標準ライブラリ
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プログラミング言語における標準ライブラリとは、通例的に言語の各実装に備えられているライブラリである。いくつかの場合では、ライブラリはプログラミング言語の仕様において直接言及され、その他の場合では、標準ライブラリの内容はプログラミングコミュニティでのより非公式な慣例において決定される。
- ^ ビャーネ・ストロヴストルップ、『The C++ Programming Language』第3版、アジソン・ウェスレイ社、1997年
- ^ グイド・ヴァンロッサム、Pythonチュートリアル
- 1 標準ライブラリとは
- 2 標準ライブラリの概要
標準ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 19:25 UTC 版)
「Rust (プログラミング言語)」の記事における「標準ライブラリ」の解説
標準ライブラリはstdの名称で提供されている。このライブラリは基礎的な型(Vec
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標準ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:14 UTC 版)
「プログラミング言語」の記事における「標準ライブラリ」の解説
「ランタイムライブラリ」も参照 「ライブラリ」は、プログラムを書いたり使用する上での、補助的なルーチン群である。多くのプログラミング言語には、言語仕様の一部、あるいは言語本体の仕様とは独立していることもあるが、標準ライブラリの仕様もほぼ必ず存在し、その言語の実装には標準ライブラリの実装もほぼ必ず付属する。標準ライブラリには、典型的なアルゴリズム、データ構造、入出力機構などが含まれることが多い。 ユーザーから見れば、標準ライブラリも言語の一部だが、設計者から見れば別の実体である。言語仕様には必ず実装しなければならない部分が定義されており、標準化された言語の場合、それには標準ライブラリも含まれる。言語とその標準ライブラリの境界は、言語によって様々である。実際、言語によっては一部の言語機能が標準ライブラリなしでは使えないこともある(たとえば累乗の演算子がある言語があるが、それのコンパイル結果はその言語の多くの処理系で関数呼出であろう。それが、言語仕様として標準ライブラリの該当する関数を呼び出すよう決められているような場合は「一部の言語機能が標準ライブラリなしでは使えない」ということになる)。 マクロもライブラリに含まれることも多い。たとえばC言語の標準には、いくつかの名前が関数ではなくマクロで提供されるかもしれない、といったような規定などがある。またLisp系の言語では、いわゆる特殊形式の多くが言語組込ではなくマクロでも実装可能であり、ifとcondのようにどちらか片方は必要だが、片方があればもう片方はマクロにできる、といったようなものもある。Schemeの標準規格は、どれを言語組込とし、どれをマクロとするか、ほとんどを処理系実装者の自由に任せている。
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標準ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:27 UTC 版)
Haxeの標準ライブラリはすべてのターゲットで動作するもの、すべてでは無いが複数のターゲットで動作するもの、個別のターゲットのみで動作するものがある。以下にそれぞれの例をあげる。 すべてのターゲットで動作するものバイナリ操作 ZIP圧縮、解凍 テンプレートエンジン JSONの書き出し、読み込み ユニットテスト Base64のエンコードとデコード 正規表現(ターゲットごとで細かい動作は異なる) すべてではないが複数のターゲットで動作するもの標準入出力、標準エラー出力(Flash、JavaScript以外のターゲット) SQLを操作するライブラリ (Neko, C++, PHP) 個別のターゲットで動作するものFlash、Java、C#、PHP、Pythonのそれぞれのターゲットの標準のAPI HTML5標準のAPIおよびjQueryのextern (JavaScript) AST(抽象構文木)やコンパイルのオプションの操作(@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}マクロ環境のみで動作[要出典]) このように機能それぞれに合わせた抽象化が行われているため、複数のターゲットで動作するような書き方と、個別のターゲットに依存してそのターゲットの利点を生かすような書き方の両方ができる。
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標準ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 03:20 UTC 版)
「Cg (プログラミング言語)」の記事における「標準ライブラリ」の解説
C言語と同様に、CgにはGPUプログラミングのための標準ライブラリがある。abs()やsin()など、C言語の標準ライブラリと共通の数学関数がある一方で、テクスチャマッピングのためのtex1D()やtex2D()など、GPUプログラミングに特化した関数も用意されている。
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標準ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 05:46 UTC 版)
詳細は「標準C++ライブラリ」を参照 1998年に施行されたANSI/ISO C++ 規格は言語仕様とライブラリの2つのパートで構成される。ライブラリ規格の大半はStandard Template Library (STL) とC言語の標準ライブラリの改良版についての内容である。標準規格以外にも様々なライブラリが数多く存在し、リンカを使用することにより、C言語/FORTRAN/Pascal/BASICのような言語を用いて作成されたライブラリを利用できる。規格外のライブラリが利用できるかどうかはコンパイラに依存する。 C++標準ライブラリはC++向けに若干の最適化が施されたC言語標準ライブラリを含んでいる。C++標準ライブラリの大部分はSTLである。 コンテナ(可変長配列やリストなど)、コンテナを配列のように扱えるようにするイテレータ、検索やソートを行うアルゴリズムといった有用なツールが提供されている。さらにmapやmultimapのような連想配列や、setやmultisetのようなソート済みコンテナも提供され、これらは全てインターフェイスに互換性がある。テンプレートを用いることにより、あらゆるコンテナ(またはイテレータで定義したシーケンス)に適用できる汎用的なアルゴリズムを記述できる。C言語と同様にライブラリの機能には#include ディレクティブを使ってヘッダファイルを読み込むことによってアクセスする。C++には69本の標準ヘッダファイルがあるが、このうち19本については非推奨となっている。 STLは標準規格に採用される前は、ヒューレット・パッカードの(一時はシリコングラフィックスの)商用ライブラリだった。STLは標準規格の単なる一部分に過ぎず規格書にSTLという表記は見られないが、入出力ストリーム、国際化、デバッグ機能、およびC言語標準ライブラリ等の、STL以外の部分と区別するために、今でも多くの人がSTLという用語を使っている。 大半のC++コンパイラはSTLを含むC++標準ライブラリの実装を提供している。STLPortのようなコンパイラ非依存のSTLも存在する。様々な目的でC++標準ライブラリを独自に実装しているプロジェクトは他にもある。 C++の標準ライブラリは大きく次のように分けられる。多種多様な実行環境が存在することを考慮して、GUIに関するライブラリは標準に含まれていない。 言語サポート(実行時型情報や例外処理など) 診断(アサートやエラー情報[要説明]) 汎用ユーティリティ(タプル、動的メモリ確保、スマートポインタ、メタプログラミングなど) 文字列および正規表現 ロケール(国際化と地域化) コンテナ(データ構造)、イテレータ、アルゴリズム(いわゆるSTL) 数値演算 入出力 アトミック演算(不可分操作) - C++11以降 スレッド - C++11以降 疑似乱数エンジン - C++11以降
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