『カスタムロボ』
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カスタムロボ市民大会 『初代』にて、市民ホールで行われる大会で、主人公がコマンダーとして初めて参加する大会。前の大会ではカリンが優勝している。なお、マモルもこの大会の優勝からスタートしている。優勝者は副賞としてスーパー・コマンダー・トーナメントの両方の大会に参加できる権利を与えられる スーパー・コマンダー・トーナメント 『初代』にて、ジャンボサイトで行われる大会。ラムダ社が主催している。東館と西館で開催され、それぞれホロセウムのコンセプトが違う。なお、原則として普通に参加申請をしたコマンダーは片方の大会のみ参加できるが、市民大会の優勝者は副賞として両方の大会に参加できる。作中では「SCトーナメント」「SCT」と略して呼ばれている。 グレート・ロボ・カップ 全てのコマンダーの憧れの的となっている、カスタムロボの全国大会。この大会で3年連続優勝を果たしたマモルは伝説のコマンダーとして名を馳せる。基本的に予選大会の優勝者と準優勝者が参加できるが、『初代』ではフカシが特例として推薦で出場し、『GX』以降は推薦による出場者も出てきている。 秘密結社ドレッド 世界征服を目的とする秘密結社。闇バトルで資金を得ており、ユリエの体内にある治療用ナノマシンに目をつけている。 世間的には実用化まで遠いとされていなかった自起動型を完成させるなど技術力は高く、ナノマシンを暗殺用に転用して軍事兵器として売りさばき、莫大な資金を得ようとしていた模様。そのためナノマシン治療を受けていたユリエを拉致した。 他には宝石強盗を働いたり闇バトルを運営して資金を稼いだりするなど、多くの犯罪に手を染めている。 基地への入り口は定期的に変化しており、ポリス隊も手をこまねいていたが主人公たちを導いたロボキチによって港の倉庫にあることが判明した。 『V2』の旅立ち編においては壊滅していることが語られている。ただし激闘編では主要メンバーが脱獄し、研究所のデータを奪い取ることで祖式を復活させようとしている。結局、ロックの解除に手間取っている間に主人公によって全員が倒され、計画はご破算となった。その後は幹部メンバーが変装して登場するなどしているが、組織としての動きはない。
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『カスタムロボ』
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主人公 声 - 高山みなみ(1999年PV) カスタムロボ初代主人公。青い髪とバンダナが特徴。『別冊コロコロコミック』に掲載されたこしたてつひろの漫画では「コージ」という名前が設定されている。著者の漫画らしく熱血な性格。 母親からシャイニングファイター型のロボ、誕生日プレゼントとしてレイを受け取ったことからカスタムロボを始め、シンイチ、カリンらとグレート・ロボ・カップチャンピオンを目指すと共に、闇組織ドレッドの陰謀に巻き込まれていくこととなる。 初代では一切台詞を喋らなかったが、エンディングではユリエの初バトルの権利を巡ってハヤオと取っ組み合うなど自己主張の強い面を見せている。 『V2』ではチャンピオンの座を賭けてV2の主人公と戦う。この時は普通に喋り、一人称は「ぼく」。使用機体は初代と同様レイで、ガンはスナイパーガンとなっている。 『GX』ではカリンの台詞によると、海外に留学しているらしい。『激闘!』では彼と思しき人物とカトレアがメールのやり取りを行っており、彼女からは惚れられている様子。 シンイチ 声 - 大谷育江(1999年PV) 第一作の主人公の従兄弟。主人公のパートナー役の1人。小柄な体躯と眼鏡が特徴。反射神経がないためロボバトルの腕前はイマイチ。温厚な性格で初心者の主人公に丁寧にカスタムロボの基本をレクチャーする。 友人のカリンにはやや振り回され気味。しかし中盤ではカリンのアドバイザーとなり、ロボバトルの際には彼女の隣に立って戦闘のアドバイスをするようになった。結果、カリンは大幅なパワーアップを果たしたがグレート・ロボ・カップ予選準決勝にて主人公に敗退する。