警視庁関係者
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椎名 栄作(しいな えいさく) 若手の刑事。馬見原を慕い、指導を仰ごうとするがなかなか認めてもらえず、彼のアドバイスで連続動物虐待事件の捜査をする。元警察官で、末期の病にかかった父親を強く心配し、告知することができず悩んでいる。そのことに対し親身な言葉をかけてくれた大野を一時は崇拝するかのように入れ込むが、その過去を調べショックを受ける。動物虐待事件を苦労や失敗の末に自力で解決するが、一連の事件などの経験を経て、事件の裏にある家族関係に思い入れ仕事に没頭するようになる。 笹井(ささい) 刑事課課長。馬見原の上司。 藤崎(ふじさき) 東京地方検察庁刑事部の検事。13年前、覚醒剤中毒の男が起こした殺人事件を担当し、馬見原の容疑者確保に同行した際に容疑者を発見し、軽率にも一人で確保しようとして相手に刺される。それを救うために容疑者を銃殺した馬見原を、パニックに陥って負傷させるが、馬見原が嘘の証言をしてくれたことで問題にはされずその後順調なキャリアを築く。このことから馬見原に対して大いに「借り」があり、一連の事件捜査に関する彼の無理な要求を受け入れ協力する。
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警視庁関係者
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「警視庁捜査資料管理室 (仮)」の記事における「警視庁関係者」の解説
明石幸男(あかいし ゆきお)〈39〉 演 - 瀧川英次 警視庁技術専門官・捜査資料管理室(仮)次長。一応6名の職員がいるが、明石以外の5人は兼務のため、めったにやって来ない。過去の捜査済み資料をデータベース化するのが業務内容で、身分は警察官ではない。 神奈川県七里ヶ浜生まれ。趣味は時刻表、プログラミング、ミステリー。特技は高校時代から始めた卓球で、心を落ち着ける際などに突然素振りを始める。誰に対しても丁寧語で対応する。イチイチ細かいことが気になってしまう性格。 妻とは本編開始時より3年前(2015年)に離婚したが、1人娘の結佳とは月に一度会っている。 幼少期から他人とのコミュニケーションが苦手で、自分の世界に入り込んでしまう癖があった。小学生の時に読んだ松本清張の『点と線』の「空白の4分間」がきっかけでミステリーにハマったことで推理好きにもなってしまった。妻との関係を修復するためにカウンセリングを受けていたときの手法を用いて、勝手に単独で推理をしているが、そもそも警察官としての権限はなく勤務にもまったく関係ないため、切り替え押しボタン式対局タイマーを使ってできるかぎりプライベートの時間で行っている。 シーズン2では仕事ぶりが認められ、警視庁捜査資料管理センターの次長に就任。人員も増員してもらえることになった。 SPでは捜査資料管理室の移転が決定。 野添久美子(のぞえ くみこ)〈32〉 演 - 小橋めぐみ(幼少:横溝菜帆) 総務課庶務係。階級は巡査長。独身。6年前、とある捜査本部の応援中に不用意な発言をしたために異動させられたらしい。 週に1回程度、捜査終了後の資料を段ボールに入れ、台車で捜査資料管理室(仮)に運んでくる。 以前は仕事と称してサボる場所として使っていた場所に明石が常駐することになったことに不満を持っている。 明石の扱いは雑で手厳しく、いじって困らせる事に喜びを感じている。口が軽く、大雑把な面もあり、明石とは気が合わないように見える。趣味はコスプレ。 戸塚美保(とつか みほ)〈26〉 演 ‐ 秋元才加 シーズン2より登場。新人技術専門官。 真面目で嘘が嫌いな性分。ハキハキした物言いをし、勘も鋭い。小学生の頃に自宅が火事になり、火災調査官と刑事とのやり取りに興味を持ったのが応募動機である。大学卒業後はNGOに参加していたため、ボランティア経験もある。特技は英語、バスケット、ゲーム制作。 同僚の小守とは気が合わないことが多い。 小守泰次郎(こもり たいじろう)〈55〉 演 - 武野功雄 シーズン2より登場。新人。 さまざまな職種を経て、シニア採用枠の行政職員として採用される。既婚で三児(男児)の父。子どもの頃は教師か警察官に憧れていた。