ポケモンスクールの生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:02 UTC 版)
「アニメ版ポケットモンスターの登場人物」の記事における「ポケモンスクールの生徒」の解説
リーリエ 声 - 真堂圭 登場時期:SM・PM2 SM編の仲間。サトシより前にポケモンスクールへ転校してきた少女。一人称は「わたくし」。背はサトシとほぼ同じくらい。ロケット団から「シャレオツ帽子のジャリガール」「白ジャリガール」と呼ばれている。第49話から頑張る彼女を見たマオから「がんばリーリエ」と呼ばれるようになる。 ポケモンが目の前に来ると怖がったり驚いたりしてしまうので、まともに触れ合えない。幼い頃はポケモンと遊ぶのが大好きだったが、4年前にウルトラビースト(ウツロイド)に襲われ、間一髪でシルヴァディに助けられた。しかしその際にザオボーが自身の関与を隠蔽するために当時の記憶を消したことで、ウルトラビーストに襲われた恐怖の部分が中途半端に残ってしまったため、以降ポケモンに触れられなくなる。しかし、「学びの対象として好き」と言うなど、決してポケモン自体が嫌いなわけではない。本人はポケモンに触れられないことを指摘されると「論理的結論としてその気になれば触れる」と否定するなど少し頑固なところがある。ポケモンの知識は豊富であり、ポケモンフーズもポケモンの好みごとに分けている。読書家で「本で読んだことがあります」が口癖。世間知らずな面もあり、キャンプに余分な荷物を持ってきたり、米を炊く量を間違えてしまったが、第29話で大量に持ち合わせたゴールドスプレーのおかけで、唯一ネマシュからエネルギーを吸われずに済んだ。 ポケモンのタマゴも駄目だったが、SM第8話で克服した。第14話ではそのタマゴから孵ったロコンも苦手としていたが、ムサシ達から庇ってもらったことで互いに友情が芽生え、完全に克服した。第30話では一時的にサトシのピカチュウと一緒にいることになり、サトシとピカチュウみたいに少しでも絆を深めたいという思いから、ジェイムズとバトルをし勝利、ピカチュウにも触れられるようになる。その後もこれまでの経験を基に、徐々に他のポケモンとも触れ合うようになってきている。しかし、第48話にてグラジオのことを考え、それを読み取ったほしぐもがグラジオのところにテレポートさせてしまい、そこで対面したシルヴァディの姿を見て、トラウマが再発してしまい、再びポケモンに触れなくなってしまう。第49話では張本人であるザオボーに連れ去られるもシルヴァディに助けられた時の記憶が蘇り、完全に克服しポケモンに触れるようになった。 第50話にて再び出現したウツロイドに目の前で母が連れ去らわれてしまう。その後、第51話で服装を一新して、グラジオと共に母救出の手掛かりとしてポニ島の日輪の祭壇に向かう。道中、ぬしポケモンのジャラランガたちの妨害に合うが、シロンの連携とフェアリータイプに変化したシルヴァディによって突破する。 第80話ではホクラニ岳から帰る途中、氷の洞窟でバクガメスの爆発により、マーマネ、マオと共に仲間とはぐれてしまい、その途中特訓に励んでいるアローラサンド達と出会い、彼らが大切にしている採掘場をバンギラスに乗っ取られていたため、取り戻そうとするサンドたちの奮闘に応えるべく、彼らのサポートに回り、バンギラスを追い払うことに成功した。そのお礼として、氷の石から進化したアローラサンドパンからコオリZを貰い、さらにデンヂムシが氷の石を見つけたため、マーマネからそれを受け取る。 自宅はかなりの豪邸。執事のジェイムズを始めとするスタッフが多数おり、中庭やバルコニーにポケモンが遊べる場所を設け、自身がポケモンに触れないかわりに遠くから観察できるようにしてある。 家族に母のルザミーネと兄のグラジオがいる。父のモーンは幼い頃、ウルトラホールの事故によって行方不明となっている様子。グラジオとは第27話で再会を果たすが、彼女が知る兄とは「別人みたい」と語り、一時は落ち込むが、サトシとジェイムズに励まされる。第44話では母のルザミーネと再会、母の溺愛ぶりに少々引き気味であり、自分の価値観を母に受け入れてくれないことに悩んでいるこの時ポケモンスケールへの入学は彼女自身の志願によるものだったが、ルザミーネはうろ覚えであったことが判明。