情報隠蔽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 01:34 UTC 版)
「オブジェクト指向分析設計」の記事における「情報隠蔽」の解説
情報隠蔽 (information hiding) は、オブジェクトの構成要素を、外部の実体から防御する機構である。この機能は、オブジェクト指向プログラミング言語のキーワードによって有効になる。クラスの定義において、オブジェクトの構成要素であるインスタンス変数に private や protected のキーワードをつけることにより、情報隠蔽をすることができる。
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情報隠蔽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 00:42 UTC 版)
デイビッド・パーナスはモジュール間の結合に関する議論を進める上で、プログラムやモジュールに関する設計情報は濫りに公開してはならず、むしろ積極的に隠蔽すべきであるという情報隠蔽(information hiding)の考え方を説いた。つまり、公開すべきものはプログラムやモジュールの仕様であって、その実現手段ではないと主張した。 公開すべき仕様上の機能を呼び出す機構はインターフェース(interface)と呼ばれる。インターフェースを経由することでモジュールの機能の情報隠蔽をすることができる。ほかに情報隠蔽を実現する機構としては、モジュールの機構自体に公開/非公開(public/private)の区別を指定する方法が一般的である。
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