エビデンスとは?

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エビデンス

英語:evidence

エビデンスの意味

エビデンス(英: evidence)とは、「証拠」「裏付け」「科学的根拠」あるいは「形跡」といった意味で用いられる語。ビジネスシーンをはじめ、政治医療介護など、幅広い分野において用いられている。エビデンスは英語の evidenceカタカナ表記した外来語である。英語でも evidence は「証拠」「証言」を意味する語であり、日本語の「エビデンス」の意味とおおむね一致する。

ビジネスシーンにおけるエビデンス

ビジネスシーンにおいては会議議事録契約書覚え書きなどを指して「エビデンス」と表現することがある。これは後になって話の食い違いが生じることを防ぐために残される証拠裏付け形跡という意味合いが強い表現といえるまた、新規取引先訪問した際に名刺渡したり訪問履歴記録したりといった行動は「エビデンスを残す」と表現されることがある。この場合のエビデンスは「証拠」というよりも、自分訪問したという「形跡」の意味合いが強い。

IT業界におけるエビデンス

IT業界においてはシステム開発最終段階においてエビデンスという語がよく用いられる。ここでのエビデンスも「証拠」の意味合いが強いが、特にシステム稼働中の画面記録したスクリーンショットハードコピー)や、システム稼働時に使用したデータファイル各種ログなどを指すことが多い。

行政分野におけるエビデンス

行政分野においては、エビデンスに基づき政策立案する「EBPM(evidence-based policy making)」という考え方がある。EBPMは欧米確立され、近年では日本でも導入進みつつある。

医療におけるエビデンス

医療分野においては、ある治療法特定の病気症状効果があると研究結果から結論づけられた結果科学的根拠のことをエビデンスという。

今日医療分野では、「EBM」(evidence-based medicine)と呼ばれる考え方重視されている。EBM日本語では「科学的根拠に基づく医療」と訳されている。EBMでは、医者経験則的な知見に頼らず、最新医学研究成果臨床試験データによって確認された有効性根拠(エビデンス)として参照することを重視する。これに加えて自分の望む状態や治療にかけられる時間費用なども考慮した上で最善意思決定をするという要素EBMでは重視される。看護分野においても、EBMと同様「エビデンスに基づくナーシング」という考え方があり、EBN(evidence-based nursing)と呼ばれている。

また、医療現場で用いられるガイドラインなどでは、治療方法などを見定める際に、科学的根拠信用度合いわかりやすく表した「エビデンス・レベル(エビデンス・ヒエラルキー)」が使われる。一般的に、エビデンス・レベルでレベルが最も高い(信用度が高い)とされるのは、研究対象などがランダムに選ばれて行われるランダム化比較試験(英: randomized controlled trial, RCT)で、逆に単独観察研究専門家意見レベルが最も低い(信用度が低い)とされるが、エビデンス・レベルだけを基準判断せず、エビデンスの確実性推奨度なども加味して総合的判断下されることも多い。

エビデンスの類義語

エビデンスの類義語としては、「プルーフ」「ソース」「ファクト」などが挙げられる。

エビデンスとよく混同される語としては「プルーフ」「ソース」が挙げられる。「プルーフ」はエビデンス同様「証拠」の意味を持つが、「証言」「形跡」といった意味合いは持たない点がエビデンスとは異なる。「ソース」は「源泉」「情報源」など情報出所を表す語であり、明確な根拠を表す「証拠」の意味は持たない。「ファクト」は「事実」「確実」を意味し、エビデンスが持つ「証拠」「根拠」などの意味はない。

エビデンスを用いた例文




エビデンス【evidence】

証拠証言

医学で、臨床結果などの科学的根拠。その治療法がよいとされる証拠。→エビデンスベーストメディシン


エビデンス(エビデンス)

ある医学事実対す臨床的、学問的証拠裏付け

エビデンス (えびでんす)

エビデンス(Evidence)は「証拠」「根拠」という意味で、医療では「Evidence Based Medicine」(根拠に基づいた医療)が重要とされています。その医療者の主観経験ではなく十分な根拠ある研究調査データ基づいて医療を行なおう、という取り組みです。「エビデンスに基づいた治療」「エビデンスに基づいた看護ケア」などのように用いられます。多く医療者はこうした「エビデンス」を織り込んだうえで検査治療内容説明をしているので、患者説明をよく聞くようにしましょう

エビデンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 09:39 UTC 版)

エビデンスとは、証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する、外来の日本語。一般用語として使われることも増えてきており、多くは、以下に示す分野における学術用語業界用語としてそれぞれに異なる意味合いで使われている。




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