スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 15:05 UTC 版)
スタートレック:ディープ・スペース・ナイン | |
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原案 |
リック・バーマン マイケル・ピラー |
出演者 |
エイヴリー・ブルックス ルネ・オーベルジョノワ ニコール・デ・ボーア マイケル・ドーン テリー・ファレル サーロック・ロフトン コルム・ミーニイ アーミン・シマーマン アレクサンダー・シディグ ナナ・ヴィジター |
テーマ曲作者 | デニス・マッカーシー |
国・地域 |
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シーズン数 | 7 |
話数 | 176(各話リスト) |
各話の長さ | 45分 |
製作 | |
製作総指揮 |
アイラ・スティーヴン・ベーラ リック・バーマン マイケル・ピラー |
製作 | パラマウント・テレビジョン |
配給 | CBSテレビジョン・ディストリビューション |
放送 | |
放送チャンネル | ファースト=ラン・シンジケーション |
映像形式 | NTSC 480i 4:3 |
音声形式 | ドルビーSR ドルビーデジタル 5.1 DVD releases. |
放送期間 | 1993年1月3日 | - 1999年6月2日
Star Trek: Deep Space Nine | |
番組年表 | |
前作 | 『新スタートレック』 |
次作 | 『スタートレック:ヴォイジャー』 |
関連番組 | 『宇宙大作戦』 『まんが宇宙大作戦』 『スタートレック:エンタープライズ』 |
『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(英: Star Trek:Deep Space Nine、略称: DS9)は、アメリカのSFメディア・フランチャイズ『スタートレック』の3作目のテレビドラマシリーズである。
本国では1993年から1999年にかけて放送された。日本では1996年から2002年にかけて途中中断をはさみながら放送された。7シーズン全176話。
概要
『新スタートレック(TNG)』の舞台である24世紀後期に時を同じくした、スピンオフ作品でもある。それまでの『スタートレック』が主に宇宙艦を舞台としていたのに対し、様々な勢力や異星人が訪れる宇宙ステーション辺境の宇宙ステーションディープ・スペース・ナインを舞台とするドラマシリーズである。
前作『新スタートレック』および次作『スタートレック:ヴォイジャー』と放送上と設定上の時期が重なっている。DS9シーズン1はTNGシーズン6と並行して開始し、最終のDS9シーズン7はVOYシーズン5と重なる。
宇宙ステーションを訪れる異星人同士の交流を軸に、物語が銀河大戦へと進んでいくことから、同時期にアメリカで放送されていたテレビドラマ『バビロン5』と比較されることも多い。シリーズ第一作『宇宙大作戦』がアメリカ西部各地を旅するテレビドラマ『幌馬車隊』をアイディアソースにしていたのに対し、本作では土地を守る物語である『ライフルマン』が元になっている[1]。
ストーリー
銀河系アルファ宇宙域の辺境、「聖なる神殿(ベイジョー・ワームホール)」の「預言者」を信仰する「ベイジョー人」は、「カーデシア連合」の侵略を受け、長年占領・支配されていた。反カーデシアのレジスタンス活動と惑星連邦の支援によって占領から解放されたベイジョーは、衛星軌道上に浮かぶカーデシアの鉱石加工宇宙ステーション「テロック・ノール」を管理下に置くことになった。ベイジョー臨時政府の依頼により、惑星連邦はベイジョーとステーションの共同管理を行うこととなり、「ディープ・スペース・ナイン」と命名される。
宇宙ステーションDS9の司令官として惑星連邦宇宙艦隊のベンジャミン・シスコ中佐が赴任するが、シスコ中佐はベイジョーの信仰する聖なる神殿(ワームホール)の預言者から「選ばれし者」という使命を受け、長年のカーデシアによる占領で疲弊したベイジョーとそれを支援する惑星連邦の橋渡しをしていく。またベイジョー・ワームホールは、数万光年離れたガンマ宇宙域へ繋がっていることが判明し、その利権をめぐってカーデシアとの摩擦も激化、さらにシーズン3以降はガンマ宇宙域からの侵略者「ドミニオン」から連邦をはじめとするアルファ宇宙域を守る戦い「ドミニオン戦争」へと発展していく。
登場人物
※ 階級、職業は第1シーズン、または初登場時のもの。演の括弧内は日本語吹き替え。
レギュラー
- ベンジャミン・シスコ
- 演 - エイヴリー・ブルックス(玄田哲章)
- 司令官(中佐→大佐)。地球人男性。
- オドー
- 演 - ルネ・オーベルジョノワ(加藤精三)
- 保安主任(ベイジョー国民軍(階級なし))。流動体生物(可変種)。
- ジュリアン・ベシア
- 演 - アレクサンダー・シディグ(藤原啓治)シーズン1-5、(中村大樹)シーズン6-7
- 医療主任(中尉→大尉)。地球人男性。
- クワーク
- 演 - アーミン・シマーマン(稲葉実)
- バー経営。フェレンギ人男性。ロムの兄。
セミレギュラー
- エリム・ガラック
- 演 - アンドリュー・ロビンソン(大川透)
- 洋服店経営。カーデシア人男性。
放映リスト
最終話邦題
この番組の最終回が日本で最初に放映された(スーパーチャンネル)時の邦題は「炎の宇宙最終決戦」となる予定であったが、あまりにもセンスが無さ過ぎるというファンの抗議に答える形で直前に「終わりなき始まり」に変更になった。しかし一部の地上波では旧邦題のままで放映されている場合もある。
脚注
- ^ セレブリティ・ファイル/スタートレックの艦長たち(原題 Celebrity File: CAPTAINS OF THE FINAL FRONTIER) - 2010年のテレビドキュメンタリー
外部リンク
公式
- Star Trek: Deep Space Nine | Star Trek
- スター・トレック ディープ・スペース・ナイン|STAR TREK/スター・トレック 公式サイト|パラマウント - 日本版公式サイト
非公式
- Star Trek: Deep Space Nine - IMDb
- Star Trek: Deep Space Nine | Memory Alpha | Fandom
- 各話あらすじ - スーパー!ドラマTV
- 最終話邦題について(Star Trek -U.S.S.Kyushu- [スタートレック総合サイト])
- Nine Forward Logged tree under 25149 - 掲示板での議論
- Nine Forward Logged tree under 25462 - 邦題変更
スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 15:06 UTC 版)
「スタートレックに関する日本語資料一覧」の記事における「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」の解説
LD-BOXがパイオニアLDCより第5シーズンまで日本語字幕及び吹替えありで発売された。 DVD-BOXがパラマウントホームエンタテインメントジャパンより日本語字幕及び吹替えありで全話が発売された。パッケージが異なるものが数種類発売されているが内容は同一である。
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