主要フレイムヘイズとは? わかりやすく解説

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主要フレイムヘイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 05:42 UTC 版)

フレイムヘイズ」の記事における「主要フレイムヘイズ」の解説

シャナShana] 声 - 釘宮理恵 / 堀江由衣 本編の主人公かつメインヒロイン、『炎髪灼眼討ち手』という称号を持つフレイムヘイズ詳細灼眼のシャナの登場人物#主要人物参照。“天壌劫火てんじょうのごうか)”アラストール[Alastor] 声 - 江原正士 / 大塚明夫 シャナ契約する“紅世の神”。“紅世”真正魔神である。炎の色紅蓮詳細灼眼のシャナの登場人物#アラストールを参照。 マージョリー・ドー [Margery Daw] 声 - 生天目仁美弔詞詠み手ちょうしのよみて)』の称号を持つ女性フレイムヘイズ初登場II巻戦闘面特化した世界屈指の天才自在師で、すでに数百年を生き抜き“紅世の徒”無差別に殺すフレイムヘイズ屈指の「殺し屋」として知られる“千変”シュドナイからは「殺戮美姫」とも呼ばれていた。『四神』からの呼称は「怒れ」。 外見栗色の髪をした欧州系、スタイル抜群20代美女神器グリモア”は画板ほどもある巨大な本型。 戦闘時にはずんぐりむっくり型の炎の衣『トーガ』(アニメ版では群青の熊となった)を纏いその場思いついた即興詩唱えて(主に戦闘に関する自在法即席編み出し操る。この即興詩は『屠殺即興詩』(アニメ版では『堵殺の即興詩』)と呼ばれる過程より結果重視するフレイムヘイズの間でも、彼女の能力高く評価されている。しかし過程省略して望む結果導き出す天才」であるため、逆に細かな自在法構成把握分析は苦手。 典型的な復讐者」のフレイムヘイズ“紅世の徒”を憎むあまり、無差別に“徒”を殺すことを目的とし、そのためならフレイムヘイズ使命から逸脱することも少なくない同業者であるフレイムヘイズ相手でも、邪魔者気に入らない者には容赦しない凶暴性を持ち、“徒”はもちろん、時には同業者にも恐れられる本質的に激情家だが、戦闘思考怜悧かつ大胆熱くなってもその戦闘短絡的にはならず、敵を殺すために最も効率良い戦法冷静な思考状況判断行い勝機薄けれ即時撤退選択するといった明晰さも持つ。 日常的には大雑把グータラ酒好き酒癖は悪いが強くはなく、よく二日酔い陥る人生経験豊富姐御肌のためか、他人相談愚痴相手になることも多い。用途応じた自在式を栞に込めて渡すと言った、(利便性兼ねた他者への気遣いもたびたび見られる佐藤啓作と田中栄太には「親分」として慕われており、彼女自身二人を「子分」として扱い厳し思いやり」を見せる。頻繁に緒方真竹相談にやってきている他、偶に吉田一美相談持ちかけている。ヴィルヘルミナとは飲み友達かつてはザムエル世話になった模様人間時代は(イギリス出身らしき描写多々見られる地位ある貴族の娘だったと思われるが(回想では一貫して名前が伏せられており、本名不明)、家が没落したため復讐誓っていた。その「自身存在意義である復讐」を奪い去った正体不明銀色の炎の“徒”(“銀”称される)への激し憎悪から契約執拗に探し続けていた(II巻S巻マイルストーン』より)。また人間時代頼られては裏切られる経験幾度も繰り返しており、面倒見の良い反面面倒を見た相手裏切られる虚しさ感じていた模様1516世紀の対[とむらいの鐘]戦には参加していないが、この頃から既にフレイムヘイズとして活動していた。 20世紀初頭、対[革正団]戦争最中ニューヨーク訪れ“千変”シュドナイ交戦している(S巻マイルストーン』)。 