機動戦士ガンダムZZとは? わかりやすく解説

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機動戦士ガンダムΖΖ

(機動戦士ガンダムZZ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 15:21 UTC 版)

機動戦士ガンダムΖΖ』(きどうせんしガンダムダブルゼータ、MOBILE SUIT GUNDAM ΖΖ)は、日本サンライズ制作のテレビアニメ。『機動戦士Ζガンダム』の直接の続編として作られた『ガンダムシリーズ』の一つ。略称は『ΖΖダブルゼータ)』。1986年(昭和61年)3月1日から1987年(昭和62年)1月31日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全47話が放送された。平均視聴率(関東地区)は6.02%[1]


注釈

  1. ^ 富野監督は「(デザインは)永野君に任せようと思っている」「(ΖΖは)いわゆる永野メカではなく大河原邦男マシンに近い線がある」「今描かせているヤラレメカに近いメカなどはかつての手塚治虫を彷彿させる漫画的なものまである」と語っている[8]
  2. ^ そこから富野監督により命名された[10]
  3. ^ 鉢かづき姫」のイメージでデザインされ、のちにデザインを一新した際に新デザインの方に名前を譲ってもともとのこちらのデザインのMSはその由来から「ハチカ」と改名された[10]
  4. ^ なお、この永野版ΖΖのラフデザインは、当時バンダイから発売されていた小冊子『模型情報』で、仮デザインとして発表されているほか、『月刊ニュータイプ』に1986年3月号にも掲載されている。
  5. ^ 講談社『機動戦士ガンダム大全集』掲載のΖΖガンダムのラフ案の中に、波動砲を装備したΖΖガンダムとして、決定稿となったデザインに近いものが掲載されている。
  6. ^ 第12話よりクレジット。
  7. ^ これに関して高松信司は、制作が間に合わなかったために急遽特別編として構成し、名古屋テレビ側は難色を示しながらも、それを第1話として納品したためとしている[21]
  8. ^ 「宇宙」のルビは「うちゅう」であり、「そら」ではない。
  9. ^ 一部の地方では10月31日の17:00に先行放送された。

出典

  1. ^ 日経キャラクターズ! 編「機動戦士ガンダムΖΖ DATA」『大人のガンダム HISTORY & BUSINESS』日経BP社〈日経BPムック〉、2004年10月1日、38頁。ISBN 4-8222-1705-1 
  2. ^ ΖΖ(ダブルゼータ)からUC(ユニコーン)へ - 福井晴敏氏らが宇宙世紀の『ガンダム』を語る「ΖΖをなかったことにはできない」(その4)」『マイナビニュース』、2013年9月4日。2016年1月4日閲覧。オリジナルの2021年12月20日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ 機動戦士ガンダム大全集 1991, pp. 124–125, §機動戦士ガンダム 10年の軌跡を追って 「ZZ」には、シャアの登場が予定されていた?
  4. ^ 封入特典「逆襲のシャア ドキュメントコレクション」収録インタビュー冒頭公開”. 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト. 株式会社サンライズ (2018年6月22日). 2021年5月4日閲覧。 アーカイブ 2021年10月17日 - ウェイバックマシン
  5. ^ 『機動戦士ガンダムMS大全集』バンダイ、1988年、96-98頁。ISBN 4-89189-336-2 
  6. ^ a b c 『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』大日本絵画、1988年、156-157頁。ISBN 978-4-499-20526-9 
  7. ^ 永野護『機動戦士ガンダムΖΖメモリアルボックスTYPE-1封入ブックレット』バンダイビジュアル、1996年11月、8-9頁。 
  8. ^ a b B-CLUB』Vol.3、バンダイ、1985年12月、11頁、ISBN 9784891893828 
  9. ^ 『機動戦士ガンダムエピソードガイド』 Vol.3、角川書店、1999年12月、6-7頁。ISBN 978-4-04-853070-5 
  10. ^ a b c 『Newtype2007年1月号 ポスター』角川書店、2006年12月。 
  11. ^ 永野護『ファイブスター物語リブート』 2 (CLOTHO)、角川書店、2011年4月、26頁。ISBN 978-4-04-854622-5 
  12. ^ 月刊ニュータイプ』2011年4月号、角川書店、2011年3月、22頁。 
  13. ^ 『The Five Star Stories OUTLINE』角川書店、2001年12月、6-7頁。ISBN 978-4-04-853463-5 
  14. ^ 『comicNewtype1996冬の号』角川書店、1996年2月、8-26頁。 
  15. ^ 機動戦士ガンダム大全集 1991, p. 123
  16. ^ 尾形英夫編「前奏曲「機動戦士ガンダムΖΖ」」『アニメージュ』1986年4月号、徳間書店、1986年4月10日、61頁、雑誌 01577-4。 
  17. ^ a b c ガンプラファクトリー 2005, p. 97
  18. ^ 出渕裕『出渕裕メカニカルデザインワークス (1)』ムービック、2000年8月、28-29頁。ISBN 4-89601-490-1 
  19. ^ 「G計画 〜ガンダムができるまで〜 機動戦士ガンダムΖΖ編」『GREAT MECHANICS』 6巻、双葉社〈双葉社MOOK〉、2002年、33-34頁。ISBN 4-575-46409-0 
  20. ^ 【この人の哲学】作曲家・芹澤廣明 アニソン「タッチ」には違う歌詞があった」『東京スポーツ』、2020年9月6日。2021年8月24日閲覧。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ。
  21. ^ @takama2_shinji (2022年3月24日). "「ZZ」の1話がなんであんな事になっているかと言うと". 2022年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブX(旧Twitter)より2022年3月25日閲覧
  22. ^ 「全国縦断放映リスト」『アニメージュ』1987年2月号、徳間書店、115 - 125, 127 - 132頁。 
  23. ^ 『北國新聞』1986年7月25日 - 1987年7月10日付朝刊、テレビ欄。
  24. ^ 小説『機動戦士Ζガンダム』第2巻表紙折り返しの著者コメントより。


