クロム自警団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 18:45 UTC 版)
「ファイアーエムブレム 覚醒」の記事における「クロム自警団」の解説
先王が引き起こした「聖戦」で民が徴兵された反省から、現聖王のエメリナの方針により大幅な軍縮が行われ、現在イーリス聖王国では天馬騎士団以下のわずかな軍しか保有せず王都の治安維持に回すのがやっとの状態である。こうした国の現状を少しでも打破するため、王子であるクロムは自ら自警団を設立した。団長はクロム、副長はフレデリク。またクロムの妹で王女であるリズも所属している。
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クロム自警団
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「ファイアーエムブレム 覚醒」の記事における「クロム自警団」の解説
クロム (Chrom) 声:杉田智和 【世代:親 / 初期兵種:ロード / 軍の中で一番:訓練中に物を壊す / 誕生日:5月27日 / 髪色:青 / 称号:新たなる聖王】 本作の主人公。イーリス聖王国の王子にして、古の英雄王マルスの子孫。 王家に伝わる国宝「封剣ファルシオン」を携え、右肩に王族に現れることがある聖痕を持つ。王族でありながら自警団団長を務め、自ら国の平和を守っている。不器用だが仲間思いで熱い性格の持ち主。訓練中によく周りの物や壁を破壊する。敬語で形式を張って話すのも、話されるのも苦手であり、自警団員達は自然体で彼に接している。 優秀な軍師を捜していたさなか、生き倒れていたマイユニットにその才能を見出し、自警団に勧誘した。イーリスに攻め入ろうとするペレジアの陰謀を阻止しようとフェリアに協力を求めたりするなど奔走するが、それは適わずに戦争が勃発してしまい、王都が攻め入られた時に聖王である姉エメリナから、世界を変える力を持つとされる秘宝「炎の台座(ファイアーエムブレム)」を託された。 聖王であった姉エメリナが亡くなり(実際は戦況悪化からすぐに撤退したため死亡が確認できていないが、ペレジアからも死亡扱いされた)ペレジアとの戦争が終結した後、支援会話コマンドが可能な女性キャラ(マイユニット女、ソワレ、スミア、マリアベル、オリヴィエのいずれかで、候補が居なければ村娘)と結婚し、姉の跡を継いで聖王代理(戦後処理を優先して即位に必要な儀式をしていないので「代理」となっている)として国を治める立場になる。2年後に妻との間に娘のルキナを授かり、父となり王としての自覚が出来たのか、聖王代理になった頃は以前のような熱い心を持ちながらも、思慮深くなっている。突如力をつけてきたヴァルムからの侵略に対抗しつつ、新ペレジア王となったギムレー教団の教主ファウダーによる炎の台座を巡る陰謀に巻き込まれていく。 実は本来の歴史(断章)では、ギムレー教団の教主ファウダーとの決戦において、ファウダーに操られたマイユニットに殺害される運命にあった。しかし未来から来た娘のルキナと、本来の時間軸での記憶を断片的に夢で見ていたマイユニットの影響で歴史が変化し、結果的に生き残った。その後復活したギムレーに対抗するべく覚醒の儀を行い最後の戦いに挑む。 夢は「大事な人を守れる強い男になる」こと。平時は剣の練習か昼寝をして過ごしている。 有料DLCの「絆の夏」ではガイアと共に水着姿を披露している。 ドラマCD(オーディオドラマ)シリーズにも出演している。 公式人気投票では、男性キャラ1位となった。 『Wii U版モンスターハンター フロンティアG』とのコラボでクロムの姿を模した片手剣の「封剣ファルシオンI」、防具の「聖王シリーズ」が再現されている。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではスポットとして登場。 『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、ロイのダッシュファイターとして参戦が決定した。 