クラスの定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 08:46 UTC 版)
(右図参照)クラスの各種定義は、以下の区画(長方形の枠線)順序で記述する。 クラス名の定義(必須) 属性(attribute)たちの定義。プロパティ(property)とも言われる(省略可) 操作(operation)たちの定義。メソッド(method)とも言われる(省略可) クラス名区画は必須。属性区画と操作区画はないなら省略できる。任意の区画も追加できる。例えばコンストラクタ、デストラクタ、定数、アノテーションなど。 可視性 + public - どこからでも可視(visibility) # protected - 自クラスとその特化クラスから可視 - private - 自クラスからのみ可視 ~ package - 同パッケージ内のクラスから可視 その他 通常の属性と操作は、インスタンスメンバ(instance members)となり、インスタンス別のThisを要するものになる。 アンダーラインが引かれた属性と操作は、クラスメンバ(class members)となり、インスタンス共有の静的プロパティと静的メソッドになる。 /が先頭に付記された属性は、導出プロパティ(derived property)になる。これは属性ではなく、属性間の計算から得られる値になる。
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