オタッキーとは?

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おたく

(オタッキー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/21 23:28 UTC 版)

おたくオタクヲタク)とは、1970年代[1]日本で誕生した呼称でありポップカルチャー愛好者を指す。元来はアニメゲーム漫画などの、なかでも嗜好性の強い趣味玩具の愛好者の一部が二人称として「お宅」と呼び合っていたことを揶揄する意味から派生した術語で、バブル景気期に一般的に知られはじめた。その頃は「お宅族」、「オタッキー」、「オタッカー」と呼ばれた。明確な定義があるわけではなく、現在はより広い領域のファンを包括しており、その実態は一様ではない。




注釈

  1. ^ オタクとセクシュアリティを結びつけて捉えるのは、大塚英志前述の斎藤環の論と同様である[19]
  2. ^ 相手の自宅などを「御宅」と呼称する様式は日本全国に見られ、相手に対する一般敬称「御宅様」についても広く見られる。東京方言の「宅」は直接的には自分の夫を指し、「お宅の」は相手の夫を指す接頭語である[24]。私的な場面で用いる二人称敬称としての「お宅」は鈴木孝夫によれば一部のサラリーマン階級から始まったとされ、「あなた」でも「おまえ」「きみ」でもない、ヒエラルキー(身分・階級)に無関係な対称語を求めていた彼らの無意識の努力の現れではないかとする[25]
  3. ^ 文化庁のメディア芸術祭のことと思われる
  4. ^ 英,伊:dilettante、好事家。学者や専門家よりも気楽に素人として興味を持つ者。

出典

  1. ^ 東浩紀『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』講談社〈講談社現代新書〉、2008年11月20日、9ページ。ISBN 978-4061495753
  2. ^ 榎本秋 2009, p. 19.
  3. ^ 御宅」『デジタル大辞泉』小学館。2010年9月2日閲覧。
  4. ^ 「おたく」『広辞苑』岩波書店、第6版。
  5. ^ 岡田斗司夫 2008, p. 42.
  6. ^ 「考えてみれば、マンガファンとかコミケに限らずいるよね。アニメ映画の公開前日に並んで待つ奴、フルートレインを御自慢のカメラに収めようとして線路で轢き殺されそうになる奴、本棚にビシーッとSFマガジンのバックナンバーと早川の金背銀背のSFシリーズが並んでる奴とか、マイコンショップでたむろっている牛乳ビン底メガネの理系少年、アイドルタレントのサイン会に朝早くから行って場所を確保してる奴、有名進学塾に通って勉強取っちゃったら単にイワシ目の愚者になっちゃうおどおどした態度のボクちゃん、オーディオにかけちゃちょっとうるさいお兄さんとかね」中森明夫「僕が『おたく』の名付け親になった事情」別冊宝島104(1989年)
  7. ^ 岡田斗司夫 2000, p12,「オタクの正体」.
  8. ^ 森川嘉一郎「おたくと漫画」『ユリイカ』第40巻第7号、青土社、2008年6月、 196-202頁、 ISSN 13425641NAID 40016131656
  9. ^ 岡田斗司夫 2008, p. 54.
  10. ^ 岡田斗司夫 2000, p. 353.
  11. ^ 斎藤環『戦闘美少女の精神分析』筑摩書房〈ちくま文庫〉、2006年5月、28ページ。ISBN 4-480-42216-1
  12. ^ 東浩紀『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』講談社〈講談社現代新書〉、2008年11月20日、8ページ。ISBN 978-4061495753。「「オタク」という言葉を知らない人はいないだろう。それはひとことで言えば、コミック、アニメ、ゲーム、パーソナル・コンピュータ、SF、特撮、フィギュアそのほか、互いに深く結び付いた一群のサブカルチャーに耽溺する人々の総称である。」
  13. ^ 岡田斗司夫 2000.
  14. ^ 岡田斗司夫 2008, pp. 57,62-65.
  15. ^ “オタクは遍在する――NRIが示す「5人のオタクたち」”. ITmediaニュース. (2005年10月6日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0510/06/news068.html 2010年10月2日閲覧。 
  16. ^ a b 榎本秋 2009, p. 32.
  17. ^ 岡田斗司夫 2008, p. 159.
  18. ^ 宮台真司「スピークス・ミヤダイ」『援交から天皇へ―COMMENTARIES:1995‐2002』朝日新聞社、2002年、347頁。ISBN 978-4022613929
  19. ^ 樫村愛子『ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか』光文社、2007年、221頁。ISBN 978-4334034153
  20. ^ 「スピークス・ミヤダイ」『援交から天皇へ―COMMENTARIES:1995‐2002』347-348頁。
  21. ^ 宮台真司 「「かわいい」の本質 成熟しないまま性に乗り出すことの肯定」『日本的想像力の未来~クール・ジャパノロジーの可能性』 日本放送出版協会、2010年、87-89頁。ISBN 978-4140911631
  22. ^ 大澤真幸 『不可能性の時代』 岩波書店、2008年、87頁。ISBN 978-4004311225
  23. ^ 『ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか』218-221頁。
  24. ^ 東京方言集 Archived 2010年11月5日, at the Wayback Machine.」三東のページ
  25. ^ 「ことばと社会」鈴木孝夫1975/01 中央公論新社
  26. ^ 大和真也のデビュー作「カッチン」、辻真先「宇宙戦艦富嶽殺人事件」、など
  27. ^ [1]
  28. ^ 大塚英志東浩紀『リアルのゆくえ』株式会社講談社、2008年8月20日、5頁。ISBN 97840628795762017年6月11日閲覧。※発言は宮崎処刑の約半月後の2008年7月1日に行った東との対談の抜粋。
  29. ^ 「マニア消費者市場を新たに推計、04年は主要12分野で延べ172万人、4,110億円規模」野村総合研究所(2005年10月6日)[2]
  30. ^ a b c d e f g h i j k 榎本秋 2009, pp. 50-66.
  31. ^ 東、『動物化するポストモダン』。13ページ。
  32. ^ 東浩紀「オタク現象と日本のポストモダニティ」『ユリイカ』第40巻第7号、青土社、2008年6月、 220-233頁、 ISSN 13425641NAID 40016131659
  33. ^ 団塊の世代とプレおたく世代とおたく第一世代竹熊健太郎
  34. ^ アキバ総研記事「「コスプレ暴走族(レディース)」が再び秋葉原に登場! その正体は…」 Archived 2009年3月8日, at the Wayback Machine.
  35. ^ 萌える仙台河北新報2005年11月3日
  36. ^ 丸井水戸店が来秋閉店へ→ アニメファン「アニメイトは?らしんばんは?」 テナントがどうなるか、ビル運営者に聞いてみた”. Jタウンネット. 2019年6月20日閲覧。
  37. ^ 立川/ 同人コミケ用語の基礎知識/ フロム中武/ 第一デパート” (日本語). 《ぱら☆あみ》的同人用語の基礎知識. 2009年10月8日閲覧。




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