マイユニット / ルフレ (My Unit / Reflet) 声:細谷佳正、大川透、沢城みゆき 【世代:親 / 初期兵種:戦術師 / 軍の中で一番:謎が多い / 誕生日:任意 / 髪色:任意(全20色) / 称号:聖王の軍師】 本作のマイユニット。プレイヤーの分身となるユニット。ルフレはデフォルト名。日本国外では北米・豪州や欧州の英・伊版などがAvatar / Robin、欧州の独・仏・西版などがAvatar / Daraen。 名前・性別・容姿・口調(一人称)などをプレイヤーが自由に設定でき、声優は「僕1、俺1」が細谷、「俺2」が大川、「僕2」「私1、2」「あたし1、2」が沢城で、無口にするとテキスト表記のみ(台詞も「……!?」などの約物だけで表現)となる。支援会話も性別によって内容が変化する。 一部の専用職(性別の関係でなれない職種)を除くほとんどのクラスにチェンジ可能な上に、支援会話自体が不可能なキャラクターを除くすべてのキャラクターと支援関係を結ぶことができる。子世代とも結婚可能であり、マイユニットとしか結婚できないキャラクターも存在する。 記憶を失い道端に行き倒れているところをクロム達に助けられた直後、南の町を襲っていた蛮族のゲリバ率いる山賊団との戦闘で天才的な軍略の才能を発揮して共闘したことから、軍師として自警団の仲間に加わる。 その正体はギムレー教団の教主ファウダーの子供にして、邪竜ギムレーの血を引く子孫。ギムレーの復活に必要な器としての素質を持って生まれ、右手の甲にギムレーの聖痕を宿している。教団待望の器であったが、我が子に情を抱いた母親によって、赤ん坊の頃に教団から連れ出された。ただ、その血筋ゆえかファウダーからの洗脳に逆らうことができない。 最初の時間軸(断章から絶望の未来へと続く歴史)では、最終決戦においてファウダーに操られクロムを殺害し、そのままギムレーとして覚醒した。つまり絶望の未来における邪竜ギムレーとは「裏切り者のルフレ(マイユニット)」の成れの果てである(詳しくは最高司祭 / ギムレーを参照のこと)。 新たなる歴史(ゲーム本篇の時間軸)では、ギムレーがルキナ達による歴史改変を阻止するため過去まで追ってきたことで、ギムレーの魂の一部が分離してしまい自らに憑依したと同時に流れ込んだ心の反動によって記憶喪失を招いてしまう。結果、初対面であるはずのクロムの名前を知る状態で、ギムレーと同一人物と言える存在となったままクロムと行動をともにすることになる。同様にファウダーに操られクロムを殺害しかけるが、わずかに残っていたギムレーだった頃の記憶により自身が操られてクロムを殺害する夢を見ていたため、ルキナの助言で死の運命から逃れたバジーリオと密かに連絡を取り合い、他の仲間達には一切を秘密にしたまま「炎の台座」の宝玉を偽物とすり替えておくという策を打っていた。その保険が功を奏しファウダーからの洗脳が不完全となった結果、クロムを攻撃する寸前に力を抑えることができたため、クロムが生存し絶望の未来へと続く歴史を変えることに成功する。 その後、自力で覚醒したギムレーとの最終決戦に臨むが、マイユニットがギムレーの半身であり、故に完全に消滅させることができる唯一の存在であることを告げられ、とどめを刺す際に自分かクロムのどちらかを選ぶという2択を迫られる。前者を選ぶとギムレーは完全に滅び自身も消滅し、後者を選ぶとギムレーは封印されるにとどまるが自身は生還する。 サーリャからは性別に関係無く一目ぼれされ好意を寄せられる。女だった場合はノワールから理想の母親と評され「お母さん」と呼ばれるようになる。自称模型製作が得意で、オリヴィエの夢である劇場のミニチュアジオラマを作ってみせた。料理の腕も度々披露するが評価は両極端で、主に人間からは鋼の味などと酷評されるが、ベルベットやンンなどの亜人(混血種)からは絶賛される(ただしそれぞれで味覚や食生活に何らかの問題をかかえている)。 夢は「立派な軍師になる」こと。平時はテントにこもり戦略思案をしているか、気晴らしで散歩に出掛けている。 結婚した場合は子供に自身の性別と逆になるマークを授かり、女でクロムと結婚した場合はルキナの母親にもなるが、クロムと結婚していない支援会話では横恋慕(不倫)ではないかと疑われてしまう。加えて、男でルキナと結婚した場合も含めて「21章 五つの宝玉」でのイベントが特殊な展開になる。 