第三班
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「NARUTO -ナルト-の登場人物」の記事における「第三班」の解説
ガイ・リー・ネジ・テンテンのフォーマンセル。メンバー達が総じて体術に秀でている。 マイト・ガイ 声 - 江原正士、牧口真幸(幼少) ガイ班の担当上忍。太い眉毛に黒髪のおかっぱ頭で、自家製の緑色のボディスーツに脚絆を装着している。情に厚く涙もろい性格だが、冷静な状況判断や対応力も併せ持っている。カカシとは同期で、彼を初対面の頃から「永遠のライバル」として常に意識しており、時間を見付けてはライバル勝負を挑んでいる。かつては忍術や幻術を使うことができなかったため、アカデミーの入学試験でも補欠合格だったが、それを補うために幼少期から体術の修行に多くの時間を割き重点的に鍛え上げ、父のダイと同じく身体能力を極限まで高めることができる「八門遁甲の陣」を会得し、マダラからは「体術において自分と戦った相手の中で右に出る者は一人としていない」と称された。 第一部の木ノ葉崩しではカブトの幻術をカカシと共に解き、里を襲撃した音忍を圧倒した。その後暁のイタチと鬼鮫が木ノ葉の里に侵入した際には、苦戦していたアスマ・紅・カカシの3人の救援に駆け付けて2人を撤退させた。第二部では第七班の救援として第三班のメンバーと共に我愛羅の奪還任務に当たり、道中で鬼鮫と再戦となり大規模な水遁の術に苦戦を強いられるが、超高等体術の「朝孔雀」を用いて撃破した。その後暁のアジトで第七班のメンバーと合流して入口に施された「五封結界」を解くが、仕掛けられたトラップ「鏡面襲者の術」により出現した自分の偽者と交戦して辛くも勝利し、カカシやナルトと対戦していたデイダラを第三班の連携で追い詰めるが、デイダラの「自爆分身」の術によって逃亡を許した。 忍連合軍の結成後はナルトの護衛のためにヤマトやアオバと共に雲隠れの孤島・島亀に向かい、そこで潜入していた鬼鮫と三度交戦。高度な水遁の術に苦戦するも超高等体術の「昼虎」を使用し見事に勝利したが、開門の反動により忍連合軍に合流した際のサクラに治療されて戦列に復帰した。第四次忍界大戦では第3部隊に配属され、穢土転生で蘇った血継限界の忍や忍刀七人衆達と交戦、敵を全滅させる。その後はナルトとビーの増援に向かい、尾獣六体を操るオビトと交戦した。しかし、マダラが戦場に現れて劣勢となり、マダラがオビトから十尾を奪った後は、我愛羅・リー・ミナト・カカシと共にマダラに立ち向かい、八門の最後の門である死門を開放して「夜ガイ」を放ちマダラの半身を抉るほどのダメージを与える。惜しくも倒すことができず、瀕死の状態に陥るが、現れたナルトによって救われて命を繋ぎ止めた。第四次忍界大戦終結後は、八門遁甲の影響で歩けなくなり車椅子生活を送っているものの、車椅子で家の屋根の上に乗るなど巧みに使いこなしている。 ロック・リー 声 - 増川洋一、演 - 佐藤祐吾 ガイの愛弟子。師匠のガイと同じく太い眉毛に黒髪のおかっぱ頭をしている。一人称は「僕」。礼儀正しく勤勉な性格だが、あまりの熱血ぶりに周囲から呆れられることもある。忍術・幻術の才能が全く無かったためアカデミーでは「熱血落ちこぼれ」と馬鹿にされていたが、卒業後はガイの徹底的な指導により、八門遁甲の開門を利用した禁術「蓮華」や、酒に酔った状態で繰り出す「酔拳」などの高等体術を会得するほどの忍に成長した。ただし彼の体術は自身の肉体を酷使するため、それにより重傷を負うことも多い。 第一部の中忍試験では初対面のサクラにいきなり告白するも、動揺されて拒否された。その直後には自分の実力を試すためにサスケに勝負を挑み、その素早さと体術で圧倒したが、ガイの制止によって勝負は引き分けに終わった。