チェンバロ作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 13:50 UTC 版)
「ソロモン (ガンダムシリーズ)」の記事における「チェンバロ作戦」の解説
ジオン軍のジャブロー降下作戦を撃退した後に、宇宙空間に進出した地球連邦軍は宇宙要塞ルナツーに着陣し、所有する13個の艦隊から、レビル将軍直率の第一連合艦隊(第1、第4、第6、第7艦隊)と、ティアンム提督指揮の第二連合艦隊(第2、第3、第5、第9、第11、第13艦隊)を編制した。第一連合艦隊は予備として後方に控えつつグラナダやア・バオア・クー方面からのジオン軍に備え、第二連合艦隊がソロモンに向かった。宇宙要塞ソロモンは要塞砲、衛星ミサイル、浮き砲台などを全方位に張り巡らせた鉄壁の防衛ラインを築いており、正攻法が困難な事を悟った連邦側は、太陽光を反射させた膨大なビーム束を放つソーラシステムで防衛ラインに大きな穴を開けて、そこから一気に全軍を突入させる作戦を立てた。ソロモンの左方にはサイド1の残骸があり、右方にはサイド4の残骸があった。ティアンム提督は第3艦隊をサイド4に潜ませて陽動部隊とし、その他の艦隊からなる本隊をサイド1の背後に待機させた。第3艦隊が敵の注意を引き付けてる間に、本隊が素早くソーラーパネルを組み立てるという算段だった。作戦開始時間はサイド1残骸が太陽光反射に適した位置まで周回する1時間ほど前と定められた。作戦の鍵を握るワッケイン大佐の第3艦隊にはモビルスーツ隊が集中配備され、第13独立戦隊(ホワイトベース隊)も所属していた。
※この「チェンバロ作戦」の解説は、「ソロモン (ガンダムシリーズ)」の解説の一部です。
「チェンバロ作戦」を含む「ソロモン (ガンダムシリーズ)」の記事については、「ソロモン (ガンダムシリーズ)」の概要を参照ください。
チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 01:54 UTC 版)
「一年戦争」の記事における「チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)」の解説
12月24日、地球連邦軍は、パイロットの練度や個々のMSの性能は低いものの大規模な集団で援護しあうモビルスーツ隊の戦術や、ソーラ・システム等の投入による対宇宙要塞戦術等を複雑に組み合わせて高度にシステム化した上、地球連邦軍の底力とも言える数の力の助けを借りた戦術を駆使し、ホワイトベースを含む第三艦隊を囮に使って本隊の侵攻ルートを隠すという周到な準備の後、ジオン軍の宇宙要塞ソロモンへ侵攻する。 地球連邦軍はこの戦いでソーラ・システムを使用。多数のミラーで巨大な凹面鏡を造り日光を一点に集めるという、太陽炉の原理を応用した原始的なものだったが、ジオン軍は正面の第三艦隊(おとり艦隊)に気をとられてソーラ・システムや主力の第二連合艦隊に気付くのが遅れ、さらにキシリアに対する増援要請を拒否していた。その結果、ソーラ・システムの二度にわたる照射によってソロモンのジオン軍は甚大な被害を受け、ソロモンの司令官ドズル・ザビ中将はソロモンの放棄を決定する。 その後、ドズル・ザビは自らモビルアーマー ビグ・ザムに搭乗し出撃、ソロモンから脱出する艦艇の時間稼ぎのため、地球連邦軍第二連合艦隊を攻撃、ソロモン攻略部隊司令ティアンム中将の乗艦「タイタン」を撃沈するなど猛威を振るうが、WB隊のスレッガー・ロウ中尉の決死の突撃とガンダムの肉薄攻撃によりビグ・ザムは撃破されドズル・ザビも戦死、ソロモンは陥落する。 なお、戦いの経過の詳細については、ソロモンの項が詳しいので参照されたい。
※この「チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)」の解説は、「一年戦争」の解説の一部です。
「チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)」を含む「一年戦争」の記事については、「一年戦争」の概要を参照ください。
- チェンバロ作戦のページへのリンク