標準策定の方針とは? わかりやすく解説

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標準策定の方針

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 00:14 UTC 版)

C++11」の記事における「標準策定の方針」の解説

C++ への修正コア言語標準ライブラリ双方に及ぶ。 委員会は、新規格の個別要素策定に際して次のような方針をとった。 C++98 との、さらに可能であれば C との一貫性および互換性維持すること。 新機能の実現方法として、コア言語の拡張よりも標準ライブラリ拡張優先すること。 プログラミング技法発展させうるような変更優先すること。 特定のアプリケーションにのみ有効な機能導入するよりも、システムライブラリ設計容易になるような改良を行うこと。 従来の型安全でない技法に対して、より安全な代替提供すること。 ハードウェアと密接に動作する能力効率向上すること。 現実的問題対す適切な解決法用意すること。 “ゼロ・オーバーヘッド原則” (ある機能使用するためのサポートは、その機能使用しない場合影響及ぼさない) を実践すること。 上級者向け機能を削ることなくC++学習指導簡単になるようにすること。 初心者プログラマ人口多く占める。また、多く初心者自身習得した一部言語機能拘泥しがちであり、知識広げようはしない。従って、初心者への配慮は重要であると考えられた。また、C++言語仕様大きさアプリケーションやプログラミング・スタイルの多様性も含む)を考えると、どれだけ長い経験積んだプログラマ新しプログラミングパラダイムの前では未経験者なり得ることから重要な配慮であると言える

※この「標準策定の方針」の解説は、「C++11」の解説の一部です。
「標準策定の方針」を含む「C++11」の記事については、「C++11」の概要を参照ください。

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