ディーゼル車(でぃーぜるしゃ)
ディーゼル車は、軽油を燃料として走行する車のことである。燃費がやすくあがるので、大型トラックやバスは、ほとんどがディーゼル車である。そのほか、四輪駆動の自動車でもディーゼルを使っている車種がある。
ディーゼル車は、大気汚染の主因として、各地で規制の対象になっている。これは、ディーゼル車が、窒素酸化物やPM(浮遊粒子状物質)を排出するためである。
まず、窒素酸化物は軽油中の窒素成分から発生する物質である。光化学スモッグの原因になる。光化学スモッグは、窒素酸化物を含む大気から刺激性の物質が生成され、これによって霧がかかったようになる現象のことである。目やのどの粘膜に痛みなどの刺激を与える。
次に、浮遊粒子は、気管に侵入してぜんそくの原因になる。PMは、ススや黒煙に含まれる浮遊粒子のことである。軽油中の硫黄酸化物が発生源である。粒子が直径10ミクロン以下と非常に小さいため、呼吸を通じて気管に入り、気管支炎やぜんそくの原因になる。
(2000.06.11更新)
ディーゼル自動車
(ディーゼル車 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 13:10 UTC 版)
ディーゼル自動車(ディーゼルじどうしゃ, diesel car)とは、ディーゼル機関を動力とする自動車。燃料に軽油を用いることから、軽油車と呼ばれることもある。
注釈
- ^ 逆に、構造上ガソリンエンジンほど回転数を上げることができない。
- ^ 超拡散燃焼であるディーゼルエンジンは、シリンダー内に燃料と酸素があるかぎり燃焼(膨張)し続けられ、シリンダー容積は火炎伝播速度に支配されない。
- ^ 2代目ダイハツ・シャレードのように、あえてガソリンエンジンと同気筒数・同排気量とした例もある。
- ^ 日本の平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)と欧州のEuro6。
- ^ マツダ・アクセラの場合、1.5Lガソリン自然吸気と1.5Lディーゼルターボで100kgの差がある。マツダ・CX-5の場合、2.5Lガソリンターボと2.2Lディーゼルターボは同じ重量。BMW・6シリーズのグランクーペの場合、3.0Lガソリンターボと3.0Lディーゼルターボで40kgの差がある。
- ^ 国土交通省による定義は「実使用状態において、当該制御が作動することにより1種類以上の排出ガス成分を悪化(一定時間の走行で20%以上)させるもの」
- ^ 日本で排出ガス規制に適合しているガソリン直噴エンジンを搭載した日本車も、北米の基準を満たしていないことがあった。
- ^ カミンズ創業者のクレシー・カミンズは、第一回勝者のレイ・ハルーンのピットクルーを務めていたことがあった。
- ^ 本来であれば予選落ちの遅さであったが、賞金無しという条件の下に許された特認車両であったこと、最低時速80マイルはクリアしていたことで決勝出走が認められた。なお当時は世界恐慌の影響がレース界を直撃していたため、運営も台数集めに必死だったことがエントリーを可能とした背景がある。
- ^ クレシー・カミンズは、2ストロークエンジンに酷く不満を持っており、帰る途中で川へ投げ捨ててしまったという噂があった。
- ^ インディ500史上初のディスクブレーキを備えていた。
- ^ 抜き打ちで規制されないように、フレッド・アガバシアンはわざと遅く走ったという
- ^ 同年参戦していたフェラーリ・375F1は850kg。
- ^ 2011年には3.7リッターに最大排気量が規制され、アウディはV6、プジョーはV8まで小型化した。
- ^ ガソリンのトヨタ・GRダカールハイラックスT1+は540L、プロドライブ・ハンターT1+は500L、ディーゼルのX-raid MINI・JCWラリー+は325Lの燃料タンクをそれぞれ持っている。タンクが空になるにつれて重量差は縮まる。
- ^ ただし2009年大会では、当時日産を率いていたグリン・ホールは「あなたは大会前に高地での不利を心配していたそうですね」という質問に対して「高地ではガソリン車の方が速かった。ディーゼルのターボがオーバースピンしたからだと思う」と答えている。
- ^ 一般的な4ストローク4バルブの市販車用エンジンベースのガソリン自然吸気のリストリクター径は当初32mmで、2008年は31mm、2009年は32mm2010年に34mm、2012年には36mm、2017年には38mmにまで拡大。ここに至ると(カルロス・サインツ曰く)70〜80馬力もガソリンが優位となったため、2019年は37mmに絞られた。この間ディーゼルは38mm〜39mmを往復するのみであった
- ^ 2019年にトヨタが勝てたのは、ペルー1国開催で高地を超えて国境を横断する必要がなかったことが大きな理由とされている。
出典
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ディーゼル車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:25 UTC 版)
ディーゼルエンジンのオイルは、圧縮比が高いことから、ガソリンエンジンと比べて機械的に過酷な環境下で使用されるためにオイルはガソリンエンジン車より劣化が早いため、国産メーカーのディーゼル車のオイル交換推奨距離は5,000km程度(トヨタ車)とガソリン車より短く設定されている。燃焼時に生じる黒煙の影響のため、オイルの色は交換後でも早期に黒くなるが、オイル交換は色よりも走行距離や稼働時間で管理することが望ましい。ガソリン車用オイルにはディーゼル車共用のオイルも存在するが、これにはディーゼルエンジンで多く発生するすすをオイル中に分散させる清浄分散剤や、硫黄からのSOx分や燃焼時のNOxなどの酸化物質を中和する酸化防止剤などが通常より多く含まれているためである。 最近のDPF装着車は排気ガス中に含まれる硫黄や金属成分が多いと触媒が劣化して寿命を縮めてしまう。従ってDPF装着車の場合はこの問題に対策をとった日本技術会の規格であるDH-2規格のオイルを使用することが必須である。さらに新しい規格として軽量車向けのDL-1が存在するが、これは重量車向けのCF規格やDH規格(DH-1/DH-2)、また欧州向けのACEAのCカテゴリやEカテゴリの規格と、対応が併記されていない限り互換性が無い(例:DL-1/DH-2/CF-4/C3/E9)。このように、最新のディーゼルエンジンに使用する燃料やオイルについては車両に付属している取扱説明書の注意をよく確認する必要がある。日常的なメンテナンスの一部であるエンジンオイルの交換については、ユーザー側の責任が求められる部分もある。 ディーゼルエンジンは、走行距離の多い長距離トラックなど営業車等に使われる場合が多く、オイルの交換頻度は車両の維持費、多忙な運転時間を割いての交換作業、台数が多ければ会社の経営に影響を与える。このため、化学合成油をベースオイルとし、ススの分散性、耐磨耗性を強力な添加剤で補ったロングドレン化を図ったオイルも造られている。これらの中では、高速道路での走行を主体とした路線トラックに使うことを前提に10万kmの走行を可能と謳う商品も現れている。 ディーゼルエンジンが多く使われている欧州では、ロングドレンオイルのオイル量を増やすことにより、交換サイクルがガソリンより長いケースもある。フォルクスワーゲンの場合ガソリン車(VW504規格)30,000km/2年に対しディーゼル車(VW507規格)では最大で50,000km/2年となっている。
※この「ディーゼル車」の解説は、「エンジンオイル」の解説の一部です。
「ディーゼル車」を含む「エンジンオイル」の記事については、「エンジンオイル」の概要を参照ください。
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