一重項酸素とは? わかりやすく解説

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いちじゅうこう‐さんそ〔イチヂユウカウ‐〕【一重項酸素】

読み方:いちじゅうこうさんそ

活性酸素の一。励起状態にある酸素分子であり、高い反応性有する分子軌道一つ一重項状態というスピン量子数ゼロの状態にある。生体内発生した場合、その寿命は数マイクロ秒程度と非常に短い。


一重項酸素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 17:48 UTC 版)

一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)は酸素分子において分子軌道の1つπ*2p軌道上の電子が一重項状態で占有されている、すなわち全スピン量子数が0である励起状態のことである。1O2と表される。




  1. ^ 大阪武雄、日本化学会『活性酸素』丸善、1999年、p.27。ISBN 4-621-04634-9
  2. ^ Janina Dose et al (2016年). “Free Radical Scavenging and Cellular Antioxidant Properties of Astaxanthin”. International journal of molecular science. p. p103. doi:10.3390/ijms17010103. 2017年8月18日閲覧。


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