(フジテレビ版)
- 竹口安芸子
- 映画第5作(機内上映版)
- 朴璐美
- 映画第2作~第6作(新録版)
- 東條加那子
- 映画第11作、第13作
- 栗山千明
- 映画第12作
- 葉山那奈
- 『ストレンジ・ニュー・ワールド』
脚注
- ^ 日本語吹き替え版では中尉とされているが、Star Trek: U.S.S. Kyushu - Rank Listによれば、『宇宙大作戦』当時のエンタープライズのクルーは、第3話「魔の宇宙病」に登場したゲスト・キャラクターの「ジョー・トーモレン中尉」のみが確認されている。
- ^ “Star Trek: Strange New Worlds Cast Reveals the Characters They Portray”. Startrek.com. 2021年9月11日閲覧。
- ^ 米女優ニシェル・ニコルズさん死去、「スタートレック」の女性通信士役 89歳(1/2) - CNN.co.jp
- ^ A Woman's CyberSpace - Whoopi Goldberg - ウェイバックマシン(2015年2月26日アーカイブ分) Whoopi Goldberg interview on Star Trek DVD
- ^ Katz, Jesse (July–August 1996). “Shooting Star: Former Astronaut Mae Jemison Brings her Message Down to Earth”. Stanford Today. 2011年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月14日閲覧。
- ^ Eschner, Kat (2017年10月17日). “This Groundbreaking Astronaut and Star Trek Fan Is Now Working on Interstellar Travel” (英語). Smithsonian. 2019年5月25日閲覧。
- ^ Jackson, Camille (2013年10月28日). “The Legacy of Lt. Uhura: Astronaut Mae Jemison on Race in Space” (英語). today.duke.edu. 2019年5月25日閲覧。
ウーラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 05:44 UTC 版)
キャロット(犬に相当する火星の生物で、10本脚)。ジョン・カーターの愛獣だが、元はサーク族が、カーターへの「見張り」としてつけた。戦闘力は大白猿(4本腕)と互角。
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ウーラ
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「テムジン (龍虎の拳)」の記事における「ウーラ」の解説
テムジンのもう1つの通常投げ。相手の身体を開いて手を掴み、そのまま後方の地面に頭から叩き付ける。「モンゴリアンスルー」より広い有効間合いと、投げ受け身を取ることができない点が、この技の最大の長所。
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「グイン・サーガの登場人物一覧」の記事における「ウーラ」の解説
ノスフェラスの狼王。前狼王ロボと、地獄の番犬ガルムの娘シラの子。父ロボのあとを継いでノスフェラスの灰色狼たちを束ねているが、妖魔ガルムの血が入っているために、常にノスフェラスに入ることはできず、普段は黄昏の国や、黄泉の国近くのセトーの森で暮らしているらしい。念波を使って会話をすることもできるが、灰色狼としての立場を守り、滅多にその能力を使うことはない。
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