その後、ユリエがドレッドに拉致された際は救出メンバーの一人としてドレッドの基地へ乗り込み、闇戦士と闘い抜き後方支援を担った。 頭は良いらしく、カリン曰く『学校の成績、アタシよりずっといい』とのこと。『V2』では自ら「理論派のシンちゃん」を自負している。しかし自分のロボを持ってくるのを忘れたり、グレート・ロボ・カップの観客席のチケットと間違えて町内福引券を持ってくるなど、少々おっちょこちょいな一面もある。 使用機体はリトルレイダー型のロビン。 カリン 声 - 後藤邑子(1999年PV) シンイチの幼馴染でユリエとは親友同士。自称「元気印のコマンダー娘」で、ちゃん付けの嫌いな自称通りの気一杯で男勝りの女の子。黄色いバンダナが特徴。 いつも元気にロボバトルをしており、その腕は町内でもなかなか評判。同年代の相手には今まで負け知らずで、市民大会では前年度に優勝している。しかし、市民大会決勝戦では主人公に敗北し、更にはハヤオにまで敗北。スランプに陥ったことで悩んでいたが、シンイチのアイデアによりカリンの隣で彼がアドバイスをするという形となり、腕前と戦略という互いに足りない部分を補う形のコンビとなった。その結果、グレート・ロボ・カップ予選では準決勝まで勝ち進むが、主人公には及ばず敗退。惜しくも出場の権利は逃した(上位二名が本戦出場になるため、決勝まで進めば権利を獲得できる)。閉会式の後、周囲に気遣われながらも一人泣き叫んでしまうが、主人公に対する恨みつらみはなく、翌日にはいつもの元気を取り戻していた。その後、ユリエがドレッドに拉致された際は救出メンバーの一人としてドレッドの基地へ乗り込み、闇戦士と闘い抜き後方支援を担った。 マモルに憧れていて、「同じホロセウムに立つ」のが夢(この夢は『初代』のEDで叶っている)。恋愛には奥手なようでジェイクに言い寄られた時は困惑していた。途中からスランプに陥って負けが込み、主人公に負けた時は大声で泣いた事もあり女の子らしい一面も垣間見える。 使用機体はエアリアルビューティー型のフレア/フレアMk-II (GX) 。『V2』ではドリルガンを愛用している。ダイブ時の決め台詞は「勝っても負けても恨みっこ無しよ!」。 ユリエ マモルの妹。第一作登場時は病弱で内気な性格だったが、『初代』のEDで病気が完治してコマンダーとなって以降、それまでの反動からか180度変わって直情径行おてんばな性格になった(ハヤオ曰く「ホントに変わったな」)。マモルの妹だけあってカスタムロボの才能と実力に優れ、ゲンタをガンの1発すら当たらずに数秒で倒すほど。 髪型は『初代』ではストレートロング、『V2』ではボリュームあるセミロング、『GX』ではまたロングヘアと変えている。 『V2』では秘密のスパイコマンダーと自称しており、独自に不審な話が多いタクマ塾を捜査していた。 『初代』でドレッドに狙われた経緯から「違法パーツや自律機動型ロボを使う人間は大嫌い」と述べているが、どういうわけか『GX』ではダークステーションに出入りしており稀に違法パーツも使う。この間にどんな心境の変化があったのかは不明。マモルもその事には気付いていないようである。 『激闘!』ではアイドルコマンダーになった事が判明する。 趣味はマスコット作りだが、作る人形の外観やセンスはかなり異質で、周りの者からは作った人形のモデルを何一つ理解してもらえない。主人公がモデルの人形を、ジロウに「かろうじて人のかたちはとどめている」、ヤイバに「呪われそうなデザイン」と言われるほど。 使用機体はエアリアルビューティー型のプラネッタ(V2)/フェーベ(GX)。ダイブ時の決め台詞は「(ロボ名)、私に力を与えて!」。愛用のガンはマルチプルガン。敗北時の常套句は「クスン…女の子に花を持たせられない男の子なんてキラーイ!」。 マモル グレート・ロボ・カップで3年連続を果たした伝説のコマンダー。またの名をディフェンディング・チャンピオン・マモル。初代におけるラストボス。まだ学生ながら闇組織ドレッドに勧誘されるほどの実力者。 『初代』では今年のグレート・ロボ・カップを最後に引退しポリス隊に入隊することを決意。主人公とは妹のユリエを通じて知り合い、年齢を超えた良き友人となる。ユリエが拉致された際は突出し過ぎたため疲労困ぱいとなり、奥に控える四天王やシノノメとの戦いを主人公に託し、カリンたちと共に後方支援を担った。