ゲキテツ一家とは? わかりやすく解説

ゲキテツ一家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:54 UTC 版)

荒野のコトブキ飛行隊」の記事における「ゲキテツ一家」の解説

大空のテイクオフガールズ!」に登場するマフィア「ゲキテツ一家」の女幹部たちで、タネガシに拠点を置き、複数の町(シマ)を取り仕切り空賊無頼者から町を守る用心棒受け持っている。一家といえど幹部たち血のつながり無く、ほとんどは首領拾われ孤児たちから成り立っている。一家機体マークリボルバー式拳銃の6連弾倉に二枚羽の白いプロペラである。「外伝4話ではフィオローラ登場している。 フィオ 声 - 朝井彩加 ゲキテツ一家の幹部ひとりで通称狂犬フィオ」。乗機紫電一一型。背は低く顔立ち童顔整っており、一見マフィアとは無縁のような容姿をしているが、負けん気強くて喧嘩っ早い性格持ち主で、特に「チビ」は禁句である。 縄張りの町であるオキエラの住民からは、他の幹部比べてあまり顔を見せない上にみかじめ料上の働きをしていないと時々文句言われているが、年寄りからは孫のように人気があり、部下たちにも恐れられつつも子供世話をする親のように慕われている。胸は大き方だが、同年齢のローラ比べて圧倒的に低い身長を気にしている。また、酒が一向に呑めず、バー立ち寄ってホットミルクオレンジジュースしか飲まない。タネガシ大抗争両親失い孤児だったのを首領拾われ育ててもらったことからファミリーへの忠誠心は非常に強く、また義理堅い一面もある。首領影響か、フィオ組の建物は他の幹部のような洋風ではなく古めかしい和風作りである。自分のように抗争両親を失うような子供がいなくなる世界目指している。空戦では部下達鼓舞するために先陣切って吶喊するスタイル取っているが、操縦が粗いため機体が時々エンジントラブル見舞われる。実は射撃が得意であり、イベント「イヅルマ大追撃」でもその腕を発揮するが、本人としてステゴロ得物無し殴り合い)で、実力で勝つのが好きであり、一発勝負のつく銃の類はあまり使いたがらない。絵を描くことが好きだ壊滅的に下手である。イベント「ウキヲエ騒動」で自信の絵をウタマロにこき下ろされ挙句破り捨てられた際はショックマジ泣きした。 第二章でタネガシ近辺でまだゲキテツ一家と提携結んでいないマフィア説得して傘下加えるべく、他の幹部と共に活動していたが、シグ策略に嵌って冤罪かけられ、タネガシ刑務所へ収監されるが、バンカラ一家はじめとする囚人暴動加えイサカ達ゲキテツ一家の刑務所へカチコミにより刑務所陥落し、タネガシ自警団団長ヒジリ供述によりシグ暗躍していたことが発覚した第三章義父でもある首領を、シグ共謀した殺会」に拉致され、さらにタネガシ全土空爆引き換え降伏迫られるが、シアラマフィア覚悟聞きマフィアとして戦うことを決意しイサカはじめとする幹部決断フィオ首領代行の大親分となり、シグ殺会への全面戦争決断した。のちに殺会と和解し「穴」を介してユーハング世界へ帰る首領止めたい気持ち抑え、再びイジツ帰還する約束した首領を見送る。そして二代目首領になるが、首領戻ってくることを信じて一家首領の座は保留しローラと共にイジツ中のマフィア統合する旅に出た後日談としてカナリア自警団第3章にも登場しローラと共にイヅルマに訪れた際にウタカのイヅルマ戒厳令巻き込まれウタカ野望阻止するためにロイグと共にカナリア自警団協力する。 