警備員時代に腰を痛めている。マイペースだが気配りを忘れない。健康のため、牛乳を1リットル飲むのも忘れない。 早合点しがちで、自由な行動を取ることが多い。 柴田里香子(しばた りかこ)〈22〉 演 - 向井地美音 刑事課見習い。階級は巡査部長。幼い頃に母を亡くし、父と兄との三人暮らしだったが、台場で起きた「ある事件」の後、母方の親戚の養子となった。「ある事件」の際、体を張って自分の命を守ってくれた女性刑事に憧れ、高校卒業後に警察官採用試験に合格する。交番勤務時代に、現行犯で逃走する犯人のほとんどを自慢の俊足で取り押さえて実績を積み、狭き門の署長推薦を勝ち取った。 明石の妄想推理に付き合い、冷静に矛盾点を指摘して明石をヘコませている。 栗山孝治(くりやま こうじ)〈34〉 演 - 川野直輝 某署刑事課刑事。階級は巡査部長。ゲームオタク。情報処理には明るく、実益を兼ねたアプリ開発が趣味。笑いのポイントがズレている。 明石と同様に他人とのコミュニケーションが苦手なため、気は合う。 緒方薫(おがた かおる)〈48〉 演 - 甲本雅裕 総務課長 兼 捜査資料管理室(仮)室長。階級は警部。明石の上司だが相性が悪いせいか会話の内容がかみ合わないことが多い。明石との普段のやりとりは内線電話がメイン。妄想推理に関しては快く思っていない。 かつては機動隊出身の武闘派だったが、職務中の怪我がもとで現場を離れた。 職務中の怪我によって入院した病院にて、東日本大震災の際の被災地応援で出会った看護師(バツ1、子持ち)と再会して結婚した。 ピーちゃん〈インコ〉 演 - Q太郎 警視庁いきもの係より預けられたインコ。明石は勝手に愛着が湧いていた。 シーズン2では回想や明石の机上のフィギュアとして登場。 SPでも明石の昼寝時の夢などに登場。
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警視庁関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)
笹岡(ささおか)副総監 警視長副総監。密葬課の元締め。 警視庁内において密葬課とLファイルを取り仕切るキャリアの一人。自分をリスクに晒すことなく、部下に命じて汚れ仕事をさせる。警察内の反賭郎派の代表的な人物であり、廃坑編で賭郎が暗謀を成立させると賭郎派であった前副総監の失脚に伴い、現職に就く。業の櫓編の登場人物だが、後に過去編にも登場する。 業の櫓編において南方の裏切りから創一に帝国タワーへの突入人員を決める賭郎勝負を挑まれ、これを受ける。嵐童の敗北を受けて拷問器具「レッドドラゴン」に繋がれ、自らの血が抜かれていく恐怖を受ける。実際には血はまったく抜かれていなかったが、ギミックによる錯覚によってショック死してしまう。これによって、今まで警察上層部が抱えていた不祥事をなすりつけられた上、警察機構は完全に賭郎の支配下に置かれ、密葬課は解体・吸収されてしまう。また、創一からは「自分が助かりたい一心、しかも思い込みで死んだ虫以下」と唾棄される。 過去編において再登場し、当時の肩書きは警視庁警備部部長(警視長)。酒井の依頼を受け、貘との賭郎勝負に立ち会う。結果的には酒井の権益を守るという任務には失敗するものの、その際の貘の台詞から、賭郎にアリバイを取り立たせ、警察が隠蔽した有力者の犯罪を擦り付けるという後のLファイルの構想を思いつく(これは貘自身が誘導していた素振りも見せる)。 天真 征一(あまこ せいいち) 警視長。密葬課や迷宮ギャンブルに関わるキャリア組。 →#迷宮のミノタウロス編 南方 恭次(なんぽう きょうじ) 警視正。後に賭郎立会人。 →#立会人 雪井出 薫(ゆきいで かおる) 警官もしくは警察の協力者(公的な立場は不明)。賭郎会員。専属立会人は不明。 →#迷宮のミノタウロス編
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警視庁関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 10:42 UTC 版)
