てい‐ぼう〔‐バウ〕【堤防】
堤防
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堤防(ていぼう)とは、人家のある地域に河川や海洋の水が浸入しないように、河岸や海岸、運河に沿って土砂を盛り上げた治水構造物のことである。一部は、土手(どて)とも呼ばれる。
- ^ 河川管理施設等構造令(昭和五十一年政令第百九十九号)第二十二条 「盛土による堤防(胸壁の部分及び護岸で保護される部分を除く。次項において同じ。)の法勾配は、堤防の高さと堤内地盤高との差が〇・六メートル未満である区間を除き、五十パーセント以下とするものとする。」.
- ^ 河川構造物設計要領 第2編 河川編, 第2章 堤防 国土交通省中部地方整備局 (PDF)
- ^ 堤防断面 長野県
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- ^ https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/48481.pdf
- ^ 日本の河川は総延長約25万kmあり、国土交通省が管理する「一級河川が109水系、約8.7万kmと、都道府県が管理する「二級河川」が2722水系、約3.6万km、市町村が管理する「準用河川」が2509水系、約2.0万kmに分類される。ただし一級河川でも主要部以外は国土交通省から都道府県に管理が委託されている箇所が多いため、国土交通省が実際に管理しているのは約1.1万kmである。 河川の科学 p.16
- ^ a b c d 河川の科学 p.32-33
- ^ 「計画確率」は、一級河川では1/100から1/200、重要河川では1/200とされている。
- ^ https://www.kkr.mlit.go.jp/toyooka/ryuiki/02/kasenyougo-kaisetusyuu.pdf.
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- ^ https://www.bridge-eng.co.jp/technology/etc-pdf/0712-2.pdf.
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- ^ https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/6228/kousakubutsusettikyokakijun.pdf.
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- ^ 高規格堤防の見直しに関する検討会 (2011年8月11日). “高規格堤防整備の抜本的見直しについて(とりまとめ)” (PDF). 国土交通省. 2012年1月24日閲覧。
- ^ “スーパー堤防に代わる「地中連続壁工法」での堤防強化を求める陳情(建設委員会付託)” (PDF). 江戸川区議会 (2011年11月2日). 2012年1月24日閲覧。
- ^ a b 但し、決壊と欠壊は混同する恐れがあるため、危険度が低い欠壊は今後用いないこととなった。第四回 洪水等に関する防災用語改善検討会 (2006年6月8日). “用語改善案” (PDF). 国土交通省. 2018年11月3日閲覧。
- ^ a b c d e 命を守る水害読本実行委員会『命を守る水害読本』毎日新聞出版、2017年、101頁
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- ^ 佐藤泰博 (2011年3月27日). “3・11大地震 “万里の長城”まで越えた津波”. msn産経ニュース (産業経済新聞社) 2011年4月19日閲覧。
- ^ 粘り強い構造の海岸堤防について-国土交通省 国土交通省HP
- ^ 〔プロジェクト編〕堤防強化?河川堤防も「粘り強く」 日経コンストラクション2016年1月25号、56ページ
- ^ 〔浜松の津波対策〕環境を乱さない巨大防潮堤?ダムの技術を堤防に 日経コンストラクション2020年5月25号、37 - 39ページ
- ^ 明治の教訓、15m堤防・水門が村守る Archived 2011年4月28日, at WebCite 読売新聞 2011年4月3日 2011年4月24日閲覧。
- ^ 岩手県普代村は浸水被害ゼロ、水門が効果を発揮 日本経済新聞 2011年4月1日 2011年4月24日閲覧。
- ^ 『津波で5割超の防潮堤損壊 岩手県が効果検証へ』 共同通信 2011年4月12日 2011年4月24日閲覧。
- ^ 普代守った巨大水門 被害を最小限に 岩手日報 2011年4月24日
- ^ 「隣町へ濁流を導入 堤防を切り自村を救う」『朝日新聞』昭和22年7月30日.2面
- ^ 江戸川堤の切開成功 さらに拡大工事を続行『朝日新聞』昭和22年(1947年)9月22日朝刊5版
- ^ 「批難高まる堤防破壊」『朝日新聞』昭和47年(1972年)8月17日朝刊、6面
- ^ “1追加議定書(全文)(PDF)”. 外務省. 2022年3月7日閲覧。
堤防
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 14:03 UTC 版)
桜川地区の堤防は全体が二段の堤防となっており、下の方にコンクリートで固められたものがまずある。ここには一般の人は普段入れない。増水した時にはここまで水が来ることもよくある。1969年には洪水で255戸が浸水したため、上の堤防はかなり高く作られており、上にある堤防は駒込川上流部を除き、ほぼ全てがアスファルトで舗装された道路になっている。そのうち、駒込川にあるものは自転車橋に至るまで自転車道路となっている。駒込川の自転車橋から荒川の下筒井橋に至るまでの道路も、自転車歩行者専用道路となっている。
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堤防
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河川の流水が人間の生活・活動範囲へ流出するのを最前線で防御しているのが堤防である。堤防も、洪水流による越水や洗掘で破壊されたり、堤防地下を流れる浸透流によって漏水破壊されることがしばしばある。堤防の破壊を防ぐため、堤防護岸・裏法面の補強のほか、水制を設けて洪水流による堤防浸食を防止したり、大河川では数百メートルの幅を持ち洪水時にも破堤することのない高規格堤防(スーパー堤防)を築くなどの方策がとられている。詳細は「堤防」を参照
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堤防
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現在、上篠崎一丁目付近の江戸川のスーパー堤防化と周辺まちづくりの共同事業計画や、上篠崎四丁目二十七番地の篠崎駅入口交差点から北に篠崎街道まで進み、北篠崎の篠崎公園沿いを通り鹿骨三丁目十七番地付近の東京都道307号王子金町江戸川線(柴又街道)までを結び、篠崎駅通りの延長線ともなる補助288号線建設計画がある。
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堤防
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1864年より、3つの堤防からなるテムズ・エンバンクメントを建設した。
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堤防
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堤防の天端幅については、計画高水流量に応じて定められており、3m以上である。浸透水に対して安全な堤防段面幅を確保することの他に、非常時の河川巡視または洪水時の水防活動などや、河川管理用道路などとして使用するために、しかるべき幅が必要である。目的や利用に応じて、天端には敷砂利、アスファルト舗装を行う。
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堤防
「堤防」の例文・使い方・用例・文例
- 堤防沿いにたくさんの見物客が立っていた
- 川に堤防を築く
- 川の水で堤防が決壊した
- 彼らは洪水の防御として堤防を築いた
- 洪水が堤防を越えてあふれた
- 防壁,堤防
- 水は堤防を越えてあふれ出した
- 洪水で堤防が切れるのを防ぐには何らかの対策が必要だ
- この低地地域を守るために堤防を建築するべきだ。
- 彼らは村を洪水から守るために堤防を補強した。
- 堤防が都市を洪水から守ってくれた。
- 堤防が洪水を防いだ。
- 川の水をせき止めるために堤防が建設された。
- 水は堤防を越えた。
- 子供たちは堤防をすべりおりた。
- 雨のため水は堤防からあふれて流れた。
- 川に堤防を築く.
- 堤防が切れて, 町の大半が水浸しになった.
- 数か所で堤防が決壊した.
- 堤防が崩れた.
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