コズミック・イラとは? わかりやすく解説

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コズミック・イラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 07:24 UTC 版)

コズミック・イラCosmic EraC.E.)は、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおける架空紀元である。


注釈

  1. ^ L4に連合のコロニーが存在するとした資料も存在する[4]
  2. ^ 一方で、『機動戦士ガンダムSEED』の設定を担当した森田繁はインタビューにおいて、変換率80%の太陽光発電は同作に存在しており、アークエンジェルのような宇宙船に使用されていたとも語っている[10]
  3. ^ エイプリルフール・クライシスによって総人口の10%の10憶人が死亡したとする文献も存在し[14]、一定しない。
  4. ^ 「150ガーベラ」に使用されていたレアメタルの詳細として、『SEED ASTRAY』シリーズの原作を担当している千葉智宏は自身のブログで設定の存在を示唆しているが[22]、詳細は明らかにされていない。
  5. ^ 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』の小説版においては、コーディネイターに対して無害であったS2型インフルエンザの特性からナチュラルを滅ぼすためにコーディネイターが作り出したものとする噂が広まったとしている[24]
  6. ^ コロニーにγ線の照射が行われたとする資料も存在する[25]
  7. ^ このほかに汎ムスリム会議が親プラント国としている資料も存在するが、中立国とする記述もあり一定していない[29]
  8. ^ なお、あくまで彼等の個人的見解だが、これを指してセブン・ソキウス、イレブン・ソキウスたちは、この時地球連合の指導者たちが、エネルギー不足によって地球上の多くのナチュラルが餓死や凍死している事実を放置し、ナチュラルの兵士を危険な戦場に送り込んでいた事を指して、彼らが「ナチュラルに多くの危害を加えている」と判断している[34]。一方で、同作の続編である『SEED DESTINY ASTRAY』では、後に核発電の代替として開発された発電効率80%の太陽光発電や、その送電網を兼ねた戦全地球規模の広大な情報通信兼用エネルギー送電を兼ねる超電導ケーブル網の敷設が行われている[35]
  9. ^ ニュートロンジャマー投下後に、無線通信網の代替として、情報通信とエネルギー送電を兼用する超電導ケーブルが地球全土に埋設された[36]
  10. ^ ヤキン・ドゥーエ攻防戦後も地球連合・プラント双方は軍備を整え直し、力を蓄える状況下にあった。その後も南アメリカにおいて独立紛争が発生したものの、ユニウス条約の締結によって終結をみている[35]
  11. ^ これはラジオインタビューで監督である福田己津央が言及したところによる[53]
  12. ^ 『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』作中では、その後にファントムペインによってテロリスト潜伏疑惑を持たれたコーディネイターの難民キャンプが民間人ごと攻撃を受けている。
  13. ^ 対カーペンタリア対策の前線基地建設の任務を担っていた
  14. ^ フリーダムとデストロイとの交戦場面を意図的に秘匿している
  15. ^ 当初からキラとの敵対を想定していたデュランダルは、ラクス暗殺や執拗なアークエンジェル討伐命令を出し続けていた[61]
  16. ^ 後にカガリの声明発表に対する妨害演説をも未然に防いでいる。
  17. ^ 損害を出した要因の一つとして、メサイアの味方を顧みないネオ・ジェネシス発射も含まれる。
  18. ^ 該当エピソードの初出は『機動戦士ガンダムSEED』一作目放送時の『電撃ホビーマガジン』2003年7月号となり、同誌掲載時ではベース機もノーマルのブルーフレームを元にしたものであった[67]。しかしながら、その後はベース機をブルーフレームセカンドGとした記述も見られた[68]。その後、ブルーフレームフォースをベースとした記述が行われている[69]

出典

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  2. ^ 『MG 1/100 ターンX』バンダイ、2014年6月、組立説明書。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce 「コズミック・イラ年表」『機動戦士ガンダムSEEDモデルVol.3 SEED MSV編』ホビージャパン、2004年5月31日初版発行、148-149頁。(ISBN 4-89425-336-4)
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  7. ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、70-71頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
  8. ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED 上巻』メディアワークス、2004年10月15日初版発行、71-72頁。(ISBN 4-8402-2817-5)
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  10. ^ 「ガンダムモデラーのための『SEED』設定大解剖 設定担当:森田繁氏インタビュー」『モデルグラフィックス』2003年8月号、大日本絵画、24-28頁。
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  25. ^ 『「機動戦士ガンダムSEED」コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月、217頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
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  27. ^ 『パーフェクトグレード 1/60  ストライクルージュ+スカイグラスパー』バンダイ、2005年6月、組立説明書。
  28. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月、242頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
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  39. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月、219頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  40. ^ 後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED 4 舞い降りる剣』角川スニーカー文庫、2003年11月、78-81頁。(ISBN 4-04-429104-7)
  41. ^ 『機動戦士ガンダムSEED OFFICIAL FILE メカ編vol.3』講談社 2003年9月9日第一版発行 27頁。(ISBN 4063347702)
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  47. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月25日、10頁。ISBN 978-4-7580-1126-6
  48. ^ 『電撃ホビーマガジン』2005年2月号、メディアワークス、12頁。
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  50. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY オフィシャルファイル フェイズ01』講談社、2005年7月、2頁。(ISBN 978-4063671551)
  51. ^ 月刊ホビージャパン』2005年7月号。
  52. ^ 『ホビージャパンMOOK 機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデルVol.2 DESTINY MSV編』ホビージャパン、2006年3月31日、102-103頁。ISBN 4-89425-415-8
  53. ^ 有楽町アニメタウン 10月24日 ニッポン放送
  54. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』参照。
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  56. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』第2話参照。
  57. ^ a b 『ガンダムの常識 モビルスーツ大百科 ガンダムSEED 連合・オーブ篇』双葉社、2011年11月、5頁。ISBN 978-4575303667
  58. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月25日、99頁。ISBN 978-4-7580-1126-6
  59. ^ 『データコレクション機動戦士ガンダムSEED Destiny 下巻』メディアワークス 2007年11月15日 72頁。(ISBN 978-4840240871)
  60. ^ 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、168-171頁。(ISBN 978-4812426876
  61. ^ 『公式ガイドブック3 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 誓いの宇宙』角川書店、2005年12月、22頁。(ISBN 978-4048539272)
  62. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』第3巻、角川書店、2018年9月、118-123頁。ISBN 978-4041071458
  63. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』第3巻、角川書店、2018年9月、151-172頁。ISBN 978-4041071458
  64. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』第4巻、角川書店、2019年2月、122-127頁。ISBN 978-4041078907
  65. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』第4巻、角川書店、2019年2月、179-180頁。ISBN 978-4041078907
  66. ^ 千葉智宏 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B』 メディアワークス、2005年8月、176-183頁。ISBN 978-4840231992
  67. ^ 『電撃ホビーマガジン』2003年7月号、メディアワークス、34-45頁。
  68. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 2』角川書店、2004年7月1日初版発行、230頁。(ISBN 4-04-429703-7)
  69. ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝』メディアワークス、2007年8月15日初版発行、16-17頁。(ISBN 978-4-8402-3907-3)


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