標準ライブラリとは? わかりやすく解説

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標準ライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 14:53 UTC 版)

プログラミング言語における標準ライブラリとは、通例的に言語の各実装に備えられているライブラリである。いくつかの場合では、ライブラリはプログラミング言語の仕様において直接言及され、その他の場合では、標準ライブラリの内容はプログラミングコミュニティでのより非公式な慣例において決定される。


  1. ^ ビャーネ・ストロヴストルップ、『The C++ Programming Language』第3版、アジソン・ウェスレイ社、1997年
  2. ^ グイド・ヴァンロッサム、Pythonチュートリアル


「標準ライブラリ」の続きの解説一覧

標準ライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 19:25 UTC 版)

Rust (プログラミング言語)」の記事における「標準ライブラリ」の解説

標準ライブラリはstdの名称で提供されている。このライブラリ基礎的な型(VecOption)、言語基本の処理、標準マクロ入出力I/O)、マルチスレッドなどの機能提供する。標準ライブラリは標準リンクしてソフトウェアビルドされるが、より根幹的なソフトウェアリソース小さい組込み環境ではリンクを外してソフトウェアビルドすることができる。

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標準ライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:14 UTC 版)

プログラミング言語」の記事における「標準ライブラリ」の解説

ランタイムライブラリ」も参照ライブラリ」は、プログラム書いた使用する上での、補助的なルーチン群である。多くプログラミング言語には、言語仕様一部、あるいは言語本体仕様とは独立していることもあるが、標準ライブラリの仕様もほぼ必ず存在し、その言語実装には標準ライブラリの実装もほぼ必ず付属する。標準ライブラリには、典型的なアルゴリズムデータ構造入出力機構など含まれることが多い。 ユーザーから見れば、標準ライブラリも言語一部だが、設計者から見れば別の実体である。言語仕様には必ず実装なければならない部分定義されており、標準化され言語場合、それには標準ライブラリも含まれる言語とその標準ライブラリの境界は、言語によって様々である。実際言語によっては一部言語機能が標準ライブラリなしでは使えないこともある(たとえば累乗演算子がある言語があるが、それのコンパイル結果はその言語多く処理系関数呼出であろう。それが、言語仕様として標準ライブラリの該当する関数呼び出すよう決められているような場合は「一部言語機能が標準ライブラリなしでは使えないということになる)。 マクロライブラリ含まれることも多い。たとえばC言語標準には、いくつかの名前が関数ではなくマクロで提供されるかもしれない、といったような規定などがある。またLisp系の言語では、いわゆる特殊形式多く言語組込ではなくマクロで実装可能であり、ifとcondのようにどちらか片方必要だが、片方があればもう片方マクロにできる、といったようなものもある。Scheme標準規格は、どれを言語組込とし、どれをマクロとするか、ほとんどを処理系実装者自由に任せている。

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標準ライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:27 UTC 版)

Haxe」の記事における「標準ライブラリ」の解説

Haxeの標準ライブラリはすべてのターゲット動作するもの、すべてでは無いが複数ターゲット動作するもの、個別ターゲットのみで動作するものがある。以下にそれぞれの例をあげる。 すべてのターゲット動作するものバイナリ操作 ZIP圧縮解凍 テンプレートエンジン JSON書き出し読み込み ユニットテスト Base64エンコードデコード 正規表現ターゲットごとで細かい動作異なる) すべてではないが複数ターゲット動作するもの標準入出力標準エラー出力FlashJavaScript以外のターゲットSQL操作するライブラリ (Neko, C++, PHP) 個別ターゲット動作するものFlashJavaC#PHPPythonそれぞれのターゲット標準API HTML5標準APIおよびjQueryextern (JavaScript) AST抽象構文木)やコンパイルオプション操作(@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}マクロ環境のみで動作[要出典]) このように機能それぞれに合わせた抽象化が行われているため、複数ターゲット動作するような書き方と、個別ターゲット依存してそのターゲット利点生かすような書き方両方ができる。

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標準ライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 03:20 UTC 版)

Cg (プログラミング言語)」の記事における「標準ライブラリ」の解説

C言語同様にCgにはGPUプログラミングのための標準ライブラリがある。abs()sin()など、C言語の標準ライブラリと共通の数学関数がある一方でテクスチャマッピングのためのtex1D()やtex2D()など、GPUプログラミング特化した関数用意されている。

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標準ライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 05:46 UTC 版)

C++」の記事における「標準ライブラリ」の解説

詳細は「標準C++ライブラリ」を参照 1998年施行されたANSI/ISO C++ 規格言語仕様ライブラリ2つパート構成されるライブラリ規格大半Standard Template Library (STL) とC言語の標準ライブラリの改良版についての内容である。標準規格以外にも様々なライブラリ数多く存在しリンカ使用することにより、C言語/FORTRAN/Pascal/BASICのような言語用いて作成されライブラリ利用できる規格外ライブラリ利用できるかどうかコンパイラ依存するC++標準ライブラリはC++向けに若干最適化施されC言語標準ライブラリ含んでいる。C++標準ライブラリの大部分STLである。 コンテナ可変長配列リストなど)、コンテナ配列のように扱えるようにするイテレータ検索ソートを行うアルゴリズムといった有用なツール提供されている。さらにmapmultimapのような連想配列や、setmultisetのようなソート済みコンテナ提供され、これらは全てインターフェイス互換性がある。テンプレート用いることにより、あらゆるコンテナ(またはイテレータ定義したシーケンス)に適用できる汎用的アルゴリズム記述できる。C言語同様にライブラリ機能には#include ディレクティブ使ってヘッダファイル読み込むことによってアクセスする。C++には69本の標準ヘッダファイルがあるが、このうち19本について非推奨となっている。 STL標準規格採用される前は、ヒューレット・パッカードの(一時シリコングラフィックスの)商用ライブラリだった。STL標準規格単なる一部分過ぎず規格書STLという表記見られないが、入出力ストリーム国際化デバッグ機能、およびC言語標準ライブラリ等の、STL以外の部分区別するために、今でも多くの人がSTLという用語を使っている。 大半C++コンパイラSTLを含むC++標準ライブラリの実装提供している。STLPortのようなコンパイラ依存STL存在する様々な目的C++標準ライブラリを独自に実装しているプロジェクトは他にもある。 C++の標準ライブラリは大きく次のように分けられる多種多様な実行環境存在することを考慮してGUIに関するライブラリ標準含まれていない言語サポート実行時型情報例外処理など) 診断アサートエラー情報[要説明]) 汎用ユーティリティタプル動的メモリ確保スマートポインタメタプログラミングなど) 文字列および正規表現 ロケール国際化と地域化コンテナデータ構造)、イテレータアルゴリズムいわゆるSTL数値演算 入出力 アトミック演算不可分操作) - C++11以降 スレッド - C++11以降 疑似乱数エンジン - C++11以降

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