二次試験の死の森でサクラが3人の音忍に襲われた際は、身体に負担を強いながらもサクラを守り抜き、その後救援に現れたテンテンに叩き起こされて班に帰還した。第三試験の予選では我愛羅と対戦し、守鶴の力を解放した我愛羅の力の前に苦戦するが、自らの忍道を守るため、八門遁甲の第五・杜門までを開放して放つ「裏蓮華」を発動して渾身の一撃を加えるも、開門の反動による隙を突つかれて重傷を負い敗北した。 試験後は全身複雑骨折という重傷の療養に専念していたが、火影として里に戻ってきた綱手の診察を受け、成功率50%かつ失敗すれば死亡という手術を要する深刻な重傷であり、忍をやめるよう勧告を受け苦悩する。しかしガイの「お前が死んだら俺も一緒に死ぬ」という言葉により覚悟を決めて手術を受け、綱手の熱心な研究や仲間の励ましもあって手術は成功した。その後は安静を言いつけられていたが、ナルト達がサスケの奪還任務に向かった際にはその後を追い、ナルトと交代で君麻呂との交戦を引き受け、さらに増援に現れた我愛羅との共闘によって勝利した。 第二部では中忍に昇進し、木ノ葉の忍者ベストを修行着の上に着用するようになった。我愛羅の奪還任務では、第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。第四次忍界大戦では第3部隊に配属され、蘇った血継限界の忍や忍刀七人衆達と交戦した。十尾復活の際にネジが死亡した際には動揺するも、ナルトの言葉によって自分の心の中の「本当のネジ」のために戦うことを決意した。十尾の人柱力となったマダラとの戦いでは、「八門遁甲の陣」を発動したガイをカカシ・我愛羅・ミナトと共に援護した。戦後は結婚し息子のメタルを儲けた。 日向ネジ(ひゅうが ネジ) 声 - 遠近孝一 、根本圭子(幼少) 黒い長髪の少年で一人称は「オレ」。日向一族の分家の出身であり、額には分家の者だけが刻まれる呪印が施されている。日向一族の血継限界「白眼」を受け継いでおり、その力を利用した体術である「柔拳」を駆使した接近戦を得意とする。忍としての才も抜きん出ており、本来なら宗家にのみ伝わる「八卦掌回天」「柔拳法・八卦六十四掌」を、その才能によって独学で会得した。 幼少期に宗家当主の嫡子で従妹・ヒナタが誘拐された事件が原因で、宗家当主の伯父・ヒアシの身代わりに父・ヒザシが殺されたことから宗家とヒナタを憎み、才がありながら分家に生まれた自分の運命を恨むようになり、人生は変えようのない運命に支配されているという諦観を抱いたことで、自分よりも実力の劣るものを見下す冷酷な性格になっていた。 第一部の中忍試験では第三試験の予選ではヒナタと対戦し、ナルトへの憧れから決して諦めようとしないヒナタの意思の強さに驚愕するが、彼女からネジ自身が運命に苦しんでいることを告げられると激昂してヒナタを殺害しようとするも、試験官や他の上忍達に制止され勝利が決まった。 第三試験の本戦ではナルトと対戦し、「落ちこぼれ」と見下していたナルトを圧倒的な実力差で追い詰めるが、危機に陥ったナルトが発動した九尾の力によって精神に生じた隙を突かれて敗北した。しかしこの敗北によって運命は自分が決めるものということに気づき、試験後にはヒアシからヒザシの死の真実を知らされたことでヒアシやヒナタとも和解し、性格も以前より柔和になった。 サスケの奪還任務では副隊長として音の四人衆の鬼童丸と対戦し苦戦を強いられるが、死角を敢えて晒すという決死の作戦により、胸に穴が空くという重傷を負いながらも何とか勝利を収めた。第一部の終盤ではヒアシと共に修行し、ヒアシやヒナタとお茶を飲みくつろいだり打ち解けていた。第二部では上忍に昇格しており、我愛羅の奪還任務では第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。 