いっさんか‐ちっそ〔イツサンクワ‐〕【一酸化窒素】
一酸化窒素(NO)
無色のガスで,空気中で酸化されて,直ちに赤褐色の二酸化窒素に変わります。一酸化窒素は活性が弱く,気道,肺を通じて血液に入り,ここではじめて赤血球と反応してヘモグロビンをメトヘモグロビンに変化させます。血液毒であると同時に,中枢神経にも作用して麻痺を起こします。一酸化窒素
- 物質名
- 一酸化窒素
- 化学式
- NO
- 原子量
- 30.0
- 融点(℃)
- -163.6
- 沸点(℃)
- -151.8
- 密度(g/cm3)
- 1.34
一酸化窒素
一酸化窒素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 08:40 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動一酸化窒素 | |
---|---|
![]() ![]() | |
IUPAC名 | 一酸化窒素 |
組成式 | NO |
式量 | 30.0061 g/mol |
形状 | 無色透明の気体 |
CAS登録番号 | [10102-43-9] |
融点 | −163.6 °C |
沸点 | −151.7 °C |
一酸化窒素(いっさんかちっそ、nitric oxide)は窒素と酸素からなる無機化合物で、化学式であらわすと NO。酸化窒素とも呼ばれる。
常温で無色・無臭の気体。水に溶けにくく、空気よりやや重い。有機物の燃焼過程で生成し、酸素に触れると直ちに酸化されて二酸化窒素 NO2 になる。硝酸の製造原料。光化学スモッグや酸性雨の成因に関連する。また体内でも生成し、血管拡張作用を有する。窒素の酸化数は+2。
製法
化学的には銅に希硝酸を作用させたり、二酸化窒素(NO2)に水(温水)を反応させることで生じる。
銅と希硝酸の反応
「一酸化窒素」の例文・使い方・用例・文例
- 一酸化窒素.
一酸化窒素と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 一酸化窒素のページへのリンク