本編では5月初め“屍拾い”ラミー追って御崎市を訪れ案内頼んだ縁で佐藤啓作と田中栄太に慕われるようになったII巻)。その後御崎市での戦い通して佐藤田中を「守りたい」と思うようになり、初め憎しみ以外で戦う理由見出すIV巻)。その後も“徒”の襲撃備えて御崎市に滞在し続け10月遂に“銀”の手がかりを得る(XII巻)。しかし手がかりである「悠二が発した銀色の炎」を初め見た際には我を失いマルコシアスヴィルヘルミナ制止聞かず激烈な戦闘行ったその際流れ弾で、封絶静止した緒方を「壊し」てしまい、田中の心に影を落とす翌年1月初頭佐藤外界宿東京支部へと送り出した後、御崎市に襲来した“祭礼の蛇”坂井悠二から“銀”正体知らされ復讐心を失い消滅の危機陥るが、田中吉田呼びかけによって一命取り留めるXVI巻)。以降復讐代わる自身存在意義見出すため、眠りながら佐藤帰還待ち続け(XVII巻)、彼の口付け自身気持ち確かめ目を覚ますXIX巻)。 その後、対[仮装舞踏会]撤退戦参じるべく佐藤と共に出立XIX巻)。佐藤や他の外界宿人間構成員たちと共に天道宮』で『引潮作戦準備進めていたが、“祭礼の蛇”坂井悠二大命宣布フレイムヘイズ兵団崩壊したと知ると、生き残ったフレイムヘイズたちを救出するため囮の一人として参戦、囮の『天道宮』に改変した多重自在法にシュドナイを閉じ込めた。この三分持たず破られたが迎えが来るまでの時間稼ぎ迎えに来たキアラの“ゾリャー”に牽引されシャナたちと共に戦場から離脱するXX巻)。 フレイムヘイズ兵団大敗した半日後には、シャナたちと共にニューヨーク移動する。『イーストエッジ外信』にて、シャナと『大地三神』の交渉を脇に、サーレととある複雑な自在式の解体走査をしていた(『大命詩篇』分析改変)。 御崎決戦では、シャナ作戦本命となる『大命詩編』のバックアップ書き換え担当[百鬼夜行]により『真宰社』内部密かに送り届けられ秘密裏に『吟詠炉』を目指した(XXI巻)。『吟詠炉』内の大命詩編』のバックアップ書き換えた後は、フィレスの言葉自縄自縛していたヴィルヘルミナ説得しシャナ合流。悠二やシュドナイと決戦に臨む(XXII巻)。 新世界無何有鏡』完成後、フレイムヘイズ大半新世界無何有鏡』へ旅立つ中で、佐藤存在この世に残る“徒”への対抗力新世界無何有鏡』との通信往来方法研究理由この世への残留表明し御崎市に残ったシュドナイと死闘開始フレイムヘイズ万人分もの力(“徒”たちがこの世置いていった莫大な存在の力”の一部)を使った一世一代の『屠殺即興詩』によりシュドナイを討滅する(XXII巻)。 活動のための資金投資することで得ているが、大元資金犯罪組織からかっぱらってきたものである模様(彼女に限らず個人活動するフレイムヘイズシャナ含めて活動資金のほとんどを犯罪組織から強奪する事で得ているようである。ちなみにシャナ香港活動した時は香港マフィア人員殺害香港ドル強奪し日本での活動資金ヤクザから奪い取っていた)。 アニメでは第1期から登場アニメ版の設定では身長173cm。 『屠殺即興詞』は全て英語圏童謡集『NURSERY RHYMES』(いわゆるマザー・グース)からの引用であり、「マージョリー・ドー」という人物もその一篇登場する。“蹂躙爪牙じゅうりんのそうが)”マルコシアスMarchosias] 声 - 岩田光央 マージョリー契約している男性“紅世の王”炎の色群青色本性この世顕現した場合巨大なの姿となる。『四神』からの正確な呼称不明だが「暴」と呼ばれている。 他の“紅世の徒”から「戦闘狂」と評される無類戦闘好き。マージョリー契約しているのも、世界バランスを守る使命感より、己の闘争心満たす意義が強い。