「外伝4話では一家貸し付けた金を持ち逃げした男を捕まえるために、イヅルマに居るという報を聞きつけてローラと共に酒場訪れ見つけるが、アコ訪れたために面倒事は御免だとその場逃げ、男はアコ捕まった以後イベント「イヅルマ大追跡」や「ウキヲエ大騒動」で何の因果アコ顔を合わせることとなり、その度条件反射逃げるようになるローラ 声 - 藤田茜 ゲキテツ一家の幹部ひとりで通称死神ローラ」。乗機零戦二一型物腰柔らかな金髪美女で、カタギ若い男性や、他のシマ住民からも人気がある。それもあって握手会ライブなどいわゆるアイドル活動」でローラ組の資金賄っており、毎回大盛況なこともあって本人まんざらではない模様である。第一章選挙イサカ並んで最有力候補となっているが、自身としては現状さえ維持できればそれでいいからと棄権しようとして逆にフィオ諫められている。流れ者としてタネガシに来た自身拾って育ててくれた首領実父上の忠誠誓っており、首領からは他幹部への伝言頼まれるなど、かなり信頼されている模様である。また、首領拾われフィオ教育係務めたこともあり、フィオにとっては頭が上がらない姉的存在である。実は男性であり、とある事情自身女顔であることもあって女装をしており、首領以外その事実を知る者はいない。シマ事務所フィオ同様の和風邸宅作りで、即興ライブ用にミラーボール設置されている。射撃が得意で、フィオ同レベルである。 第三章で彼(女)の出自語られている。父親は北の果て荒野中のマフィア連合牛耳る殺会」付きの、狙撃を得意とする暗殺者であり、妹のルーガとともに自身身を守るために狙撃暗殺術などを叩き込まれたが、組織の裏切り者として両親粛清され自身囚われの身になった所をルーガにより救出された。しかし、その時爆発巻き込まれルーガ生死不明となり、妹の分まで生き抜こうルーガと同じ姿となってタネガシへ流れ着いて首領出会い家族として暖かく迎えられ経緯を持つ。のちに殺会との抗争一段落したあと、フィオと共にイジツ中のマフィア統合の旅に出る。 フィオのことは我が子のように可愛がっており、「外伝4話ではサポート保護者としてフィオと共にイヅルマへ訪れ後日談にあたるイベント「イヅルマ大追跡」ではガーベラ自慢するベルに対してフィオの方が可愛いと対抗意識燃やした他、フィオ攻撃しようとする空賊に対して激昂して情け容赦無く撃墜した。「ベニヤンマの逆襲」ではファンクラブショウト支部後援会たっての願いもあり美人パイロット大会シアラと共に参加するイサカ 声 - 諏訪彩花 ゲキテツ一家の幹部ひとりで通称冷血イサカ」。乗機零戦二一型時間厳し完璧主義者で秒にまでこだわり会合などの遅刻常習犯フィオをよく説教する政治的手腕荒事もこなし、縄張りであるキノク管理しっかりと行なっているため、「冷血」という二つ名反して老若男女から人気があり、第一章選挙ローラ並んで最有力候補となっているが、時間に遅れるなどして予定が狂うとパニック陥る自身にも厳しく毎朝起きる際に目覚まし時計設定時間よりも早く起きない死に至るトラップ仕掛けるほどである。酒には弱い方で言動支離滅裂になり、大抵はカクテル代わりにラムネなどの炭酸飲料を飲む。首に下げている懐中時計子供の頃父親誕生日祝い買ってくれたもので、今でも形見としてメンテナンスをして大事にしている。空戦では主に指揮官として部下達指示出し理詰め戦略空賊翻弄する第三章で彼女の過去語られている。両親キノク金貸しをしていたが、強盗遭い両親殺害され当時取引きをしていたマフィア頭を下げることに歯痒さ感じながらも、平穏のためには時には抑止力」も必要と実感し当時キノク組長務めていたサダクニに懇願してゲキテツ一家に入った経緯を持つ。養女として受け入れてくれたサダクニの恩義報いるためにも、街を豊かにしようと政治学経営学勉強しながら組員として活躍し、やがて頭角現しキノク組長抜擢され、彼より上の立場になっても、副長であり、また義父である彼を信頼している。