警視庁関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)
警視庁密葬課(けいしちょうみっそうか) 警視庁内の秘密部署。警察が表立って対処するのが難しい案件に対して秘密処理する部署とされ、作中ではLファイルの流出妨害などを担う。トップは課長の真鍋だが、警察組織としてはさらに元締めの笹岡副総監がいる。課員は賭郎の立会人に匹敵する能力を持つ。 迷宮編で初登場するが、その後に業の櫓編において笹岡の敗北及び死亡と、真鍋と撻器の賭けにより、賭郎に吸収される。 31巻のおまけ漫画「嘘喰い外伝 密葬課」によれば、警視長の黒沢一(くろさわ はじめ)が創設者で「法で裁けぬ悪を葬る為」に組織したという(ただし黒沢は本編には名前も含め一切登場しない)。 Lファイル 迷宮編から登場する警察機構が管理する機密情報。正式名称はラビリンス・ファイル(Labyrinth file)で、警察が権力者や有力者の犯罪を匿った結果として生じた迷宮入り事件を管理していたものであった。 その存在自体が有力者や警察の弱みを握ることにつながるため、屋形越えに必要な「搦手」として獏から狙われる。 迷宮ギャンブル 警察が密かに行っているギャンブル。その内容から「0円ギャンブル」とも呼称される。警視庁の地下で行われているが、表向きは長年昏睡状態であったという青年・雪井出が主催となり、警察の存在は完全に秘匿されている。賭郎立ち合いの下で雪井出は大金を、挑戦者はある日の記憶を賭けるという内容だが、その正体は記憶という名のアリバイであり、その日に起こった過去の迷宮入り事件(未解決事件)の罪を擦り付けられるというものであった。また、この迷宮入り事件とはLファイルで管理されている警察が揉み消した有力者の犯罪であった。
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