「機動戦士ガンダムΖΖ」の続きの解説一覧

機動戦士ガンダムZZ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 03:44 UTC 版)

強化人間」の記事における「機動戦士ガンダムZZ」の解説

U.C.0088 - 0089 第一次ネオ・ジオン抗争時には強化人間研究は主にハマーン・カーン率いネオ・ジオン継続されていて、初期段階では普通の人間であった後日強化人間として手術されたキャラ・スーンマシュマー・セロ登場する強化前との人物像変化観察できるシーケンス確認でき、キャラ・スーンは元々強化前の段階からモビルスーツ搭乗時に情緒不安定になり時に戦闘の継続が困難となる性癖があったが、強化後はその傾向がほぼ克服されており、マシュマー・セロファンネルなど大量サイコミュ兵器遠隔操作する能力や、巨大なモビルアーマー単独操縦する能力など主眼置かれていたそれまで強化人間異なり一般的なモビルスーツ操縦能力極端に高められるという、アムロ・レイなどの主人公側のニュータイプ類似した能力持たせられていた。しかし、両名ともジュドー・アーシタ達との過去交流記憶マインドコントロール消し去られキャラ・スーン露出狂的な性癖マシュマー・セロハマーン・カーンへの過度従属心が更に肥大化するという、他作品強化人間における情緒不安定による悲劇とは別の意味での精神状態悪化悲哀描写されていた。また、キャラ・スーンにはランスニーギーレン兄弟マシュマー・セロにはイリア・パゾムという異性護衛役兼監視役配属されており、作中具体的な明言はないものの、強化結果性的な面で何らかの問題抱え込んだ可能性示唆される描写見られた。両名は共に作中終盤戦死するが、情緒不安定により自滅するというよりは、最期まで主君命令通り眼前の敵を撃滅する事に固執して相打ち同然に散っていくという、他作品強化人間悲劇的な最期とは一風異なる結末描き出されていた。 また、ネオ・ジオン10歳程度少女見た目をしたクローン・ニュータイプであるプルシリーズ開発している。

※この「機動戦士ガンダムZZ」の解説は、「強化人間」の解説の一部です。
「機動戦士ガンダムZZ」を含む「強化人間」の記事については、「強化人間」の概要を参照ください。

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