NOx吸蔵還元触媒
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NOx吸蔵還元触媒(NOxきゅうぞうかんげんしょくばい)とは、排気ガス中のNOxを一時的に吸蔵し、後に還元(N2化)する触媒である。
- ^ 新開発NOx触媒を採用した新世代ディーゼルエンジンを開発―ガソリン車と同等の排出ガス規制「米国TierII Bin5」排出ガスレベルを達成― - 本田技研工業>広報発表>四輪製品ニュース(2006年9月25日)
- ^ HC・NOxトラップ触媒 - 日産自動車グローバルサイト > 将来技術 > HC・NOxトラップ触媒
- ^ トヨタ、「ダイナ」ならびに「トヨエース」の2t積系に小型トラック世界初のハイブリッド車およびクリーンディーゼルシステムDPNR搭載車を追加設定 - TOYOTA.CO.JPニュースリリース(2003年09月03日 NO.41)
- 1 NOx吸蔵還元触媒とは
- 2 NOx吸蔵還元触媒の概要
NOx吸蔵還元触媒
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「ディーゼルエンジン」の記事における「NOx吸蔵還元触媒」の解説
排ガス中のNOxをリーン燃焼時に取り込み、その後にリッチ燃焼で還元させる触媒のことである。NOx還元に上記のSCRを使わないもので、還元剤はHCとCOとH2になり、三元触媒にNOx吸蔵層を追加したものと言える。ガソリン直噴エンジンで使われてきたものであり、ディーゼルには一部で使われている。 乗用ディーゼルエンジン用としては、欧州仕様アベンシスで採用されているDPFと一体化しPMとNOxを同時に還元するトヨタのDPNRがある。 NOxを還元するのにリッチ燃焼が必要な事と、軽油内の硫黄分が触媒の機能を奪うのが欠点である。
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