南波 陽人(なんば はると) 演 - 田中直樹 帝都大卒の捜査一課の刑事、警部補。 川添 徳治(かわぞえ とくじ) 演 - 宇梶剛士 捜査一課係長。 五十嵐 修(いがらし おさむ) 演 - 武田鉄矢 捜査一課長、警視正。 小泉 秀臣 演 - 福田転球 捜査一課の刑事、川添の右腕。 沢田 晃 演 - 寿大聡 捜査一課の刑事。 堂上 達也 演 - 大谷亮平 鑑識。
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警視庁関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 10:16 UTC 版)
コバヤカワ 声 - 岩男潤子 警視庁捜査一課の刑事。強い正義感にあふれて手段を択ばない性格ゆえ周りから浮いている。ジョーとシーナをセオ殺害の容疑者として執拗に追い回す。 事件後はジョーに容疑がとりあえず晴れた事と、この事件の真相を掴んでみせると言う決意を告げて去って行った。ヒナコエンドのルートではヒナコ等と共闘し、黒幕であるゲンジを逮捕した。 二回目以降のプレイでは彼女とダテの視点がシナリオの随所に挟まれ、その時彼女達が何をしていたのかが判るようになる(エンディングを迎える必要は無く、ショートシナリオ発生地点が既読であれば良い)。 シマヅ 声 - 池田秀一 コバヤカワの先輩。今回の事件の背後を独自に調査しており、コバヤカワに助言を送るが、最後はこの件から手を引くように伝える。実はユミコの事件の際に警護を担当しており、その時の暴漢を逮捕した刑事である。 ヒナコエンドのルートでは登場はしないものの、ヒナコ達に情報を流していた事が語られる。 ダテ 声 - 樋口智透 コバヤカワの同僚で、彼女にとってのブレーキ役。FBIでプロファイリングの研修を終えた身であり、一課への着任早々コバヤカワの相棒となった。
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警視庁関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:00 UTC 版)
青戸公成(あおと きみなり) 警視庁刑事部捜査一課七係の係長。警部。 田名部(たなべ) 警視庁刑事部捜査一課、管理官。23年前、女子中学生絞殺事件の捜査を担当していた。 森崎(もりさき) 大田区蒲田で起きた老夫婦刺殺事件の松倉重生容疑者の取調担当。警部補。 和泉三郎(いずみ さぶろう) 23年前の女子中学生絞殺事件の取調担当であった元刑事(警視庁OB)。当時、捜査一課の警部補。
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警視庁関係者
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「デザイナーベイビー (小説)」の記事における「警視庁関係者」の解説
速水 悠里(はやみず ゆうり) 演 - 黒木メイサ 妊娠8か月で庶務課へ異動したが、新生児誘拐が発生したのに伴い警視庁捜査一課特殊犯捜査係の現場へ復帰。相棒の土橋、先輩の西室らと共に捜査へ乗り出す。身重のため足は遅いが、冷静な着眼力と推理で犯人の心理と行動を把握し、事件を解決へ導いていく。一方でアグレッシブな所があり、しばしば単独で聞き込み調査をしたり、土橋を置いてけぼりにして勝手に持ち場を離れたりしている。 夫の浩介および連れ子の雄介とは仲が良い。ただしゾンビが嫌いだが、ゾンビが好きでやたらとゾンビ物の作品を見せようとする雄介の誘いを断れない。 土橋 福助(どばし ふくすけ) 演 - 渡辺大知 警視庁捜査一課特殊犯捜査係。速水の相棒および夫役。かつて新宿で風俗取締りをしていたためか、言動は荒っぽく短気。 速水のサポートを行い運転と共同捜査・尾行が任務。しばしば速水の独走に振り回され、悠長とも取れる彼女の聞き込み調査に苛立っている。しかしドジが多く、偶然見つけた裕也を取り逃がす、尾行中に須佐見を見失う、峠父子の交渉中に物音を立てて気付かれ逃げられるなど失態を犯し、その度に速水や与那国などから叱られている。 西室 義一(にしむろ ぎいち) 演 - 手塚とおる 警視庁捜査一課特殊犯捜査係。速水と土橋の先輩で、2人から「ギイチさん」と呼ばれている。人質救出のために犯人と仲良くすることを速水に言い聞かせている。病院関係者の事情聴取が主な仕事だが、時には土橋らと共に外部捜査へ向かうこともある。 