芥川 (大阪府)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 00:14 UTC 版)
芥川 | |
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芥川上流、摂津峡
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水系 | 一級水系 淀川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 25 km |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 52 km² |
水源 | 明神ヶ岳 (大阪府・京都府) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 淀川(大阪府高槻市) |
流域 | 大阪府・京都府 |

芥川(あくたがわ)は、主に大阪府高槻市を流れる淀川水系の一級河川。
名称の由来は阿久刀神社の荘園の川、阿久刀川から転じたものであると言われる。 伊勢物語の第六段に書かれている川との説がある。
地理
大阪府と京都府の府境界にある摂丹山地を源流とし、高槻市を北から南に縦断し、下流部で女瀬川を合わせて枚方大橋下流側で淀川に注ぐ一級河川である[1]。
芥川の源流は明神ヶ岳(標高524m)付近を源とする田能川と、小塩山(標高642m)付近を源とする出灰(いずりは)川の2つの支流からなる[1]。
上流部の摂津峡は高槻市市街地の北端にあり、桜の名所として知られ、ハイキングコースが整備されている[1]。
中流部で旧西国街道と交わるあたりは宿場町として栄え、芥川は六宿駅の一つに数えられる。
女瀬川との合流付近から下流はやや天井川となっており、国土交通省による直轄河川となる。
流入河川
芥川へ流入する河川は、上流から順に田能川、萩谷川、西山川、真如寺川、真上都市下水路、女瀬川、新川である。
流域の自治体
主な水害
- 1953年(昭和28年)9月の台風13号による淀川洪水では女瀬川との合流点付近で破堤。芥川右岸の堤防が約150mにわたって破れたため、富田町、三箇牧村、味生村(現在の摂津市別府、一津屋あたり)一帯の約1,700ha(17km2)が浸水した。
歌枕
芥川は歌枕として歌人に詠まれてきた。
脚注
外部リンク
関連項目
「芥川 (大阪府)」の例文・使い方・用例・文例
- 私は学校で日本文学の英語訳、特に漱石の『吾輩は猫である』や『心』、芥川の『鼻』や『河童』を楽しく読んだ。
- 芥川賞の受賞を辞退したいのですが。
- 彼は芥川賞をねらっている.
- 歌手で女優の中山美穂さんと,芥川賞作家でミュージシャンの辻仁成さんが最近,結婚した。
- その後,「海峡の光」で芥川賞を受賞した。
- 芥川賞と直木賞の受賞者発表
- 純文学の芥川賞と大衆文学の直木賞が,それぞれ吉田修一さんの「パーク・ライフ」と乙(おと)川(かわ)優(ゆう)三(ざぶ)郎(ろう)さんの「生きる」に授与される。
- 大(だい)道(どう)珠(たま)貴(き)さん,芥川賞受賞
- 彼女の小説「しょっぱいドライブ」に第128回芥川賞が授与されるのだ。
- 芥川賞は33歳のモブ・ノリオさんに贈られた。
- プロのシンガーソングライター,川上未(み)映(え)子(こ)さん(31)が小説「乳(ちち)と卵(らん)」で芥川賞を受賞した。
- 芥川賞は有望な純文学の新人作家に贈られる。
- 楊(ヤン)逸(・イー)さん(43)はこの冬の芥川賞の7人の候補者の中の1人だった。
- 7月15日,第139回芥川(あくたがわ)賞,直(なお)木(き)賞の受賞者が発表された。
- 芥川賞は中国人作家である楊逸(ヤン・イー)さんの「時が滲(にじ)む朝」に贈られる。
- 芥川賞の選考委員の1人は,「この小説は,自国を離れなければ気づかないものがあるということを伝えている。」と話した。
- 黒田夏子さん(75)が自身の作品「abさんご」で最年長の芥川賞受賞者になった。
- 芥川賞選考委員会のメンバーの1人は黒田さんの作品について,「横書きでのひらがなの使い方がとても洗練されている。彼女の作品は全体として美しい。」と語った。
- 柴(しば)崎(さき)友(とも)香(か)さんが小説「春の庭」で芥川賞を受賞した。
- 小野正(まさ)嗣(つぐ)さん(44)が小説「九年前の祈り」で芥川賞を受賞した。
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