のちにイジツ中のマフィア統合の旅に出るフィオローラ代わりとして、その政治力見込まれ首領代行となる。 イベント「ウキヲエ大騒動」では近年姐さんなどの芸術家誕生していることから、イジツ新たな芸術革命起ころうとしていると予測し最近芸術関係行商頭角現しているトリヘイらエリヰト興業取引持ちかけて契約成立させ、成り行き姐さん救出作戦参加するニコ 声 - 石上静香 ゲキテツ一家の幹部ひとりで通称不死身ニコ」。乗機零戦五二型長身で鋭い眼光女性で、常に寡黙堂々とした態度をとる。男勝り腕力があり、また腕っ節強く喧嘩では無敗伝説持ち空戦でも主に命知らずな戦法をとる。縄張りのヤジョの住民たちの多くは彼女を頼ってきたお尋ね者で、常に不穏な空気漂っているが、ニコに対して忠誠誓っているため大きな揉め事起きないスクラップ屋の修理士である父親影響戦闘機はじめとする機械修理が得意であり、かつてヤジョ一帯長らく抗争激戦区でもあったため現在でもかなりの数の戦闘機埋まっていることから、戦闘機掘り起こしてレストア部品採りなどをして組の資金源としている。なお、父親仕事では真面目だったが母親逃げられ以来酒浸りになり、事あるごとにニコ殴っており、現在は全く会っていないため生きてるのか死んでいるのか分からないとのことである。 一見すると最もマフィアらしい人物だが、実のところ小さくて可愛いものが大好きな女性で、特にフィオ自身好みなため、彼女を前にすると自分世界入ってしまい、時にはフィオ以外の幹部ですら平気で敵に回して小さくて可愛い者の味方に着く。部下達勝手な解釈で彼女の意思とは逆の方向事態進展することもあるが、冷静な判断力を持つ上に運にも恵まれているため、大抵は何事もなくプラス結果になっている。他にも飼っている中心に行動し料理刺繍彫刻平和的な多趣味を持つ。第一章選挙については全く何も考えていない第三章でゲキテツ一家に入った経緯語られている。昔出稼ぎ油田採掘をしていた際に崩落事故遭ったが、持ち前幸運により無傷な上、巻き込まれ従業員全員救出したことで名が挙がった。彼女の度量惚れて舎弟になった者や彼女を倒して名を挙げようとして喧嘩を売って返り討ち遭って勝手に屈服した者などにより、「静かに暮らしたい」という本人意思とは逆に愚連隊として密輸レストア戦闘機販売などによって勢力拡大させた。そんな時に一部舎弟がゲキテツ一家のシマ騒動起こし話し合い解決するため首領出会い兼ねてよりニコ性格看破していた首領から一家入らないかと持ちかけられその時居合わせたフィオ一目惚れし一家入った一見大人びた風貌をしているが、実は幹部の中では最年少であり、しかも未成年である。 イベント怒りアレシマ」ではレミサポートとして共にアレシマ訪れコータミナミ兄妹マフィア絡まれていたのを助けて小さくて可愛い者達を守るべくゴリオシ一家と戦うことを決意しゴリオシ一家襲撃に来た際はレンジと共に構成員達を叩きのめしその際人生初め共闘した仲間として、背中任せられるレンジ信頼したシアラ 声 - 花守ゆみり ゲキテツ一家の幹部ひとりで通称魔性シアラ」。乗機雷電愛らしい外見口調縄張り住人から人気がある。かなりサディスティック性格で、他人服従させることを喜びとしており、部下たちもマゾ目覚めており、シアラ組内はシアラ女王様としたハーレム状態になっているナイフ扱い長けており、その腕前フィオ一目置くほどである。 かつてタネガシで古い歴史を持つマフィアのボスの娘であったが、10年前敵対するマフィア襲撃一家全員失い奇跡的に生き残った後にマフィアへの復讐のためにゲキテツ一家に入り、のちに復讐果たしたことが第二章語られている。