お泊まり会の際には、また兄と共に一緒にいたいという気持ちがあることをバーネット博士に打ち明けている。第83話では、ザオボーの発明品のせいでサトシ、マーマネと同様、小さくなってしまった。 第105話でポニ島でポケモンの観察をしていたところを兄グラジオと再会。グラジオが父に会いたいと話した際、彼女は写真だけしか知らないが、母のルザミーネから父の事を聞くのが怖いと話している。第116話では父のZリングと動かなくなったマギアナを発見。Zリングを島キングのハラから仮免許として許可をもらい、マギアナを世話することになった。最終話(第146話)では父を探すため、ルザミーネ・グラジオと共に旅に出た。 SM第45話以降はナレーションが入らなくなった代わりに、前回までのあらすじを彼女の日記に書き記してから本編に入るパターンへと変わっている。55話でポケモンスクールに戻ってきた後は服装は元通りになり、第56話からは再びナレーションが入るようになった。髪型も元に戻ったが、ガーディアンズの制服着用時はポニーテールにしている。 アローラリーグでは予選を突破し、トーナメント戦で兄のグラジオと対戦するも敗退する。リーグ後は行方不明の父・モーンを探すため、ルザミーネやグラジオと共に旅に出ることを決意。サトシより先に旅立ち、スクールの皆、特にサトシに感謝の言葉を残して旅立って行った。 PM2の37話では未だに父を探していたため、スクールの生徒で唯一ゴウと対面していない。後の111話ではガラル地方・カンムリ雪原を来訪。そこで父を発見し、ゴウとコハルを連れたサトシとも再会し、アローラに帰還した。 Zワザ発動時の掛け声は「天から静かに降り注ぐ雪…無数に煌めく氷の結晶!大地を覆う冷たきZよ!熱き我がソウルと共に今再び天へと昇れ!レイジングジオフリーズ!」。手持ちポケモン ロコン(アローラの姿) 声 - 上田麗奈 性別:♀ 特性:ゆきがくれ 技:こなゆき→レイジングジオフリーズ、あられ、オーロラベール オーキド校長から預かったタマゴから孵ったポケモン。普段はボールから出しており、リーリエに抱かれている。性格は大人しく、やや人見知り。ポケモン恐怖症克服の為にタマゴ係になり、タマゴの時は「白くてコロコロするから」と「シロン」と名付け、孵ってからもその名前で呼んでいる。第13話ラストで生まれ、第14話でリーリエにゲットされた。第14話では生まれたばかりのため、リーリエから苦手がられていたが、ロケット団から庇ったことで、互いに友情が芽生えた。生まれたばかりでありながら、「こなゆき」でサトシやリーリエ、ロケット団、シロデスナ、ボーマンダを氷漬けにするなど実力はある。第30話では一時的にサトシと一緒にいることになり、あまり馴染めずにいたが、市場に散歩した際、サトシのニャビーから木の実を分け与えられたことがきっかけで馴れ合っている。第49話ではリーリエの記憶が戻り、サトシのピカチュウと共に抱きついた。第80話でデンヂムシが氷の石を見つけ、リーリエがそれを向けた際は進化を拒絶していた。第116話でZワザを放とうとした際はまだ練習不足だったため失敗したが第127話にてサトシ達と特訓し、完成した。 アローラリーグトーナメント戦ではグラジオのブラッキーと対戦するも、Zワザを耐えられ、「アイアンテール」の直撃を受けて敗北。最終回(第146話)にて父・モーンを探すため、リーリエ・ルザミーネ・グラジオ・マギアナと共に旅に出た。 ウルトラガーディアンズでのライドポケモン チルタリス 声 - 藤村知可 技:れいとうビーム、だいもんじ 最終話(第146話)ではリーリエが旅立った後の為、代わりにサトシのルガルガンを乗せてサトシを見送った。 カキ 声 - 石川界人、愛河里花子(幼少期)、武隈史子(幼少期・SM第107話) 登場時期:SM・PM2 SM編の仲間。ポケモンスクールの生徒である少年。一人称は「俺」だが、ホシと喋る時は「にいちゃん」。ポケモンスクールのメンバーの中では最長身。 実家はアーカラ島で牧場を営んでおり、本人も配達などの手伝いをしている。両親と妹の四人暮らしで、祖父は数年前に他界している。将来の夢は島キングになること。 初見でサトシの実力を見抜く洞察力を持ち合わせ、それ以降は彼をライバル視している。