ドラマCD(オーディオドラマ)シリーズにも出演しており「一触即発のイーリス・ロマンス」ではルフレ男(細谷)で、アンナが面白がって始めた婚活騒動に振り回される。戦闘シーンでは風魔法「レクスカリバー」と雷魔法「ギガサンダー」を使用。「不撓不屈のペレジア・ストーム」ではルフレ女で、原因不明の風土病に冒されてしまう。戦闘シーンでは雷魔法「トロン」を使用。 公式人気投票では、男性キャラ3位、女性キャラ2位となった。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では「ルフレ」名義でプレイヤーキャラクターとして登場。『ファイアーエムブレム ヒーローズ』では「ルフレ」名義の細谷版の男/僕1と女/私1の男女別で、共に魔道士ユニットとして登場。 リズ (Liz) 声:阿澄佳奈 【世代:親 / 初期兵種:シスター / 軍の中で一番:よく飛び跳ねている / 誕生日:3月6日 / 髪色:アイボリー / 称号:飛び跳ねシスター】 クロムとエメリナの妹で、イーリス聖王国の王女。日本国外版名はLissa。 兄の率いる自警団に所属しており、最近までは戦闘に参加できない見習いであったが、みんなの力になりたいとの一心で猛特訓をし、ようやく実戦参加が許された。 イタズラ好きでワガママだが根は優しく、自他ともに認める王族らしかぬ庶民的な言動の持ち主で、誰に対しても壁を作らない。家事も自分で出来るようになりたいと思って練習しているが、料理も裁縫も苦手。 夢は「お姉ちゃんみたいなレディになる」ことで、優れた才覚を発揮するクロムとエメリナを共に尊敬している。平時はクロムが訓練で物を壊さないよう見張っている。 結婚した場合は子供に息子のウードを授かる。リズにはなぜか王族の証である聖痕が身体に現れていなかったため、長らく自分が本当に王族なのかと悩んでいたが、ウードには聖痕が現れたためコンプレックスの一つは解消されることになる。 1年の内の2日間限定で、アンナに代わって「いつの間に通信」のナビゲーターを務めている。ドラマCD(オーディオドラマ)シリーズにも出演しており、「一触即発のイーリス・ロマンス」の戦闘シーンでは回復の杖「リライブ」で援護し、ティアモとのダブルを披露した。 公式人気投票では、女性キャラ11位となった。 フレデリク (Frederik) 声:小野大輔 【世代:親 / 初期兵種:グレートナイト / 軍の中で一番:火起こしが好き / 誕生日:8月26日 / 髪色:焦茶 / 称号:穏和な騎士団長】 イーリス聖王国の騎士で、自警団の副長。シリーズ伝統の序盤のお助け上級ユニットで、コンセプトは執事。 運営全般を担当し、また従者としてクロム達を公私ともに支える。冷静沈着かつ生真面目で、非常に腕が立ち戦の指南役も務める。若い頃から近衛騎士に就いており、自警団設立の際にはクロムとリズを傍で守れるようにと真っ先に副長に立候補した。 物腰は柔らかいが自他共に厳しく、クロムからも「笑顔の時が一番厳しい」として恐れられている。マリアベルが執事そのものと称すように、誰よりも主君のことを気遣い、それ自体を生き甲斐としているのだが、そのために午前3時から起床して石拾いや火おこしなどの雑務を日課として淡々とこなすなど、少々やり過ぎでズレている面がある。スローガンとして「クロム様絶対死守」の張り紙を似顔絵と共に野営地のテント中に貼ったり、魚が食べたいと漏らしただけで山を越えて魚を調達しに行くなど、主君に世話を焼過ぎて逆に迷惑をかけることもしばしば。 大抵のことはそつなくこなすが、子供の頃に野犬に襲われたトラウマから大型獣が苦手。また熊肉が苦手であり、これを克服しようとマイユニットに相談するも「雑食なあなたが羨ましい」などと他意のない無意識な偏見的発言をしてしまったことで、「フレデ肉」というあだ名を付けられてしまったり、騙されて熊肉を食べさせられたりする。その際はパニックに陥り衛生兵を呼ぶなど普段の姿からは想像もつかないほど取り乱した。 夢は「仲間の活躍を陰ながら応援し続ける」こと。平時は雑務をこなしつつ、趣味でもある珍しいキノコ狩りに出掛けている。 親世代の男性陣の中では、ヴィオールと共にクラシックモードで敗北しても離脱で済み死亡しないユニットの一人。 