第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦しヒナタとのコンビネーションにより善戦するが、戦闘や陣地での見張りにチャクラを使いすぎたことにより疲労で初日の晩にダウンした。回復後は忍連合軍の一員として十尾と戦うナルト達の救援に駆け付け、十尾の攻撃をいのと協力してずらすが、人型に変形した十尾の木遁による広範囲攻撃から、ナルトと彼を庇おうとしたヒナタを守るために盾となって致命傷を負い、ナルトに後を託して息を引き取った。 原作者は漫道コバヤシの中で「ネジにはナルトとヒナタがくっつくためのキューピッドになってもらいました」と言い、ネジがあまりにあっけない最期を迎えたことについては、『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の上映を記念して行われたインタビューにおいて「死って意外なほど突然来るんですよ。それまで、例えば自来也の死のシーンとか、わりとねちっこく演出することもありましたが、ネジのときはそれをあえてやめました。死は突然だし、戦場の中で感傷に浸る余裕もない。いつ誰が死ぬか分からないという覚悟がないといけないし、丁寧に描き過ぎればウソくさくなる」とその意図を語った。 テンテン 声 - 田村ゆかり ガイ班の紅一点。茶髪の髪をお団子頭にしているのが特徴で、チャイナ服を着用していることが多い。忍具を巻物から口寄せして戦う。第一部の中忍試験では第三試験の予選にてテマリと対戦するも敗北した。第二部では中忍に昇格しており、我愛羅の奪還任務では第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。 第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、雲隠れの金角・銀角との戦闘では金角が落とした六道仙人の宝具・芭蕉扇を拾い善戦するが、芭蕉扇に多量のチャクラを吸収されたため夜にはダウンした。翌日の戦闘ではマダラが落とした紅葫蘆と琥珀の浄瓶を拾いマダラを封印しようとするが、直後に「無限月読」の幻術世界に引き込まれた。 大戦後は忍を続ける傍ら新たな忍具の開発にも着手し、それが高じて武器屋「忍具転転転」を経営している。店内には大戦時に使った六道仙人の宝具も非売品として展示されているが、平和になった世界では武器があまり重宝されないため客があまり来ないことを嘆いている。
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第三班
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銀鳳騎士団飛空船団の拠点制圧船団が、カエルレウス氏族・幻獣騎士(ミスティックナイト)・魔獣の戦いの舞台となり壊滅した、ボキューズ大森海内の小鬼族(ゴブリン)小村復旧・臨時根拠地建設の為、現地で臨時編成した班の一。幻晶甲冑(シルエットギア)を装着した騎士で編成され、飛空船から荷物を降ろし、現地村民との調整にあたった。
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第三班
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シルヴェスター・アシモフ 声 - 石塚運昇 ロシア・北欧第三班班長。眉毛とモミアゲから生える濃い顎鬚、オールバックにした前髪、一本縛りにした長い後ろ髪という出で立ちの筋骨隆々の男性。51歳。身長190cm、体重136kg。マーズ・ランキング3位(小町と同率)。専用武器は対人・対テラフォーマー貧栄養時用圧縮再生芽『カフカス・スヴィエート』。外伝漫画『アシモフ』では主人公を務める。 国連航空宇宙局ロシア支部(旧ロシア連邦宇宙局)に所属する隊長で柔道7段の段位を持つ。