家の仕事やZワザに関しても真面目に向き合っている。料理も家庭的なものはできる模様。ポケモンスクールのメンバーの中で唯一大試練を突破し、Zリングを持っているためZワザ習得の過酷さを熟知しており、カプ・コケコにZリングをもらって喜んでいたサトシを叱責したが、サトシの口から改めて心構えを聞き、それからは彼の成長を見守ることに同意する。プライドの高い熱血漢だが、Zワザの扱い方やサトシの島巡りのサポートに渋々ながらも了承するなど、根は真面目で面倒見が良い。その一方、妹のホシを溺愛するなどかなりのシスコンである。過去にスナバァに操られたことがあり、トラウマとなっている。リザードンで飛ぶのは平気だが、飛行機は苦手である模様。ほのおタイプのポケモンが好きで、カントーに行く際、カントーに生息しているほのおポケモンに会うのを楽しみにしていた。 第34話では、アローラガラガラに奪われたヴェラの冠を取り返すことに専念していたためで勝負を焦ってしまったことが原因で、相手の行動を読まず敗北してしまう。しかし、サトシから励まされ、彼と特訓に入り再度ガラガラに挑戦、バクガメスが新たに覚えた「からをやぶる」の捨て身の戦法からのZ技で勝利し、冠を取り返す。第43話での特別課外授業でタケシのハガネールと対戦。お互い五分五分の実力を見せるが、長期戦はまずいと判断したカキがZ技で勝負をつけようとしたが、直後にタケシがハガネールをメガシンカさせ、切り札のZ技を耐えられてしまい、あと一歩及ばず、敗北する。第70話ではブルガンに牧場を売り払われかけるも、ガラガラとの友情を深め勝利する。しかし、それでもブルガンは自分の負けを認めようとせず、力ずくで牧場を売り払おうとするも、ジュンサーに逮捕され事なきを得た。 第107話ではカプ・レヒレとの試練でカプ・レヒレからヒコウZをもらった。 アローラリーグでは予選を突破し、トーナメント戦でアセロラと対戦。ほしがりラプーことゲンガーのトリッキーな技に圧倒されるが、逆転し勝利した。アローラリーグ2回戦でマーマネと対戦し勝利。準決勝でグラジオと対戦し敗れる。敗退後、グラジオをライバルと認めた。リーグ後はしまキングへの道の第一歩として、ライチの元で修行することを決める。 PM2ではゴウにどちらがサトシのライバルに相応しいかでバトルするも、結果はバトルは中断に終わったものの、ゴウにサトシを任せお互いに認め合った。 Zワザ発動時の掛け声は「俺の全身、全霊、全力!全てのZよ、(ここまで共通)」、「アーカラの山のごとく、熱き炎となって燃えよ!ダイナミックフルフレイム!」(ホノウZ)、「アーカラの大地を翔ける、熱き風となって飛べ!ファイナルダイブクラッシュ!」(ヒコウZ)。手持ちポケモン バクガメス 声 - 三宅健太 性別:♂ 特性:シェルアーマー 技:トラップシェル、かえんほうしゃ→ダイナミックフルフレイム、ドラゴンテール、からをやぶる、きあいだま カキのパートナー。非常に高い実力を持つが、巨体のために動きが鈍くスピード戦は苦手。実際、パンケーキレースでは持ち前の体重のせいでカキをかなり苦しめた。「トラップシェル」は攻撃以外でも作動することがあり、それがトラブルの原因となることが多い(特にサトシのトラブルが多い)。 カキ同様、気難しい性格で初対面の相手には懐かない。しかし、アーカラ島島クイーンのライチのことは慕っており、スイレンの双子の妹であるホウとスイがじゃれついた際も、満更ではない様子であった。その後も他のポケモンたちとも打ち解けている。 第34話ではアローラガラガラに奪われたヴェラの冠を取り返すことに専念したため、勝負を焦ってしまったことが原因で一度は敗北する。しかし、新たに覚えた「からをやぶる」からの「ダイナミックフルフレイム」でリベンジを果たす。 第43話での特別課外授業でタケシのハガネールと対戦。相性は五分五分だったが、メガシンカで耐久力の上がったメガハガネールを「ダイナミックフルフレイム」で押し切れず、敗れた。第53話ではガラガラとのコンビネーションでルザミーネのエンニュートを挟み撃ちにして倒した。第70話ではブルガンのエレキブルの攻撃からサトシやホシを庇い倒れる。 アローラリーグ準決勝ではグラジオのルガルガンと対戦。ルガルガンの「げきりん」による暴走で追い詰められるも、土壇場で「きあいだま」を習得し勝利。