そのため、フレイムヘイズ使命至上とする生真面目なアラストールとは、折り合わない一方で世界の歪み生む“徒”ではなくフレイムヘイズとして戦う、念を入れて戦い下準備をする(ことを容認している)、“銀”の炎を見たマージョリー暴走制止しようとするなど、無謀無闇な戦い好まない面も見て取れる構築手間のかかる自在式は“グリモア”に刻まれており、マージョリーアドリブ唱える屠殺即興詩』に合った自在法を、マルコシアス選び放つアニメ版では、マージョリー見聞きした自在法が“グリモア”に刻まれていた)。また“グリモア”のページの間には、シャナの『夜笠』と同様に様々な物を「挟んで収納する事ができる。 騒がしく無作法下品な性格だが、表面的な暴さ軽薄さとは裏腹に仲間思いで情に厚い一面を持つ。しかし、その優しさ直接見せ相手限られている。よく他人セリフツッこんではマージョリーに“グリモア”を叩かれ無理矢理黙らされる。ちなみにマージョリーのことはよく「我が○○なる~」と枕詞付きで呼ぶ(デフォルトは「我が麗し酒杯ゴブレット)」)。 アニメでは第1期から登場マルコシアスとはソロモン72一柱である悪魔の名。また、魔術関わるさまざま書物グリモワGrimoire)という。 ヴィルヘルミナ・カルメル[Wilhelmina Carmel] 声 - 伊藤静条の仕手ばんじょうのして)』の称号を持つ女性フレイムヘイズ初登場V巻本編への登場VIII巻から。『戦技無双舞踏姫』の異名持ち、対[とむらいの鐘]戦でも主力として活躍した大戦英雄」の一人幼少期シャナ育成携わった育ての親1人であり、いわば養育係。『四神』からの呼称は『嫋やかな舞』。 外見20歳前後人形のように端正な顔立ちで、鉄仮面のように無表情な欧州系の女性日常的にメイド服着用しており、それに合わせて神器ペルソナ”も通常ヘッドドレス型。“ペルソナ”は、戦闘時には糸にばらけ、周縁に鬣のようなリボン生え模した仮面型へと変化する。なお対[とむらいの鐘]当時貴婦人風のドレス姿をしており、“ペルソナ”も合わせてティアラ型だった(これらの事から“ペルソナ”とは様々な形状へと姿を変える能力を持つ『糸』の神器ではないか推測する者もいる)。また当時リボンは肩の飾り紐から伸びていた。戦闘時の“ペルソナ”は、アニメ版第1期では顔の上半分原作イラストおよびアニメ版第2期は顔全体を覆う形となっている。 直接的な破壊に関して得手ではないが、非常に卓越した戦技持ち主戦闘時には“ペルソナ”から伸びたのような無数のリボン自在に操り多彩な技駆使して闘うフレイムヘイズ屈指の強者。特に近接戦闘優れ、敵の力を受け流す投げ技を得意とするリボン体中巻きつけ、気配を完全に絶つ白い大柄な形態ジャンプスーツのような、と形容された)もある。 非戦闘面においても、情報操作家事能力土木工事電子機器扱いなどに秀でた有能かつ万能な女性だが、唯一料理が苦手で「得意料理湯豆腐サラダ」というレベルであり、自覚もあるので料理は全くしない。 非常に生真面目堅苦しく礼儀正しく義理堅いぶっきらぼう融通利かない頑固な性格本人にも自覚あり)。表面的に理路整然とし、常に理想的模範的な人物として振舞う。語尾に「~であります」と付ける等妙に畏まった古風な話し方をする。これは契約の際にティアマトーの口調を「フレイムヘイズ口調」と誤解して使い始めたもので、そのまま現在に至っている。 その内実は非常に情け深く感情的で、他者への思い入れ激しく、またネガティヴ思考落ち込みやすいうえに後々まで引きずることも多い。厳し自己規定により己を律し、“ペルソナ”や無表情という「仮面」頑なに隠そうとするが、表情以外の挙動内面如実に現れ隠し事が下手」と評される。ただしそうした変化常人比べてごく僅かなため、平時の彼女を知らなければ挙動変化に気づけない。