ジャスティスガンダムとは?

ジャスティスガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/15 16:05 UTC 版)

ジャスティスガンダム (JUSTICE GUNDAM) は、テレビアニメ機動戦士ガンダムSEED』に登場する、モビルスーツ (MS) に分類される架空の有人式人型ロボット兵器のひとつであり、番組後半から登場する新主役機である [1]。「プラント」の軍事組織「ザフト」の試作機で、兄弟機である「フリーダムガンダム」「プロヴィデンスガンダム」と同じ核エンジン搭載の高性能機という設定。赤基調のカラーリングとトサカ状の頭部センサー、背部に装備された大型バックパックが特徴。バックパックは分離しての遠隔操作が可能で、ジャスティス本体を上部に載せることもできる。劇中では主人公の一人「アスラン・ザラ」が「イージスガンダム」に次いで搭乗し、主人公「キラ・ヤマト」やその仲間たちと共同戦線を張る。プロダクションコードはJUSTICE[2]。メディアや関連商品では「ジャスティスガンダム」と公称されるが[3]、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ作中内の設定においては、同作の他のガンダムタイプ同様に「ジャスティス」と呼称される。




  1. ^ このバクロニムは、設定上では「モビルスーツ兵器システムの名称であり、『OS』という解釈は、その一部を表すものでしかない」とされている [4]
  2. ^ 形式番号の末尾は eXperiment Atomic を略したもので「試作機 核動力搭載型」を意味する[9]
  3. ^ 頭部のメインカメラ外周カバー(上部外側)にはイタリア数字で9を指す単語と共に「X-09A NOVE」の文字が彫ってある。
  4. ^ a b ジャスティスガンダムのプラモデルシリーズ組立説明書による塗装色ガイドから、最新(1/144 RG、1/100 MG)のものを要約。
  5. ^ フェイズシフトのカラーリングはピンク・レッド(ホワイト)・ダークブルー系[注 4]を基調としたトリコロール
  6. ^ 「ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載(内蔵)した」などの前置きがされたうえで、「核融合炉」と表記した資料も存在する[12]。一方、本編でラウ・ル・クルーゼが見ていたディスク上では「NUCLEAR REACTOR FUSELAGE UNIT (E-Battery NUCLEAR-Re)」「NEUTRON JAMMRE CANCELER SYSTEM」などと表記されている。
  7. ^ このステータスはアニメーション作中で登場した「SPECIFICATION」の表示画面より[13]。ただし、作中での表記はCapacity(容量)。同じ数値がデアゴスティーニ・ジャパンの『週刊ガンダム・ファクトファイル 第99号』フリーダム記事上に「ジェネレーター出力 8,826kW」として表記されているが、第133号のジャスティスガンダムの記事では数値欄が「不明」になっている。
  8. ^ a b 「ガンダムMS動画図鑑 『第227回 フリーダムガンダム』 『第264回 ジャスティスガンダム』」 。初出は 『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ3 機動戦士ガンダムSEED』 竹書房、29・35頁のフリーダム・ジャスティス項(2006年4月6日発行)。それ以前(以外)は 「シールド」 「ビームコーティングシールド」 「対ビームシールド」 などの表記が大半である(ジャスティスの#武装も参照のこと)。
  9. ^ ただし、弾薬推進剤酸素などには限りが有るため完全なスタンドアローンではない[18]
  10. ^ 安定稼働と制御を実現するため専用のモビルスーツ・ネオ・オペレーション・システム「G.U.N.D.A.M Complex」が実装されている。また、他のZGMF-Xシリーズにもあったのかは不明ながら、自爆装置も備えられていた。
  11. ^ 資料によって「ッセル[8]」と「ッセル[2]」の二通りの表記が存在する。尚、本装備の公式の綴りはBasselとなる[23]
  12. ^ 最長時のイメージについては、前29頁以外にも多くのメディアで確認出来るチーフメカ作監・重田智によるジャスティスのコンセプトイラスト(忍刀のように逆手で構える姿)によく表れている。
  13. ^ 額にはイタリア数字で19を指す単語と共に「X-19A DICIANNOVE」(第3期OP上のカットではイタリア語で「正義」と「改変」を意味する「Giustizia Modifica」)の文字が彫ってある。