状況を冷静に判断し的確に部下に指示を出す優秀な指揮官としての能力や、劉の状態を見ただけでベースを見抜くなど洞察力も非常に優れている。葉巻を愛飲し、好きな酒はウォッカ。娘のジーナ・S・アシモフ(声 - 渡辺明乃)を溺愛している一方、妻(声 - くじら)には頭が上がらない様子。 元々はロシア人ではなく、ロシア連邦と長らく戦争状態にある(架空の)北欧小国・デザ共和国陸軍の軍人。数々の修羅場を潜り抜け、祖国をロシアから守り抜いた伝説から「軍神」と呼ばれていた。政権の消滅を機に一線を退くも、身重の愛娘ジーナがA・Eウイルスに侵されてしまう。娘と孫を守るため、母国を裏切ることを承知でロシア軍人となり自らアネックス計画に志願した。強面だが冗談を好む茶目っ気のある性格で、班員からは「隊長」と慕われており、義息のアレクサンドルのことも実子同然に想っている。仲間思い・部下思いで周囲からの信頼も厚いが、敵と見なした相手には一切容赦しない断固たる態度を取る。 謎の古代文明「ラハブ」を解明するというロシア独自の作戦を敢行するため、当初は中国の作戦に協力する。しかし、第四班の想定以上に非道な行為から日米側に寝返り、中国やテラフォーマーと熾烈な戦いを繰り広げた。火星戦争終盤、地球から「母子ともに無事」との通信を受けたことですべての未練が無くなり、ミッシェルを救うため単騎『九頭龍』に乗り込むなど若いメンバーを生き残らせるために奔走する。しかし度重なる戦闘で身体が限界を超えており、最後は劉とともに小吉を蘇生させた後息を引き取った。 手術ベースはタスマニアン・キング・クラブ。人為変態時は他の甲殻型と比較しても桁外れに厚い甲殻を纏う。この甲殻は通常のテラフォーマーの攻撃だけでなく、至近距離からの銃弾すらも防ぐ硬度を誇る。加えて手足の防衛自切と再生能力、複数のテラフォーマーに組み付かれても容易く振りほどいて逆に押さえつけられるだけの膂力も備え、それらにアシモフ自身の柔道の腕、身体能力などが加わり凄まじい戦闘力を発揮する。「過剰変態」することで甲殻がさらに強化され、腕も蟹のハサミに変化する。専用武器『カフカス・スヴィエート』は栄養が圧縮された葉巻型の変身薬で、本人以外のM.O.能力者に使用することもできる。ジョセフとの戦いで左腕を切断された小吉に使用して腕を再生させたが、術式・体質の違いか長くは持たなかった。 イワン・ペレペルキナ 声 - 赤羽根健治 左目周りの頬から額にかけて大きな傷跡がある16歳の少年。エレナ・ペレペルキナの異父弟。身長173cm、体重73kg。マーズ・ランキング10位。専用武器は対テラフォーマー調薬ガントレット『アンゲル・ウィーリー』。 明るく人懐っこい性格で、各国の思惑が交錯するアネックス計画を「世界を救う立派な作戦」と捉える純粋な一面がある。地球を離れ20日後、1班のボーンと4班のジェットの喧嘩を止めに入り殴られ、治療してくれたシーラに一目惚れする。 本名はイワン・ザクリエフで、元々はアシモフと同じ北欧小国の「デザ共和国」出身。天涯孤独だった上にロシア軍の捕虜にされており、そのため現在とはかけ離れた荒んだ性格だった。エレナの血縁が判明してアネックス計画参加のため牢から解放され、アシモフの隊に入る。当初は反抗していたが、生まれて初めて得た「同志」と「家族」に生きる希望を見出し、性格も明るく変化した。 ロシア隊の要。アシモフからラハブの秘密を託され、また植物型の身体に「大量のA・Eウィルスの塊」を宿すことに成功。帰還船では、アシモフ家の者たちのワクチンを優先的に確保することを条件にウィルスの塊は日米に委ねる。 第3部では祖国のデザ共和国治安維持警察の一等陸佐となっており、京都にてインヴォーカーを倒す。しかし最終的には逃げられてしまう。 手術ベースはチョウセンアサガオ。有毒植物の一つであり、人為変態時はその毒や植物を自在に操ることが出来る。 