ドレッド壊滅後、グレート・ロボ・カップ本戦タイトル戦にて主人公とラストバトルを繰り広げる。敗北した後は「最後にいい勝負ができた」と告げ、主人公を新たなチャンピオンとして祝福した。 『V2』では現役コマンダーを引退してポリス隊を目指し、激闘編終盤にて試験に合格した。『V2』主人公とユリエのデートに猛反対している。 『GX』では主人公達に闇バトル及びニカイドウグループの潜入調査を依頼する。コマンダーは引退こそしたが「楽しむだけならまだ現役」としてバトルを行っている。 『BR』では激闘編でコンピューターが「伝説の最強コマンダー マモル」のバトルデータを起動しようとするが、フカシ(バグ)に乱入され結局未登場。 使用機体はワイルドソルジャー型のカーライル、ライトニングスカイヤー型のパトリオット (GX) 。愛用のガンはマグナムガン。『V2』以降のダイブ時のキメ台詞は「君に戦いを挑む!」。 ハヤオ 主人公のライバル。元々はカスタムロボには興味もない一匹狼のいじめっ子だったが、主人公がカスタムロボを始めたのを見て自分も始めメキメキと頭角を現していく。年来の割に背が低い。 『初代』では、ユリエ救出メンバーとしてドレッドのアジトへ乗り込み、主人公が四天王と戦えるようにマモルたちと共に後方支援を担った。その後、グレートロボカップ決勝戦まで勝ち上がり主人公と対決することになる。敗北した際は「どうしても追い抜けない」と不満な表情を見せたものの、マモルとの戦いに向けてひねくれた激励を送った。 つっけんどんとした性格だが、秘かにユリエに恋心を抱いておりその面でも(一方的に)主人公と対立する。 『V2』激闘編「決戦!バトルスクウェア」でユリエとのデート権を巡り、『V2』主人公やツルギとも主にユリエ関係でのライバルになる。 なお『V2』の時点で惚れている事をユリエ本人に気付かれており、その事を公園で大々的に公言させられてしまった。 ユリエの趣味や好きな科目、ネットでのハンドルネームなどの彼女に関する知識を披露したり、『V2』主人公とユリエのデートにこっそり尾行するなど、その行動は段々とストーカーじみてきている。その一方『初代』主人公との関係については殆ど触れる事はなかった。 『GX』ではさらに寡黙さが強調されるようになった。 オマージュ的なキャラクターとして『激闘!』にはラミュ・ネクサが登場している。 使用機体はシャイニングファイター型のソル(初代、V2)/ソルMk-II (GX) 。ガンは『初代』の物語初期は好みを模索中なのか次々変更しているが、中期からはドラゴンガンを愛用するようになる。 フカシ 唯一全作品に登場している皆勤賞のキャラ。血液型B型。『激闘!』時点での身長は161cm、体重は90kg。 好きな事は頂点で、苦手な事はなし。作中では専らギャグキャラ、トラブルメーカーとして扱われるが、サツキからは「上手じゃないけど頑張り屋」と評されている。「キング・オブ・コマンダー」を自称するが、バトルの腕前はイマイチ。態度は大きいが小心者、言うことは大きいが志は低い。専用のテーマ曲を持つ。 『初代』と『V2』以降では、少々雰囲気や言動が異なる。様々なカスタムロボ大会に乱入したり、敵組織に潜入する主人公達に勝手について来たりするなど、様々な騒動を引き起こす。 『初代』では5つある大会の内4つで1回戦目に対戦し、主人公のライバルを自称する。一度は大会に向けた練習の為に自分たちだけがホロセウムを使えるよう、公園を乗っ取った(この時、少年2人を子分のように従えている)。 ユリエがドレッドに拉致された際は救出メンバーの一人としてドレッドの基地へ乗り込み、アキラと共に行動する。しかし、ドレッドのメンバーたちに「誘拐した女の子を返せ」と馬鹿正直に言って回ったため追われる身となり、結果、多数の敵を主人公たちの前に引き寄せてしまうことになった。闇戦士との戦いではカリンの後ろに隠れてばかりで全然役に立たなかったという。 しかし、ドレッド壊滅の功績をかさにラムダ会長に頼み込み、グレート・ロボ・カップ本戦出場を果たす。ドレッドのアジトからくすねてきた秘密兵器(合法パーツのVレーザーガンであり、違法パーツではないためセーフ)を組み込んだカスタマイズで対抗するも主人公には及ばず敗北。