  14. ^ VPS装甲起動時のカラーリングはピンク・レッド(ホワイト)・ダークグレー系を基調としたトリコロールに、グリーン系が差し色で加えられた[注 4]
  15. ^ a b その他、、COSMIC REGIONでの「新型核動力エンジン(ULTRACOMPACT LASER NUCLEAR FUSION REACTOR)[46]」、『MS大全集2006』における「レーザー核融合エンジン」[47]、『週刊ガンダム・ファクトファイル 第139号』(ディアゴスティーニ、2007年6月12日)での「ウルトラ・コンパクト・ニュークリア・リアクター(超小型核原子炉)」などの表記も見られる。
  16. ^ 当初模型などで公開された設定では「詳細には判明しておらず、一説によればラクス・クラインを筆頭とする旧クライン派が先代ジャスティスの基本設計にセカンドステージシリーズのデータを組み込んで製造した機体で、おそらくはアスランの専用機として開発が行われていたと思われる[43]」というものであった。その後、MGプラモデルにおいて「ザフトでの基本設計をクライン派がひそかに奪取し、さらなる改良を加えた機体。開発はキラ・ヤマトが指導的役割を担った[41]」といった旨の記述がみられた。ただし、資料によってキラはオノゴロの特殊部隊襲撃までフリーダムがレストアされている事を知らなかったとする記述や[44]、僚機であるストライクフリーダムはフリーダムのレストアと同時期に開発が進行していた[45]とする記述も存在し、キラがインフィニットジャスティスの開発に携わったタイミングは判然としない。
  17. ^ a b 竹書房の 『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ5』 では 「MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲」 が頭部、「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」 が胸部に搭載された機関砲であると記載されている。対して講談社の 『オフィシャルファイル メカ04』 では胸部に搭載された機関砲が 「MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲」 であり、頭部に搭載された機関砲は 「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」 となっている。バンダイ /1/100マスターグレードに付属する組立説明書に記載の説明も講談社の 『オフィシャルファイル メカ04』と同様。但し、胸部下方両脇腹については記載は無い
  18. ^ ZGMF-X09Aジャスティスのラケルタと同モデルとした資料も存在する[43]
  19. ^ 肩部のスラスターは、「サイドキックスラスター」と呼称される[55]
  20. ^ 久織ちまきの漫画版『THE EDGE』ではデスティニーと交戦したままレクイエム内部に辿り着き、奪い取ったアロンダイトを本機のみで突き刺して破壊した[40]
  1. ^ グレートメカニック8 2003, p. 62-63.
  2. ^ a b SEEDモデルVol.4 紅の炎編 2004, p. 22.
  3. ^ 1/100ジャスティスガンダム 2003- 組立説明書
  4. ^ a b SEED OFIFICIAL FILE メカ編Vol.3 2003, p. 28-29.
  5. ^ SEED メカニック&ワールド 2012, p. 267.
  6. ^ SEED RGB ILUSTRATIONS 2004, p. 59.
  7. ^ ROBOT魂<SIDE MS> フリーダムガンダム 特製マーキングシール&ブックレット』バンダイ、2015年。
  8. ^ a b c d e f g h i j SEED MSエンサイクロペディア 2008, p. 38-45.
  9. ^ PERFECT ARCHIVE SERIES 5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2006, p. 171.
  10. ^ a b 機動戦士ガンダムSEED MSV開発系譜図[ZAFT編]」 GUNDAM SEED WEB
  11. ^ a b c d e f g h i j k SEED OFIFICIAL FILE メカ編Vol.3 2003, p. 6-7.
  12. ^ a b GUNDAM SEED&ASTRAY MODELING MANUAL Vol.2 2003, p. 14.
