カエルレウス氏族(ゲノス・デ・カエルレウス)
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三眼位の勇者(フォルティッシモス・デ・ターシャスオキュリス) 大森海の迷子になったエルとアディが遭遇した巨人族(アストラガリ)の勇者で、遭遇当初はルーベル氏族子飼いの小鬼族と誤解して戦いを挑んだ。そこでエルに敗北したことで誤解を正し、以降はエルを小鬼族の勇者と呼ぶようになり、二人を氏族の同胞として集落に迎え入れた。義に厚く頑固なところがある性格で、自身の考え方とまるで異なるエルの行動に振り回されることが多かったが、逆に自らの無知を反省して学んだりといった姿勢もみせた。 集落壊滅の際にはエル達と共に村から離れており、長であった魔導師を守れなかったことに激しい後悔を抱き、跡を継いだ小魔導師や生き残った氏族を今度こそ守ると誓った。逃避行の最中、エルの意見でルーベル氏族の支配領域へと踏み込み、偶然小鬼族の下村へと辿りつく。そこで村人たちとの交流を経て小鬼族と共存できるということを知る。村でエルが造り出した巨人用の魔導兵装の扱いを習熟することで衰えた氏族の戦力を補充。ルーベル氏族との決戦に望み、後に「魔眼の変」と呼ばれるようになる戦いの決着を見届けてエルのことを虹の勇者と呼ぶようになった。銀鳳騎士団が帰還する際に、フレメヴィーラ王国からの遣いが戻ってくるまでの間の下村の小人族(読みはヒューマン、戦いを経て小鬼族から改称した)の護衛をカエルレウス氏族で引き受け、小魔導師とナブを送り出した(書籍版で加筆され勇者は森に残る事がはっきりと記された)。 四眼位の魔導師(マーガ・デ・クォートスオキュリス) 巨人族の小氏族の一つであるカエルレウス氏族を率いる四眼の巨人で、かなり高齢の老婆。エルと勇者の戦いを通じて小鬼族のことを知る必要があると見定め、勇者と共にエルとアディの二人を氏族に迎え入れた。ルーベル氏族との戦いの準備を進めていたが、諸氏族連合軍を発足しようとした矢先に我欲に駆られたアーテル氏族の裏切りに合い、彼らの密告を受けたルーベル氏族に操られた穢れの獣による集落襲撃を受け命を落とした。 小魔導師(パールヴァ・マーガ) 幼名をラーミナ(文庫版で命名)という、カエルレウス氏族の新しい指導者。巨人族は号を継いだ時点で幼名は名乗らなくなるのが習わしであるため、集落壊滅以降はパールヴァ・マーガ(通称パール)と呼ばれるようになる。四つ目だが、人間から見ても可愛いと思う容姿である模様。文庫版では出会いが加筆され、集落がまだ平和だった頃にエルとアディに興味を持ったナブに連れられて二人の下を訪れ、ともに遊ぶうちに騎士団員認定される。 先代の急死により長となったため、通常ならまだ号を継ぐような年齢ではなく、魔導師と言いながら魔法もあまり使えないただの幼く非力な子供でしかなかった。そこで強力な魔法を操るエルとアディに師事することを決意。規格外の師匠二人が巨人の魔法水準を知らなかったため、幻晶騎士の戦術級魔法を基準とした教育を施され、巨人族のなかでも異常な魔法能力を育成されることとなった。姉弟子であるアディと感性が似通っており、余人には理解困難な彼女の説明をすんなり理解できる。また、アディの一風変わった基準による可愛い認定をパールも行う。そのためエルからは変なところばかり似てと呆れられた。 エル達と行動する中でいち早く銀鳳騎士団との出会いを果たし、彼らの助力を得て諸氏族連合軍を発足。ルーベル氏族との決戦に臨んだ。大森海での戦いが終結したあと、小人族の国を自分の目で見る必要があると、帰還するイズモに搭乗してフレメヴィーラ王国へと旅立った。騎士団メンバーの中に彼女の熱心なファン(怪しい言動で同僚からも引かれている)がおり、アディがパールに近づけないようにしている。 フレメヴィーラ王国に赴いた巨人族(アストラガリ)のお目付役を務める。後、(新生)クシェペルカ王国エレオノーラ女王の招聘に応じ、新婚旅行で同国に新婚旅行に行くエルとアディに連れられ、ツェンドリンブルに牽引された荷馬車(キャリッジ)内に乗車して、共に同国へ赴き、王都デルヴァンクール王城幻晶騎士駐機場にて、エレオノーラ女王・フェルナンド大公(web版)・マルティナ(文庫版)他と謁見した。その後飛空船銀の鯨(ジルバヴェール)二世(web版では「二世」は省略される)号でエル&アディ一行と共に浮遊大陸に渡った。 ナブ Web版 では未登場。ラーミナ(小魔導師)の幼馴染。三眼位の巨人であるため、いずれ勇者を継ぐのが目標。エルやアディと遊ぶなかで騎士団員と認定され、第四巨人中隊(仮称)の隊員となる。集落が滅ぼされた際にはラーミナを連れて何とか逃げ延びたが、子供であるために何もできなかった自身の無力さに涙した。そのため、まだ子供であるにも関わらずエル発案の巨人用魔導兵装の練習に加わって戦う力を身につけ、今度こそ自分の力で小魔導師を守れるようになろうと決意した。魔眼の変が終結したあと、小人族の国を見るため小魔導師と共にフレメヴィーラ王国へと旅立った。後、(新生)クシェペルカ王国エレオノーラ女王の招聘に応じ、新婚旅行で同国に新婚旅行に行くエルとアディに連れられ、ツェンドリンブルに牽引された荷馬車(キャリッジ)内に乗車して、共に同国へ赴き、王都デルヴァンクール王城幻晶騎士駐機場にて、エレオノーラ女王・マルティナ他と謁見した。その後飛空船銀の鯨(ジルバヴェール)二世号でエル&アディ一行と共に浮遊大陸に渡った。 一眼位の従者 三眼位の勇者に仕える従者の役割を持つ一つ目の巨人。勇者の指示でエルの手伝いに駆り出されて主に荷運びなどを担当したが、彼の無茶振りに振り回され精神的に疲弊したりと苦労していた。巨人の中で一番能力の低い一眼位ではあるが、意外と機転が利くためルーベル氏族の支配地域への潜入でも勇者の代わりに敵のルーベル氏族への対応に当たった。
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ボキューズ大森海に取り残されたエルとアディが最初に遭遇し、フレメヴィーラ王国への帰還のために与した巨人族の小氏族。一度集落が滅ぼされたことで生き残りは少なく、氏族としては最も小さい。エルと出会ったことで人間族への認識が180度変わっており、今後共存していくことにも前向き。氏族を象徴する色は青で、青い飾りを装備に付けている。
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