ぶつ切りチーズを肴にワインを飲むのが密かな楽しみである。またオランダ郷土料理パンネンクックが好物周囲視線や一常識には無頓着赤ん坊だったシャナ世話するようになって以降TPO問わず常にメイド服着用しており、更に買い物の際には登山用ザック背負うなどというアンバランスな格好から、周囲注目を浴びることも多いが、当人は全く気にしていないそうした性格のせいか、些細な点で誤解勘違いしている(と分かる描写多く見られる幼少期シャナにとって接していた唯一の「人間」だったため、料理下手な点、生真面目さ、一般常識への疎さなど、シャナ人格形成多大な影響与えている。シャナメロンパン好きは、融通利かず料理の苦手なヴィルヘルミナが「シャナが喜ぶ食べ物」として馬鹿の1つ覚えのように買い与えていた事による。メロンパンについてのシャナ考え方は彼女の受け売りである。また、シャナが持つ間違った一般知識も、概ね彼女が誤解して与えたもの。 シャナを非常に愛しており、彼女のことを誇り思っている。しかし、悠二と出会ったことで「理想的かつ完璧なフレイムヘイズ」が変わりつつあることを察知しており、2人の仲を良く思っていない。そのため、悠二が名づけた「シャナ」という名前も嫌っており、「シャナ」の名を口に出すことは全くなく、第三者シャナのことを話すときにも「あの子「あの方」お嬢様」などと呼んでいた(この辺りは次第シャナを「シャナ」と呼ぶようになったアラストールとは違うところである)。しかし、最終巻で新世界旅立つ直前シャナをようやく「シャナ」と呼ぶ。 御崎市に滞在するようになって以降2人の仲を警戒する意味も兼ねて朝晩鍛錬監督している。その際は主に悠二の指導担当しシャナから文句つけられない範囲可能な限り不公正かつ意図的な嫌がらせ行っている。 一方で当初は悠二と共にシャナ歪める元凶見做していた悠二の母・坂井千草には一目置くようになり、茶飲み友達子育てに関する相談(を持ちかける役という間柄となった。 『弔詞詠み手』マージョリー・ドーとは飲み仲間で、その際よく彼女に愚痴をこぼす先代『炎髪灼眼討ち手』マティルダ・サントメールとは無二の親友で、対[とむらいの鐘]戦では共に戦った。また[とむらいの鐘]幹部虹の翼”メリヒムに恋していたが、最後まで片思いであり、彼がシャナによって倒され久しい現在でも、その想い断ち切れいでいる。 『約束二人』こと“彩飄”フィレスと『永遠の恋人』ヨーハン命の恩人であり、2年ほど行動を共にした友人人間時代経歴不明だが、侍女育てられた、マティルダ契約相手のティアマトーから「姫」と呼ばれるなどの描写から、高貴な出自であることが伺える。また自らの復讐ではなく他者寄せる情で動くという、フレイムヘイズ中でも特異な存在15世紀末、メリヒムに出会い恋した後、彼が想いを寄せる先代『炎髪灼眼討ち手マティルダのことを探るため、行動共にするうになる。しかし共に行動するうち「恋敵」と信頼関係築きいつしか無二の親友となっていた。 その後16世紀初頭の対[とむらいの鐘]戦において親友マティルダを失う(X巻)が、その時交わした約束から、次代の『炎髪灼眼討ち手』を育てるべく“天壌の劫火”アラストール、“虹の翼”メリヒム、契約相手の“夢幻冠帯”ティアマトーと共に天道宮』へと篭った。『炎髪灼眼討ち手候補者育成においては候補者選定し天道宮』へ招き入れる候補者身の回り世話する、『天道宮』だけでは賄えない候補者食事衣服必要な知識を得るための道具資料などを『天道宮』外部から調達するなどの活動行っていた模様V巻)。候補者フレイムヘイズとしての最適な在り方引き出すため、フレイムヘイズ対す先入観固定観念持たせないよう、候補者に対して自身フレイムヘイズであることを隠していた。