当時マフィアの娘という理由友達作れなかったが、今は苦楽を共にする仲間ができたとフィオ達との付き合いそれなりに大事にし、彼女なりの愛情表現で時々フィオからかったりしている。第一章選挙では次期首領の座などには全く興味がなく、現状維持できればよいとフィオたち幹部現状楽しんでいる。その出自から裏社会の「掟」に関して非情徹しており、第三章殺会との抗争にタネガシ全土巻き込み兼ねないと悩むフィオ達に対しマフィアとして覚悟語って諭した操縦の腕もかなりのもので、旋回性能零戦よりも若干劣る雷電難なく乗りこなし第二章でも成り行きマフィア巻き込みながらも一晩中ニコ対戦した他、イベントベニヤンマ団逆襲」では首領命令ショウト美人パイロット大会参加したキリエを「娘」と呼び空戦でもキリエからかって判断力鈍らせ、雷電特性活かした戦術互角に渡り合ったキリエからラハマ町長より断然雷電使いこなしていると評価されている。長時間雷電暴れ回るヴィト曰く楽しいこと」)と爆睡し、何があっても起きることがないレミ 声 - 田辺留依 ゲキテツ一家の幹部ひとりで通称流れレミ」。乗機零戦五二型。「〜っす」が口癖の、一見するとただの陽気な呑んだくれだが、スラム街から幹部までのし上がってきた実力者で、諜報・工作などの特殊な役割担当しており、用意周到抜け目ない性格である。レミ一同、ほとんどがスラムの頃からの仲間であるため上下関係がほとんどなく、友人として接している。気さくな性格でかつ縄張り治安にも貢献しているため住民から人気がある。 戦闘機での戦いで敵機を囲むようにバレルロール行なって逃げられなくする籠目」なる必殺技を持つ。スラム出身経験から自身よりも他人の幸福を優先にし、時々秘密裏義賊的な活動をすること事もある。第一章選挙についてなるようになるしかない考えており、首領の座にはあまり興味がない。また、フィオローラには劣るものの、早撃ちにかけては自信がある。 第二章でゲキテツ一家に入った経緯語られている。クロたちスラム仲間と共に義賊的な窃盗団結成していたが、とあるマフィア捕まり皆殺しにされそうになった所を首領計らい圧力)によって救われ一同まとめてそのままスカウトされ彼に助けられなかったら今の自分達はいないと、クロはじめとする仲間共々今でも感謝している。また、フィオ達が刑務所収監された際は連絡役として刑務所に度々侵入した第三章では兼ねてよりローラが男ではないか推察しており、のちに男だと確認し、彼(女)の秘密胸の中仕舞ったイベント怒りアレシマ」ではアレシマ周辺マフィア調査のためにニコと共に訪れ行商人装いヤミ市拠点活動し、後にレオナレンジと共にマフィア騒動巻き込まれる騒動後アレシマ周辺マフィア鎮圧してゲキテツ一家の傘下収めレオナチカコトブキ飛行隊)と知り合いになれたことに満足した首領 声 - 杉崎亮 タネガシに拠点を置く大マフィア「ゲキテツ一家」の首領。大変寛大な性格持ち主で、カリスマ性もあることから、全シマ住民から慕われている。フィオたちから父親のように慕われ、特にフィオにとっては育ての親でもあることから「オヤジ」と呼ばれている。かつて複数マフィア対立し激戦化した時代突如現れて身ひとつで対立終結させた英傑であり、今でもイジツの裏社会でその名を知らぬ者はいないほどである。老齢なこともあって次期後継者フィオたち6人の中から選挙で選ぶことを決めるが、実はフィオたち6人の女幹部達を試すために行ったことであり、結果として一致団結したフィオ達の姿を見て満足して改めて盃を交わし、死ぬまで首領の座は譲れない続投宣言した第三章で彼はユーハングであることが明かされさらには「穴」出現場所について重大な情報持っていることが判明し「穴」出現場所知りたい殺会により拉致された。 