日村 健吾(ひむら けんご) 演 - 神保悟志 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・係長。今回の誘拐事件の現場責任。今回の事件は妊婦が一番理解できるだろうからという理由で速水を現場に呼んだ。物語終盤では優子が事件を暴露するのを速水がわざと止めなかったため、事件の担当を外されるも、最終話では与那国の意向で現場に復帰した。 与那国 令子(よなぐに れいこ) 演 - 松下由樹 警視庁捜査一課・管理官。今回の誘拐事件の現場指揮官。自分の出世のために今回の事件を利用しようと考えており、独断で突っ走る速水を快く思っていない。
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警視庁関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 20:35 UTC 版)
「SPECシリーズの登場人物」の記事における「警視庁関係者」の解説
馬場 香(ばば かおる)〈40〉 演 - 岡田浩暉 捜査一課管理官。1970年生まれ。瀬文に未詳事件特別対策係への異動を命じた。気障でインテリ然とした性格だが、神経質な一面があり、甲高い声で叫ぶこともある。警視庁に入って間もなく管理官となったため、捜査経験は浅い。超能力が絡んだ難解な事件や面倒事を未詳に押し付けることもしばしば。基本的には、いい加減で頼りない事なかれ主義者であるが、新人のころは野々村の世話になった経験があり、刑事としての熱い信念も持ち合わせている。未詳が危機に陥った際には鹿浜・猪俣と共に進んでサポートを買って出た。捜査一課三人組の名字は合わせると馬・鹿・猪となるため、当麻には「バカイノシシ」や「ザコキャラ」と呼ばれている。 鹿浜 歩(しかはま あゆむ)〈55〉 演 - 松澤一之 捜査一課係長。1955年生まれ。主に馬場、猪俣と共に行動する。捜査は足を使ってという信条から常にスニーカーを履いている。頼りない馬場に代わって現場を仕切ることが多い。基本的には馬場と同様事なかれ主義であり、未詳とはよく衝突したものの、その実気骨のある刑事。上層部の判断について次第に懐疑的になっていき、未詳にも協力的になる。彼もまた馬場同様に、野々村の世話になっていた。 猪俣 宗次(いのまた そうじ)〈28〉 演 - 載寧龍二 捜査一課刑事。1982年生まれ。怪しげな広島弁を喋り、鹿浜に対してタメ口を利くなどなめている節がある。美形だが、馬場や鹿浜同様情けないところが目立ちがち。サトリの占いで雅にプロポーズしていたことがほのめかされたが、彼女から一方的に婚約を破棄された。次第に未詳にも協力的になっていき、時に熱い刑事魂を見せるが、私情が入りすぎることがある。 近藤 昭男(こんどう あきお)〈50〉 演 - 徳井優 捜査一課弐係係長。1960年生まれ。野々村とは弐係時代の上司と部下の間柄で旧知の仲。前係長の野々村が定年を迎えたため、その後を引き継ぎ係長に就任した。 未詳に舞い込む事件には過去の継続捜査中の事案が絡むこともしばしばで、捜査に協力する。定時帰宅を欠かさず、残業はしない主義。機械マニアでバイク好き。また、日本舞踊・フラメンコ・社交ダンス・パラパラ・詩吟・昭和琴などなど、多趣味である。 実はSからの極秘情報を野々村に伝えるメッセンジャーの役割も果たしている。盗聴防止の意味合いで、極秘情報は主にケーキや煎餅などの食べ物を用いて伝達している。また、『零』の漫画版では当麻に家族の死の真相を伝える役は『ケイゾク』で近藤の同僚だった柴田純だが、同作テレビドラマ版ではこの役目を近藤が担う。 『SICK'S 〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜』では未詳が無くなったことから弐係に舞い込む事件が増え、(同作の主人公たちが属する)トクムに捜査協力を依頼している。SPEC HOLDERの攻撃で左手首を失った際には「当麻君みたいになっちゃいました」と発言した。 正汽 雅(まさき みやび)〈20〉 演 - 有村架純 未詳に出入りする婦警。野々村の愛人でもある。1990年生まれ。2010年、以前から交際していた野々村を追いかける形で警視庁に入庁。