  13. ^ a b アニメ本編「PHASE-42 ラクス出撃(リマスター版40))、「PHASE-46 たましいの場所(リマスター版44)」、 「PHASE-47 悪夢は再び(リマスター版45)」参照。
  14. ^ a b c d SEED メカニック&ワールド 2012, p. 118-121.
  15. ^ a b MGフリーダムガンダム 2004, p. 2,7- 組立説明書
  16. ^ SEED DESTINY公式最速ガイド 2004, p. 65.
  17. ^ 1/100フリーダムガンダム 2003- 組立説明書
  18. ^ データコレクションSEED下巻 2004, p. 22-23,72-73.
  19. ^ a b c d MGジャスティスガンダム 2017, p. 2- 組立説明書
  20. ^ a b 電撃ホビーマガジン2003年4月号 2003, p. 78-79.
  21. ^ SEED&SEED DESTINY MOBILE SUIT FILE 2005, p. 28-29.
  22. ^ a b c d e f g HGジャスティスガンダム 2003- 組立説明書
  23. ^ MGジャスティスガンダム 2017, p. 13- 組立説明書
  24. ^ a b c d e RGジャスティスガンダム 2012, p. 9- 組立説明書
  25. ^ a b HGジャスティスガンダム 2003, p. 組立説明書.
  26. ^ SEEDモデルVol.3 SEED MSV編 2004, p. 93.
  27. ^ MGフリーダムガンダム 2004, p. 9- 組立説明書
  28. ^ SEED OFIFICIAL FILE メカ編Vol.3 2003, p. 4-5.
  29. ^ SEEDモデルVol.3 SEED MSV編 2004, p. 87.
  30. ^ MGフリーダムガンダム 2004, p. 3- 組立説明書
  31. ^ a b MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 13- 組立説明書
  32. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED』第36話(リマスター版第34話)参照
  33. ^ a b c PERFECT ARCHIVE SERIES 5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2006, p. 168-170.
  34. ^ 電撃ホビーマガジン2005年6月号 2005, p. 6-7.
  35. ^ ザテレビジョン18号 2005, p. 118.
  36. ^ 月刊ガンダムエース 2005年6月号 2005, p. 184-185.
  37. ^ MECHANICS OTHERS」 GUNDAM SEED DESTINY、2005年4月29日のキャッシュ。
  38. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t SEED DESTINY MSエンサイクロペディア 2008, p. 67-71.
  39. ^ a b c d SEED DESTINY 誓いの宇宙 2005, p. 45.
  40. ^ a b c SEED DESTINY THE EDGE 第5巻 2005, p. [要ページ番号] .
  41. ^ a b c d e f MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 2- 組立説明書
  42. ^ MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 2 組立説明書.
  43. ^ a b c d e f g h i HGインフィニットジャスティスガンダム 2005- 組立説明書
  44. ^ 小説版SEED DESTINY 2巻 2005, p. 52.
  45. ^ 1/100ストライクフリーダムガンダム 2005- 組立説明書
  46. ^ コズミックリージョン・インフィニットジャスティスガンダム 2006, p. 商品パッケージ.
  47. ^ MS大全集2006 2006, p. 336.
  48. ^ a b c d 1/100インフィニットジャスティスガンダム 2006- 組立説明書
  49. ^ MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 7- 組立説明書
  50. ^ パーフェクト・ファイル 第25号 2012, p. 3-4.
  51. ^ MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 9- 組立説明書
  52. ^ アスランの勇姿が甦る! MGインフィニットジャスティスついに完成!!」 GUNDAM.INFO、2008年10月1日
  53. ^ a b c MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 21- 組立説明書
  54. ^ 小説版SEED DESTINY 5巻 2006, p. 371.
  55. ^ MGインフィニットジャスティスガンダム 2008, p. 3- 組立説明書
  56. ^ SEED DESTINY OFIFICIAL FILE メカ04 2005, p. 6-7.
  57. ^ 小説版SEED DESTINY 5巻 2006, p. 347-350.


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