ティフォシ
ティフォシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 07:08 UTC 版)
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ティフォシまたはティフォージ(Tifosi)とは、イタリア語で熱狂的なファンのこと。もともとはチフス患者を意味する言葉だが、それぐらい熱されているということから転意したらしい。日本では慣例的にF1に関しては「ティフォシ」、サッカーに関しては「ティフォージ」という表記の使い分けがなされている。実際の発音は後者に近い。
Tifosiは男性複数形で、男性単数形はTifosoなので、男性の1人の熱狂的ファンはTifoso、女性の熱狂的ファンはTifosa、熱狂的ファンのグループはTifosi、もし女性だけのグループだったらTifoseということになる。
サッカー
以前は主にイタリアのサッカーファンを指してティフォージと呼ばれていた。ultrasと同義。元々はイタリアで使用されていた言葉だが、現在この単語は世界中のサッカーファンに使用されるようになった。
フォーミュラ1
近年はF1においても、熱狂的なフェラーリファンを指してティフォシと呼ぶ。
ティフォシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:00 UTC 版)
「スクーデリア・フェラーリ」の記事における「ティフォシ」の解説
熱狂的なフェラーリファンのことをティフォシ (tifosi) と呼ぶ。これはイタリア語で「熱狂的スポーツファン」「チフス患者」の意味を持つ「ティフォーゾ(tifoso)」の複数形であるが、元々はフェラーリファンを特定するものではなく、その熱狂振りに対する侮蔑表現を含んでいるため、彼らは自らのことを通常フェラリスタと呼ぶ。 なお、イタリア各地にフェラーリ公認の「スクーデリア・フェラーリ」のファンクラブがあり、イタリアグランプリや「フィナーリ・モンディアーリ」では会員のファンが集結する姿を見ることができる。 地元開催に当たるイタリアGPでは、来場したティフォシによってモンツァ・サーキットの観客席が赤く染められる。レース後の表彰式ではコースに乱入し、ホームストレート上で応援旗を広げるのが名物になっている。彼らの唯一最大の願いはフェラーリの勝利のみであるため、フェラーリがリタイアするとレース途中でもさっさと帰ってしまう(テレビ視聴者はテレビを消してしまう)。逆にフェラーリと優勝を争っているチームやドライバーのマシンにトラブルが発生したりリタイアすると大歓声をあげる。また1989年イタリアグランプリでは、このレース直前に翌年のフェラーリ加入が決定したアラン・プロストが乗るマクラーレンに大歓声が送られた事もある。
※この「ティフォシ」の解説は、「スクーデリア・フェラーリ」の解説の一部です。
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