また同様の理由で、候補者先代マティルダの話を聞かせることもほとんどなかった模様シャナフレイムヘイズ『炎髪灼眼討ち手となった後は、自身フレイムヘイズとしての活動数百年ぶりに再開世間一般には対[とむらいの鐘]戦で死亡したものと思われていたが、“甲鉄竜”イルヤンカ討滅など当時活躍ある程度知られている(SII巻『ヤーニング』)。 本編開始2年前、『无窮の聞き手』ピエトロ・モンテベルディの依頼を受け“徒”の運び屋[百鬼夜行]追跡中、『約束二人』を狙う“壊刃”サブラクにより重傷負い、『約束二人』に助けられるSII巻『ヤーニング』)。そのまま約束二人』と行動を共にし、度重なるサブラク奇襲撃退していたが、本編開始直前遂にサブラク奇襲成功結果約束二人』と別離した。その後香港で“愛染兄妹”(ソラト&ティリエル)とその護衛である“千変”シュドナイ遭遇するが、シュドナイによって逃げられてしまう。 本編では7月の“探耽求究”ダンタリオン襲来VII巻)後、マージョリーからの要請受けて事後処理のため御崎市を訪問シャナ達と合流VIII巻)。シャナへの(半ば身勝手な思い入れと、『零時迷子』本来の持ち主である「友」“彩飄”フィレスとの友情から、“ミステス坂井悠二破壊に伴う『零時迷子』無作為転移強行しようとするが、周囲説得により断念するIX巻)。 その後シャナと共に御崎市の平井家滞在し『零時迷子』探し当てやって来た“彩飄”フィレスとの友情失ったXIII巻)一方、その原因となった“壊刃”サブラク御崎襲来を悠二の作戦フレイムヘイズたちとの連携撃退。しかし討滅直前サブラク宝具の力で逃走したことに気づけず、サブラク討滅したもの思い込んでしまった(XIV巻)。 翌年1月初頭襲来した“祭礼の蛇”坂井悠二シャナ拉致されXVI巻)、シャナ奪還作戦計画。対[仮装舞踏会]戦を控え、誰の協力得られずにいたが、実行直前に『儀装駆り手』カムシン・ネブハーウと『輝爍の撒き手』レベッカ・リード協力を得る(XVII巻)。 対[仮装舞踏会]戦では、カムシンレベッカ三人にして六人で『天道宮』を通じて『星黎殿』へ侵入カムシンレベッカ陽動する間に、シャナ奪還のため『星黎殿』内部探索する。そこで偶然再会した“屍拾い”ラミー友誼により、無人となっていた『星黎殿』の中枢辿り着き、『星黎殿』を操作してフレイムヘイズ兵団援護したその後シャナたちと合流、共に『神門』へと突入する(XVIII巻)。 そして『神門』と“祭礼の蛇”神体を繋ぐ『詣道』の途中で待ち伏せていた“壊刃”サブラク遭遇“祭礼の蛇”神体帰還阻止すべくシャナを先へ行かせ、自身レベッカカムシンと共にシャナへの追撃阻むべく、サブラク交戦。しかしサブラク討滅したという思い込み油断から、サブラク新たな自在法スティグマータ』に対処しきれず苦戦強いられ敗北時間の問題という状況の中で時間稼ぎ死闘演じる。そこへ復活した“祭礼の蛇”神体現れサブラク戦い放棄したため、サブラク両界狭間落とし遂にサブラクとの決着をつける。そしてシャナ合流した後、『詣道』に漂う最古フレイムヘイズたちの成れの果てたる色付く影たちの助力その場離脱し“祭礼の蛇”神体たちより一足早く神門』を抜けてこの世帰還するXIX巻)。 その直後帰還した“祭礼の蛇”坂井悠二二度大命宣布兵団総崩れになった為、生き残ったフレイムヘイズ撤退終えるまで、シャナと共に囮としてシュドナイと相対する無事に自らの役割終えると、迎えに来た“ゾリャー”に牽引されシャナたちと共に戦場から離脱するXX巻)。 半日後には、亡きセンターヒルから『大地三神』へ伝言託されシャナと共にニューヨークの『イーストエッジ外信』へ赴くシャナ決意表明で『三神』の同行決定すると、自身シャナ作戦成就命を懸けることを固く誓う(XXI巻)。 