マゼラン級(一年戦争開戦以前に主に登場しているタイプ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:02 UTC 版)
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「マゼラン級(一年戦争開戦以前に主に登場しているタイプ)」の解説
大型宇宙戦艦。本作において、一年戦争前のタイプと一年戦争開戦後に登場するタイプの2つのタイプのマゼラン級が存在することが明らかとなった。いずれのタイプとも、艦橋及び艦首、艦全体のフォルムは安彦独特のデザインとなっている。前期タイプの特徴として、艦橋部の形状は4層から5層となっており、艦橋後部には大型対空機銃1ないし2基を備え付けてある。メガ粒子砲も艦首の4門と船体中央の砲ではサイズが大きく異なる。艦後方部に副砲2門が描かれている艦もある。
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マゼラン級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:18 UTC 版)
「マゼラン (ガンダムシリーズ)」の記事における「マゼラン級」の解説
マゼラン (Magellan) アニメ『機動戦士ガンダム』に登場。 ルナツー司令ワッケインが座乗。ノーマルスーツで潜入したシャアが指揮する部隊の仕掛けた機雷の爆発により、メインゲートで座礁。その後ホワイトベースが主砲でメインエンジンを砲撃、自沈処分された。 レナウン 『機動戦士ガンダム』に登場。 ソロモン攻略戦(チェンバロ作戦)時の第3艦隊旗艦。 マゼランに引き続き、ワッケインが座乗。テレビ版ではソロモン攻略戦に囮部隊の旗艦として参加、ホワイトベースらを従えソーラ・システム展開までの時間を稼ぎ、ソロモンを突破する。本艦はビンソン計画による後期型とみられ、艦底部のバルジ部分にグワジン級のようにモビルスーツのハンガーブロック、艦橋前方にボール専用の発進口を持つ。ただしカタパルト類は装備されていない。ソロモン陥落後の掃討戦においてテキサスコロニーでチベ級一隻を撃沈。その後シャアのザンジバル級と単艦で交戦、撃沈されている。劇場版では、ソロモン攻略戦で集中攻撃を受けながらもミサイルの全弾発射を敢行、チベ級を巻き添えにしながら轟沈した。なお、映像で確認できるマゼラン級のうち、ネームシップとこの艦だけが緑一色で塗装されている(劇場版では、シーンによって青だったり緑だったりと統一されていない)。 アナンケ (Ananke) 書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』及び、OVA 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I』に登場(艦籍番号:SBB-06)。 ルウム戦役時の連邦軍第1連合艦隊旗艦。 先のコロニー(アイランド・イフィッシュ)落としを阻止すべく交戦した連邦軍第4艦隊の残存兵力等と第1連合艦隊を組み、指揮権がレビル中将にあったため連合艦隊旗艦となる。艦艇数や戦闘機数では勝っていた戦いであったが、ジオン軍モビルスーツの前に敗退。 この会戦中、旗艦アナンケは第7師団モビルスーツ大隊所属の特務小隊、通称「黒い三連星」のジェットストリームアタックによって撃破され、レビル中将も捕虜となった。 ネレイド (Nerad) 『戦略戦術大図鑑』に登場。 ルウム戦役におけるロドニー・カニンガン准将の乗艦。味方艦艇を宙域から撤退させるため、しんがりをつとめた末に轟沈。 タイタン 『機動戦士ガンダム』に登場。 ジオン公国の宇宙要塞ソロモン攻略時の連邦軍第2連合艦隊旗艦であり、ソロモン攻略戦(チェンバロ作戦)の最高指揮官ティアンム中将の座乗艦。 ソーラ・システムのコントロール艦でもあり、一度目の照射でソロモン要塞に甚大なダメージを与え、迎撃に出たグワラン艦隊も撃破。その後MS隊を発進させて総攻撃をかける。その後、二度目のソーラ・システム照射によってジオン艦隊残存戦力を撃破して連邦軍の勝利が決した直後、ドズル・ザビが操縦するビグ・ザムの大型メガ粒子砲の直撃を受け撃沈。ティアンム中将も艦と運命を共にした。劇中の艦艇では珍しく、オペレーターが「タイタンより各艦へ」と発言して、作中で固有の艦名を明かしている。 ヒペリオン 『戦略戦術大図鑑』に登場。 ソロモン攻略後の連邦軍第6艦隊旗艦であり、ダグラス・ベーダー中将の座乗艦。ア・バオア・クー攻略作戦(星一号作戦)にて航行不能なほどのダメージを受けるも、要塞に着底させられ味方の突破口を開いた。 フェーベ (Ferve) 『機動戦士ガンダム』に登場。 ソロモン攻略後の連邦軍第1連合艦隊旗艦であり、レビル将軍の座乗艦。ア・バオア・クー攻略作戦の指揮を執るためにレビル将軍が座乗していたが、宇宙世紀0079年12月30日、独断でレビル将軍と和平交渉を行おうとしたデギン・ソド・ザビ公王の座乗艦であるグワジン級戦艦グレート・デギンが接舷した瞬間、ギレン・ザビ総帥が作戦予定時間を前倒しして発射したソーラ・レイの照射を受けてフェーベは蒸発、レビル将軍も戦死した。