ディーゼル車排ガス規制(でぃーぜるしゃはいがすきせい)
ディーゼル車は、窒素酸化物(NOx)や浮遊粒子状物質(SPM;Suspended Particulate Matter)などの大気汚染物質を排出する。
NOxとは、一酸化窒素(NO1)や二酸化窒素(NO2)など、窒素酸化物の総称である。大気汚染の主原因として知られる。特に酸性雨や光化学スモッグの原因物質である。
SPMは黒鉛やススなど大気中を浮遊する直径10マイクロメートル以下の微粒子を指す。人間の気道や肺に入ってぜんそくや結核を引き起こする。
さて、大気汚染対策として、自動車税率見直しが考えられている。これは、環境に悪い車ほど、高い自動車保有税をかけるというものだ。メーカーや消費者に対し、環境に良い自動車の開発・購買を誘導するという狙いである。
(2000.04.28更新)
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