その後、シルヴァディとの対戦でZワザをほのおタイプとなったシルヴァディに耐えられ敗北する。 PM2ではラビフットにZワザを繰り出すも、ガラガラが助けたため中断。 元々は野生のポケモンで、森の池を独り占めしていたシザリガーとバトルし、傷ついていたところでカキと出会い、特訓の成果見事リベンジに成功。その後、自らカキについていきゲットされた。 リザードン 声 - 石塚運昇→櫻井トオル(SM第106話以降) 技:かえんほうしゃ→ダイナミックフルフレイム、 きりさく、ほのおのパンチ、つばめがえし→ファイナルダイブクラッシュ 空ライドポケモンであり、カキが長距離移動をする際に力を貸している。元々はカキの祖父の相棒だった。翼をよく見ると通常のリザードンにはない切れ込みがある。ウルトラガーディアンズ結成後、サトシたちはそれぞれ出撃用の空ライドポケモンを用意されているのに対し、カキだけはこのリザードンをそのまま使用している。 バトルの実力も確かで、カプ・テテフと互角に戦うほどの実力の持ち主。「ヒコウZ」で「ファイナルダイブクラッシュ」が使える。 アローラリーグ第2回戦ではマーマネのクワガノンに苦戦しつつも勝利。 サトシのルガルガンとのバトルではお互いのZワザのぶつかり合いに敗北。 ガラガラ(アローラの姿) 声 - 武隈史子 特性:いしあたま 技:ホネブーメラン、フレアドライブ→ダイナミックフルフレイム、アイアンヘッド、シャドーボーン 第34話から登場。負けず嫌いな性格。気が強くて喧嘩っ早く、強そうなポケモンを見るとすぐ喧嘩を売る。バグガメスに引けを取らぬ実力を持つ。また、音楽に乗せられやすい一面もあり、それをリュウキに利用され、敗れ去った。最初は骨を投げてイワークを怒らせたり、ケンタロスに喧嘩を売ろうとしたり、洞窟でポケモンスクールのポケモン達を追いかけ回すなど、問題児な部分が目立っていたが、シリーズが進むにつれて喧嘩っ早い部分は少なくなり、ポケモンスクールのポケモン達とも打ち解けた。 ヴェラ祭りの象徴であるヴェラの冠を奪取し、追いかけてきたカキにバトルを挑み、動きの鈍いバクガメスをスピードで翻弄し、一度は勝利を収める。しかし、再戦の際は新技の「からをやぶる」を用いた捨て身の戦法に翻弄され、最後はZ技の前に敗れる。 敗北後、盗んだ冠を素直に返却する。さらに、もっと強くなりたいという思いからカキにゲットされる。その後はバクガメスに対し、強いライバル心を燃やしているが、バクガメスとコンビネーションでルザミーネのエンニュートを挟み撃ちにして倒したり、特訓を重ねるなど意気投合している場面も多くなっている。第53話ではバクガメスとのコンビネーションでルザミーネのエンニュートを挟み撃ちにして倒した。第63話のバトルロイヤルではロイヤルマスクのガオガエンのパワーに押され敗北。第70話ではブルガンのエレキブルとバトル、カキとの息が合わずZワザも出せないまま敗れるが、再戦時にお互いを信用してZワザを完成しリベンジを果たした。 アローラリーグトーナメント戦ではアセロラのゲンガー(ほしがりラプー)と対戦。ゴーストタイプ同士の猛攻の末、ゲンガーの「のろわれボディ」や武器のホネを奪われ苦戦するも見事逆転勝利する。準決勝でグラジオのルガルガンと対戦。相性が悪い上に苦戦し敗北。 PM2ではバクガメスのZワザが当たる直前にゴウとラビフットを助けた。112話ではバトルロイヤルのパートナーとして登場、ククイ博士のガオガエンの「DDラリアット」を食らい敗北。 なお、ダイナミックフルフレイムはバクガメスが使う物と異なり、ガラガラがホネに宿す炎と同じ青い炎となる。 マオ 声 - 上田麗奈 登場時期 : SM・PM2 SM編の仲間。ポケモンスクールの生徒である少女。一人称は「あたし」。サトシよりも若干背が高い。ロケット団から「緑ジャリガール」と呼ばれている。 実家はアイナ食堂を営んでおり、自身も料理を得意としている。しかし、やまぶきのみつの代わりに10万ボルトを使うなど、若干適当な部分も見受けられる。家族に父親と兄がおり、兄はパートナーのベロリンガと共に料理修行の旅に出ている。スイレンとは幼馴染であるため「マオちゃん」と呼ばれている。胸のポケットにはアママイコ型のクッキーを入れていて時々仲間に差し出すこともある。母は幼い頃に亡くなっている。 