エレナ・ペレペルキナ 声 - 朴璐美 グラマラスな体つきを持つロシア美女。23歳。身長177cm、体重65kg。マーズ・ランキング19位。イワンの異父姉。射撃の名手。任務は常に冷静沈着だが、アシモフの漫才じみたやりとりに応じるなどユーモラスな面もある。イワンが実弟と判明してからは共に生活し、公私ともに躾けていた。 火星到着初日に遭遇したテラフォーマーを捕獲しようとするも、メダカハネカクシの能力に不意を付かれ首をもぎ取られて死亡した。 「外伝 アシモフ」ではアシモフの小隊に所属し任務にあたる。 手術ベースはベラドンナ。イワンと同じく有毒植物であり、人為変態時は毒を攻撃や麻薬・麻酔剤として使用する。 アレクサンドル・アシモフ 声 - 奈良徹 スキンヘッドにサングラス、右目に縦に走る傷という容貌の28歳の男性。身長180cm、体重89kg。ロシア出身。マーズ・ランキング7位。専用武器は対テラフォーマー大顎充填式スペツナズ・ナイフ『カフカス・カリンカ』。 ランキングは非常に高いものの、手術ベース・専用武器共々特筆すべき能力を有していないのが難点とされる。そのため自身をして「地味」と評しているが、軍人としてのスキル等と相まって優れた戦闘力を持つ。 シルヴェスター・アシモフの娘ジーナの夫で、アシモフの娘婿。アシモフからは愛称で「サーシャ」と呼ばれている。イワンとも仲が良いらしく「アレキサンダー先輩」と呼ばれている。剽軽な性格でジョークを飛ばしたり悪態をついたりすることが多い。アシモフにジーナと交際を認めてもらおうと何度もアプローチしていた際、ジーナに剃られたことが切っ掛けでスキンヘッドになった。 幼少期から成績オールAと非常に優秀で、中学卒業後、軍隊に入る。テロで両親を亡くしたため親の顔も知らず天涯孤独だったが、結婚によって家族愛に目覚め、初めて出来た家族を護るためにアネックス計画へ参加した。軍人としては非常に優秀な能力を持っているものの、自身が家族を持ったことで非情になりきれなくなっている面がある。 テラフォーマーの攻撃で片腕を失い、細菌兵器にも侵された状態でありながら中国軍の占拠するアネックスに潜入。様々な破壊工作を行い大量の中国側戦闘員を戦闘不能に追い込む活躍を見せた。しかし、幼い少女である紅を殺害する際に一瞬躊躇した隙に付け込まれ、ジェットや西の猛攻の前に力尽き絶命する。一方、彼が密かに施したとある工作が後に燈らの命を救うことになる。 手術ベースはスマトラオオヒラタクワガタ。人為変態時は前頭部にクワガタの大顎が生え、甲虫類特有の硬い甲皮を得る。鋭く強化された両腕はテラフォーマーの身体を両断する。専用武器の『カフカス・カリンカ』はアレクサンドル自身の血肉からクワガタの大顎を刀身として生成できる。圧縮空気で刃を発射することもでき、自分の血肉が材料なので弾切れが無く片手でも扱えるという利点がある。 アナスタシア・アンドレーヴナ・ポリトコフスカヤ 声 -上坂すみれ 第三班班員の女性軍人。29歳。身長159cm、体重50kg。マーズ・ランキング20位。ランキングは上位だが通常任務では技術職とのこと。 口数が少なく、淡々と任務をこなすクールな印象の女性。一方で自分の年齢を気にしている節があるらしく、緊迫した場面にも関わらず歳を10歳以上鯖読みして仲間に呆れられるシーンがあった。 火星での戦いでは終盤まで生き残り、脱出に成功する。第三班で生還したのはイワンとアナスタシアの二人のみであった。 手術ベースはトタテグモ。クモの糸や網を操って戦うことができる他、土と糸を使って「戸立蜘蛛」の特徴である「戸」を作ることができる。この「戸」は非常に頑丈で、盾としてバズーカ砲の直撃にも耐えることができた。 セルゲイ・セレズニョフ、ニーナ・ユージック、アーロン・ユージック、ヴィクトル 声 - 辻井健吾(セルゲイ)、甲斐田裕子(ニーナ)、岩崎征実(アーロン) ロシア・北欧第三班班員。全員が軍人の出身。テラフォーマーや他班との戦いの末殉職する。 手術ベースはセルゲイがミズラモグラ、ニーナがオブトサソリ、アーロンがアオズムカデ。 マーズ・ランキングはニーナが18位。
