主要フェアリル
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「リルリルフェアリル」の記事における「主要フェアリル」の解説
りっぷ 声 - 花守ゆみり 主人公。チューリップのフラワーフェアリル。 ひまわり・すみれと部屋が隣同士。やや泣き虫で天然かつ不器用な性格だが、優しい性格で誰とでも仲良くなれる。魔法の腕は良くないが、努力家であり、意外な形で魔法を成功させることもある。人間の姿の時は、「花咲 ゆみり(はなさき ゆみり)」と名乗っている。ビッグヒューマルに行った際にアイドルを知り、みんなを笑顔にできるアイドルになりたいと思うようになる。第2期でアイドルへの登竜門「ガールポップステージ」で史上初の満点優勝という快挙を成し遂げ、ヒューマルとしての名前である「花咲 ゆみり」の名で「フェアリルアイドル」となった。 ヒューマル(人間)の世界に興味があり、自身を励ました花村望に会うことを望んでいた。後に望との再会を果たし、彼とバディになろうとしたが、アンチューサの妨害を受けて一度引き離されてフェアリルシードに閉じ込められてしまった。その後望の応援によりフェアリルシードから脱出し改めて望とバディになり、アンチューサを救うため彼女を説得。望と共にアンチューサに真実を伝えて彼女の心を開いた。これ以降望とは強い絆で結ばれている。第2期終盤でガーデニアからフェアリルディーヴァの座を継承するため一旦バディを解消するも、最終話で再びバディになった。 第3期ではスピカの妹のような存在である。ドロップ(望のフェアリル姿で前2期の望と別人)に好意を抱いており、第8話で恋人同士となった。以降2人でデートをしたりドロップを時々呼び捨てで呼ぶようになるなど親密になっている。他人の恋をフェアリルの力で結ぶキューピットになりたいという夢を持っている。 フェアリルマジックは「ぷるぷるりっぷる」。花咲 ゆみり(はなさき ゆみり) りっぷの人間態での姿。ガールポップステージのチャンピオンとしてデビューした、自称「フェアドル」。 フェアリルを直接見たことはないらしいが、心からフェアリルの存在を信じていると語っている。また、よく「アイドルのフェアリルシード」などとフェアリル用語を使って話すほか、フェアリルの挨拶ができる。 空腹やラブシーンな展開になるなどしてあまりにもドキドキすると変身が解け正体が現れてしまう。 りっぷは望やかれんには正体を隠しており、後者には「望の祖母の知り合い」ということにされていた。しかし、後にかれんには正体を知られ、「望を失望させたくないから秘密にしてほしい」と懇願して受け入れられている。また第2期終盤で望は自力でゆみりの正体に気付いた。第2期第45話でフェアリルディーヴァの座を継承するためアイドルを引退したが、最終話でアイドルに復帰している。 ひまわり 声 - 内田彩 ヒマワリのフラワーフェアリル。 りっぷ・すみれと部屋が隣同士。当初はりっぷやすみれをちゃん付けで呼んでいたが、回を重ねるうちに呼び捨てになっている。 明るい性格をしており、歌やダンスを得意とする。運動も得意でダンテとはライバルとして色々な勝負を繰り広げていたがダンテの自身に対する恋心を知り、第12話で恋仲となる。それ以降はケンカをしてもすぐに謝るなど仲はとても良好である。朝の日差しを浴びるのが日課だが、その気持ちよさにボーっとしてしまい、時にはそれが原因で遅刻してしまうことも。天気が悪い日や暗い場所は苦手で機嫌が悪くなったり、力が出なくなる。野菜が苦手であったが、おまつさんが作ったミネストローネを絶賛し克服した。 第51話にてカノとバディになる。 第3期では、ダンスで皆を幸せにしたいという夢を持っている。 フェアリルマジックは「ひまひまひまわり」。 すみれ 声 - 日高里菜 スミレのフラワーフェアリル。 りっぷ・ひまわりと部屋が隣同士。当初はりっぷやひまわりをちゃん付けで呼んでいたが、回を重ねるうちに呼び捨てになっている。 敬語口調で話す。優しく慎ましやかで、気遣いが出来る。