のちに彼がかつてタネガシ地域担当する司令官で、自分達が持ち込んだ戦闘機はじめとする兵器のせいで罪の無い人々命を落としている現状真摯に受け止めユーハング世界に戻る際に、イジツへの贖罪のためにイジツに残ることを決意しマフィア激戦区だったタネガシを命がけ平定し、「暴力による支配ではなく平穏のための抑止力」としてゲキテツ一家を興したことが彼の口から語られている。しかし「穴」向こうでは今でも同胞戦っていることから、叶うならユーハング世界戻って仲間と共に戦いたい常日頃から思っており、タネガシ郊外「穴」空いた際にユーハング世界に戻ることを決意しフィオにゲキテツ一家の首領の座を譲り、再び戻ってくると約束して「穴」向こうへと旅立った。 なお、首領本名についてアプリ内、および公式サイトにおいて正式な発表はされていないクロ 声 - 坂泰斗 レミ副長務め男性レミとはスラムの頃からの幼馴染で、彼女の下で諜報活動などを行い今でも親友として接するほか、だらしない私生活レミ面倒を見ていることから厚く信頼されている。孤児の頃からひもじい思いをして生きてきたため食べ物に対して多少執着しており、食い意地張っている。第二章第三章でもレミ補佐として秘密裏レミ付いてきており、結果としてレミたちの危機を救うこととなる。 シグ 声 - 佐原誠 ゲキテツ一家の幹部ひとりで首領補佐で組の中では最古参男性である。長髪隻眼で、眼帯をしている。今回後継者争い自身選ばれなかったことが発端で6人を亡き者にしようと暗躍する。後に後継者争い御破算になるとフィオたちを慰めつつ歓喜し、次こそは後継者選ばれようと奮起した第二章ではそれでも自身を脅かす者として危険視し、全員失脚させるべく暗躍し手始め傘下収めているタネガシ自警団使ってフィオ冤罪にかけてタネガシ刑務所へ収監させた。しかし、計画失敗する兼ねてより北の果て荒野支配する殺会と取引きをするという強硬策に出て、その条件として首領拉致して身柄殺会に引き渡した。しかし計画失敗に終わると粛清情報隠蔽のためにルーガ戦闘機ごと撃墜された。のちにパラシュート脱出していた所を拘束されドクダミ一家尋問遭うが、この時に開眼してしまい以後源氏名「シグコ」として、ドクダミ一家オカマバー第二の人生歩むこととなる。 ヘイハチ 声 - 柳田淳一 フィオ組の副長。いつもフィオ同伴し一言多い性格その度フィオどやされるが、ある意味堂々と意見言える立場として他の組員から頼りにされ、またフィオも隠すことなく正直に言ってくれることに信頼できるまんざらではない様子である。所有する機体紫電。 サダクニ 声 - 綿貫竜之介 イサカ組の副長両親失いゲキテツ一家に入りたい懇願したイサカ拾い組員してまた娘として育てた彼女の義父かつ「マフィア生き方」を教えた教師である。やがて頭角現し自分より上の立場である幹部になったことに、本当は彼女ほどの才があるならカタギとしての生き方選んでほしかった思いながらも、シマ住民慕われている姿に上司として、また義父として自慢の娘を誇らしく思っている。 ヴィト 声 - 濱本大史 シアラ組の副長眼鏡をかけた優男風の男で、シアラ組のブレインとしてシアラ進言などをしているが、彼もまたシアラ調教によりマゾ目覚めており、口答えする度に「ご褒美」をもらい、組員たちから羨ましがられている。弛まぬ努力の末に数100クーリル離れた先のシアラ匂い嗅ぎ分けることができ、第二章シアラ危機救ったトラオ 声 - 白石兼斗 ニコ組の副長喧嘩無敗伝説を持つニコを「恐ろしい人」として忠誠誓っており、ニコ心境勝手に冷酷な人物風に解釈して部下達説明し結果としてニコ恐ろしさ助長している。 