Java とデータベース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 16:35 UTC 版)
「Java Database Connectivity」の記事における「Java とデータベース」の解説
後に大規模システム開発において、Java によるアプリケーションソフトウェア開発が一般的になるきっかけとなったのは、関係データベースアクセスを Java から行う JDBC が発表されてからである。 さらに Java で大規模エンタープライズシステムを開発するための仕様「Jakarta EE」には、関係データベースの表(テーブル)の行データを、Java のオブジェクトに1対1に対応させ、オブジェクト内容の永続化=行データの保存というデータのリンクと、オブジェクトのメソッド呼び出し=データベースへのトランザクション処理を同期させる特殊な Java Beans を動作・管理する機構である「エンタープライズ Java ビーンズ」 の「エンティティ・ビーン」が導入された。 EJB 2.1までは、オブジェクト-関係の間にあるインピーダンスミスマッチにより関係データベースの機能を十分に生かせないことや性能面の問題があったが、EJB 3.0以後の仕様により改善されてきている。 EJB 3.2で「エンティティ・ビーン」が廃止され、Java SE および Java EE(現・Jakarta EE)共通向けの、独立した永続化フレームワークJava Persistence API (JPA) に進化した。
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