御崎決戦では“ゾリャー”に乗って儀式場である『真宰社』に到達シャナと共に“祭礼の蛇”坂井悠二やシュドナイと交戦(XXI巻)。その最中現れたフィレスに拒まれ自縄自縛に陥ってやるべきことを見失いかけるも、マージョリーに諭され共にシャナ合流戦い最中脱出したはずの吉田一美や『約束二人』の危機感知して再び自縄自縛に陥りかけるが、その心情察したシャナ促されたことで真に自縄自縛から解放されカムシンと共に吉田[百鬼夜行]守り抜く新世界無何有鏡』創造後は、『約束二人』の遺言二人の子供である『両界の嗣子ユストゥス託され、自らの手ユストゥス育てることを決意シャナたちに見送られながら、他のフレイムヘイズたちと共にユストゥス抱いて天道宮』で新世界無何有鏡』へ旅立つ(XXII巻)。 新世界渡り来てから数年後に、新世界日本の一地方都市初め坂井悠二対面するが悠二への敵意変わっておらず、悠二へ[真なる神託]との関りを問いただすなど厳し態度をとるが、悠二に対す万が一報酬として、会談後に立ち去りかけた悠二に『両界の嗣子ユストゥスの姿を見せている(短編『クイディティ』)。 アニメでは第1期から登場第2期では、パリ外界宿でフィレスが『零時迷子』探していることをカムシンから告げられるその後、悠二とシャナにフィレスが『零時迷子』探している事を伝えたが、悠二が初め封絶成功したときは留守にしていた為にその場にいなかった。アニメでもフィレス・ヨーハンら『約束二人』とは友人関係にあったが、『零時迷子』が悠二に無作為転移した時には所用離れていて行動を共にしていない。“夢幻冠帯(むげんのかんたい)”ティアマトー [Tiamat] 声 - 渡辺明乃 ヴィルヘルミナ契約している似た者同士女性“紅世の王”炎の色桜色。『寡言大河』の異名を持つ。『四神』からの呼称は『流れる力』。 常に寡黙で、口を開いて端的な単語や5文字以内言葉しか話さないそれゆえマルコシアスから「こいつに説明求めて意味がないと言われるほど。可能な限り言葉を削るため、四字熟語台詞が多い。 結構薄情な性格で、ヴィルヘルミナから頭を叩かれること(その際効果音は「ゴン」となる)で抗議されることも多いが、ヴィルヘルミナ同様シャナ愛している模様。また坂井悠二には、契約者同様に厳し態度とっている。 最終巻でヴィルヘルミナシャナとアラストールに吉田と『約束二人』の護衛任された際、契約以来数百年ぶりに5文字上の言葉発するちなみにそれ以外で一番長いのは、V巻でウィネの攻撃受けた際に発した視界攪乱!右九十修正!」というヴィルヘルミナへの警告であった新世界渡り来てから数年後も、坂井悠二対す敵意消えておらず、契約者同様に悠二に対して厳し態度をとるが、渋々だが『両界の嗣子ユストゥスの姿を悠二に見せることを許可する短編『クイディティ』)。 普通に話す際は句読点なしで、まさに流れ大河如く一気内容を話す。契約内容説明した時もこの調子だったため、ヴィルヘルミナ内容理解するのに一苦労した模様ちなみに語尾契約者同様「~であります」だが、こちらが本家である。 バビロニア神話にはティアマトという女神存在するアニメでは第1期から登場アニメ番外編灼眼のシャナたん」「頂のへかてーたん」でも、無愛想寡黙なところは変わりないが、「焼肉定食」「豚肉歳」とけたほか、声優の名前など言っていた。ヴィルヘルミナから「ティアマトーは難し言葉知っている。」と賞賛される一方で、「でも、アニメだと)声だけでは分からない。」とアニメにおける難点指摘されている。

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