真面目でしっかり者だが、一緒に登校するりっぷやひまわりに寝坊が多いためか、物語初期は3人揃って遅刻し、デトワルビジューを貰う描写もあった。ぼっくり先生からはローズと共に「特に優秀」と言われている。オシャレ好きで、学校内でもオシャレを楽しみたいと思っていたが、視野を広く持ってからは時と場所を考えたオシャレへの魅力に気付き、考えに変化が見られた。同じ考えを持つレディと共にツリーカットハウスというお店を開いている。デザイナーになる夢を持っており、デザインのこととなると一直線になる。1期第34話ではファッションショーを開催した。絵を描くことが得意。雨が好きで、レインデーを直前に上手くいかないあじさいとあめみの様子を見て、仲良くなる切っ掛けを作った。男子と話すことは苦手としているが、いつも1人でいるかすみを気にかけており、彼の服をデザインしたこともある。それ以降はかすみに対して好意に近い感情を見せている。ビッグヒューマルで様々な服を見てデザイナーになりたいという想いをさらに強くする。リラの紹介で出会ったゆかりを慕い、第50話でバディとなった。同世代の中では最初のバディ契約者となる。 第3期では、ファッションを通してリトルフェアリルやビッグヒューマルに自分の気持ちを伝えたいという夢を持っている。 フェアリルマジックは「すみすみすみれ」。 ローズ 声 - 楠田亜衣奈 バラのフラワーフェアリル。 お嬢様口調で話す。刺々しい性格でりっぷをライバル視しており、魔法でりっぷにイタズラをしたこともあった。毒舌を吐くことも多いが魔法を教えたり、困った時に助けるなど面倒見は良い。その面倒見の良さからしじみには「おねえさま」、アザミには「姐さん」と呼ばれ慕われている。失敗もするが努力家である。ぼっくり先生からはすみれと共に「特に優秀」と言われている。テストの結果は1位であることが多い。初期は一匹狼のような態度が見受けられたが、次第にその描写は鳴りを潜めた。一族は代々激しい恋をしているが、本人はかなりの恋愛下手であり、ドキドキの感情の意味を間違えたり、魔法をかけてまで相手にドキドキさせようとするなど感覚がズレていた。しかし、第23話で人間の優斗に出会い、彼に恋をし、第52話でバディとなる。 第3期ではメイクで他人を応援するという夢を持っていて、ヘアメイクとコスメの調合が上手な面を見せる。ジュリ(優斗のフェアリル姿で前2期の優斗と別人)とは恋人同士である。 フェアリルマジックは「ちくちくローズ」。 りん 声 - 佐藤聡美 第2期から登場し、同期の準主人公的存在。りんどうのフラワーフェアリル。かれんが人間界で拾ったフェアリルシードから誕生し、生まれてすぐにかれんとバディになった。 シードで長時間留まっていたので、いつも眠く、どこでもすぐ眠ってしまうことがある。 かれんと体が入れ替わってしまったこともある。その時はかれんの体のままフェアリルになった。 絵を描くことが苦手で、バディであるかれんが上手いだけに気にしている。 フェアリルチェンジするとへそ出しルックの大人の女性の姿になる。 第3期では香水作りが好きで、みんなの気持ちを後押しするような香水を作りたいと思っている。また、自然と力とフェアリルの力を合わせて、全ての生命を健康で元気にしたいという夢も持っている。 フェアリルマジックは「すやすやりんりん」。 スピカ 声 - 小澤亜李 スピカのトゥインクルフェアリル。 フェアリルスクールの卒業生で、りっぷ達の先輩にあたる。天の川のほとりの星屑工房に住んでおり、流れ星を作る仕事をしている。明るい性格で行動力があり、思い立ったら突っ走る。ベガと仲良しだが、一度喧嘩したことがある。 キラキラ輝く笑顔がチャームポイント。 第3期ではメインキャラクターとなった。りっぷのお姉さんのような存在である。また、ポプラ社刊行の小説版(後述)では主人公として活躍する。 フェアリルマジックは「ピカピカスピカ」。
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