クロム系緑色顔料とは? わかりやすく解説

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クロム系緑色顔料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 06:31 UTC 版)

「緑」の記事における「クロム系緑色顔料」の解説

酸化クロム緑 Chromium Oxide Green 酸化クロム緑酸化クロムで、組成式Cr2O3。最も安定した緑色顔料である。不透明で、硬度が高い。ヴォークランは1809年陶器釉薬への使用提出している。美術家絵具採用されたのは1862年頃である。Colour Index Generic Name, Pigment Green 17Chromium Oxide Green Brilliant後述含水酸化クロムを指す。 ビリジアン Viridian ビリジアン含水酸化クロムで、組成式Cr2O3⋅2H2O で表す場合がある。含水量は約40%。ヨーロッパで製造されている伝統的なやや不透明明るエメラルドグリーン呈するもの、これより不透明だ不鮮明なもの、透明性高く色感乏しいものなど、様々ある。1838年フランス人のパンヌティエが発見したが、1859年にギネーが特許公告させ普及したこのため、ギネーの緑とも呼ばれる鮮明な味のある緑を呈する耐光性の高い顔料である。Colour Index Generic Name, Pigment Green 18

※この「クロム系緑色顔料」の解説は、「緑」の解説の一部です。
「クロム系緑色顔料」を含む「緑」の記事については、「緑」の概要を参照ください。

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