制服のスカートは常に膝上。門限は夜10時と決まっている。野々村との人目を避けたデートに嫌気がさしており、あらゆるアプローチで野々村に結婚を迫っている。未詳に相談者を案内し、「それでは、張り切ってどうぞ」と呼び込む。連続ドラマ最終話では、弁護士である野々村の妻に対抗するため司法試験を受け、合格して司法修習生となった。よって『翔』以降は警視庁を退職しているが、その後も未詳を訪れて野々村に迫る。これら毎回の彼女と野々村のやり取りは、本作品におけるコメディ・リリーフとなっている。 『天』ラストおよび『結 漸ノ篇』冒頭シーンでは2014年の日本で野々村の遺言めいた手紙を手にしている。また『漸ノ篇』では野々村と内縁関係で、ハワイで結婚式を挙げようとするも、刑事の妻として野々村が重大な役目を果たそうとしていることを悟り、任務へ送り出すが、彼の殉職により永遠の別れとなる。 志村 優作(しむら ゆうさく)〈24〉 演 - 伊藤毅 SIT「甲」チームの新人隊員で瀬文の部下。志村美鈴の兄。両親を亡くし、高校時代から働きながら、親代わりとなって美鈴を育ててきたが、そのことで美鈴との間に確執も生まれていた。瀬文を敬愛しており、日頃から瀬文の教えを守っている。「銀だこ」のさっぱりおろし天つゆねぎだこが好物。ある事件の作戦中、突如瀬文に銃口を向けて発砲するが、逆に自分自身が放った銃弾を受け重傷を負うという不可解な事件が起き、植物状態に陥る。辛の回(第8話)でヒーラーの能力によって元気な姿に戻ったが、直後瀬文たちや美鈴の目の前でブブゼラリーマンズに殺害される。 秋元 才三(あきもと さいぞう)〈45〉 演 - 井上肇 公安部公安第五課、課長代理。戊の回(第5話)の潜入捜査官たちの死亡事件の捜査依頼以降、数回にわたり未詳に現れる。当初は当麻を警官・刑事だと認識できず、バイト呼ばわりしていた。 津田 助広(つだ すけひろ)〈42〉 演 - 椎名桔平(特別出演) 公安部特務専任部長。SPECを用いた犯罪を捜査している一方で、冷泉を確保し、差し入れを与えながら極秘の保護施設に監禁して、その安全を守りつつも彼を利用しようとする。未詳をSPEC保持者に対する囮(おとり)とし、警察上層部の意向で行動している。彼自身も、何度もSPECを持った人間から命を狙われている。 後にその素性が特殊能力者対策特務班警視庁公安部公安零課(通称:Aggressor)の中心人物であり、「津田助広」は現在の津田が殺されても、同じ顔をした男が「津田助広」と名乗るパブリックドメインとして存在し続けていることが明らかとなる。つまり津田には多数の影武者がおり、殺された津田たちもその一員だったが、大元は1人であり宗家を名乗っている。死んだとしてもその捜査内容と情報が他の津田に伝えられ、永遠に存在する。『天』に登場するのは第24代の津田宗家である。だが、SPECを得た地居や神戸のようにSPEC HOLDER側と通じている裏切り者の津田も一部に存在する。なお、津田宗家も『天』でニノマエを始末しようとした際に死亡する。翔でSPEC HOLDERであることを告白しているが能力に関しては不明のままで終わった。 津田たちは表向きさまざまな職業につき異なる個性を持つが、共通の特徴として短気だが飄々(ひょうひょう)とした振る舞いをし、好物は寿司とよっちゃんイカ、喫煙者で銘柄はマイルドセブンONE。特にこのタバコとよっちゃんイカは零課の中でも津田を名乗る者にしか許されないため彼らにとってのステイタスとされている。 パンチーズ 演 - 高橋孝輔・田中裕士・永沼友由輝・松浦崇文・植田靖比呂 組織犯罪対策部の刑事たちで吉川の舎弟。全員パンチパーマで、吉川を「兄貴」と呼び、忠実に付き従う。SPEC HOLDERに銃を向けて「うおぉぉ!地獄に落ちろぉ~」と言うなど言動は荒い。最初はSPEC HOLDERを信じず、吉川を小馬鹿にする当麻を睨みつけていたが当麻に「カッケェ~」と言われたのを境に協力的になる。映画ではミイラになってしまった吉川の蘇生を野々村と行ったり、解凍するために常にお湯を肌身離さず持ち付き添うなどかなり献身的な面もある。 演じるのは劇団PU-PU-JUICEのメンバーたちである。
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