チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 23:36 UTC 版)
「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の記事における「チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057」の解説
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調を原曲としている。原曲の2本のリコーダーのパートは、ほぼそのまま移調して用いられ、ヴァイオリンのパートは、チェンバロでの演奏効果を考慮したうえで改変が施されている。1738年から1742年頃にかけて作曲されたと考えられている。 構成は3楽章からなり、演奏時間は約16分。 第1楽章 (アレグロ)ヘ長調、8分の3拍子。 軽快なビートに乗せて繰り広げられる牧歌的で、かつ華麗な音楽である。 第2楽章 アンダンテ ニ短調、4分の3拍子。 厚い響きの悲歌。原曲のリコーダーの独奏部分は、ここではチェンバロに担われる。 第3楽章 アレグロ・アッサイ ヘ長調、2分の2拍子。 スピード感と変化に富むフーガ風のフィナーレ。
※この「チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057」の解説は、「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の解説の一部です。
「チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057」を含む「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の記事については、「チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の概要を参照ください。
- チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057のページへのリンク