その後、エンディングにてカトレア邸に乗り込み黒服とじいやを立て続けに破る実力を見せるが、直後大勢の黒服たちが現れカトレアにあしらわれる。 『V2』では「シーザー」を初めとしたサルや、イルカの「クレオパトラ」を(飼育員にバレずに)手懐けるなど、そっち方面の素質を見せているが、人間の友達はできない(本人も自覚があるらしく『V2』にて「動物だけが友達なのだ」と何故か自慢げに語っている)。 主人公たちとは別に、かつ先にゴライアスの基地にたどり着いたようだが案の定捕まっている。また、ジロウやトラジに有効だった精神コントロールを無効化する程の強靭な精神力を持つ事が判明した。 『GX』ではニカイドウの闇バトル会場に勝手に付いてきて登場し、捕らえられてナノ・マシンの注射を強制的に受ける。しかし自身の強靭な精神力により拒絶反応を起こし暴走。その途中主人公が囚われている部屋の扉を破壊し、結果的に主人公を助ける結果となった(なお、無自覚とはいえフカシが主人公の利益となる行為をした唯一のシーンである)。 暴走中は従来のテーマ曲をワンテンポ速めたものが流れている。 『BR』の旅立ち編では賞金首として名前が登場する他、スティルハーツ事務所の壁にお尋ね者として顔写真が載っている。激闘編ではコンピュータバトルに乱入してくる。 『激闘!』では「私立ポリスコマンダー」なる『V2』のユリエのマネ事のような活動を、オウムの「デカドン」を引き連れ行っている。 使用機体はファッティバイス型のドデカン(初代、V2、激闘!)/ドデカンターボ (GX) 。『BR』には愛機ドデカンが製造中止で存在しないため、似たような体系と性能を持つファンキービッグヘッド型のプレジャーヘッドで我慢することとなった。『激闘!』では、毎回汚れの状態が酷い為性能が落ちてしまっている。 ダイブ時のキメ台詞は「よっしゃあぁぁ、達人のバトルに恐れ入るがいいのだあぁぁっ!」。 カトレア / 円条寺カトレア カスタムロボの大手製作会社ラムダ社の社長令嬢にして会長の孫。血液型AB型。『激闘!』時点での身長は167cm、体重は53kg。好きな事はスカイダイビングで、苦手なものは虫。ツインドリルヘアが特徴。一般人の少年に「たて巻きドリルなんてはじめてみたよ」と言われていた。プライドが高く努力する姿は決して人に見せない。 その立場に相応しい誇り高い性格と気品をかねそなえるが、基本的に他者を見下した言動を取っており、身分の低い者(一般人)及び並の実力のコマンダーには興味も示さない。主人公と最初に会った時も「市民大会優勝者でもどうせ大したことがない」と言い、自分では戦わず護衛や執事にバトルを任せたほど。 しかし「ワタクシの見込んだコマンダー」と述べており、彼女なりに評価はしていた様子。SCトーナメント(東サイト)決勝戦にて主人公と初対決となり、優勝することで華々しいコマンダーデビューを飾ることを告げる。だが結果は敗北。その際は一瞬取り乱すが「運がよかっただけ」と敗北を認めようとしなかった。 以後は密かに主人公を強敵と認め、興味を強くする。そして再戦に向けた秘密特訓を続け、グレート・ロボ・カップ本戦・3回戦にて主人公と再戦。完全敗北を喫し、自分の負けを素直に認めた上で「このまま無敗を貫きなさい」と言葉を送り、チャンピオンになった主人公にいつか必ず勝ってみせることを誓い、胸を張って退場していった。『初代』でもとりわけ人間的に大きく成長を果たしたキャラクターである。 『激闘!』以前のカスタムロボシリーズでは珍しくフルネームが明らかとなっており、しかも苗字は漢字表記。時々、「遊園会」と称し、自分の屋敷の庭でカスタムロボの大会を開くことも。前述のように一般人は入場させていなかったが、初代のエンディングでは一般人向けにも開放しているシーンがある。 また『激闘!』では終盤に登場。成長し、ラムダ社会長の秘書を勤める。また初代主人公との付き合いも続いているらしく、すっかりホの字になっておりメールでやり取りを行っていた。現段階で『BR』を除く全ての作品に登場している。 使用機体はリトルスプリンター型の「ホロセウムの妖精」ベル、ストライクバニッシャー型の「ホロセウムのマドンナ」クナイ (GX) 、リトルスプリンター型の試作機「ホロセウムのようせい」カラット(激闘!)。愛用のガンはホーネットガン、『GX』ではホーネットバスター。