ドラマCD(オーディオドラマ)シリーズにも出演している。 公式人気投票では、男性キャラ14位となった。 ソワレ (Soiree) 声:大原桃子 【世代:親 / 初期兵種:ソシアルナイト(カラーは赤) / 軍の中で一番:料理が下手くそ / 誕生日:12月5日 / 髪色:小豆色 / 称号:紅の騎士】 自警団の一員。シリーズ伝統の「赤と緑の騎士」の赤の騎士にあたるキャラクターで、史上初の女性でもある。日本国外版名はSully。 元々は騎士の家に生まれたが、家名の力ではなく自らの手で騎士となるべく、クロム自警団に入団した。武芸を尊び、勇猛で男勝りな性格で、自分を女性として扱い手加減されることを何よりも嫌う。自警団見習いの頃はフレデリクに剣と槍を学んでおり、曰く「通過儀礼」の最初の手合せの時にボコボコにされたらしい。 一部を除いて一人称に「ボク」を用いるなどボーイッシュな言動をし、そこら辺の男より恰好良いとイーリスには女性ファンが多数存在し、大量に来るファンレターの処理が悩みになる程である。クロムとは幼馴染みで、クロムを相手に引けを取らない程の戦闘能力を持つ。かつて英雄王マルスに仕えた「猛牛」の異名を持つ騎士に憧れている。イーリス騎士団に所属していた2人の兄がいたが、賊に襲われた村を救いに行った際に死亡しており、兄たちの一人称を絆の証として受け継ぎ使用している。 平時は武器の手入れ、訓練、散歩などをしている。 結婚した場合は子供に娘のデジェルを授かり、クロムと結婚した場合はルキナの母親にもなる。 公式人気投票では、女性キャラ21位となった。 ヴェイク (Wyck / Vaike) 声:遠藤大輔 【世代:親 / 初期兵種:戦士 / 軍の中で一番:落し物が多い / 誕生日:12月26日 / 髪色:クリーム色 / 称号:貧民街の英雄】 自警団の一員。貧民街出身で、子供の頃にお忍びで貧民街に来ていたクロムと友人になり、幼馴染の間柄となる。一人称は俺様。お調子者で常に自信に溢れ、クロムのライバルを自称し何かと張り合うも、彼のことは認めている。情に厚く熱血漢であるが、仲間たちへの伝言を忘れたり、戦いの前に自分の斧を無くしてしまうなどうっかりした面もある。 元々は貧民街のガキ大将的存在だったが、貧民街に来たエメリナの演説に共感を覚え自警団に入団した。貧民街出身故に周囲の大人たちからクロムに近付くことを快く思われず陰口を叩かれていたが、クロムはそういった意見を全て無視し、ヴェイクの実力を認め親友として接している。 夢を尋ねられると「何も無いぜ。今の時点で最強だからな!」と答えるが、本心は「貧民街の弟分達に楽な暮らしをさせてやる」こと。平時は自分磨きをしている。 最終決戦後は貧民街に凱旋し、多くの者から良き兄貴分として慕われ続けたと伝えられる。 公式人気投票では、男性キャラ24位となった。 ソール (Sort) 声:新垣樽助 【世代:親 / 初期兵種:ソシアルナイト(カラーは緑) / 軍の中で一番:食い意地がある / 誕生日:6月16日 / 髪色:カーキ色 / 称号:碧の騎士】 自警団の一員で、シリーズ伝統の「赤と緑の騎士」の緑の騎士にあたるキャラクター。日本国外版名はStahl。 特徴はいつもついてしまう寝癖。性格は気配り上手で人が良く、自警団の中では数少ない常識人と評されている。しかし慌てていると失敗も多い。食べることも大好きだが、食べ過ぎからなのか体質でなりやすいのかは不明だが、よく腹痛を起こしている。 隠れた努力家でもあり、ティアモとの支援会話では全くの楽器の素人だったにも関わらず、短期間で追いつくほどの腕前になっている。 かつて英雄王マルスに仕えた「猛牛」に憧れているソワレと共に、ソールは「黒豹」の異名を持つ騎士のようになろうと互いに目標を立てている。 夢は「騎士として活躍する」ことと、「世界中の美味しいものを食べる」こと。平時は武器の手入れや食料の調達をしている。また、薬屋の実家に住む兄からの頼みで、薬の材料になるという珍しいチョウの鱗粉を探して新しい町に訪れる度に市場に出向いてもいる。 ドラマCD(オーディオドラマ)シリーズでは「不撓不屈のペレジア・ストーム」に出演しており、薬学の知識を活かして病に倒れたルフレを診察するなどした。 公式人気投票では、男性キャラ9位となった。 