チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052とは? わかりやすく解説

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チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 23:36 UTC 版)

チェンバロ協奏曲 (バッハ)」の記事における「チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052」の解説

チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052 第1楽章 第2楽章 第3楽章 Simon Schindler指揮)、Johannes Volker Schmidtピアノ)、フルダ交響楽団による演奏 これらの音声映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声動画の再生ご覧ください原曲消失したヴァイオリンのための協奏曲であると考えられている。ただし、原曲バッハ自身の作品であったかどうかについては確証がない。第1楽章第2楽章カンタータ146番『われら多く苦難経て』に、第3楽章カンタータ188番『われはわが信頼を』の序曲転用されている。なお、このチェンバロ協奏曲第1番異稿(BWV1052a)が存在するバッハチェンバロ協奏曲の中で最も完成度高く有名な作品となっており、両端楽章繰り広げられるチェンバロブリリアント名人芸は、その華やかな魅力によって聴き手捉えて離すとがない1738年から1739年頃にかけて作曲されたと考えられている。 構成は3楽章からなり演奏時間は約20分。 第1楽章 アレグロ ニ短調、2分の2拍子。 リトルネッロ形式による楽章で、全楽器が力強いユニゾン主題で始まる。 第2楽章 アダージョ ト短調、4分の3拍子。 終始反復される低音主題の上で、チェンバロ装飾的な旋律美しく歌い継いでいく楽章第3楽章 アレグロ ニ短調、4分の3拍子。 リトルネッロ形式によるフィナーレで、活気満ちた主題が、楽章全体エネルギッシュな生命感与える。チェンバロソロ単独腕前披露する機会も多い。

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