ダイブ時のキメ台詞は「ホロセウムの妖精ベルの舞をとくとごらんあれ!」。 じいや カトレアの執事をしている老人。本名不明で顔アイコンも無いが、フィールド上のモデルは固有のもの。執事らしく礼儀正しい性格。カトレアのことは「お嬢様」と呼び、ラムダ社会長は「大旦那様」と呼ぶ。カスタムロボ大会のシニア部門では上位の常連らしい。 初代では対戦することはあるものの、ほとんどカトレアの傍に立っているだけの登場しかしなかったが、『V2』激闘編「ロボ博士の課題パート1」でロボ博士が用意したバトルデータで主人公と対戦する。その際、博士に「遠いところに旅立ってしまった……」と言われており、亡くなられたと思われたが、後の「ケンゴのバトルフォート」に本人が登場し、単に休暇をもらい海外旅行をしていただけであることが明らかになる。 フィールド上で必ず斜め方向に歩き、方向転換の際に一瞬止まる、妙にカクカクした歩き方をする。 『初代』においてカトレアが大会に参戦した際、心配から変装してバトルを見守ることがあり、また主人公に対する偵察にも変装を用いている(口調で判断可能)。グレートロボカップ開催直前において一連の行動がカトレアにバレてしまい、以後は自重している模様。 使用ロボはファニーオールドマン型の頭源斎。 ジェイク アメリカから来た黒人のコマンダー。男性ではあるが、セクシースタンナー(女性)型のジェーンを使用する。 「攻撃がワンパターン」など挑発的な発言が少なからず見られるものの言っている事は正確で、認めた相手を素直に称賛する潔さも持っている。 『初代』で登場した当初はカリンを口説いていた。『V2』の激闘編を最後にアメリカに帰国している。 SCトーナメント(西サイト)決勝戦とグレート・ロボ・カップの二回戦の相手を勤める。フレイムガンの使い手で、『初代』当時は「この国」では販売されていない希少品であった。 『激闘!』までの作品の時点で、主人公を除いた男性キャラクターの中で唯一女性型ロボを用いる人物である。 ロボキチ 登場時にヒーローもののような専用BGMが流れる神出鬼没の老人コマンダー。腰が曲がっており、白髭を生やしているなど、それなりに高齢であるにも関わらず、高い所に現れ、空中で前方一回転しながら飛び降り、難なく着地するほどの高い身体能力を持つ。エンディングにおいては更に空中前方三回転を決めている。 目的があるとはいえ子供にばかり勝負を(強引に)挑むため、一般人からはもっぱら変人扱いされている。 勝負を挑む際は必ず自作の、独特な仕掛けが施された一風変わったステージのデータを持ち込んでおり、ホロセウムのデータを書き換える。 その正体は、かつてドレッドに所属していた科学者。理由は不明だがシノノメと意見が対立し組織を去った様子。 使用機体はファニーオールドマン型の独眼爺、ミスティーミラージュ型のクロスボーン (GX) 。 ジロウ マモルのライバルで、無名時代からの幼馴染でもある。何をやってもすぐ達人レベルまで上達する天才であったが、カスタムロボにおいてマモルに負けて以来、マモルに勝つことを目的に修行をしている。マモルと何度もグレート・ロボ・カップの決勝戦で競うが一度も勝てたことがないめ、「永遠のナンバー2」の異名を付けられてしまっている。 自称「メタルベアー命のレイフォール・バカ」であり、メタルベアーとレイフォールガンの組み合わせに固執している。実際、『初代』と『V2』の旅立ち編ではガンをレイフォールガン以外に変更することは無い。『V2』の終盤にてさいみんチップで操られている際も、違法パーツのミナモガン(改造元がレイフォールガン)を使用する程。『V2』の激闘編でようやく修行のために他のガンも使用する。 第一作ではカリンを打ち破り叱咤したり、『V2』では主人公をタクマ塾に紹介したりと師匠のような役回りが多いが、「永遠のナンバー2」の名のせいでイマイチ締まらないことも。 更に『GX』ではグレート・ロボ・カップ2回戦で主人公に破れ、「永遠のナンバー2」どころか「永遠のナンバー8」だとユウスケに悪気もなしに言われる始末。「ジロウ(二郎)」という名前がいかにも2位っぽいということから、別の名前に改名しようと考えた事もある。 『V2』激闘編ではゲンタやタイヘイ、ナナセらと共に主人公宅でホットケーキを食べる等、自宅に屯する面子の一員となる。 