このときのソーラ・レイ照射で集結していた連邦軍宇宙艦隊は総数の約3分の1(同時期宇宙に展開していた連邦戦力の約3割といわれる)を失い、デギン公王もグレート・デギンと共に蒸発した。 ルザル (Luzal / Ruzal) 『機動戦士ガンダム』に登場(艦籍番号:SBB-17) ソーラ・レイを受けた後の連邦残存艦隊のうち、宇宙要塞ア・バオア・クーの「Sポイント」へ侵攻する隊(ホワイトベースを含む隊)の旗艦となった艦。 シャアの搭乗するジオングの指先に搭載されたビーム砲の斉射の直撃を受け、周囲のサラミス級巡洋艦数艦を巻き添えに爆沈した。 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』においてはワッケインの座乗艦兼艦隊旗艦とされ、ア・バオア・クー攻略作戦の総指揮を取ったが、後背からキシリア指揮下のドロスに襲われ、ドロスの巨砲による射程外からの砲撃を受けて轟沈、艦隊も全滅している。 ドラッグ 小説版『機動戦士ガンダム』に登場。 小説版におけるレビル将軍の指揮する連邦軍第1連合艦隊旗艦。ア・バオア・クー攻略作戦で指揮を執ったが、ソーラ・レイの照射を浴びてア・バオア・クーもろとも蒸発した。 ハル 小説版『機動戦士ガンダム』に登場。 第13独立戦隊旗艦であり、ワッケイン大佐が座乗。ペガサスを隊に加えてルナツーを発し、テキサス・コロニーにてマ・クベ艦隊と交戦、チベを半壊に追い込むものの、エンジンに直撃を受け轟沈。 ゲイバッハ 小説『密会〜アムロとララァ』に登場。 ア・バオア・クー戦へ向かうためコンペイトウ(旧ソロモン)へ停泊していたが、エルメスにより撃沈。 ウィスコンシン 『戦略戦術大図鑑』に登場。 第2宇宙軍所属。一年戦争に参加。 オーウェル ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場。 一年戦争に参加。 ガーランド 『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場。 シャアの強襲後、サイド7に残った難民をサイド6へ運ぶ輸送艦隊を、サラミス級「オーランド」と共に護衛した。 タタール 小説『BALL・PILOT 133-28』に登場。 ア・バオア・クー戦で先陣を切った艦。 ナッシュビル 小説『ガンダム・カバード ネメシスの天秤』に登場。 ネメシス艦隊の旗艦。宇宙でカバードを回収した。カバード隊のおとりとなり撃沈。なお、サラミス級にも同名の艦が存在する。 タイコンデロガ 漫画『魔法の少尉ブラスターマリ』に登場。 ア・バオア・クー戦直前にサイド3へと侵攻した特務艦隊の旗艦。指揮下のサラミス級とともに南極条約違反の核ミサイルを搭載していた。 ナイアッド 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。 宇宙世紀0081年、小惑星帯機動艦隊所属の艦としてジオン公国残党が潜む小惑星基地アクシズ制圧に出動するが、同年12月にジオン公国残党へ降伏。 翌宇宙世紀0082年1月、小惑星基地アクシズに勾留されていた地球連邦軍兵士40余名が本艦を奪い、地球圏へ向けて小惑星アクシズ宙域の岩塊密集域付近まで逃走するが、シャアの搭乗するゲルググがバズーカでメインエンジンを一撃、轟沈する。 ジュリエット 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。 ナイアッドの僚艦。 リズモア 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。 ティターンズ所属のゲルガナ小隊の艦。宇宙世紀0084年、サイド1のブレックス・フォーラら反地球連邦活動家の会合襲撃に派遣されるが、シャアらジオン軍残党の攻撃によって轟沈した。 キリマンジャロ、フッド 雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場。 宇宙世紀0088年、ティターンズ残党の青年将校によって結成された反乱軍ニューディサイズの旗艦。改装によりモビルスーツの搭載、運用能力が付加されている。 フッドはキリマンジャロの僚艦。 サマービル (Somerville) アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』冒頭に登場(艦籍番号:SBB-21)。名称(英文表記のみ)および艦籍番号は劇中のブリッジのモニターによる。 ルウム戦役でシャアが操縦するザクIIの対艦ライフルの攻撃が艦橋に命中。その後動力炉が大破した。 ジャーヴィス (Jarvis) サマービル同様『青い瞳のキャスバル』冒頭に登場(艦籍番号:SBB-09)。名称(英文表記のみ)および艦籍番号は劇中のブリッジのモニターによる。 ルウム戦役でシャアが操縦するザクIIの攻撃を受ける。 フォレスタル (Forrestal) アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』に登場。 ルウム戦役におけるレビル艦隊所属の第5戦艦戦隊2番艦で、シャア・アズナブル中尉が最初に攻撃目標にした艦。
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