サトシや幼い頃のスイレンともすぐ仲良くなろうとする気さくで親しみやすい性格で、世話焼きな面もあるが、どこか少し抜けている(本人も自覚済み)。アローラ地方についてよく知らないサトシやポケモンに触れないリーリエを気遣う、サトシのサプライズ歓迎会を考えるなどクラスメイトのまとめ役になることも多い。夢は、アイナ食堂をアローラ一の食堂にすることであり、父の料理を多くの人に食べさせたいと願っている。サトシと対面して以降、彼の入学を誰よりも喜んでおり、彼と行動を共にすることが比較的多い。リーリエに関してはポケモンと触れ合えるようにタマゴの預け役を任せる、店の手伝いがあっても彼女のために切り上げて様子を見に行く、その後の成長を褒める、シロンが生まれた直後はサトシと共にリーリエを尾行したりなど、積極的に気にかけている。 第121話では父からお使いを頼まれヤレユータンの店に行き、彼の手伝いをして、アイナ食堂をポケモンの客も来る店にするよう誓った。客として訪れたカプ・コケコから「クサZ」、ヤレユータンからZリングをもらった。Zリングは壊れていたが、その後ライチに直してもらった。 アローラリーグでは予選を突破し、トーナメント戦でスイレンと対戦。一度は戦意喪失になりかけたものの、立ち直り全力でバトルするも敗退。最終話(第146話)で旅立つ仲間を見送り、店を改装する最中に帰宅した兄・ウルと再会。その際に持っていたグラシデアの花によってスカイフォルムとなったシェイミと別れた。 PM2ではサトシとゴウに自分の料理を振る舞った。 Zワザ発動時の掛け声は「感じて…草木の芽吹きと森の息吹!ブルームシャインエクストラ!」。手持ちポケモン アマカジ→アママイコ→アマージョ 声 - 藤村知可 性別:♀ 特性:リーフガード 技:あまいかおり、おうふくビンタ、マジカルリーフ、ふみつけ、トロピカルキック→ブルームシャインエクストラ マオが幼い頃、ポケモンスクールの裏の森で出会った野生のポケモンで、マオの母が一発でゲットし、マオの妹として可愛がられた。自分の特徴である美味しそうな香りによって誘われた外敵から身を守ってきたため、相手を退けることに慣れており、サトシのモクローを毎回跳ね除けている。その際、頭の葉っぱを回転させて、近づいた相手を弾き飛ばす。アマカジの頃はマオの頭の上にいることが多く、第18話のおまけコーナーによると甘えん坊である様子。第18話でやまぶきのみつをロケット団から守るためアママイコに進化した。第53話ではルザミーネのミロカロスと対戦。「マジカルリーフ」を「ハイドロポンプ」で打ち消されるが、「おうふくビンタ」で「アクアテール」と対等に戦うなど活躍していた。第82話でサトシたちがロケット団の罠につかまった中で唯一罠の範囲外だったため、皆を救出するため檻を壊そうとするが、コジロウが放った網が上半身にひっかかって、手と頭の葉っぱが使えなくなってしまう。足だけを使って皆を救出している最中「ふみつけ」を覚え、アマージョに進化し、皆を救った。進化後は以前ニャビーをいじめていたペルシアンを完膚なきまでに叩きのめしてしまうほど強くなった。 アローラリーグトーナメント戦にてスイレンのアシレーヌと対戦。相性では勝ったものの、相性の悪さをカバーしたアシレーヌに苦戦。それでも何とかマオを立ち直らせ全力を出すが、自分のZワザをアシレーヌのZワザで打ち消された挙句、体力を限界まで削られ「アクアジェット」で敗れた。 シェイミ 技:アロマセラピー 第108話でマオの前に現れ、彼女の誘いから飛び立つ機会が来るまでマオと一緒にいることを決める。最終話(第146話)ではウルが取って来たグラシデアの花でスカイフォルムとなり、仲間と共に旅立った。 ウルトラガーディアンズでのライドポケモン フライゴン 声 - うえだゆうじ 技:いわなだれ、だいもんじ スイレン 声 - 菊地瞳 登場時期:SM・PM2 SM編の仲間。ポケモンスクールの生徒である少女。一人称は「私」。サトシよりも若干背が低い。ロケット団から「青ジャリガール」と呼ばれている。 漁師の娘で、両親とホウとスイという双子の妹がいる。服の下には胸元に魚のマークが描かれたスクール水着を着ている。マオとは幼馴染で初めて会った当初は「アイナ食堂さん」と呼んでいた。 