『BR』ではコンピューターバトルで登場。『激闘!』には登場こそしていないが「生涯現役のジロウ」との異名をつけられ、名前だけならフカシに並んで皆勤キャラクターとなる。 使用機体はメタルグラップラー型のメタルベアー/ネオメタルベア (GX) /メタルベア(BR)。愛用のガンは上記の通りレイフォールガン。 ママ 主人公の母親。主人公にレイをプレゼントする。職業は医者で、ユリエの主治医をしている。ナルセ博士の研究データ管理の後任者でもある。助手にはホムラがいるが、実はユリエの体内にあるナノマシンを奪うために送り込まれた刺客だった。ホムラを見咎めるも抵抗されてケガをしてしまったが、後日には元気な姿を見せている。 名前は不明だがフィールドでの固有モデルが仕事服と私服の2パターンあり、それに伴い顔アイコンもそれぞれの服装に合わせて2パターン存在するなど秘かに優遇されている。 パパ 主人公の父親。いつも家で新聞を読んでいる為、序盤は何の職業に就いているか不明だったが、小説家であることが物語中盤で明らかになる(新聞を読んでいるのは本人曰く仕事の一環とのこと)。終盤に主人公のドレッド壊滅の話を小説にしようかと考えていた。カスタムロボについての知識は薄く、キューブの状態のロボをカスタムロボかどうか疑っていた。 顔アイコンはない。 アキラ カリンの兄。カスタムロボやコマンダーに関する事柄を取り上げる『ロボティクス・マガジン』という雑誌の記者をしている男性。 コマンダーではないようだが自ら進んで闇バトル会場やドレッド基地に乗り込む凄まじい行動力と胆力、そして記者魂の持ち主。 仕事柄、サツキと一緒にいることが多い。サツキに片思い中だが終盤に両思いになったことが判明する。『V2』での登場はかなり後半で、特に役割は無い。 サツキ 第一作の主人公達の住む街にあるロボステーションで働く女性。明朗な女性で、男の子からは「サツキお姉さん」、女の子からは「サツキお姉さま」と呼ばれ慕われている。『V2』では主人公宅のテレビで映されるニュース番組のキャスターもしていた。また『激闘!』に登場するトモカとは友達同士であるらしく、トモカの母親からサツキが結婚したらしいという噂話が聞ける(相手は語られる事は無く不明だが、過去作での展開からアキラの可能性が高い)。 キャップ 第一作の主人公達の住む街にあるロボステーションの所長。「みんなにはキャップと呼ばれているよ」と自己紹介するが、本名は不明。フィールド上のモデルは固有のものだが顔アイコンはもっておらず、ストーリーにも絡んでこないため出番は少ない。『V2』にも一応登場する。 ケンちゃん 主人公やカリンたちの通う学校の下級生の少年で、カリンの大ファン。本名不明。 キャップと同様フィールドでは固有モデルを持つが、顔アイコンは無い。公園で練習中だった所をフカシに乗っ取られたり、違法パーツを付けた自律機動型ロボに自身のロボを壊されたりと中々災難な目に遭っている。 EDで主人公、ハヤオ、カリンが、誰がユリエと戦うか揉めている間に後から現れ、彼女の最初の対戦相手になる。 『V2』に彼らしき登場人物はいない。 ラムダ会長 カトレアの祖父でラムダ社のトップ。温厚な老人だが、カトレアが主人公に夢中であることを見抜き、それを孫娘の前で主人公に告げるなどお茶目な一面も。ストーリーにはあまり絡まないが、終盤では主人公たちがドレッド壊滅の立役者となったことでフカシの頼みを聞き、彼にグレート・ロボ・カップ本戦出場の権利を与えた。カリン達にも送ったが断られている(理由はカリン曰く「(正規の条件を満たさず大した活躍もしていないのにフカシのように参加することが)恥ずかしい」)。 『激闘!』ではフルネームが「ラムダ・エンジョウジ」であることが判明する。 ナルセ博士 難病に冒された娘=ユリエを治療すべくナノマシンを開発した人物。つまりマモルの親でもある。 物語が開始した時点で既に故人であり、写真も無いため姿を見る事は無い。 治療途中で亡くなり、ナノマシンも未完成であった事から、継続的な通院が必要であった。その治療の担当医でありナノマシンの研究データの現管理者が、主人公の母親である。
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