キャラ・スーン
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「機動戦士ガンダムΖΖの登場人物」の記事における「キャラ・スーン」の解説
Chara Soon / Chara Soone 声 - 門間葉月 / 山下亜矢香(『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』他) 生年月日:7月2日、年齢:22歳、身長:162センチメートル、体重:54キログラム、血液型:AB型、趣味:ヘビーメタル・ロック、好物:ステーキ、特技:モビルスーツの操縦 ネオ・ジオンの女性士官。髪の毛の半分を赤、もう半分を黄色(金色)に染めている。MSに乗ると異常に興奮しトランス状態に陥るという奇妙な性癖を持つ。その巨乳ぶりからエル・ビアンノは「オッパイお化け」(第17話)または「オッパイおばん」(第42-43話)と呼んでいる。明るい性格で、ムーン・ムーンでは「まかしとき!」と関西弁を喋った事もある。 対アーガマ戦で失態の続くマシュマー・セロの監視役としてエンドラに派遣され、マシュマー失脚後はエンドラの艦長に就任する。自らR・ジャジャを駆りアーガマを襲撃したこともあったが、前述の性癖のためMSに乗りたがらず、エンドラをラビアンローズに体当たりさせる作戦を採ったこともある。しかしついにはアーガマの捕虜となり、人員不足のアーガマで掃除・洗濯をやらされる羽目になる。幾度となく脱走を試みるが失敗し続け、グラナダでガンダムMk-IIを奪取してようやく脱走に成功。途中で同機を乗り捨て、かつての部下であったゴットンたち「エンドラ隊」の最期を見届けたあとに失踪する。 その後はネオ・ジオンでマシュマー同様強化人間にされ、小惑星キケロの労働者の監視役となっている。「猫目のキャラ」という異名で呼ばれ、過激なコスチュームに身を包み、部下兼監視役のギーレン兄弟を従える。監視役がいるのも強化の調整がやや不安定であったためで、時折強化以前の行動を取り周りを困惑させる。反乱を起こしたグレミー・トトの軍勢と対峙し、ゲーマルクに搭乗しその力を発揮する。最後はハマーンとジュドーの最終決戦を実現すべく盾となり、量産型キュベレイを駆るニュータイプ部隊と相討ちとなり戦死。 小説版では、ハマーン率いるネオ・ジオンがダカールを占拠した後、副官のゴットンと共に行方不明になり(兵士たちには、彼と駆け落ちしたと噂された)軍籍が抹消されるという、アニメとは違った展開で退場している。 『ジ・アニメ』1986年9月号掲載の「第1回「ガンダムΖΖ」ここまで書いたらヤバイかな?」(のちに漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽でも取り上げられた)では、上記以前にエンドラ級巡洋艦「ランドラ」を指揮してサイド1コロニー「エルドラド」を19時間で制圧する。 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、宇宙世紀0083年1月にアクシズ内でジオン独立戦争再開を望む若者として登場、のちに軍に志願している。髪の色は『ΖΖ』の時と違い、両側の毛先部分が赤く染められている。『機動戦士Ζガンダム Define』では、0086年にシミュレーターでゲルググを駆り、指揮官候補を探すハマーンのシュネー・ヴァイスと直々に模擬戦をおこなう。オールレンジ攻撃をかわして接近戦に持ち込むが、ハマーンとの対戦に興奮しすぎて敗北。しかし、指揮官候補として採用される。直後にR・ジャジャのテスト・パイロットとなり、反乱を起こした元ギレン・ザビ総帥直属部隊との戦闘で推進剤切れを起こし宇宙を漂流するハマーンのキュベレイを救出する。この頃には、髪の色は『ΖΖ』と同様になっている(ただし、モノクロでしか確認できない)。
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