SMの主要登場キャラクターの中では、サトシと最初に出会った人物。その後も、サトシと行動する際はリーリエやマオと比べて一緒に行動することが多いため、「ボーイフレンド」や「デート」等と聞かれる事が多く、その際は赤面しながら否定するのが恒例になっているが、満更ではない様子も見れる。また筋肉フェチな一面もあり、マッシブーンやロイヤルマスク、ガオガエン、メルメタルを初めてみた際にはクラスメートの中でも一番興奮していた。 釣りが大好きで、水ポケモンの知識も豊富でカントーに行った際、同じ水ポケモンが好きなカスミともすぐに馬が合い、仲良くなり、アローラ地方に帰って以降、文通をしており、第102話でサプライズとしてアローラに呼んだ。第28話でのポケベースではジャンピングキャッチをして地面に着地する前にアシマリにパスするというファインプレーを見せ、打席に立った際にはカキの剛速球を打ち返して場外ホームランを放った。また素潜りではサトシやカスミと同じくかなりの深さまで潜れ、サトシたちは転げ落ちたポケモンスクール裏の森の急坂を華麗に着地できる、カイオーガの暴走に巻き込まれて吹き飛ばされた際にも華麗に着地する、巨体を誇るヨワシ(むれたすがた)やカイオーガに釣竿を引かれても離さずに最終的には釣り上げるなど、クラスメートの中でも屈指の運動神経を誇る。 物静かで穏やかな性格で、大勢の人の前に出るのは苦手だが、時々「カイオーガが釣れる」などと冗談を言ったりとお茶目なところもあり、ポケもんだいで彼女が出題する際、必ず嘘から答えているが、たまに本当の答えを出している。色違いのジーランスを釣り上げたこともあるが、魚拓だったので色違いかどうかはわからなかった。また時折毒舌を吐いたり、鋭いツッコミを入れることもある。怒ると非常に怖い。強面なヨワシやギャラドスに果敢に立ち向かうなどカスミも認める度胸もある。 第32話での課外授業のムーランドの宝探しにおいて、乱暴なムーランドとともに宝探ししている中、最初は息が合わなかったものの、野生のダストダスに襲われたことがきっかけで徐々にふれあっていく中でZリングの原石を発見。ライチによって専用のZリングが制作され、続く第33話でぬしのヨワシとの釣りバトルでは、驚異の腕っ節で「ミズZ」を入手し、クラスで三人目のZ技使いとなる。しかし、バルーンの練習に励んでいたため、Z技が上手く出せなかったが、第40話で同じミズZを持つイアとそのパートナーのオシャマリに弟子入りし、特訓の末できるようになった。アシマリのバルーンの中に入って海の中のポケモンたちと触れ合うことを夢見ている。第106話のポニ島の自由研究で久しぶりに師匠のイアと再会するが、彼女がアローラから旅立つことを聞き、旅立つまでに二人で一緒に特訓をする。旅立ちの見送りの際にはイアから「アシレーヌZ」を受け取る。 アローラリーグでは予選を突破し、トーナメント戦でマオと対戦し、容赦ない攻撃で見事勝利。アローラリーグ第2回戦でグズマと対戦するも敗退。リーグ後はマナフィの魚拓を取ることを決め、父と共に船旅に出る。 PM2で再登場し、アローラスクールの生徒で最初にゴウと対面する。また、コハルのイーブイに9通りの道があると語った。 Zワザ発動時の掛け声は「届け、水平線の彼方まで!スーパーアクアトルネード!」(ミズZ)、「母なる海に抱かれて…響け、水平線の彼方まで!わだつみのシンフォニア!」(アシレーヌZ)。手持ちポケモン アシマリ→オシャマリ→アシレーヌ 声 - 愛河里花子→清水理沙(オシャマリ・アシレーヌに進化後) 技:バブルこうせん→スーパーアクアトルネード(アシレーヌに進化後は使用せず)、アクアジェット、なみのり、うたかたのアリア→わだつみのシンフォニア、こごえるかぜ スイレンのパートナー。真面目な性格で、サトシのモクローと迷子になった際、彼のマイペースな行動を常にフォローしていた。サトシのピカチュウと競争(最初は陸を走って次は水を泳ぐ)して陸上では遅れをとったが、得意の水中でサトシのピカチュウを追い抜き勝利した。鼻先でシャボンを膨らませるのが得意で、第5話では小さく不安定などの難点があったが、第16話でスイレンの妹たちを中に入れて浮かべるようになるほど上達している。元々は野生のポケモンで、スカル団にいじめられていたところをスイレンに助けられ、人間不信になりかけていたが、後にスイレンに懐いて彼女のパートナーになる。 