激闘編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:02 UTC 版)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「激闘編」の解説
ホワイトベースが素人だらけの状況下にも拘わらずシャアは艦隊戦を展開させた後、自らザクで出撃。シャアとの遭遇戦でアムロは未熟さを露呈しほぼ完敗するも、スレンダー機を撃墜して撤退に追い込む。 連邦軍唯一の宇宙基地であるルナツーへ退避すべき状況で、ミライはシャアが手持ちの戦力に苦慮していると見抜き、補給阻止作戦を提案。ブライトはガンダムを作戦に投入させようとするもアムロが拒否。やむなくリュウが率いるガンタンク・ガンキャノン部隊での作戦実施となる。作戦はほぼ成功。ガデムとの交戦で損傷したカイのガンキャノンを除いてほぼ無傷でパプア級輸送艦を撃沈し、ファルメル撃沈も寸前となるがルナツー所属マゼラン級戦艦の妨害に遭い断念する。 ルナツーの司令官ワッケイン少将は一切の弁明を認めず、機密兵器の無断使用などの軍規違反でブライトらを拘束する。一方、シャアもやられっぱなしでは済ませず自ら白兵隊を率いてルナツーに潜入。シャアの部隊の工作で宇宙港は封鎖され、停電の混乱に乗じてブライトらは脱出。シャアの到来を予期したセイラとアムロは武器を手に応戦に臨む。混乱に乗じてガンダムのデータ奪取を図るシャアだったがセイラに発見される。セイラの要請で仮面を取ったシャアの素顔にセイラは動揺。その隙に反撃し、逃走を図ろうというシャアにアムロも発砲される。結局、シャアの工作でルナツーは戦闘不能に陥った上に撤退を許し、補給阻止作戦から帰還したリュウたちは宇宙港を塞ぐ形で座礁したマゼランの撤去作業を行うことになる。そんな中、教え子であるワッケインとの面談中にパオロ艦長は永眠。若者たちに未来を託し、宇宙葬にふされる。 避難民の受け入れも本人達の希望で断念し、追われるようにルナツーを出航したホワイトベースはリード大尉のサラミス級巡洋艦に先導されジャブローに向けて発艦。だが、ミライは補給を受けたシャアの追撃を警戒していた。案の定、シャアは常識外の大気圏付近での戦闘に及び、迎撃戦にガンダムを投入せざるを得ない状況となる。アムロはシャアとの二度目のMS戦に臨み奮闘するも帰還困難に陥る。シャアは先の補給で受領していた「ダブルコム」で大気圏に突入。クラウンのザク一機と引き換えにガンダムを大気圏の藻屑にしたかに見えたが、ガンダムはホワイトベース甲板に取り付いて難を逃れる。だが、シャアとの交戦で座標が狂い、ホワイトベースはジオン制圧下の北米大陸に降下してしまう。
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