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第三班
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「JDCシリーズの登場人物」の記事における「第三班」の解説
天城 漂馬(あまぎ ひょうま) 潜探推理(せんたんすいり)- 自らの潜在意識を探ることで意図的に天啓を閃かせる。あくまで天啓であるため、いつ閃くかは分からない。 〜1993年、第一班→1994年1月、第二班に降格→1996年、第三班に降格。 潜在意識を探るために酒や睡眠に没頭することもあるが、「酒は思考を刺激するためのものであり、酔うことはない」と言う。飲酒と睡眠に頼った推理法から怠慢探偵と酷評する者もいるが、鴉城蒼司という最大の理解者の存在により、自信を失くすことはなく、一時は第一斑にまで上り詰める。実力はあるが、睡眠のために職務に就いている時間が自然と少なくなり、従って功績も少なく、自然と降格になってしまう。「睡・酔・推」がポリシー。氷姫宮とコンビを組んだこともある。 雨霧冬香とは、学生時代から1990年まで付き合っていた。探偵を目指して、JDCに入ったわけでなく、冬香に引きずられるように受験し、合格してしまった。一時は同棲もしていたが、JDCに入って2年目に別れ、今では気の合う親友として気さくに接する間柄である。冬香に未練があったが、密室卿事件の時に出会った女性の死により、吹っ切ることができた。 物心つく前に両親は亡くなり、天涯孤独の身である。養護施設で育つ。決して酒には酔わないが、船だけは酔ってしまう。また、重度の高所恐怖症でもあるため、船にも飛行機にも乗れない。額にバンダナを巻いており、それは火傷の痕を隠すためのものである。 ピラミッド・水野(ピラミッド・みずの) 超迷推理(メタめいすいり)- 迷探偵。常に核心を外れた推理を披露。今までに一度も事件を解決したことがない。 12月25日生まれ。弟にクリスマス・水野がいる。かつては第七班きっての落ちこぼれ探偵だったが、総代・鴉城蒼司によってその非凡さを見出され、第三班に抜擢された。鴉城曰く「100%外れる天気予報は、50%しか当たらない天気予報より価値がある」。 サムダーリン雨恋(サムダーリン あまごい) とんち少女 あだ名は「一体ちゃん」。口癖が「一体〜〜ですの?」であることと、とんち=一休さんであり、「一体」と「一休」は字面が似ていることから、「一体ちゃん」と呼ばれる。Dネームも一応登録してあり、“サムダーリン”に“五月雨”をかけて「雨恋淋誰?」(あまごいさみだあれ?)である。 龍宮城之介を勝手に師匠と見なして、つきまとい、いつも謎々で龍宮に挑戦する。 セミロングの黒髪に青のメッシュを入れ、巫女のような袴姿をしている。帰国子女でもあり、高校在学中にJDC入試に一発合格した。 役間 雀(やくま すずめ) スタント探偵 - わざと自分を危険な状況に晒し、極限状態で生存本能を刺激して推理力を高める。 自分を危険な状況に晒す方法として、王道のスタントマンのアルバイトから、断崖絶壁からのダイビングまで、方法は様々。 天城漂馬の相棒だった男。漂馬からは「アクマ」と呼ばれ、漂馬のことは「チンピラ」と呼ぶ。JDCきっての「不良探偵」である漂馬と馬が合っていた。1996年8月8日、何者かの密告により、覚醒剤取締法違反で逮捕される。
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