十尾(じゅうび)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:06 UTC 版)
「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」の記事における「十尾(じゅうび)」の解説
サスケが調査のために潜入した空間でジゲンによって黒棒で動きを封じられており、度々チャクラを抜き取られているらしい。ナルトたちが第四次忍界大戦で戦った十尾とは別の個体と考えられる。
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十尾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 03:50 UTC 版)
別名:ダタラ、ダイダラボッチ、天目一箇神 人柱力:六道仙人→うちはオビト(トビ)→うちはマダラ 特徴:復活した当初は巨大な体躯で、背中に多数の棘が生えた巨大な角や10本の尾、輪廻写輪眼の紋様をした巨大な単眼を持った姿をしていた。第2形態では左腕が欠けて痩せ細り人型に近くなり、新たに耳と複数の角があるが、目と口との位置がずれた姿をしていた。また、この状態の「尾獣玉」は威力・射程距離共に他の尾獣達とは比べ物にならないほど。第3形態では左腕が元に戻ってより大きな体格になり、「天変地異」を使用することができる。第4の攻撃形態(最終変化である神樹の一歩手前)では頭の角が伸びて口から巨大なラフレシアのような花を出してそこから巨大な「尾獣玉」を発射できる。 封印された者の特徴:ハゴロモは変化なし。それ以後の場合、ハゴロモを模した姿に変化し(衣服のように見える部分も肉体が変化したもの)、神樹の状態で封印した場合はさらに額に輪廻写輪眼を開眼、六道仙術と陰陽遁を使用可能になる。さらに六道の錫杖を携える(ハゴロモの持っていた杖と同じだが、先端の形状はアシュラ側の場合は陽、インドラ側の場合は陰の部分になる)。 最強のチャクラを持つ全尾獣の集合体(九喇嘛曰く「国造りの神、チャクラの始まり」)。この世界を循環している自然エネルギーそのものであり、自然エネルギーに干渉して桁外れの威力を誇る地震・雷・竜巻・洪水といった天変地異を広範囲に渡って引き起こすこともできる。マダラとオビトの目的である「月の眼計画」に不可欠な存在で、尾獣狩りや第四次忍界大戦は全て十尾復活のために引き起こされたものであるが、復活には当然ながら九体の尾獣の力が必要になり、器として輪廻眼の口寄せである外道魔像(十尾の抜け殻)が不可欠である。その力で人々を苦しめていたが、六道仙人の身体に封印された(しかし、そのチャクラはあまりに強大で、邪悪なために人柱力となった六道仙人は人外の存在となっていた)。その後、六道仙人の死の際にはチャクラは九つに分けられて陰陽遁により各尾獣となり、チャクラを抜かれた肉体(外道魔像)は封印されて月になった。 第四次忍界大戦において尾獣を封印した外道魔像をトビが口寄せし、一尾から七尾までの尾獣までしか封印できていなかったが、八尾は「鷹」が掴まされたタコ足分身や九尾は金角銀角兄弟の持っていた九尾のチャクラを使用したことで不完全ながら復活する(これは不完全であっても「無限月読」は発動できるためとトビはナルト達に語っている)。その後、大量の分裂体を放つなどの圧倒的な力でナルト達忍連合軍を追い詰めるが、大蛇丸に「穢土転生」されて戦場に到着した先代火影達が張り巡らせた結界「四赤陽陣」に閉じ込められ、更には初代火影の「仙法・明神門」によって動きを封じられる。その後はマダラに身体を乗っ取られそうになったオビトによって吸収され、当初は力を制御しきれていなかったために圧倒的な力で飲み込もうとしたが、必死に抵抗された末に彼の身体に封印された。その後、オビトが敗北した際に尾獣達のチャクラを引き抜かれ、一尾から七尾までが復活し、再び抜け殻となる。しかし、完全復活したマダラの手により再び外道魔像に尾獣達が捕獲され、復活後はマダラに吸収された。 十尾の人柱力となると様々な性質変化を組み合わせた陰陽遁をベースにした術「求道玉」を使用することができるため、通常の忍術は無効化することができる。また、空中を浮遊して高速で移動したり、傷付いた体を瞬時に再生する能力、様々な血継限界などの性質変化による六道仙術を得るが、自然エネルギーを混ぜ込んだ仙術だけは無効化することができないという弱点がある(十尾自体が自然エネルギーそのものであるため、ナルトは「自然の力には同じ自然の力で対抗できる」と推測している)。十尾の人柱力に限り、十尾のチャクラを抜かれても抜け殻の外道魔像が体内に残るため、数ヶ月間程度動けなくなるほど衰弱するだけで、死亡することはない(オビトは外道魔像が体内に残っていたために衰弱していたが、マダラは外道魔像が再び月に封印されたために体内には残っておらず、すぐに死亡している)。オビトが人柱力になった際には、当初は背中に渦巻マークと9つの勾玉模様、10本の角があり、肌が白くなった姿をしていた。この時はまだ体に十尾が馴染んでおらず、胴体が蛇のように伸びたり、膨張したりと上手く扱えてなかったが、後に完全にコントロールした際には額には大小2本の角、胸に2本の角と6つの勾玉模様がある肌と一体化したような上着を身に着けた姿で、右手に求道玉による太陽を模した錫杖を携えていた。また、自身の体と十尾が融合したため、ナルトの仙術を混ぜ込んだ螺旋丸を右目の万華鏡写輪眼による神威ですり抜けることができず、「やっかいな体だ」と言った。 マダラが人柱力になった際には、額には小さな角が付いた左から右にかけて巻き付くように生えた額当てのような一本角があり、背中に渦巻マークと9つの勾玉模様、胸に6つの勾玉模様がある着物を身に纏った姿で、左手に求道玉による月を模した杖を携えていた。また、オビトの時とは違い、尾獣ほぼ全てのチャクラを外道魔像に封印して人柱力となったことでオビトよりも強力な六道の力を得ている。神樹の吸収後は一本角の裏に第三の眼として「輪廻写輪眼」を開眼し、無限月読の発動に成功した。 使用術 分身体 大小無数の分身を生成可能。各々の見た目も能力も異なる。 木遁・挿し木の術(もくとん・さしきのじゅつ) うちはマダラやうちはオビトとリンクした状態で使用。 天変地異(てんぺんちい) 無尽蔵のチャクラで自然エネルギーに干渉し、地震・雷・竜巻・洪水といった文字通りの天変地異を引き起こす。威力も桁外れで及ぶ範囲も広大。 尾獣玉(びじゅうだま) 口から+の黒い(アニメでは青)チャクラと-の白い(アニメでは赤)チャクラを8:2の割合で混ぜて圧縮し、球状に形態変化させ取り込み放つ。 第一形態時はビームのように発射し、射程距離や威力ともに単独の尾獣を凌駕している。第二形態時は円錐に近くて、忍連合軍の本部を消滅させる程の威力を持つ。神樹への変形過程で四つ同時に放っての共鳴爆破を行っている。
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