キクチヨ 声 - 石狩勇気 ローラ組の副長マフィアとは無縁に近い風貌をしており、主にローラアイドル活動スケジュール資金面管理しているマネージャー存在である。自身ローラ崇拝している。 しろうさぎ団 イサカシマ勝手にお邪魔してきた空賊で、頭目ハット被った顎髭生えた男性である。彼らが所有する機体は隼三型シマバー偵察来ていたフィオ喧嘩沙汰起こし部下と共に見張り来ていたイサカにより一時沈静化するが、翌日イサカシマ襲撃する作戦決行する途中フィオ足止めされるが、コネ通じた他の空賊と共にフィオ包囲する。しかし、イサカ部隊増援してきたことで、逆に包囲され次々と列機が撃墜され頭目フィオ撃墜された。 ドクダミ一家 ボスタカオ幹部のクニヨとカツミ中心とした全員オカマ新参マフィアオカマという理由で町を追い出され連中がタネガシ近辺空の駅跡地バー作り、やがてオカマオカマ呼び大規模な歓楽街になった所をアワモリ団狙われていたが、同盟を結びに来たイサカレミ協力事なきを得て、全員サダクニに一目惚れしたこともありゲキテツ一家と同盟関係結んだ以後歓楽街ならではのツテ情報収集をし、イサカ達に提供している。 一家マーク紅い唇。 ミサキとナギサ エクレア一家土地追われて、辺境のシクヤマに集落構えている村民の代表をしている姉妹。妹のナギサフィオにそっくりで、ローラ外見分け付かないほどであり、姉のミサキナギサが好き過ぎるあまりに刑務所会ったフィオ義妹にしようとするほどである。シクヤマの山の洞窟ユーハング施設があったことが分かると、キヨマロ依頼受けたヒジリにより冤罪かけられミサキナミエを含む配下はタネガシ刑務所収監されエクレア一家襲撃により風前の灯かと思われたが、ニコシアラにより窮地救われナギサはゲキテツ一家にミサキ救出依頼し、後にミサキ再会果たした以後ゲキテツ一家と同盟関係を結び、第三章ではシグ殺会のタネガシ全域へのカチコミに、ヤジョ(ニコ組)への援軍駆けつけた。 ナミエ ミサキ部下ヒジリ冤罪かけられミサキと共にタネガシ刑務所収監された。ミサキの妹になりたかったと思うほどに慕っている。のちにバンカラ一家マコト文通するになったバンカラ一家 筆頭トドロキ副官マコトはじめとする新参武闘派集団で、イジツマフィア統一夢に掲げている。タネガシのはずれにある学校跡地根城にしており、全員学ラン風の制服着ている。同盟を結びに来たフィオ一目惚れしたトドロキ一方的に結婚申し出(なおマコトローラ惚れていたが、のちにナミエ文通する仲になる)、切磋琢磨の末に空戦での決着敗れた直後ヒジリ策略によりフィオたちと一緒にタネガシ刑務所へ収監される。刑務所内でもフィオ協力し刑務所陥落後はゲキテツ一家と同盟関係を結び、フィオのことはまだあきらめないと宣言した一家マーク3つ分かれた炎。 アワモリ団 イケスカ動乱混乱乗じて結成した空賊もどきの新参マフィア。裏でヒジリ取引をしており、ドクダミ一家歓楽街拠点にすべく襲撃したイサカレミにより失敗し、後にタネガシを襲撃すべくエクレア一家手を結び襲撃するシアラ組をはじめとするゲキテツ一家総動員による迎撃壊滅したキヨマロ ユーハング伝統文化受け継いでいる古参マフィアエクレア一家」のボスで、公家口調で話す。シクヤマの山にユーハング施設があると聞きヒジリの裏取引邪魔者ミサキ冤罪をかけてタネガシ刑務所収監し、同盟を結びに来たニコシアラ利用して排除しよう目論む。