ミリエル (Myriel / Miriel) 声:あいざわゆりか 【世代:親 / 初期兵種:魔道士 / 軍の中で一番:私物が多い / 誕生日:2月12日 / 髪色:小豆色 / 称号:理知の瞳】 自警団の一員。シリーズ初採用のつる付き眼鏡と三角帽がトレードマークの女性魔道研究家。同じく研究家だった母の遺した本を愛読し、何事も理論を用いて分析したがる。 性格は几帳面で、特にうっかり者には厳しく苦言を呈することもしばしば。一つの物事に集中すると周りが見えなくなり、本に夢中になって崖から落ちかけたこともあるが、読書で知識を深めるよりも実践経験を重視する行動派。 夢は「世界の不思議を多く解き明かす」こと。 最終決戦後は研究者として頻繁にフィールドワークに出掛け、晩年にとある歴史的な発見をしたことで後世に名を遺したと伝えられる。 結婚した場合は子供に息子のロランを授かり、三角帽が形見の品になっている。そのロランによれば使ったものを元に戻さない父親の癖(習慣)が原因となって家庭崩壊の危機を迎えたらしい。 公式人気投票では、女性キャラ18位となった。 スミア (Smia / Sumia) 声:山本彩乃 【世代:親 / 初期兵種:ペガサスナイト(カラーは桜色×薄紫色) / 軍の中で一番:何もない所で転ぶ / 誕生日:11月24日 / 髪色:灰色 / 称号:花占いの乙女】 自警団の訓練生。まだ自分のペガサスを持つことができない天馬騎士見習いだったため戦闘には参加していなかったが、クロムの説得によりフェリアへ同行したところ、動物と心を通わせる力で傷ついた野生のペガサスを助けたことで愛馬を得て、戦場に駆けつけてクロムの窮地を救うとともに名実共に自警団員として参戦する。 天然ボケなドジっ娘で、ドジで失敗が多いため、自分では落ちこぼれだと思っている。よく転ぶのも特徴であり、その動きは開発スタッフの子供の幼少期の転び方と起き上がり方を参考にしている(勢いよく顔面からズデン!と地面に突っ伏し、起きてから両手で裾払いをする)。 趣味は動物の世話と花占いで、後者では自警団の部屋を散らかしたり野花や花壇を全滅させたりしている。読書も好きで、マイユニットとの支援会話によれば「聖戦の系譜」という題名のノンフィクション本を読んだことがある。また、「狂気のファルコンナイト」「二軍のプリンセス」などを読んで物真似をしていたりもする。 夢というほど大げさではないが、一度「グリフォンの羽占い」がしてみたいと思っており、過去にはペガサスの羽占いが当たると聞き実行しようとしたこともある。平時は仲間が無事かどうか見回っている。 最終決戦後は戦闘職を辞し、ペガサスの調教師的な役職を志願し従事。花占いは本人によれば平和な未来が訪れるらしいと曖昧で定かではない発言を残している。 結婚した場合は子供に娘のシンシアを授かり、クロムと結婚した場合はルキナの母親にもなる。クロム同様、結婚できるキャラクターがある程度限られている(ただしクロムのように同性会話3つあるわけでもなく2つであり、村娘のような結婚候補もいないので実際は異なる)。 公式人気投票では、女性キャラ15位となった。 カラム (Callum) 声:坂巻学 【世代:親 / 初期兵種:アーマーナイト(カラーは銀色×山吹色) / 軍の中で一番:座高が高い / 誕生日:6月24日 / 髪色:黒 / 称号:忘れられた重騎士】 自警団の一員。日本国外版名はKellam。 体格的に全ユニット中最大サイズを誇る重装歩兵かつ人間の盾とでもいうべき兵種ゆえに存在感がありそうなものだが、カラムの行動が幽霊の仕業扱いされるなど異常なまでに影が薄く、仲間からも気付かれることは滅多にない。しかし戦闘になると激情にかられやすく、平常心を保てなくなるため存在が把握できるようになる。その原因は、5人の男兄弟の中で育つ内に兄弟での取り合いを嫌って自ら主張しないようにし続けた結果によるもので、現在ではそんな自分を少し気に入っている。 自警団に馴染めるようになったのはクロムが声をかけてくれたことがきっかけで、そのため仲間達の輪から外れている者を見ると何かと気にかける。 農家の出身のため農作物についてはかなり詳しい。