サトシのモクローには、しばしばツッコミを入れている。ニャビー(初対面時点では野生だったが、のちにサトシにゲットされる)に対しては憧れを抱いている。第33話でのぬしのヨワシとの釣りバトルの最中、「アクアジェット」を取得し、勝利へ導いた。第53話ではルザミーネのポケモンたちと対戦する。第99話ではイーブイを助けるために「なみのり」を習得した。 第106話では師匠のイアとの別れの際、最後にバルーンを見せるために張り切っていた最中にオシャマリに進化した。 第120話ではポケモンハンター(声 - 高口公介)に襲われ傷ついたカイオーガを釣るスイレンを助けるため、アシレーヌに進化した。 アローラリーグトーナメント戦では相性の悪いアマージョを「こごえるかぜ」で防ぎ、アマージョのZワザを自分のZワザで打ち消して勝利する。第2回戦ではグズマのグソクムシャと対戦。「であいがしら」を警戒しつつ「うたかたのアリア」を繰り出そうとした際に「じごくづき」で封じられる。その後、「アクアジェット」を繰り出すも受け止められた挙句、掴まれそのまま「どくづき」を食らいどく状態になる。最後はZワザを「アクアブレイク」で断ち切られそのまま敗れ去った。 最終話(第146話)ではカキたちと一緒にアローラサプライズとしてシャボンをリーリエとマギアナを中に入れるほど成長ぶりを見せた。 なお、アシマリ時はボールから出していたが、オシャマリ・アシレーヌに進化していくにつれて体が大きくなったためかボールから出さないことが多くなった。 イーブイ(ナギサ) 声 - 美波わかな 性別:♂ 技:すてみタックル 第93話以降のミニコーナー「イーブイどこいくの?」から初登場したポケモン。当初は野生だったが、第99話でスイレンのポケモンとなった。なお、スイレンは通常のモンスターボールではなく、ダイブボールでゲットした。通常のイーブイと異なり、長い前髪が特徴的で、ゲット後は長く伸びていた髪型をスイレンが散髪し、スイレンとおそろいになった。海の向こうからやってきて、海が好きな事から「ナギサ」と名付けた。米国版では、「Sandy」と名付けられている。スイレンの父は、マンタインサーフも自在に乗りこなしていたと話し驚きを見せた。非常に好奇心旺盛で、ポケモンを見つけるとすぐに体当たりする。サトシたちのポケモンとは、短期間で仲良くなった。なお、ゲット後にも体当たりをするが、サトシたちのポケモンは好意的に受け取っている。バトルの実力もあり、アシマリと協力して「すてみタックル」を一発決めてスカル団を吹っ飛ばしたこともある。また、密猟団の撃退やポケモンリーグ予選でも力を示した。カスミやイアとは文通を通して、ナギサの存在を熟知していた。 なお、ボールにいることが多くなってきたアシレーヌに代わり、ボールから出していることが多く、スイレンと行動していることもある。 PM2では海に落ちたラビフットを助けた。 ラプラス 技:れいとうビーム 水上ライドポケモンで、スイレンが釣りをする時に乗っている。 ウルトラガーディアンズでのライドポケモン ハクリュー 技:れいとうビーム マーマネ 声 - 武隈史子 登場時期:SM・PM2 SM編の仲間。ポケモンスクールの生徒である少年。一人称は「僕」。かなり小柄で、サトシの半分くらいの背丈。両親と顔が瓜二つである。将来の夢は宇宙飛行士になること。 発明やプログラミングが好きで、発明品の性能も高い。高度なメカニックにも目がなく、ロトム図鑑と会う度ドライバー片手に「解析させて」と詰め寄り、ロトム図鑑が取り乱すのが恒例となっている。一方、太めの体型が災いして身体能力が低く、パンケーキレースでは第1競技で失格。さらに暗い所が苦手で寝るときはトゲデマルに照明になってもらっている。またスイーツも好きで、ショッピングモールやメレメレ島の美味しいお店は完璧に網羅している。また、非常にミーハーな部分があり、ダグレオのカツラやロイヤルマスクになりきるマスクを持っていたり、オルオル選手のサインを求めたり、サーラ選手に会った際は興奮した。口癖は「まっまーねー!」。でんきポケモン使いであるため、マオの作ったピカチュウの電撃入りシチューも平気で平らげた。同様にでんきタイプのポケモンを好む。