しかし、ニコシアラ空戦巻き込まれ飛行隊大打撃受けて失敗し、後に残った戦力アワモリ団協力してタネガシを襲撃するが、シアラはじめとするゲキテツ一家に壊滅的大打撃受けたヒジリ タネガシ自警団団長普段からあまり働かず、その上ゲキテツ一家が自警団として機能しているために、自警団は文字通り名ばかりで形骸化している。しかも裏でシグ癒着し職権乱用マフィア達との裏取引などやりたい放題のさばっていた。シグ命令フィオローラ冤罪をかけ、タネガシ刑務所へ収監するが、後にフィオ扇動され囚人たち暴動加えイサカたちゲキテツ一家のカチコミ刑務所陥落し全ての悪事バレた上に日頃から不満を抱き反旗を翻した自警団員たちにより権限剥奪された。恨み抱いていた者たちになぶり殺しにされることを恐れて、身の安全の保障引き換えシグとの癒着告白したその後ドクダミ一家身柄拘束されている。 ルーガ 北の果てマフィア連合牛耳る殺会」付き暗殺者にしてローラ実の妹。麻酔睡眠薬などの薬学長けており、針を飛び道具としている。昔、両親殺会に粛清され捕われていたローラを救うべく単身殺会に出向きローラ救出したものの、爆発巻き込まれ死亡した思われていたが、顔に重度傷痕を残すほどの重傷負いながらも奇跡的に生きていた。しかし、同時に記憶喪失になり、それを利用した殺会により嘘を吹き込まれ殺会に忠誠誓っている。シグとの取引き首領拉致協力し、後に計画失敗したシグ粛清として戦闘機ごと撃墜する。なお、殺会のマーク二本角を生やしサングラスをかけた髑髏である。首領であり育ての親でもあるナンブからは、次期首領の座と殺そばを後世伝え蕎麦職人として日々修行受けており、彼女も蕎麦職人として生き甲斐見出している。 ナンブ 北方マフィア連合統括する殺会」の首領彼もまたユーハングで、かつてゲキテツ一家の首領部隊部下でもあった。実家蕎麦屋自身生粋蕎麦職人である。ユーハングイジツから撤収する際、ユーハング世界で戦禍】によって多く人々の命が失われていく有様失望し、またイジツ食文化惹かれていた彼はイジツ残って食文化を守ることを決意し首領の手引きで部隊脱走し北方ソバ栽培販売をしていく傍らイジツでの食料品販路命がけなことから、抑止力として「殺会」を結成し、その強面カリスマ性組織拡大していった。 ローラ父親組織(=販路)を脅かす敵対勢力排除する暗殺者である傍ら蕎麦職人として修行しナンブ自身編み出した殺そば」と首領の座を任せられる期待していた。しかし、ローラ父親蕎麦屋として独立したい申し出たため、組織面子上止む無く果し合い倒し同時にローラ母親流行り病急逝し養子として迎え入れようとしたローラルーガ色々な早とちり勘違いをされた結果ローラには逃げられ瀕死の重傷負ったルーガ記憶喪失になったことから、ルーガ後継者蕎麦職人として育てていた。 時折開く「穴」から外来種の種が降ってきて、外来種によりソバはじめとする農作物生態系影響が出ると兼ねて懸念しており(フィオ達はいまひとつ理解できておらず閉口していたが、イジツ食糧事情熟知していた彼にとっては死活問題値していた)、その時偶然に取引申し入れたシグから首領のことを知り、せめて生きているうちに「穴」消そうと、「穴」発生について研究をしていた首領拉致した。しかし、のちに彼が同胞のためにユーハング世界戻ろうとしていることを知って彼の胸中汲みフィオ達ゲキテツ一家との抗争の手打ちをして同盟結んだ

※この「ゲキテツ一家」の解説は、「荒野のコトブキ飛行隊」の解説の一部です。
「ゲキテツ一家」を含む「荒野のコトブキ飛行隊」の記事については、「荒野のコトブキ飛行隊」の概要を参照ください。

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