いつも着ている鎧は、臆病な性格と影が薄いゆえに馴染めず何度も退団を考えていた時、家族が生活費を切り詰めて送ってくれた大切なもの。 初登場は2章でのアジト内だったが、翌朝には仲間達から存在を忘れられ置いていかれ、北の街道で屍兵と戦っていたクロム達を知らぬ間に追い越してしまい先にフェリアの国境に到着してしまったため一人で待っていた。なお、その「3章 戦士の王国」で仲間にしないで進む歴史(展開)だったとしても、カラムはずっとクロム達についてきており、以降の全章を通して仲間と敵ユニットのみならず、ラストボスからも気付かれていない状態で共闘していることになっている。 平時は野営地の広場に立ち、自分に気付かない人が何人いるのか数えるという自虐的な暇つぶしをしている。 最終決戦後は旅に出るが、カラムがいなくなったことを人々が知ったのは数年後だったと伝えられる。さらに女性キャラの誰かと結婚した場合でも「特に記録は残っていない」とされる。 公式人気投票では、男性キャラ20位となった。 マリアベル (Mariabell) 声:五十嵐裕美 【世代:親 / 初期兵種:トルバドール / 軍の中で一番:寝相が悪い / 誕生日:4月14日 / 髪色:クリーム色 / 称号:罵詈雑言の令嬢】 自警団の一員で、イーリス聖王国屈指の名門貴族テミス伯の娘。日本国外版名はMaribelle。 一人称は「わたくし(私)」。常に持ち歩いている日傘がトレードマーク。 プライドが高く高飛車で人見知りが激しい性格で、自警団に入団する以前は同年代の友達もおらず社交界で常に孤立していた。そんな中、リズだけが周囲の陰口を気にせずに自分と友達になりたいと歩み寄ってくれたため、リズに心を開き、彼女の後を追うように自警団に入団した。そして親友のリズを何よりも大切に思っている。 基本的にお嬢様らしい話し方をするが、気持ちが昂ると「テメー!」や「離しやがれですわ!」のように汚い言葉が混じる。しかし根はとても優しく、非常に正義感が強い。全ての人間が対等に過ごせるような世の中を作ろうと考えている努力家であり、法務官を目指して勉学に励んでいる。 クロムたちがフェリアに行っていた時は同行せずにイーリスに残っていたが、ギャンレル率いるペレジア軍がイーリス西のテミス領内の村を襲撃してきたため、話し合いで追い返そうとしたところをペレジア兵に捕まる。そしてエメリナに対する脅迫材料として人質にされるも、クロムたちと密かに付いてきたリヒトの奇襲で救われた。 趣味はリズとのお茶会。 夢を尋ねられると「蛮族になりたいですわ」という冗談で返し、冷ややかな目を向けられてしまう。平時は自身曰く「傘でタコ殴り」なる護身術を学んでいる。 結婚した場合は子供に息子のブレディを授かり、クロムと結婚した場合はルキナの母親にもなる。 公式人気投票では、女性キャラ14位となった。 リヒト (Licht) 声:増田ゆき 【世代:親 / 初期兵種:魔道士 / 軍の中で一番:動物に好かれる / 誕生日:5月23日 / 髪色:小豆色 / 称号:小さな魔道士】 自警団の最年少でマスコット的存在。日本国外版名はRicken。 言動も幼いが、本人は子供扱いに不満を感じており、早く大人になりたいと思っている。当初はまだ訓練生で戦闘には参加していなかったが、ペレジアに捕まったマリアベルを助けるために国境へ向かったクロムたちに内緒で付いていき、インバースの隙をついてマリアベルを救出したことがきっかけで、正式に戦闘に参加するようになった。 かつてはマリアベルの実家と並ぶほどの名門貴族の出だったが、没落してからは貴族街の子供たちからいじめを受けるようになった。クロムとはそんな頃に出会ったものの当初はなかなか信用できなかったが、森でいじめっ子たちと共に獣に襲われそうになったところをクロムに救われ、他の獣との戦いで傷つきながらも自分たちを必死で守ろうとしたクロムを見て憧れるようになる。それ以来彼を兄のように慕って懐いており、いつかクロムの側近になりたいと思っている。 夢は「背が高くて恰好良いお兄さんになる」ことで、一人前になって実家を立て直したいとも考えている。平時は森で動物と遊んでいる。 公式人気投票では、男性キャラ23位となった。
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