C++標準ライブラリの拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 00:14 UTC 版)
「C++11」の記事における「C++標準ライブラリの拡張」の解説
大量の新機能が、C++11標準ライブラリに追加される。新しいライブラリの多くは現行の標準規格で実装できるが、C++11のコア言語の新機能に(程度の差はあれど)依存しているものもある。 導入されるライブラリの大部分は、C++ Standards Committee's Library Technical Report(TR1と呼ばれる)の文書で定義されている。TR1の最終稿は、2005年に出されている。なお、TR1の多くはBoost C++ライブラリが基になっている。 TR1ライブラリの実装は既に数種類が利用可能であり、std::tr1名前空間を用いて呼び出せる。C++11ではstd名前空間に移動される。 委員会は、2つ目のTechnical Report (C++ Technical Report 2) をC++11の標準化後に予定している。C++11に間に合わないライブラリ提案は、TR2や、さらに先のTechnical Reportに置かれることになる。 以下の提案は、C++11に搭載されることが予定されているものである。
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