Java における関数オブジェクトとは? わかりやすく解説

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Java における関数オブジェクト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 01:18 UTC 版)

関数オブジェクト」の記事における「Java における関数オブジェクト」の解説

Javaでは関数第一級オブジェクトでないため、関数オブジェクト代わりとして、一つメソッドを持つインタフェース使われる代表的なインタフェースとしては、run()メソッドを持つjava.lang.Runnableが挙げられる実際コーディングにおいてはそのようなインタフェース実装するクラスの定義には、内部クラス (inner class) や、メソッド内の変数キャプチャしてクロージャのように振る舞うことのできるローカルクラス (local class) あるいは匿名クラス (anonymous class) がしばしば使われるJava標準ライブラリの例では、java.util.Collections.sort()リストと、意味的に関数引数にとる。この関数リスト内のオブジェクト比較する役割を持つ。しかし、Java関数第一級オブジェクトでないため、java.util.Comparatorインタフェース実装したオブジェクトを渡す。下記例のように使用するList list = Arrays.asList(new String[] { "10", "1", "20", "11", "21", "12"});// Comparator実装する匿名クラス定義して利用。Collections.sort(list, new Comparator() { public int compare(String o1, String o2) { return Integer.valueOf(o1).compareTo(Integer.valueOf(o2)); } }); Java 8からは匿名クラス糖衣構文としてラムダ式サポートするラムダ式利用すると、以下のように簡潔に記述することができる。 Collections.sort(list, (String o1, String o2) -> Integer.valueOf(o1).compareTo(Integer.valueOf(o2))); また、Java 8はメソッド参照サポートするようになったメソッド参照は、内部的にインタフェース利用して実装されている。

※この「Java における関数オブジェクト」の解説は、「関数オブジェクト」の解説の一部です。
「Java における関数オブジェクト」を含む「関数オブジェクト」の記事については、「関数オブジェクト」の概要を参照ください。

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