第26話では両親から引っ越しと聞かされ、騒ぎを起こしたこともあった。しかし、実際はマーマネの勘違いで「自宅の修理が行われる1週間の間近所(3軒隣)に引っ越す」というものだった。もし、このことをサトシたちに言ったら絶交されるのではないかと心配していたが、サトシたちはお別れにならなくてよかったので一安心した。第83話では、ザオボーの発明品のせいでサトシ、リーリエ同様、小さくなってしまった。 第119話ではクワガノンレースに出場し優勝。優勝賞品の「ムシZ」、ハプウからZリングをもらった。第123話ではZワザを覚えるために特訓するが、持ち前の運動不足とクワガノンの息が合わずに使えなかった。その後、カキの作戦でシザリガーとバトルし、Zワザを完成させた。 アローラリーグでは予選を突破し、トーナメント戦でマツリカと対戦。当初は苦戦していたが、形勢逆転で勝利した。アローラリーグ第2回戦でカキと対戦し敗退。リーグ後は将来宇宙飛行士になる事を決意し、マーレインと共に宇宙センターのあるトクサネシティへ旅立つ。 PM2でも宇宙飛行士の勉強を続けており、サトシとゴウのプロジェクトにも協力している。 Zワザ発動時の掛け声は「僕とのシステム…完全マッチ!全力プログラム、ラン!ぜったいほしょくかいてんざん!」。手持ちポケモン トゲデマル 声 - かないみか 性別:♀ 特性:ひらいしん 技:びりびりちくちく、ニードルガード マーマネのパートナーで、普段はボールから出している。風船割り等自身の針を生かした動作が得意である。また特性のひらいしんを利用してサトシのピカチュウの「10万ボルト」を呼び寄せ「びりびりちくちく」を強化するコンボをよく使う。6話ではこのコンボを使用してロケット団にダメージを与え、サトシから「ピカチュウと名コンビ」と言われる。尻尾をプロペラのように回して風を起こすことも。マーマネの発明品では、滑車の中に入って電力を担当している。 とても元気がよく、一度はしゃぐと誰にも止められず、サトシのピカチュウのことが好きでよく擦り寄ったりしており、マーマネの勘違いとはいえ、サトシのピカチュウと会えなくなると聞かされた時には泣いた。第53話ではルザミーネのムウマージの電撃を特性を利用して受け流した。第83話ではザオボーの発明の失敗で小さくなったサトシ達を乗せたが、再びザオボーの失敗でサトシ達とは逆に巨大化してしまった。アローラリーグ予選時には、「ニードルガード」を習得していた。 デンヂムシ→クワガノン 声 - 石塚運昇(第93話以降はライブラリ出演)→うえだゆうじ(クワガノンに進化後) 特性:バッテリー(デンヂムシ時)→ふゆう(クワガノンに進化後) 技:ほうでん、いとをはく、シグナルビーム→ぜったいほしょくかいてんざん、でんじほう、ワイルドボルト マーマネが前から欲しかったポケモンで、サトシが別れの品として捕まえ、トゲデマルとのバトルの末にゲットされる。 おっとりした性格で引っ越し先ではトゲデマルに代わって電力を担当したが、あまりにも動作が鈍かった。第41話のデンヂムシレースで優勝した。第53話ではルザミーネの手持ち相手と戦っている。63話のバトルロイヤルではロイヤルマスクのガオガエンのパワーに押され敗北。 第106話ではポニ島の大海峡で特訓した末、クワガノンに進化。おっとりした性格は変わっていないが、特性「ふゆう」によって自由に飛べるようになった。また、サトシのヘラクロス同様樹液が大好物で、その時はマーマネの指示も無視する。 第119話ではクワガノンレースに出場し優勝、マーマネに「ムシZ」をもたらした。 第123話ではカキと特訓し、シザリガーとのバトルでZワザ「ぜったいほしょくかいてんざん」を完成。 アローラリーグトーナメント戦でマツリカのアブリボンとバトル。アブリボンのスピードに翻弄されるも、何とか体制を立て直し勝利する。2回戦ではカキのリザードンと対戦。互いに引けを取らない猛攻の末、最後は「ワイルドボルト」とZワザ「ファイナルダイブクラッシュ」のぶつかり合いに敗れる。 ウルトラガーディアンズでのライドポケモン メタング 声 - 石塚運昇 技:ラスターカノン、メタルクロー アローラゴローニャと互角に張り合えるほどの実力を持つ。
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